「ASCII.technologies」2011年7月号
アスキー・メディアワークス (2011-05-24)
「Monthly RFC News」が、今年のエイプリルフールのジョークRFCを紹介している。デーモン召喚プロトコル笑った。
特集1は災害対策で、データセンターの中の人とかが解説している。特集2はIPv4枯渇以後の話で、フレッツ光ネクストがらみのIPv6サービスが各社4月に予定していたのが震災の影響で延期されているという電話取材も。
新連載で、ラノベっぽい形式でアルゴリズムを学ぶ「明日木大学技術育成部」も登場。Ubuntu 11.04の記事は詳しく書かれていて参考になった。
「Software Design」2011年6月号
技術評論社 (2011-05-18)
インタビュー連載「Software Designer」に、最初のLisp処理系を実装したSteve Russelが登場。「70代にして現役エンジニア」だそうな。
特集1は、災害対策として、インフラエンジニアが気にする冗長化や電力対策、熱の問題、リモートアクセスなどを幅広く解説。特集2はインフラエンジニアのためのIPv6入門。この2つは最近そっち系の定番テーマだけど、実践よりなところがSDらしい。
新連載で「自作インフラのススメ」。サイバーエージェントの人たちが、交替で自作サーバーなどを解説するらしい。ほか、次号予告では「LANケーブルを作れますか?」が第2特集ということで、ちょっとびっくり。
「はんだづけカフェなう」でArduio+イーサネットシールドを取り上げてるわけだけど、ちょうどGoogle I/OでAndroid Open Accessoryを発表して、いいタイミングだなあ。
「勉強会&イベント探訪記」は、写真いっぱいでOSC 2011 Tokyo/Springなどをレポートしていて楽しい。
vimのApache用補完辞書
vimでApache httpdの設定ファイルのディレクティブを補完する辞書ってあるだろうと見付けたけど、見つからなかったので、ざっくり生成。
「魂の仮面ライダー爆談!! COMPLETE+」
辰巳出版
売り上げランキング: 10023
「仮面ライダーSPIRITS」(ライスピ)の村枝賢一氏が、昭和ライダーについて語りまくる約25万字。その内容は細かすぎて伝わりにくいはずなのだけど、熱い思い入れで伝わってくる。聞き役の鴬谷五郎氏との呼吸もばっちりで、「で、○○が××したとき」「△△の回ですね。あのときの○○は…」みたいなマニアックな会話がキャッチボールされている。これはライスピファンは読むでしょ、やっぱり。
本人達も「偏った内容」と言うのだけど、中でもそのこだわりが炸裂しているのが大野剣友会を中心としたアクションの話。動作からしぐさから演出から爆発から役者さんまで、あそこはこうなっていて、という話が盛り上がり、さしもの鶯谷氏も降参ぎみ。対談編を含め、アクション現場の男臭く危険な裏話がいろいろ出てくるのも面白い。勢いで「仮面ライダーをつくった男たち」も読み返してしまった。しっかし、爆発で島の形が変わるとか、危ねぇ~(笑)
あと、意外と(?)弱い脇役に思い入れがあるんだなと。ライダーマンとか、モグラとか、タックルとか。そう言われてみると、ライスピでもそうだったなと気付いた。
そのほか、対談でのすがやみつる氏の「ゲームセンターあらしのポーズは、仮面ライダーを描いていたころの構図を生かしている」という発言に、おおっと思った。
日本Androidの会 2011年5月の定例イベントに参加
日本Androidの会 2011年5月の定例イベントに参加してきました。今回は、Google I/O参加レポートを中心に、京セラの2画面端末Echoの説明とタッチ&トライ、震災関連の活動報告、Android Marketの歴史と現状の話などがありました。特にハイライトは、Google I/OのADKの紹介で取り上げられた日本企業の人の話でしょうか。
以下、メモほぼそのまま。
京セラEcho
- 2画面Android
- 複数のモード
- シングルスクリーンモード
- 閉じた状態
- タブレットモード
- あわせた1画面
- オプティマイズモード
- 同じアプリの別の画面。画像とサムネールなど
- サイマルタスクモード
- 別のアプリをそれぞれの画面に
- シングルスクリーンモード
- AndroidManifest.xmlで宣言
