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2月12日

明け方雨。室温9℃
旧暦1月22日
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雨は降ったり止んだりしたので
うちの中のゴミを出すのと天井裏に登る準備をしました。
月曜の可燃ごみと金曜のプラごみの二袋をつくりました。
今週水曜はペットボトルと不燃の日。
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ジーンズは乾きが遅くてシワになるが、それ以上に自分には似合わない気がしてきた。
汚しても良い作業着用のものを仕舞う。
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フリーハンドでコンテナの番号を書いた。
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後で調べたらサンダーバードのコンテナはこんな字体ではなかった。
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もし仕事が見つからないときは空き缶を売りに行こうと溜めていたが、
よい換金先が調べられずそのまま、ネズミが袋をかじって木の葉を持ち込んでいる。
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健康診断で貧血気味と評価されるので探していた鉄の中華鍋。
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先住者の鉄鍋も見つかる。
アルツファイマーの原因になるアルマイトの大鍋を代わりに上にあげる。
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欲しかった発泡スチロールの箱が2つもあった。
どうも冬用衣類が別のコンテナに保存されているらしい。

年明けからゴトゴトうるさいネズミ退治のわなをしかける。粘着タイプ2枚。
100均で1枚買うより、ホムセンで10枚入買うほうが単価は安い。

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チューリップの芽が出る。
カラスにやられないようタイミングをずらして植えてあるが
目立たないよう枯れ葉を撒いておく。
これを見たらもう冬支度やっている場合ではない、と思う。
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昨日の梅はまったくそのまま。
薪をくれる知り合いに分けてもらった薄板の桟積みをしに
帯鋸小屋に行って、上の白梅紅梅咲いている。
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それならば山に馬酔木を見にゆく。ふきのとうは出てない。
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ふわっと山の匂いがする。
これまでうちの山は無臭で、香りはしても、それはなにか特定の花やなにかで、
山の土みたいな匂いはしなかった。
京都の北山の匂い、亜高山の針葉樹林帯の匂いとも違う、
なにか山の匂いがするのは喜ばしい。

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昨日やりかけたフェンスづくりの続きをやる。
以前に作った八重桜の囲いを利用したい。
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ひとマスだけのフェンスを平行移動させる。
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無理やりくっつけると八重桜がフェンスギリギリになってしまう。
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仕方ないのですこし元に戻す。
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フェンスは完全な真四角でなくていい。

メッシュを結んでいると向こうの杉のてっぺんに
カラスがふわっととまる。不意に関西弁に戻る。
「おい、そこにからすどまりつくるんかあ?」
世間話のつもりで聞いてみたら、その途端、
ヤマガラとエナガが寄ってきた
みーみーみーけらけらけら、
ちいちい、ちゅる、ちゅる。
ヤマガラは向こうの木
エナガは5〜6羽、忍法影分身状態。
すぐそばのエゴノキで新芽をついばんでいる。
「それって、うまいんか?」そう聞くと
気分を悪くしたのか群れは向こうの木に移る。
エナガって沖田総司だな・・・
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発酵飼料を作るつもりだったおがくずをぶちまける。
特別な力はいらない、
やる気さえあれば出来るぶちまけるだけの仕事も
やる気が起きないとぜんぜんだめだった。

その晩はお風呂で中華鍋を洗った。

馬酔木の逆転

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昨日切った朽木の薪をしげしげ眺めていた。
林業に携わる職人の世界では、まじめにカラスザンショウは危険な木です。
でも昆虫を愛する人にとってはカラスザンショウは恵み深い木。
そしてJ.コーネルも書いているし、香川照之さんも語っている
朽木は生き物にとっての住処。一本の朽木がそのサイトの生き物の
5分の1とも関わりがあると・・・。

薪不足のときにすぐに乾く立ち枯れの木や朽木は自分にとって貴重な燃料。

自分はうちの山の全ての生き物とうまくやっていける気は全くしないし、
多くの生き物が自分と友好関係というより競合することのほうが多い気がする。
自然の心にふれるのは難しい・・・
人間社会だけでも色々あって、それが苦手なものが
自然ともうまくやっていけるのか?

ふとホームセンターのペット案内係のひとを思い浮かべた。
その人は新しく見る顔で、やたら鳥の雛に話しかけてるなと思ったら、
実に手慣れていて、その様子はまるで赤ちゃんをあやす母というより乳母みたいで
ああ、これ人間の赤ちゃん育てているのと同じなんだ。と
子供を育てたことのない自分には決して出来ないケアだな。と感じた。

