人生の達人来る
携帯の着信音。
出てみると達人だった。
夏の大雨で水濡れになって携帯電話とともにデータを失ったので
私以上に人づきあいの苦手な彼から電話をくれるとは思いがけないことだった。
「私はまたこの時期は蜜柑の仕事に行くようになりました、
これだけおいたらすぐに帰りますから。それが私の方式ですから。」と
言うのを無理に引きとめ、準備した焼きそばを勧めても
「わたし、こういうのはホントに苦手なんです。」
「じゃあ、何か飲み物一杯だけください。」
というのを頂いたばかりの蜜柑をジューサーで絞って
「うまいです。こんな風に蜜柑を飲むのは初めてです。」
というところをすかさず焼きそばも勧めた。
去年のお祭りの福引でフライパンが当ったので
「調理器具はお鍋一つでみんな済ませています。」といった
彼のために使わずにとってあったのをようやく渡すことが出来た。
去年、雇用対策で一緒に仕事をした彼は
「これまで月に20万円以上貰ったのは1、2度しかない。
こんなに本当にもらえるのですか?」と喜んでいたのに
ひと月で辞めざるを得なくなった。そのとき大いに同情したのだが
彼には溶接の腕があり、明るくやさしく朗らかで
なんて幸せそうなんだろう。
ヨキ、スギの皮剥き、鑿、そして去年に続きまたみかんを持ってきてくれた。
彼のくれたものは使い古しでも自分にとっては高価なものばかり。
(お父さんの形見の鑿は1本1万円近くする。)
規格外品の蜜柑もゴミ袋4杯では2万円近くになるはずだ。
毎日仕事の終わりに分けてもらう蜜柑を一杯にためて持ってきてくれた。
今早生の仕事が終わり今度は普通の収穫になる
「クリスマス頃にまた持ちに来ますから。」
いまは収入面では私のほうが同情されるかもしれない。
でも、前と同じように接してもらえる。そして
私のお礼にあげるものは彼に貰うものより安いものばかり・・・
仕事で御世話になった指導員さんと電話して
「いちしんふたばは丸太にちゃんとロープ(ワイヤー?)をかけられるのか心配だ。」
と聞いたのをわざわざそれを伝えに来てくれたみたいだった。
そのことで私を遠目に心配してくれる人がいることを
改めて思い知らされた。
達人、今度はゆっくりして行ってください。
出てみると達人だった。
夏の大雨で水濡れになって携帯電話とともにデータを失ったので
私以上に人づきあいの苦手な彼から電話をくれるとは思いがけないことだった。
「私はまたこの時期は蜜柑の仕事に行くようになりました、
これだけおいたらすぐに帰りますから。それが私の方式ですから。」と
言うのを無理に引きとめ、準備した焼きそばを勧めても
「わたし、こういうのはホントに苦手なんです。」
「じゃあ、何か飲み物一杯だけください。」
というのを頂いたばかりの蜜柑をジューサーで絞って
「うまいです。こんな風に蜜柑を飲むのは初めてです。」
というところをすかさず焼きそばも勧めた。
去年のお祭りの福引でフライパンが当ったので
「調理器具はお鍋一つでみんな済ませています。」といった
彼のために使わずにとってあったのをようやく渡すことが出来た。
去年、雇用対策で一緒に仕事をした彼は
「これまで月に20万円以上貰ったのは1、2度しかない。
こんなに本当にもらえるのですか?」と喜んでいたのに
ひと月で辞めざるを得なくなった。そのとき大いに同情したのだが
彼には溶接の腕があり、明るくやさしく朗らかで
なんて幸せそうなんだろう。
ヨキ、スギの皮剥き、鑿、そして去年に続きまたみかんを持ってきてくれた。
彼のくれたものは使い古しでも自分にとっては高価なものばかり。
(お父さんの形見の鑿は1本1万円近くする。)
規格外品の蜜柑もゴミ袋4杯では2万円近くになるはずだ。
毎日仕事の終わりに分けてもらう蜜柑を一杯にためて持ってきてくれた。
今早生の仕事が終わり今度は普通の収穫になる
「クリスマス頃にまた持ちに来ますから。」
いまは収入面では私のほうが同情されるかもしれない。
でも、前と同じように接してもらえる。そして
私のお礼にあげるものは彼に貰うものより安いものばかり・・・
仕事で御世話になった指導員さんと電話して
「いちしんふたばは丸太にちゃんとロープ(ワイヤー?)をかけられるのか心配だ。」
と聞いたのをわざわざそれを伝えに来てくれたみたいだった。
そのことで私を遠目に心配してくれる人がいることを
改めて思い知らされた。
達人、今度はゆっくりして行ってください。
やきいも
ヒメヤママユ
前にもヤママユの仲間オオミズアオを見ましたが、
また別のヤママユです。
昆虫なのに毛がムクムクとして妙にかわいい。
蛾なのにカラフルで模様も楽しい。
図鑑を見るとヒメヤママユがどうもそれらしい。
ヤママユって魅力だなと思います。
もう寒くて弱っているのだろうけど
おつかれさん、よく来てくれたな・・・。
コワ
以前天竜図書館で見かけた「枝打ち」の本。
去年間伐の指導に見えられた先生が書いておられる。
そのなかに
枝打ち用梯子の作り方が載っていた。
知らない言葉が書かれていたのが気になって
雨の土曜日再度立ち寄った。
「材料はコワでいい。」コワってなに。
早速ネットで調べると
丸太から四角に製材した後に残る丸い部分で
自分が端材と呼んでいるものでした。
梯子用に新たに製材するつもりでいましたが