- 大画面に
- Echo SDKで開発
- Android SDKのアドオン
- 京セラのサポート
- 英訳
- 他プラットフォームからの移植
- 京セラのポータル
- 100強のアプリ
- 端末貸し出し
Google I/O報告(安生真さん)
- キーノート1日目 Android
- 40万/日アクティベーション、など
- 3.1
- USBホスト
- アプリウィジェット可変サイズ
- UI改善
- Quick Controlsメニュー
- CSS 3D
- ハードウェアアクセラレーション
- GalleryがPTPサポート
- 周辺機器をさすとアプリへ
- Google TV
- Honekcombへ
- Market提供
- Books、Movie、Music
- 発表してる人がブルース・リー姿w
- Update保証提携
- ベンダーがバージョンアップにおいつけない
- ベンダーと提携してアップデートを保証
- ※ただしハードウェアスペックが許す場合に限るw
- USBホスト
- API
- OpenAccessory
- アクセサリ側にホスト機能
- ice cream sandwich
- ロゴが発表
- タブレットと統合
- One OS Everywhere(どこかで聞いたような…)
- フェイストラッキング
- GPS
- 500フレーム/s
- キーノート2日目 Chrome
- Development Toolsが進化
- Web Store
- 41言語
- 利用料5%
- Angry Birdの社長がAngry Birdに似てるw
- Chrome OS
- Chrome bookが登場
- Gmail、Docs、Calendar等オフラインで
- Chromebook for business
- ハード、ソフト、サポート
- $28/user
- Chromebook for education
- $20/user
- セッション
- Google Analytis for Android
- アクティビティやイベントなども集計
- Anroid Market
- 複数apkサポート(デバイス種類別)
- Fireside chat
- 中の人がひたすら質問に答えるセッション
- 例:Gmailはオープンにしないの? → 互換性を守ってもらうのに重要だよ、という返し
- Google Analytis for Android
- Androidセッションはどれも人気
- モノが配れるかどうかでセッションの人気が...
- AndroidとChrome以外は各セッションで
- GAEなど
- GWT人気
- Google Maps(GEO)人気
- Opensocialの話題なし?
- 欧米ではFacebookひとり勝ちなので
- 聴衆1000人ぐらいだった
- ユーザー向けの改善、機能
- UI
- テーマ
- キーボード
- テキスト選択
- 最近使ったアプリに、アプリの画面が表示
- ウィジェット
- アプリケーション
- Books、Movie Studio
- UI
- 開発者向けの改善、機能
- Fragments
- 別々のフォームファクターのUIを作るときに、共有できるものは再利用
- Fragmentを組み合わせてActivityを作る
- System Bar
- 画面下の黒いバー
- システム全体に関連する情報を表示
- インタラクティブな通知
- Action Bar
- 画面上のバー
- アプケーションに関する情報
- Renderscript
- 描画や計算処理のためのスクリプト(C風)
- コア数やGPUを自動選択
- スクリプト → 中間コード →JITコンパイル
- Graphics Acceleration
- できるだけGPUを使って処理
- ApplicationManifest.xmlで android:hardwareAccelerated="true"
- エミュレータでは動かない
- Animation Framework
- プロパティベースのアニメーション
- 3.1からViewPropertyAnimator
- 3.1については1枚のみ
- 3.1以降
- icecream sandwich
- Fragments
Google I/O:RT-ADK/RT-ADS(株式会社アールティ 中川友紀子)
- 前説(丸山先生?)
