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ヤブウツギ(改題)

ウツギのアーケード
ニシキウツギ(仮)
冬のニシキウツギ(仮)
昨年のニシキウツギ(仮)
うちの山のプロムナードにはニシキウツギのアーチがかかる。

去年の秋、
指導員さんにここから見えるいり手山の景色がいいとほめられ、
ウツギをみて、この木は役に立たない木だよと謂われた時に、
役に立たなくても花が好きなので残したいです。
ウツギロード(プロムナードと言うのは照れた。)とでも
呼びたいと思ってます。と話したことから
今、ブログではこの場所をウツギ平と呼んでいる。

実際のところ、ここに咲くのは白い普通のウツギではない。
白かったり、赤白だったり、赤かったり。
以前から図鑑のニシキウツギの箇所に印をつけている。

図鑑の絵からするとタニウツギみたいに見えるが、
原色日本植物図鑑では、タニウツギは静岡、山梨、
神奈川、東京、埼玉、千葉にはないと断言している。
植物に県境がわかるのか?
タニウツギは桃色だが、
ニシキウツギは白から赤に変わると言う。

おかしいなあ、白赤混在した花を見た記憶があるのに
今年はつぼみのときから赤い花ばかりだ。
「まれにはじめから紅色のものもある。」ともある。
去年の写真を探していたら薄紅色の花の写真が出てきた。

葉の裏の毛が多くて白っぽいとか、
葉が楕円とか卵状楕円とか広楕円とか図鑑の表現は苦手だ。
読んでいてさっぱりイメージがわかない。

タニウツギの白花のものをシロバナウツギというとあるので
素人にはもう全くわけがわからない。

でも日本海側は染色体数2n=36のタニウツギ、
太平洋側はニシキウツギと決まっているような感じなので
とりあえずニシキウツキ(仮)にしておく。

花の咲く前、
このウツギをきれいに見せるためには
どう剪定すればいいだろうと考えていた。
咲いてみると、
もっと大きなアーチになればいいと思う。
もう少し茂らせてみよう。

山の仕事はじまる。

しろいすみれ
兼帯の紐
やまへ仕事に来て、また別のすみれを見つけました。

すみれの花咲く春野なのでアップします。
(原曲リラの花咲く頃の訳詞をした宝塚の白井鐵造は春野出身です。)


仕事の内容は放置された倒木を、
枝を払ったり玉切りして丸太にし
鳶で山の中から道際まで出すことです。

今日は現場を一通り見て回りました。
(このとき指導員さんは山の地形をにらみ、
いちばん効率のよい搬出の方法を練っています。)

午後からは、いよいよ仕事が始まりました。

うう、久しぶりに働いたら疲れた。

兼帯作り2

心材の加工
表面材と組み合わせる
兼帯自作2つ目
昨日の兼帯は、いくらなんでもへっぽこすぎた。
部屋に持ち帰り眺めるにつれ、
もうすこしましな作り方があっただろうにと
あれこれ考える。

今日は初日で書類の手続き等を済ませ、比較的早く帰れたので
2時間ほどで作り直しをする。1作目は心材を板4枚で挟みこんだが、
今回は心材に刃物が納まるよう溝を付け表裏面に板をはった。

これなら、何とか腰紐の結び方も聞けそうである。

タラの芽採り~兼帯作り[武士の魂編]

明日から仕事。うちの山の数少ない収穫物、タラの芽を取りにゆく。
うちの石垣のすみれ
お出かけ前に家の前のすみれの写真を撮っておく。
山にあるのとは葉の形花の色が違う。
タラノキ
タラの芽
「タラの芽は頂芽だけを採り、側芽は採らない。側芽まで摘むと木が枯れてしまう。」と云われる。本当か?
「山菜は根こそぎ採ることはしない、また来年もその場所で山菜が採れるように。」とも云う。本当か?

