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浜松

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あとは帰るだけだったけど
遠州灘に砂丘があるらしいのでそれを見ていこうと思った。
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ここはまだ目的地じゃない。
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堤防の上を走れないか見ただけ。
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ここが中田島砂丘の入り口。
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どういうわけか付近の駐車場は閉鎖されていなかった。
釣り場で大声で話すおじさんがいて
市営と県営では対応が違うとか言ってたな。

そういえば、他府県からのお客お断りのお店は
静岡県自体が緊急事態になっても営業してるのか
ちょっと気になった。
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はじめて鳥取砂丘を見た時は
「暴れん坊将軍!!」と声に出したものだったが。
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こんなもんか。
そういえば浜松のお菓子に「大砂丘」というのがあった。
今度食べる機会があればここをイメージすれば良いのか。

しかし、
自分は「ごっこ遊び」の世界に生きている。
この頃はYoutube三昧で
昔のSF特撮やアニメばかり見ていると、
昔から思ったものだが、
「宇宙の辺境の惑星」といってもロケ地は全て地球なんだ。
猿の惑星(あれは結末も地球)とかアリゾナだかの砂漠だし、
スターウォーズもスターウルフもそう、
銀河鉄道999だって、松本零士は宇宙戦艦だとか宇宙列車とか
宇宙〇〇と題して〇〇は全部地球上のものの頭に宇宙を付けているだけで
西部劇でもSFにしちゃっている。
つまり、ほとんどのSFは舞台が地球上のことを物語にしてるだけ。

ならば自分も遊んでしまおう。

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この砂漠を漂流してもう何日になるだろう
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もう、飲水は一滴もない・・・
ボクはどっちに行けば良いんだ。
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もうだめだ。これまでか
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一滴でも水はないか掘ってみる。
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こんなところにウミガメのタマゴがある!
そう思ったのはぬかよろこびであった。
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風が織りなす風紋の神秘。
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それにしては
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自然の神秘にしては奇妙だ
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もしかして現地住民がいるのだろうか?
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ムラがあるのかもしれない。立ち上がるのだ。
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この惑星に降り立った自分の足跡。
これはいちしんふたばにとっては小さな一歩だが、
この惑星調査にとっては大きな一歩になるだろう。
(月面の靴の跡はどうしてあんなに鮮明なんだろう・・・)
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なんと、奇跡の水があった!
しかしそれもぬかよろこび。
水は塩分を含んでいる。
そして、いままさにここでは
かつての地球のように
原始の海でタンパク質が合成されて
原始の生命が生まれようとしているところであった。
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かと思えば、なんと現地住民がビーチボールをしている!

ここから見る北遠の山々
自分の知っている山もあるのだろうか?
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広重の版画にこんなのがあった気がする。
砂丘を後にして駐車場に戻る。
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ブログ用に縮小した写真ではほとんどわからないけれど
凧が上がっている。確か東海道五十三次でも凧が描かれていたはず。
帰って調べるとそれは浜松ではなく掛川だった。
掛川の図では秋葉山遠望とある。
アルプスの麓ならあれが何山とかわかりやすいが
北遠の山はどれがなんだかわからない。
ここに住んでてそれじゃいかんと思う。
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風車がある。
ドン・キホーテなら槍をもって突っ込んでいっただろう。
ソフィア・ローレンの出てた映画が良かったので
図書館で借りて読んだらあまりにお下劣ななところがあって
読むのをやめたが、もう一度読み返してみたい。

アニメに凝って
SFに凝って
そして田舎暮らしに憧れて
自然の中で暮らしているという幻想の中で生きている。
ある意味世の中も人生も自分に都合よく解釈して
自分の見たい世界だけを愉しんでいる。
ごっこ遊び。

もし、ラ・マンチャの風車が見たいと思ってスペインにいくとすれば
それがドン・キホーテを読んでのことならば馬鹿げている。
それはせいぜいここで風車の写真を撮るのと行動は変わらない。
当のラマンチャの男は風車でなく魔神を見ていたのだし
風車がどんな風車あっても関係ない。
自分の見たい世界に住んでいることがシアワセなのだから。
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砂丘からまっすぐ北上すると浜松駅に来た。
かつて頭を打って療養していたとき
わざわざ母が診察日に付き添いに来てくれて浜松駅まで見送ったことを
思い出す。浜松駅には母の残存思念があった。
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こんばんは。

惑星で生き延びるいちしんふたばさんの健闘ぶりを拝見して見入ってしまいました(*^^*)
砂の上に描かれた地上絵はとても見事ですね!
特にへのへのもへと、その上の顔はさすが宇宙人が描いたような出来栄えです。

地球に帰って来てくださってよかったです。

チビmomoさま

コメントありがとうございます。
気に入っていただけたようで幸甚です。
今年はいつまでも梅雨が明けないような天気で
ホント、なんにもできないような感じでしたね。
チビmomoさんの乗鞍にいけるチャンスを期待しています。

こんにちは

傑作ですね 
昔から俯瞰の癖があるのでしょうか^^

「自分の見たい世界に住んでいることがシアワセなのだから。」
自分は結局仕事が最優先なんだなと つまらなくなります。

残存思念とは どっちかと云えば悲しみなのかな


小々次郎さま

小々次郎さま
コメントありがとうございます。
最優先にできるお仕事をもっておられることは
男として本当にかっこいいことだと思います。
そう有りたいと思って働いていたときもありました。
仕事に生きる男ごっこ。それもあこがれでありました。

残存思念は何歳になっても子を守ろうとする母性。
親子の愛憎に関わりなく発動する本能のようなもの。
縁を切るほどの仲違いをしたにもかかわらず、
助けに来てくれたその時の想いがあったことを
思い出させてくれました。
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事は予定どおりに運ばなかった
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