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日曜の午後

雨が降る前に杉を2本切って
雨が降ったら家事をしよう・・・と云うのは皮算用でした。
けれどいつしか雨は止み、天気予報は曇りになっています。
もう一本を伐ってしまおう。
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問題はこっちの方です。
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悩んだ末決めた伐倒方向ですが、
倒したい方向には枝がなく重心と逆方向。
おまけに受け口が深すぎた。
杉の木はホウノキの方へのけぞり
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そちらに倒れたら制御不能。
回転してしいたけ小屋と製材小屋を直撃しそうです。
「やまびこやまさん!チルホール代わりになってくれ!!」
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やまさんを後退させ台付で栗の木とつなぎます。
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ロープももっと上に付け替える。
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ウインチを巻く。
(あれ、巻いてる途中でカンカンとチェーンが何かにあたってる。)
「いちしんふたば、全然メンテしてくれないよな。」
「ごめん、やまさん。」
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杉の木が手前に傾いた。
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ちょっぴり追い口を入れた。
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ばっさり。
無理してこの高さに伐ったのは支柱に使える木が欲しかったのです。
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枝片付けが終わってないけど5時の鐘が鳴りました。

指導員さんがいるでなし、
怪我をしても労災にはならないし、
時間がかかっても慎重にやらねば。
山仕事に向いてないと云われたけれど
自分の山を自分で手入れしたくてここへ来た。
それならば才覚がなくても進んでいくしかない。

来年用のウドの株も無事です。
バイバイバイバイ、またあした。

邪魔な木を倒す

降り出す前にやっておきたいことがありました。
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おが屑は(これでも)片付いたので
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その裏の杉を伐ってしまいたい。
数年前は小さな木だったのに鬱陶しくなってきました。
ここで鳥寄せしたらこの木がヤマガラだらけになったし、
ウドの育ちが良いのはこの木陰が合っているのかもと、
少し気になるのですが、
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倒れた時枝が道に飛び出すかもしれないので看板を書いたり
一つ間違えば製材小屋を直撃するのでああでもない、
こうでもないと悩みながら
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心配なので人に頼もうかとも思いましたが、
自分で1本伐っても1日の日当も出ませんが
人に頼めば1日分を払わなくてはなりません。
覚悟を決めて伐りました。
受け口を作って一応伐倒方向よし。
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無事思った方向に倒れてくれたので
枝を払いました。高さは道にはみ出る程もありませんでした。
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競争相手もなく伸び伸び育った木なので
年輪の間隔が開いています。
細いところはついでに薪にしてしまいました。
もう一本その隣の木を伐ろうとしたら雨が降ってきました。
辺りのお茶を刈る音(多分2番茶)も止みました。

毒キノコツアー

おが屑を降ろしてちょっとかしばやしを見ると
きのこがあったので休憩がてらきのこを探してみました
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私のポケット図鑑にはないテングダケ科と思われるキノコ。
以前、このタイプのものを食べて発熱と全身にジンマシンがでて
こりています。
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これもよくわかりません、やめたほうがいいでしょう。
可食と書かれたベニヒダタケだとしても食べるのは
一般的でないようです。
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イグチの仲間のようですがこれも出ていない。
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これもさっぱりわかりませんがとても食べる気にはなりません。
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キソウメンダケのようです。
「可食だが食用価値は低い。」とあります。
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うえ、気持ち悪い。図鑑に出ていません(6月17日)
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これも出ていません。
ムラサキシメジは表面に粘性がなく出る時期も晩秋とあり
これとはちがいます。
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ひいいい。でもこれは以前確認済みのタマゴタケ。
どう見ても毒キノコですが食用になるとのことで
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汁は醤油だけの味付けでネギを入れました。
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柄はまずいとわかったので傘だけ油いためにしました。
名前のように卵どんぶりのような匂いがします。
食後2時間経過。まだ大丈夫です。