- アメリカからSkypeでプレゼン
- 日本の企業の製品が初めてGoogle I/Oで
- 汎用I/Oモジュール
- ADK:Accessory Development Kit
- センサーにつないだりボードにつないだり
- ADS:Accessory Demo Shield
- センサー、サーボ
- Google I/Oにまにあったのがアールティとマイクロチップの2社のみ
- @HOMEも
- いままでAndroidに有線でつながるデバイスがほとんどなかった
- 会場で長蛇の列
- ADK
- Arduinoがベース
- アールティは秋葉原ではじめてArduinoを扱ったショップ
- ArduinoはUSBクライアント、ADKはUSBホスト
- 開発
- ADK側はArduinoのIDEで
- Android側はAndroidのSDKで
- 2.3.4か3.1以降
- 接続手順
- ADKがAndroid側にどのアプリを使うか通知
- → Androidはアプリを選択またはダウンロード
- → コネクション確立
- いつでもどこでも有線でつながるIFをAndroidが手に入れた
- ロボットだとBluetoothやWi-Fiなどでは切れるので困る
- Google I/Oでの発表
- RIC android
- 2足歩行ロボット
- Nexus S + ADK + ADS + RS485ボード
- ほかのADK応用例
- Farmbox(ブリリアントサービス)
- Piano(Miselu)
- 巨大ラビリンス(Google)
- RIC android
PayForwardingプロジェクト報告(飯塚さん)
- 3.11震災
- 丸山先生のメール(3/14)
- Androidで日本を元気に
- 無料アプリで寄付をつのって、それを被災地に送れないか
- 福祉部で、寄付のシステム考えていた
- 第一回マッシュアップミーティング(3/25)
- 60人ぐらい
- AzureやAWSなど、クラウドのところすごい
- 3/29 sinsai.infoアプリ
- レポートを送ったり、情報を見たり
- 第二回マッシュアップミーティング(4/3)
- NPOの人の話
- 現地ではtwitterがまったく使えなかったという話
- 「近くの避難所」「MONAC」なども
- 「ボランティア情報ステーション」アプリ開発
- NPOの人の話
- 第三回マッシュアップミーティング(4/9)
- NPOの人の話
- 現地との温度差がある
- NPOの人の話
- アプリ開発
- 「避難所検索」
- 「近くの避難所」
- 寄付99名
- PayPalは名前入力などの敷居
- micro paymentsの導入
- アプリ開発
- 「がんばろう日本」
- 「MONAC」
- 「SOSビーコン受信/送信」
- 「BindPayforwarding」
- ここからほかのアプリをダウンロードできる
Android Marketの現状(平出心さん)
- 余談:アメリカの商標はサイトで調べられるので、アプリの名前をつける前に調べよう
- 2007年
- Android発表
- このときはMarketの話はなかった
- Android勉強会が開始
- Android Developer Challengeコンテスト
- 1788件の応募
- 2008年
- 日本Androidの会結成
- まだMarketについて発表なし
- Marketをやれば儲かる?
- Mmarket Place WG、CloudMarket社
- 直後にGoogleがAndroid Market発表w
- 2008年10月
- 最初の端末G1、Android Marketオープン
- 2009年9月
- 有料アプリ販売開始
- 日本はなかなか出せなかった
- 2008年7月
- HT-03A発売
- 2か月後に有料アプリが扱えるように
- Android Marketの問題点
- 検索性・UIがひどい
- ランキングがない
- 目安に
- Google I/Oで発表
- 購入後にキャンセルされる
- 15分に短縮
- 決済手段が少ない
- キャリア決済が始まった
- 月額課金、アプリ内課金ない
- アプリ内課金始まった
- アプリ内課金での寄付も行われている
- 例:Twiccaサポーターズ
- 同じメンバーの間で寄付しあうだけにならないかは心配
- 有料アプリが売れない
- 当初有料アプリが出せなかったので、無料アプリがどんどん出てしまった
- 十数位あたりでも計100万ぐらいの売り上げ
- 世界で25万本以上売れたアプリ:5本ぐらい(村上総帥調べ)
- 広告も安い
- 有料アプリが売れないから広告単位が安い
- ランキングの登場で広告費があがる可能性も
- 勝手Marketの乱立
- ユーザーにも開発者にも望ましくない
- アプリが儲からないのでMarketに進出?