頂芽を採ると本来まっすぐな木が二股四つ叉のみっともない木になる。
うちの山からみっともないタラの木は消えてほしい。
木の幹を途中からチェンソーでぶった切り、芽は根こそぎ摘み取る。
それでも枯れない気がする。

採ったタラの芽は早速てんぷらにする。
今年はネットのレシピも確認して揚げるが、やっぱりうちのタラは
美味しくない。土地がらかクセが全然ない。
自分はキャベツの芯を天ぷらにした方がコクがあって美味いと思う。
そんなに食べれるものでもなく皿一杯で気持ち悪くなった。
お世話になった人にクール便で送った。
まだあるのでみそ焼きにでもしてみよう。

とかげ
やった!とかげの撮影に成功。
おなかが緑色している。ここまで近づくのがやっとだった。
ディスカバリーチャンネルっぽく・・・したいな。
コナラ
タラの木を伐ると芽ぶきの始まったコナラがあらわれる。
思ったよりもコナラの若木がある。

ここからは、「武士の魂編」です。
兼帯
兼帯2
兼帯3
兼帯4
こちらに移り住んではじめて「兼帯」という言葉を知りました。
鉈と鋸と両方収まる腰ひも付きの鞘とのセット。
もともとは官職を兼任するの意味だそうです。

自分は鉈は鉈、鋸は鋸で別々に持ち歩いていました。
この辺りでは必ず両方セットになる兼帯を身につけています。

あるとき鉈の鞘のベルトに通す緒が切れたので
日本手拭いに巻いてザックに入れていた時がありました。
たまたま休憩時間に指導員さんと森を見に入って、
「やい、兼帯はどうした?」
「あ、ひもが切れてしまいまして・・・」
「兼帯はどんなに些細な用で山に入る時でも身につけておくもの、武士の魂!」
と言われてしまったのです。

それで、町まで鞘を探しにゆきました。
どこに行っても自分の古い鉈が入るサイズがありません。
鞘だけのために本体を買うなんてとてもできない。
なんとか鉈用のフリーサイズの鞘を見つけましたが
刃が完全に収まらず大変危険でしかも歩けば鋸とぶつかって
カチャカチャうるさい。
そんななりで昨年度は通してきましたが、
明日からの仕事に向けて気分一新自作することにしました。

相変わらずのへっぽこさ!
木ねじを締めて木が割れたり、何度も釘を打ちなおしたり、
遊びが少なくて鉈の出し入れがぎこちなかったり。
みっともない出来栄えはブルーシートの補修テープを巻いて
隠してしまいました。
あとはひもの結び方を教わる必要があります。
どんな使い勝手になるのか。心配です。

入梅には早いけど

入梅には早いけど
今日は雨。土砂降りです。
こんな日には町へ買い出しにでも行くかな。
お弁当の材料とか新しい軍足を買いに。

梅の実がなりはじめている。





買出しにて

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tag : ウメ

製材機調整

コナラの雄花
くんくんくん、高橋はるのさんのブログにクヌギやコナラの花の匂いのは?
と言う話があってコナラの匂いをかいで見ました。残念ながら匂いはなかった。
そういえば匂いのきつい栗はハチミツがある。クヌギのハチミツもあると
あるサイトで見ました。だもんでクヌギには匂いがあるのかもしれません。

さてと、今日も製材機の調整です。
レールのジョイント部
水平をみる。
挽き曲がりをみる。
台座の沈み具合を見る。
レールのジョイント部に段差があって設置面からの高さを上げても
解消しませんでした。レールの接続をやり直し、内側のねじ穴のついた
ジョイント金具、これの天地を逆にしてみたところ段差が解消しました。

前後レールの高さ調整がまずいと、ジョイント部を境にV字になったり、
への字になります。これを水準器でみていたのですが、
水平であるに越したことはないですが、挽き曲がりの確認は
糸を張って見るほうがよくわかりました。

材面の挽き曲がりを発見したあと、同じように糸で台座の沈みをみました。
レールがへの字のときは曲がりが発見できないので、
V字気味のところから少しずつ高さを上げてゆくと調整がしやすいです。

日も暮れて、長さ方向の挽き曲がりは3m材でなんとかプラスマイナス1mm
に入ってきました。まだまだ微調整は必要ですが、コントロールの手順が
おぼろげながら見えてきました。