きのこの味わいってどちらかと云うと
植物ではなく動物に近い風味に思えます。
植物を分解して生きている菌は植物ではないのですね。

おが屑の運び出し2回目

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ウドも伸びてしまったので
おが屑置き場を片付けることにしました。
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まだ堆肥になっていないおが屑を運びだします。
おが屑は湿っていて風で飛ぶようなことはまず考えられません。
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ウドはまだ食べるところがありました。
毎日蕗ばかり食べて飽きがきていたところです。
スライスして冷奴の薬味にたっぷり使いました。
まだ十分食べられました。

一瞬の晴れ間

朝、雨露で度簿度簿になって帰ってきましたが
午後は日差しがありました。
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ドラム缶のおたまたち、元気です。
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水たまりも一進一退しながらまだ干上がっていません。
(写真は先週のもの。現在は満水。)
ドラム缶の卵が孵るのに約1週間かかりましたが。
水たまりでは2日目にはおたまがいたのは謎です。
おたまたちがどこかで待機していたのでしょうか。
是非みずたまりのおたまがカエルになるのを見届けたいです。
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あった、あった。
ハコベがありました。
日本中どこにでもある草。

網の中

雨が上がっていたのでシカよけ網のパトロールに行きました。
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防鳥ネットが必要かと心配したトマトですが無事でした。
ヒヨドリにトマトを与えた時、細かく刻んでやらないと
丸飲みにすることができず、よく食べ残ししていました。
グミの実のほうがよほど性にあっていたようです。
けれど他にも狙うものがいるかもしれないので
完熟を待たず、口の中にほり込みました。
ミニトマトの苗を買ったつもりはなかったのですが小さい。
一口でしたがうまかったです。
無肥料に近いので鶏糞臭さがありません。
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きゅうり1本目。スーパーでは冬場3本100円です。
3本とれたら元がとれたとします。
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うまいんだけど、舌に刺激が残ります、蕨のあくのように。
自分が神経質なのでしょうか。

ナスは出来始めた実を何者かにすぐ食べられてしまいます。
が、今のところ網の中はシカの害からは守られているようです。
野菜の苗はその証明のために植えたもの。

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グミにかけた防鳥ネットをはずしました。
あと一粒だけ。今朝は茂みからヒヨの声も聞かれません。
もうなにも思うまい。
ヒヨドリにかまけた1週間でした。
「ちーちょっくりーる」と「りちゃーど」も
ヒヨドリの鳴き声だとわかりました。

今日も雨だった

今日も雨でした。
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あらかじめ鳥の型に切られた木を先生から頂いて作る
バードカービング教室。足を取り付けるところまでなんとか
こぎつけました。なァ、ホケキョ先生よ・・・
「こんなところにぶら下げると、夜中頭をぶつけるぞ・・・」
へ、へい。すんまへん。

雨です

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ヒヨドリは無事に一夜を過ごしたようです。

今まではニガイチゴの多い丸太置場に放したのですが
今度は求婚者のいた場所に放しました。
ここならば飛べなくても十分歩き回る余裕がありそうです。
ヒヨはぬれ鼠のようになりながら灌木の茂みに潜ってゆきました。
とりあえずトタン屋根と餌はそのままにして帰りました。
鳥よりも私を心配してくれる身内に感謝しつつ。

深窓の令嬢

素人の私が苦しい思いをして間伐した杉林ですが
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もしキノコを栽培するとしてどの程度の暗さが必要なのか
全く知りません。
大径木を作るために強い間伐をしようとしたのですが
間伐材を自家消費するのに製材が追い付かず、材木置場もない。
立木のままで置く方が、生きた状態で木を保存できる、
森は最良の材木倉庫ではないかと思い始めました。
間伐が必要とされる距離で巨木同士隣り合っているのを
見ることもあり伐採のペースを落としました。