- 有料アプリが売れないので苦しい
- MarketアプリがAndroid Marketから削除
- 撤退も
- 開発者の声でAndroidが徐々に改善
- 声を上げ続ける必要
sinsai.infoシンポジウムに参加
sinsai.info関係者のミーティングであるsinsai.infoシンポジウム東京会場に、一般枠(マッパー属性)で参加してきました。技術系イベントのようでもあり、そうでもないようでもあり、いろいろな方向性の人がいたのが面白いと思います。
以下、メモからざっくりまとめ。
(三浦さん)
…すみません、私は道に迷って遅刻しました。
私が席に着いたぐらいから、Usahidiを作ったパトリックさんのビデオメッセージを上映していました。こんなにメッセージが集まってすごい、大変だけどこれからも続けてね、Usahidiはリビアやチュニジア、エジプトでも活躍したよ、sinsai.infoブラボー! というような内容だったと思います。
開発チーム(上野さん)
まず、すごい開発メンバーが集まったメンバーを紹介していました。主にやったこととしては、負荷が上がったため、AWSに移行すると同時に、クエリなどでコードの重たい処理をチューニングしたことなどを紹介していました。
今後については、復興支援のフェーズに焦点をあてた活動と、エンジニアの継続的な参加、世界のUsahidiへの還元などが語られました。
データ班(ぺらねこさん)
sinsai.infoの情報を処理するデータ班の紹介でした。リーダーとして、仕事でコールセンターのチームリーダーの経験をいかし、エスカレーションルートの安定や、属人性を下げること、マニュアル作りなどで、「作業する人が作業しやすいように準備」したと報告されました。
データ班の現状のワークフローは、重複削除、レポート化、レポート漏れ確認、承認、公開、見たユーザーによる重みづけ、だそうです。問題点としては、人手不足、特に承認作業の人手不足が挙げられました。
CrisisMapping(古橋さん)
OpenStreetMapのマッピングチームの紹介でした。震災時点では仙台の地図が進んでいなかったものの、現在では建物情報までしっかり入力され、浸水状況も地図に記載されているところが、実際の地図で紹介されました。メンバーが現地を回っていて、ラジコンヘリによる空撮をして地図に反映したり、ボランティア活動拠点の写真なども撮ったりしているそうです。
今後の課題については、Bingなど利用できる既存データの活用、現地との連携強化、マッピングパーティの強化、マップ/レンダリングサーバーの強化、海外との連携強化などが挙げられました。
sinsai.infoの体制(aganardさん)
sinsai.infoの体制を組織図を見せながら紹介していました。8グループあって、以下の構造になっているそうです。
- 開発
- サーバー班
- インフラ班
- UI班
- データ
- データ班
- 翻訳班
- 広報班
- 渉外班
- 法務班
Relief 2.0(おおつぼさん)
中長期的な支援活動であるRelief 2.0の紹介でした。特に、被災地の商業活動の復興を支援する「Relief 2.0 B2B」を中心に説明し、石巻に行って商店主の話をきいてきたことなども紹介されました。
班ごとの紹介
各班ごとに、シンポジウム出席メンバーが壇上に立って挨拶しました。
印象的だったのは、急に立ち上がったボランティア団体にもかかわらず、法務班があって国際弁護士の人が参加していたこと。あと、東さんのsinsai.info立ち上げ秘話で、「震災後3時間で立ち上がったということになっていますが、実は震災前から立ち上がってました(笑)」という告白も。ローカライズなどをやっていたテストサイトがそのままsinsai.infoになったそうです。
グループワークと発表
参加者が7つの班に分かれて、30分のグループワーク(議論等)と発表がなされました。
- ようこそデータ班
- データ班に参加する方法を説明
- どういう作業をしているか
- 参加方法
- API班
- サイトリニューアル
- APIの使いかたやサンプルを紹介
- みなさんアプリ作って
- sinsai.infoでできること班
- 現状の課題
- 現地のニーズが拾えていない
- 継続性
- 被災地の仕事や自活の支援
- コールセンター、タイピング、開発などの仕事を現地の人にやってもらう仕組みはどうか
- 現地でNPO、雇用を作る
- オフライン版sinsai.info
- 町内会長などとコネクションを持って情報をもらう
- 現状の課題
- UI班
- データ班からあがった情報を見せるのがいまの役割
- いろいろなニーズにあわせたUIがあっていい
- APIを活用してUIを作る
- 現地ヒアリングチームとの連携
- コメントをAPIに
- アフィリエイトのガジェット
- レポートをあげやすいスマフォのUI
- マップ班
- ライセンスの問題
- Google Earthからたくさん情報を入力してくれた海外の人がいた
- Google Map APIが4月に改訂されてアクセス数制限が入った問題も
- マッピングパーティ強化
- 子供も参加できる?