ヒトの赤ん坊でも生まれたときは野生動物と同じで、
それを擬人化してヒトとして触れ合っているうちに本当にヒトになる。
ヒトと暮らすペットだもの擬人化して触れ合っても良いはずだ。
でもそれと同じことが野生動物にも言えるかもしれない。
ナメてかかると、というより、いつもこちらがナメられてる感じだから
相手のほうがレベルの高い存在かもしれないってことだ。
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うちの山を歩いて、どうしようか色々迷っていた。
傾斜の急なところほど食害が少ない。
そういう作業のしにくいところは広葉樹の大木にして
平坦で作業がしやすいところは獣道もできやすいから
囲いをして何か植林木を育てようかと考えがまとまりかけていた。
その平坦地のヒサカキに小鳥の巣が出来ていた。
もう捨てられた巣だろうか?ヒサカキは伐らないことにしていたから良いが
これはうっかり切れないな・・・
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梅が咲いてふきのとうも出ている。
それなら馬酔木が咲いていてもおかしくない。
そう思って行ってみるとピンクの馬酔木が咲いていた
尾根道の松の廊下の馬酔木はひとつも咲いていないのに。
年々日当たりの状況は変わっていって開花の早い場所も
移り変わってゆくのか。

挿し木の馬酔木

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挿し木の馬酔木が咲きました。
ピンクの花の咲く木から枝をとって挿しましたが
花は白に近い。
馬酔木は簡単に根が付きました。多分ほぼ100%。

しかし落葉松は全滅でした。
35本挿して何本かは根が出て、冬までもったのは3本ありましたが、
冬芽が準備されることはなく伸びた根も枯れていました。

三寒四温

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温かいと天気は良くない。
雨こそ降らないが空模様はいまいちだった。
温かさと雨が木々を活動させる。
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梅の花が咲いたとき馬酔木も見ておくべきだった。
ピンクの馬酔木はまだ咲いていない。蕾は色づいている。

切り倒したヒノキのそばの椿はもう膨らんでいる。

ピンクの馬酔木

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満開ではないもののあちこちで馬酔木が咲きました。
一本だけあるピンクの馬酔木は今年もピンクでした。
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どの木も背が高くなって
目の高さで花を見るのが難しくなってきました。

アセビ

梅が咲いたので馬酔木も咲いているだろうと
見にゆきました。
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咲いていたのはアルトの横にある一本だけ
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他の木には蕾をみつけたのがやっと。
場所によって開花にばらつきがあるとき
どの木を標準木にするか困ります。

過去の梅の木の開花を串刺しで検索できるように
カテゴリを編集しましたから馬酔木でもやってみようと思います
ちょっと時間かかります。

馬酔木(再記)

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馬酔木は一本だけ純白の花。
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一本だけピンクっぽい花。

あいた口ふさがる

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山の世話とは自分が大の苦手とする掃除、整理整頓にほかならず、
そんなわけで相変わらずの荒れた山ですが、手入れができなくても
来ないわけにはいきません。
てをこまねいているだけでいつまでも森にならないと嘆いているうち
あっという間に月日が経っています。
なにもできなくても焦る必要ないように思えてきました。
これもそのひとつ。
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以前、栗の木をコゲラがつついてあいた口がふさがりました。穴を見つけた時から3年が過ぎています。
当時、もしかすると虫とコゲラは実はグルになって栗の木を痛めていると思いました。
そんなに簡単に人は疑ってはいけない・・・反省。
このさきどうなるかはわかりませんがいまのところ
栗の木はコゲラにオペを施してもらい害虫を取り除いてもらったことになります。
成功するオペがあれば失敗するオペもあるのでしょうけど。

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あちこちでシカにかじられたニガイチゴを見かけます。
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馬酔木が咲きました。



ただいま

今日は休み。

ふきのとうが伸び切っている。
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家からすぐなのに、
まるで時空の隔たりがあるように、
うちの山の土を踏むことが出来なかった。
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インコにしかできなかった(カワイイカワイイ)を
うちの山にもしてやる。
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イノシシに荒らされた
第一テラス東側を思い切って刈る。
自然のままに森が回復するのを待っていたが
お茶の木ばかりが伸びて来た。
茶畑にするつもりはないと心に決める。
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チップソーの研ぎを覚えたので
地面ぎりぎりまで気兼ねせず刈る。
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少しは歩き回れるようになったし、
鹿にかじられたと思っていた松江から持ってきた栗の実生が
健在だったのを発見する。
早速錆び止めをしたワイヤメッシュで囲う。

アセビ(馬酔木)

怪我をして一つだけ良かったことがある。

母は私が死ぬかもしれないということで
病院に駆けつけてくれて、退院時にも先生が
誰か助手席でサポートするなら運転して帰っても良いと
言われたのを受けて冷え切った我が家まで付き添ってくれた。
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自分は小さい頃、母親が大好きだったことを思い出したし、
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母を山に案内したら
馬酔木をみて可愛いと言った。
それで、母の気に入った一株を掘って、
母はそれを喜んで持ち帰り庭に植えた。
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アセビには馬が酔うという漢字通り毒があって
シカもそれを知ってか食害がない。
西のアカマツの道沿いにはアセビばかりが生えている。
毒のイメージが印象を悪くしているのだが、
母親はきれいなものはきれい、好きなものは好きで
自分以上に自由に生きてきたのだと思い知る。

うちの山、そろそろアセビが見ごろになる。
プロフィール

いちしんふたば

Author:いちしんふたば
Iターンで転職も成功!
を夢見たけれど
事は予定どおりに運ばなかった
いちしんふたばの
さて、これからどうする?

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