fc2ブログ

まだ使える。

これは、灰汁洗剤を作って
アルカリ成分の抜けた沈殿物。
出がらしです。
P1000306_convert_20121230184603.jpg
高級炭の灰ならば干して
茶釜の火鉢に戻すのだそうですが
うちの灰とは別世界。
このペースト状のものをその辺に捨てるのも何だし。
カリの抜けた灰では肥料にもならない。
P1000287_convert_20121230184710.jpg
いたずらにちょっと触ってみると
出がらしの灰に、ぬめりが残っていました。
スポンジにつけてスーパーの食肉用トレイをこすってみると。
P1000337_convert_20121230184822.jpg
おお、汚れは落ちる。アルカリは薄まっているので
皮膚への負担も少なそうです。
(注:ゴム手袋をするに、こしたことはありません。)

ごみの分別ルールでトレイは洗って出さなくてはならない。
でも、汚れが落ちない場合は可燃ごみに出せるので
私はいつも洗わないことにしていました。
100均の洗剤でも、油汚れを落とすには相当量を消費するので
有料ゴミ袋を買わされた上、洗剤自腹で資源回収に協力する気には
なかなかなれません。

でも洗ってみるとこのトレイ、使い道はありそうです。
使ってみて割れたりひどく汚れたあとで捨てればよいかも。

押し迫ってきました

煙突の掃除をしました。
P1000333_convert_20121230050038.jpg
雨が来る前、
やたら寒く感じていたのは、
冷え込みが厳しかったことも、
薪が湿っていたこともありますが、

煙突に煤が溜まり、
ストーブ内の上昇気流が弱くなったせいもありました。
朝から煙でいぶされこれはいかんと、掃除をしたところ
ストーブの温かみが増しました。

先日、天竜図書館で
SLの写真展があったので立ち寄りました。
「蒸気機関車は人間に最も近い乗り物である。」だったでしょうか
掲げられていたコピーがとても良いと思いました。

薪ストーブも人間とまではいかなくても
内部に熱を持っているのは生き物と似ています。
薪を食べて、灰を出して、
元気かい?良く燃えているかい?
熱を出し過ぎていないかい?と聞いてやる。
ボタンひとつで何でも言うことを聞くわけじゃない
対話が必要な道具だと思います。

P1000298_convert_20121230045519.jpg
あの日、夜になってやっと水が出ました。
はじめはちょろちょろ。
パイプ内部の氷が完全に融けてはいないので
しばらく水を流し続けるためドラム缶へ貯水を開始しました。
P1000263_convert_20121230045201.jpg
我が家の配管事情はかなり込み入っておりまして、
かねてから準備しておいたホース用のコネクタを使用して
室内のドラム缶への給水を完了。十分な流量になったので
ゆっくりお風呂に入ることが出来ました。

宝の地図

(週末には雨が来る。それまでにもう一度薪をとっておきたい。)
と思っていました。
今日の予報は午後から雨で、
水道の氷が融けて、3日ぶりの入浴が期待できる一方
丸太に雨がかからない午前中に、
次に割る薪の準備をしておきたかったのです。
P1000247_convert_20121228135105.jpg
朝7時前。
朝焼けだ。やっぱり今日は雨なんだ。
P1000282_convert_20121228134623.jpg
スーパーでの買い物で使う「マイバスケット」が
室内へ薪を運ぶのに便利だったので、
マイバスケットに合わせて薪を伐ることにしました。

これまで薪ストーブやボイラに長さを合わせていましたが
自分が楽に運べることの方が価値があると気づきました。
細い丸太を長さの見本に持ち歩くことにしました。

途中、丸太に絡んだ針金をチェンソーで切ってしまい、
たちまち刃が切れなくなって研ぎなおしです。
それで時間をロスしてげんなりしていたところ。
P1000302_convert_20121228135409.jpg

何年も放置したままのアカマツの倒木にはっとしました。
(これ、薪にしたら杉より燃えるんじゃないか?)

P1000321_convert_20121228135503.jpg
腐っているところもあり期待はできませんが玉切ってみると、
P1000307_convert_20121228135612.jpg
枝節のところなど、こってりと松脂がありそうです。
P1000212_convert_20121228135740.jpg
早速トラックに積みました。
アカマツで量を稼いだので
良く燃えてくれればまあまあの仕事になったかな。
今日は割らずに雨よけのシートをかぶせておきます。

昼過ぎて1時半。
期待通りの雨。
さて、お風呂に入れるでしょうか~。

別荘へ

これでも朝から片付けたほうです。
P1000301_convert_20121227190427.jpg
今日は主に家事をやる予定でしたが
寒くって。
我が家は日当たりが悪くって
うちの中にずっといると滅入るし
燃料は喰うし。
P1000309_convert_20121227190646.jpg
一時、うちの山のニースへ避難です。
ほっと一息ついたら、やはり此処でぐだぐだするわけにもいかず
家に帰って作業の続きをしようという気になりました。
P1000305_convert_20121227190905.jpg
みかんを置いても
野鳥は来なかったなあ・・・
無理か。
P1000233_convert_20121227191102.jpg
家に戻って・・・
でも、あんまり寒いのでせっかく作った
消し炭で火鉢をおこしました。
P1000288_convert_20121227191309.jpg
P1000227_convert_20121227191449.jpg
すごく良く燃えたけど
あはは、たった1時間でした。
しろき灰がちになりてわろしです。
P1000291_convert_20121227191653.jpg
あ、良いお月さま。
でも満月は明日のようです。