- データ変換
- 本来好きな色づけができるしくみ
- 日本のレンダリングサーバーがないのが問題
- 地形データ
- 三陸の起伏をOSMで表現しづらい
- 引き続き議論したい
- ライセンスの問題
- インフラチーム
- 今後のマシン置き場
- Amazon EC2は8月いっぱいで縮小しなくてはならない
- マシンを縮小?
- 拡張したときにスペックがたりない
- ほかのクラウドをさがす
- いくつか候補があがっている
- 6月までにスペックや期間を調べる
- 今後のマシン置き場
- おつかれデータ班
- 承認に時間がかかっている
- 承認者を増やしたい
- 垂れ流しの情報ではないというのがsinsai.infoの意義
- レポートしている人にも、承認者の作業をわかってもらう
- レポートの人も、わかってないとレポートしづらい
- 現地の情報がほしい
- レポートのカテゴライズ
- 新しいカテゴリの草案はできているので、それについて議論した
総括
最後に関さんと三浦さんの総括がありました。
関さんは、勇気をもらったと同時に、やれることがまだいっぱいあるので、これからの人もどんどん参加してほしいと話しました。
三浦さんは、話し足りないことも多いだろうが、それらアイデアを今後の活動に生かしてほしいと話し、今日は新しいスタートの日だと締めくくりました。
「キリン The Happy Ridder Speedway」1巻
少年画報社 (2011-05-09)
キリンの新シリーズは、新たに1巻から再スタート。まだプロローグだけど、近未来マカロニウェスタンっぽい舞台らしい。なにはともあれ、カタナが、マッハが、ニンジャが走る!
あと、帯にも書かれてたけど、POINT OF NO RETURN編が映画化だそうな。スピード感のある映像だといいな、ケンタウロスの公道ビデオみたく(笑)
「日経Linux」2011年11月号
日経BP社 (2011-05-07)
巻頭の「Linuxレポート」コーナーでUbuntu 11.04のレビュー記事を、新GUIであるUnityの話を中心に2p書いたので、ご報告と宣伝をば。β2の段階での執筆だったけど、大きく変わらなくてよかった。
標準UIがUnityとよく比べられるGNOME 3のレビュー記事が、次のページに並んでて、編集部が狙ったなとニヤリ。同じコーナーでは、CentOS 5.6のレビューも載っている。そのほか、特集1でUbuntu 11.04のネタが、特選フリーソフトコーナーでFirefox 4が出ていたのが、Ubuntu 11.04レビューとも関係した記事。
特集1は「最強のLinuxマシンを作ろう」。Sandy Bridgeのほかは組み込み系アーキテクチャーを攻めていて、Pandboard+Ubuntu Netbook Editionでメディアプレイヤーとか、BeagleBoard+Android+タッチパネル液晶+独自パッチとか、BeagleBoard+Angstrom+XMBCでメディアセンターとか、BeagleBoard+Androidをカメ型ロボットに乗せて制御とか(日経Linuxらしい?)。特集以外でも、LuvPadをroot取りしてBusyBoxをインストールする集中企画も。Androidアプリ連載は、明示的インテントの話。
そのほか、特集2は、DDNSで自宅サーバーを作る解説記事。特集3はKNOPPIX 6.4.4の紹介。特別連載では、暗号化ファイルシステムやパスワード管理ツールを解説していた。Matzさん連載は、Unix系OSのマルチタスクの話。デジカメ連載は、UFRawによるRAW画像補正。
OSSチャリティセミナーに参加
OpenSource Conference(OSC)関係の団体が東日本大震災のチャリティということで開いたセミナーイベント「OSSチャリティーセミナー」に参加してきました。チャリティは置いておいても、OSCに出ているグループによる技術やプロジェクトの解説を1日で俯瞰できるのがオトクでした。ただし、1コマ30分なので、詳しくは個別に、となりますが。
以下、話を聞いたメモ。
東日本大震災|みんなでつくる復興支援プラットホーム(Sinsai.info) みんなでつくる震災地図データCrisisMap(OSMファウンデーション・ジャパン 三浦広志氏)