仕事をやめる以前から日本の森林を守らなくては
という気持ちは強かったのですが、蓋を開けてみれば
誰かが私にそうするように頼んだわけではなく
都会に暮らす中で間接的に森林を破壊しているという
罪悪感にさいなまれていたにすぎない。
今思うのは、
森は人間の営みとは独立して
(例え人間によって伐り尽くされようとも)
自然のままに森として在り続けようとしているんじゃないか。
ということです。
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年明けに行ったきのこの原木栽培の講習でもらった
ヒラタケ(しめじ)の榾木です。
先住者はこの杉林でシイタケ栽培をしていた模様です。
今となっては聴く人もいませんが
わざとじめじめと暗い森にしていたのではないでしょうか
また真竹が杉と混合していましたが、私はてっきり
杉林の管理不十分で竹藪になりつつあると思っていました。
もしかすると杉林の中で真竹も大事に育てていたのではと
思うのです。間伐に邪魔な竹を切って以後再生しません。
杉林に竹があっても良いじゃないかと今では思うのです。
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ともかくきのこの菌が原木に回ってくれたようでよかった。
間伐した杉林でもここまでは大丈夫。収穫は1年半先です。
今年の春近隣にサルが出没し
シイタケを食べ尽くされたと聞きました。
そんなわけできのこをガードする檻の試作をしていたところですが
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「おいっ、こら、この鳥どこから入ってきたんだよ~」(なんて)
なかなか羽は直りませんが100均の洗濯物かごの中では
リハビリになりません。とりあえずもう少し良くなるかこの檻で
様子を見ます。
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早速、ハンサムボーイの登場です。
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口にミミズのようなものをくわえてヒヨの周りを
行き来します。(なので私でも撮れた。)
親でもあるまいし・・・(まさか)
「求愛給餌」という行為があるのだそうですね。
もっともネットに出ているのはカワセミが多くて
ヒヨドリのことは書かれていません。
けれどもヒヨはハンサム君に必死で呼びかけています。
(では、朝の5時からグミの実を採って与えていたボクは!?)
--- つまり、ふられたということ ---
婚期に間に合うように放してやった方が良いのかなあ。
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あまり口の付けられていない餌(豆腐です。よく食べました)が
失恋物語を彷彿させます。

金網は再利用分だけでは足りず
昨日買い出しに行きました。
その投資はヒヨのためではなくって、
サルよけのためなんです。

かわいいものさがし

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貴重な晴天でした。
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雨どいの排水口あたりの苔の上に生えているマンネングサの仲間。
ミヤマ~なら高山の趣。あるいは別の種類の帰化植物か?
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図鑑のセマダラコガネとは少し模様が違う。
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ホタルブクロ
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クサイチゴとは別の種類。時期も味も違う(甘くない)
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うちの前を歩くヒヨを捕獲。(5度目)


今日はヒヨの回想録を書こうと思っていました。
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6月17日に防鳥ネットにかかり18日の朝放し、
19日の朝丸太の上で仲間と呼びあっているところを捕獲。
雨宿りしていたどこかの家とはうちのことでした。
今朝放鳥。
しばらくして通りかかるとニガイチゴの枝にとまっている。
朝採ったグミの実をやって放鳥。
車を移動させ材木の前に停めると材木の上で仲間と呼びあっている。
虫取り網で捕獲。すぐ放鳥。
薪割りを終えてかわいいもの探しをして家に戻ろうとすると
家の前を走って杉の梢にとまっている仲間に呼び掛けている。

最後に放した時、目の前から消えてくれれば安心と思っていたのに
こんなによく見かけるものだから目の前から消えることは死んでるのだと
心配になってきました。
猟犬の声もする、ヒヨが潜っていたのはスズメバチの巣がある方だったし。
気が気ではありませんでした。

諸葛孔明は南蛮王孟獲を7度捕らえて7度放してやったとか
しかしこの場合はとんまな脱落者同士のおにごっこみたいです。
プロフィール

いちしんふたば

Author:いちしんふたば
Iターンで転職も成功!
を夢見たけれど
事は予定どおりに運ばなかった
いちしんふたばの
さて、これからどうする?

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