松升火消の出番

一日外出していて帰り着いた我が家は
ひと気もなく冷え切っていました。
P1000200_convert_20121227064248.jpg
必要なものは多く集めるほど良いと学んだので
あれから杉葉をもう一度集めて
P1000210_convert_20121227065003.jpg
昔は生木のような薪でも使っていたと聞いたので
湿り気のある薪から順に火のそばで乾かしながら
どんどん使っています。
いかに速く勢いのある火をおこして部屋を暖めるかが
最重要課題で、そのために

アカマツの松明、
食用油(廃油)に浸した枯れ木、
杉葉の焚きつけ、
製材で出た端材、
カンナくず

などを着火剤として活用してきましたが、
P1000289_convert_20121227065628.jpg
消し炭という有効手段を忘れていました。

火消し壺は、
消火する時だけに使うように思っていましたが、
いまは、
火を焚きながら余剰のオキを消し炭としてストックし
次回の着火に備えるものだと思っています。
P1000292_convert_20121227065733.jpg
P1000295_convert_20121227070339.jpg
そこで松升火消の登場です。
壺にオキを入れて蓋をするだけで消し済の出来上がり。

でも調子に乗って消し済ばかりつくっていると
良く燃えているオキが奪われて
ストーブの火力が落ちてしまいます。
P1000230_convert_20121227064743.jpg
P1000286_convert_20121227064059.jpg
杉葉の炎が薪に燃え移りにくい時、
火の勢いが弱まってストーブが消えそうな時、
カンフル剤として消し済を投入します。
その効果は抜群です。

ただ、昨夜は本当に冷え切っていたので
焚けども焚けどもちっとも暖かくはなりませんでした。

草刈り機の不調からワックスがけ

冬の山は作業するには良い時期です。
道を歩きやすくするため草刈り機を持ち出したのですが、
いっこうにかかりません。プラグを替えてもだめ。
街まで行って、修理代払って・・・するよりは
P1000198_convert_20121223205140.jpg
草刈り鎌を研ぐことにしました。
鎌の研ぎ方は教わったことがないので
ネットをちらっと見てやってみました。
一応切れるには切れるのですが、
パワーが全然違い、すぐに疲れそうです。
P1000197_convert_20121225134652.jpg
そこで、やりたかった場所だけをさらっと刈ってしまいました。
P1000219_convert_20121225141328.jpg
このアルトは納屋の前に打ち捨てられていたのをオブジェとして
(そもそもは処分代をケチった。)置いたものですが、
P1000225_convert_20121225135007.jpg
P1000232_convert_20121225135136.jpg
P1000251_convert_20121225140600.jpg
ここがうちの山でいちばん日当たりのいい場所だと
最近になって気がつきました。
それは山を案内した時にアルトに座ってみたいといった
母親が教えてくれたようなものです。

P1000235_convert_20121225135239.jpg
水洗い。
P1000239_convert_20121225134504.jpg
カー用品店から来た「ご来店のお客様にライトを差し上げます。」
というチラシに誘われて買ってしまったワックス(700円)
P1000242_convert_20121225135919.jpg
はじめてのワックスがけを廃棄車両でするなんて。
P1000245_convert_20121225140220.jpg
足掛け3日の作業でした。
道具類、機械類のメンテが放ったらかしで
何をするにももたつきます。
P1000266_convert_20121225140712.jpg
室内の掃除はまた今度ですが
リクライニングも効くし、
車中泊だって不可能ではありません。
P1000238_convert_20121225135351.jpg
草刈り鎌は草刈り機ほどパワーはない代わりに
ススキにかくれていた実生の苗を刈り残すのが
し易かった。シカにかじられなければいいのですが。