目からうろこで端材置き場に行くとそこは宝の山。
脚立より軽くて持ち運びが楽な梯子が欲しかった。
(アルミの梯子は1万円近くします。)
さっそく使ってみたが、
もう一歩高さが欲しいところでした。
たかが「コワ」ごときではあるけど
アルミの梯子より見劣りするでは面白くなかったので
製材したままよりは多少なりとも鉋がかかっているほうが
素敵だろうと思い見つけの部分を削った。
でも、すぐにスパイク地下足袋の傷が付いた。
梯子の一番上はロープで作るとあったが、
これで木にフィットさせるんだな。
ロープの結び方が課題だなあ。
去年間伐の指導に見えられた先生が書いておられる。
そのなかに
枝打ち用梯子の作り方が載っていた。
知らない言葉が書かれていたのが気になって
雨の土曜日再度立ち寄った。
「材料はコワでいい。」コワってなに。
早速ネットで調べると
丸太から四角に製材した後に残る丸い部分で
自分が端材と呼んでいるものでした。
梯子用に新たに製材するつもりでいましたが
目からうろこで端材置き場に行くとそこは宝の山。
脚立より軽くて持ち運びが楽な梯子が欲しかった。
(アルミの梯子は1万円近くします。)
さっそく使ってみたが、
もう一歩高さが欲しいところでした。
たかが「コワ」ごときではあるけど
アルミの梯子より見劣りするでは面白くなかったので
製材したままよりは多少なりとも鉋がかかっているほうが
素敵だろうと思い見つけの部分を削った。
でも、すぐにスパイク地下足袋の傷が付いた。
梯子の一番上はロープで作るとあったが、
これで木にフィットさせるんだな。
ロープの結び方が課題だなあ。
また豪雨です。
ひいい~
汲み取りに来てもらったばかりなのに
たのむから勘弁して~
先週は雨で手がつけられなかった。
明日は晴れの予報。
明日、なにはさておきマンホール周辺のチェックだ。
だからお願いですそんなに激しく降らないでください。
汲み取りに来てもらったばかりなのに
たのむから勘弁して~
先週は雨で手がつけられなかった。
明日は晴れの予報。
明日、なにはさておきマンホール周辺のチェックだ。
だからお願いですそんなに激しく降らないでください。
灰汁洗剤量産
灰汁洗剤を使い始めて
市販の洗剤をほとんど使わなくなりました。
うちの山で自給ができる貴重なものです。
灰汁も水を加えるとだんだん薄まりますが
それでも4回ほど水を足して使えました。
でも、いよいよ水にぬめりがなくなったので
思い切って量産することにしました。
「水以外のものには使用しないで」と書かれたポリたんですが、
使ってみました。
ヨウ素セシウムが降る前の貴重な灰汁です。
わらびの灰汁抜き用に灰は残してはいますが
ポリ袋一杯の灰を投入して、
水が多かったのでしょうか液にぬめりがありません。
仕方がないので火鉢の灰も投入しました。
お茶を立てる方は火鉢の灰も水洗いして再利用されるそうです。
出がらしになればまた火鉢に戻せば良いようです。
働きはじめて
作業をするときに連続技をくりだすことと
どうせやるなら量産することに関心がわいてきました。
灰汁洗剤は薪を燃料にした後に使う連続技。
量産した18Lのポリたん。1L300円としても5400円になります。
連続技で5000円なら良い稼ぎじゃないかしら。
市販の洗剤をほとんど使わなくなりました。
うちの山で自給ができる貴重なものです。
灰汁も水を加えるとだんだん薄まりますが
それでも4回ほど水を足して使えました。
でも、いよいよ水にぬめりがなくなったので
思い切って量産することにしました。
「水以外のものには使用しないで」と書かれたポリたんですが、
使ってみました。
ヨウ素セシウムが降る前の貴重な灰汁です。
わらびの灰汁抜き用に灰は残してはいますが
ポリ袋一杯の灰を投入して、
水が多かったのでしょうか液にぬめりがありません。
仕方がないので火鉢の灰も投入しました。
お茶を立てる方は火鉢の灰も水洗いして再利用されるそうです。
出がらしになればまた火鉢に戻せば良いようです。
働きはじめて
作業をするときに連続技をくりだすことと
どうせやるなら量産することに関心がわいてきました。
灰汁洗剤は薪を燃料にした後に使う連続技。
量産した18Lのポリたん。1L300円としても5400円になります。
連続技で5000円なら良い稼ぎじゃないかしら。
5Sはどこいった?
先日の日曜の朝一番にやったことは
作業小屋のおがくずを段ボールの空き箱に詰めること。
製材作業で出るおが屑は産業廃棄物です。
ちりも積もれば山となる。いつしか床はおが屑だらけ
自分の敷地でも下手をするとご近所に埃をまき散らす。
なんとか処分する方法はないかと
これまでおが屑と生ごみを混ぜて堆肥を作ろう、
(そしてあわよくばカブトムシが来ないかと)としたが
うまくいきませんでした。
春から材を挽かなくなって久しい。
今年は製材が一段落したらコンクリート床を
もっと平滑に改修しようと思っていました。
そうずればもっと製材の精度が上がるはず。
なのに今床はおが屑だらけ。
一度全部かき出して床をはかないと
改修どころではありません。
なので実のところ
薪ストーブはおが屑の焼却炉として
使っているのです。
一日に段ボールひと箱ずつ燃やせば
幾日かかるのだろう。
次の丸太を挽くまでは少し時間がかかりそうです。