面接そして通知

今日、面接があってまた臨時の山仕事ができることになりました。

昨年は120日間無事に働き続けられるかばかり心配していましたが、
今回は少し違います。

山の仕事がスムーズにいくかは刃物の手入れにかかっています。
チェンソー、鉈、鋸などの目立てをしっかりできるようになりたい。

他にも覚えたいことはたくさんあります。
せっかく山で働けるチャンスを大切にしたいと思います。

オール電化

だっはっは。
ホーム炬燵。
ホットプレート。
炊飯器。
湯沸しポット。

いつしかオール電化生活にはまり込んでいる。
電気はあれば使っちゃう。便利だもんなあ。

あとパソコンに洗濯機。

TVと新聞はなくてもパソコンはやめられない。
ネットに繋がらないとき本当にあせった。
パソコンを使うときホーム炬燵は欲しいよ。

来客があって焼きそばやもんじゃ焼きをして
客が去ったあともホットプレートが大活躍。

こんなところまでよく電気が来てるもんだ。
薪だなんだといっても電気帝国の住人だった。

なんやかんや

今日も製材機の設置の調整。
要するに測量機材の三脚の水平あわせと同じ、
それがムカデのように(実は8箇所です。)
あわせる足が多いことが違う。

朝7時過ぎからあーでみないこーでもないとやっていると、
昼の時報が鳴る。もうこんな時間か・・・そのとき電話が鳴って

「今から丸太加工工場を手伝って欲しい。」

って。そこの製材機が見られると午後からバイトに行った。

見ました。製材機のレールは全体がH型鋼のフランジの上に
固定され連結のゆがみなど全くなく設置されている。
あーあ、やっぱお金のあるところはちがうや。
自分は地道に調整するしかない。

仕事が終わって暗くなってもしばらく調整を続ける。
あしたも加工場の仕事がある!

旧い友人から電話。石巻からだ。
一人は勤めていた養鶏場が鳥インフルエンザで閉鎖になって、
ヒマだからボランティアに行ってるって。
えらいなあ!食糧持参で大変だろ?っていうと
ああ、でもカップラーメンがあるからって。
やっぱりTVと違うよ現実はもっとすごいよ。というそばで

バカヤロ、TVといしょだよ。TVとちがうなんていう奴は
想像力が足りねえんだよ。と言うのは
もう一人、そいつに付き合ったお坊さん。
こんどおめえんところに、みんなでログハウスつくりに行くからよ。
山切り開いて待ってろよ。じゃあGWな。

ああ?!GWは他にも来る人いるんだって!
ゼッタイ行くならな、がちゃっ、プー、プー。

自分に磁力が備わってきたのだろうか
なんやかんやが身の回りに集まってくる。
だとしたらうれしい。

朝のさんぽ

朝起きて、ちょっとさんぽのつもりが
わらびが生えてて、ビニール袋をとりにもどって
写真も撮ってたら時間を忘れた。
山とクマイチゴ
ここにくればイチゴが採れるなあ。
アセビ
「どうして、もっとはやく見に来なかったの?」
ウリカエデ
うちの山にも紅葉するカエデがあった。
クロモジ
クロモジのいろあい好き。
カラス
スギなど針葉樹の樹高を見るときてっぺんのことを「からすどまり」という。
それを聞いてから、からすどまりにとまるからすを撮りたいのだが、
ふてぶてしいカラスがカメラを向けるとすぐ逃げる。
ヤシャブシ
ヤシャブシの花は甘い香り。
スギ林に日が差す
冬の杉林とは日あたりがちがう。
すみれ
いろんなすみれがあるだ
わらび
わらび、そのまま塩漬けにした。
やまざくら
このあたりは木の名前が地名になる。そのさくら。
しろいさくらちゃうやろか
知らない花もそのうちわかるさ。
ユキヤナギ
ユキヤナギもいいにおい。

いま、一年で一番すてきな時。その分写真もたくさん。
お付き合いありがとうございます。

午後は製材機の調整に悪戦苦闘。
この前まで「挽けない」悩みが
今は「精度が出ない。」
悩みも進歩しただね。
プロフィール

いちしんふたば

Author:いちしんふたば
Iターンで転職も成功!
を夢見たけれど
事は予定どおりに運ばなかった
いちしんふたばの
さて、これからどうする?

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