クリスマスに寄せて

チャールトン・ヘストン主演のベンハーと云う映画があります。

P1000177_convert_20121223204102.jpg

無実の罪で反逆者として捕らわれたベンハーの
波乱万丈で他愛もない復讐劇です。

P1000182_convert_20121223204250.jpg

舞台はちょうどキリストが処刑される時のエルサレム。

P1000194_convert_20121223205033.jpg

市中引き回しにされて倒れたキリストを見たベンハーは
そのひとが、かつて捕らわれの身で死にそうだった時、
水を差しだしてくれたひとだと気がつきます。

P1000181_convert_20121223204445.jpg

無実だった俺にあんたは水をくれた。
今度は俺が水を飲ませてあげるよ。

P1000190_convert_20121223204719.jpg

ひとすくいの水を差しだして
二人の眼と眼が会った瞬間、
ローマ兵がコップを蹴散らします。

P1000148_convert_20121223203200.jpg

どういうわけか有名な戦車競走よりもそのシーンが印象深い。

P1000178_convert_20121223204918.jpg

クリスマスの飾りなんてばかばかしいと思っていました。

P1000211_convert_20121224234132.jpg

はじめて作ったリースはひどい出来。
モミの木がこんなに痛いとは知らなんだ。
痛くてまともに縛れません。
ヒノキの葉だけにすれば良かった。

針金は竹ぼうきを作るには細すぎたもの。
リースに使うには太すぎました。
みっともなくて松ぼっくりも付ける気になりません。

でも、日本人が松を尊ぶように、
この時期、常緑樹の緑はなんて鮮やかなんだろう。

ところ変われば品変わる。
クリスマスツリーも角松も冬に緑を求める心の現れ
ではないでしょうか。リースもまた。

来年はもちょっとましなものを作りたいです。

昨日買った鍋

これはお祭りの福引で当てた4等の圧力鍋ですが、
P1000158_convert_20121223203857.jpg
直径が18cm。
薪ストーブの上部蓋は24cmなので、
蓋をとって直接火にかけることはできません。
厚い鉄板の上では弱火程度の火力しかなく、
圧力は上がってきません。
家には薪ストーブで使える鍋はなかったのです。

入院食の具の少ないみそ汁が恋しくて・・・
P1000156_convert_20121223203351.jpg
「パイルダー!」
P1000162_convert_20121223203507.jpg
「オーン!」
P1000163_convert_20121223203617.jpg
「だしパック、ゴー!」
と云うわけで、直径24cmの鍋を買いました。

P1000176_convert_20121223203744.jpg
うれしいことに鍋についていた蓋は
フライパンにも使うことが出来ます。
豪華おまけつきとはこのことです。

贅沢のようですが
節約できる薪と時間で鍋を買っても
おつりがくると思います。

外出

P1000143_convert_20121222223233.jpg
予報どおり午前中は雨でした。

昨日の午後に予定していた外出を
今日の雨の時間帯に振り替えてよかった。
雨が降るのは気温も上がるわけで
朝一でも水が出て洗濯が出来たし。

外出用にお弁当も作って、
MYタンブラーにはインスタントコーヒー入れて
外食と缶コーヒーの誘惑は退けたし。

「ガソリン代は通勤のための必要経費。」ではなくなったので
使った分だけ給油して自分への清算とすることにしました。

働きに出ていない分、薪の使用量も増える。
買い物に行けてしまうので出費も増えてしまう。
でも何とか賢くやってゆこうと思います。

街まで行って帰ってくるとやはり少し疲れました。
今日はこの辺で失礼します。
楽しいコメントを頂きありがとうございました。
コメ返はまた明日させていただきます。

貯水タンク

昨日はあれから杉林で
これからの先、年越しまでの薪をとってきたので
今朝はぽっくり、ぽっくり割り始めました。
P1000183_convert_20121221173356.jpg
仕事にいかないからと言って
移り住んだ頃のように
ぐだぐだ寝てはいられません
少しでもわが身の助けになることをしよう。
P1000185_convert_20121221173508.jpg
そのためにも朝起きてすぐストーブ浴。
夏に蓄えた太陽エネルギーを炎にかえて開放する。
朝食とは別の身体への御馳走で意欲も食欲も湧いてくるのです。
P1000164_convert_20121221173220.jpg
それにしても、今日は何だい?
出たな!総裁Xか闇の帝王か?
設定をスマイル検出にしたら笑顔の炎がとれるかしらん?

そろそろお風呂に入りたい。
今日は100円のすみれの湯に行く予定でいたら
14:00になって蛇口から水が出ました。
P1000188_convert_20121221173743.jpg
雨水の利用実験へのヤマウサギさんの
コメントにありました雨水利用のサイトを見ているうち
雨水よりも飲料水を貯水するほうが良いなと思い、
かねてからの計画通り、2個目のドラム缶にお湯をかけて
水垢を洗いながし、貯水タンクとしての置き場所を考えていたのですが、
寒い夜、湯たんぽ用の氷水をかち割りに外に出る気になれません。

それで、以下のようなおバカな光景が出現しました。

P1000193_convert_20121221173840.jpg
我が家で水の凍る可能性の低いのは此処だ。
日本広しと謂えどこんなことするやつはおらんでしょう?
ホントに台所が土間であればよかったと思います。

水道が新設されること、私の予算の都合、
ドラム缶風呂をするつもりでいたことなど諸事情により
この姿ですが、水が使えないのをただ堪えるだけの
冬の暮らしはもうやめにしよう。

そして少しでもずぼら快適な冬の暮らしをしたい。
目標はハイジの冬の家です。
プロフィール

いちしんふたば

Author:いちしんふたば
Iターンで転職も成功!
を夢見たけれど
事は予定どおりに運ばなかった
いちしんふたばの
さて、これからどうする?

カテゴリ
窯 (7)
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
いつもありがとうございます