- 震災当日
- 通信輻輳
- インターネットは比較的無事
- ただし被災地域ではラストワンマイルが使えない
- 3/11 18:19
- OSMのSkype
- 「なにをしようか」「とりあえずUsahidiサイト立ち上げました」
- sinsai.info
- ハイチやチリでの経験
- Usahidiで情報を集める
- crisisMap
- 揺れた瞬間にキャプチャーしたOSM画面
- Bingを元にマッピング
- JAXAの写真を元に浸水情報を入力
- その上にレポート情報を乗せる
- 自動でやっているわけではない
- 人間が整理
- ボランティアのべ250名
- システムは人間を助けるだけ
- 1万件の情報
- アラート機能
- 指定した地点からn kmの情報を通知、など
- 助け合いジャパンと連携
- 当初、助け合いジャパンの目玉コンテンツだった
- PVは月100万
- 仙台からいちばん使われている
- これでミッション完了ではない
- Ushahidi API
- RESTful
- 携帯電話向けインターフェイスはAPIベース
- OpenSocialガジェットも
- iGoogleなどで埋め込める
- ニーズ面
- 災害復旧支援が次のフェーズ
- 避難所、仮設住宅、病院などの情報
- Sahanaシステム
- 情報収集はヒアリングベース
- 現地のNPOが必要とする専門情報を登録
- その土地のカルテ
- 復興は年単位での対応
- 安定した補給線が必要
- これから、梅雨から台風の季節の被害
- オープンソースであることが重要だった
- GitHubとRedmine
- 上の人に言われて直す、という人はいない
- SahanaにはUsahidiからの連係機能
- OSMによる背景地図
- 活動に終わりはない
- これから復旧していけば、日々、地図も情報も変わっていく
- 「Usahidi」
- スワヒリ語「目撃証言」の意
- アフリカの選挙で、真実を明らかにしようという活動から生まれたソフト
- Q:最初はテンションでいけたと思う。今後、継続的にやっていくとなるとまた大変。コストもかかる。その面について
- A:まさに課題と感じている
- 最初はアドレナリンでやった
- 答えはない
- 人間面の支援
- 開発者
- 1週間後にはじめてミーティング
- 情報整理のボランティアは孤独
- 来週、全員集まるシンポジウム
- 今後の活動の方向性などを議論
- 一般参加も
- 開発者
- 運用面の支援
- ハートビーツさん
- ふつうに受けたらどれだけお金がかかるか
- マーケティング、資金面
- OSM Japanとして組織化
- Q:(質問よくわからず)
- A:オープンソース、オープンデータ、コラボレーション
- グローバルな活動
- 世界の活動に反映していきたい
- Q:すばらしいが、息切れしてきていると思う
- 第2陣、第3陣の協力者が必要
- 関西からの協力も
- A:ありがとうございます
jus研究会東京大会「IPv4アドレス枯渇とその対応 ~IPv4アドレス,売り切れました~」(IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース 藤崎智宏氏、司会 法林浩之氏)
- IPv4アドレス完売御礼
- IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース
- 3年前から
- ワーキンググループに分かれて活動
- 枯渇時計
- IANA管理
- 5つの組織(RIR)に委譲
- APNICが最初になくなった
- いまのIPv4が使えなくなるわけではない
- スマートフォンによる消費
- 考えられるシナリオ
- NATなどによるアドレス共有
- サーバー等の問題
- アドレスの有効利用
- 利用されていないIPv4アドレスの回収
- 進んでいる
- IPv4アドレス移転ポリシー
- 必要な人に譲り渡す
- 誰が使っているのかをしっかり把握する必要
- MicrosoftがNortelから買った事例
- 資産化? ISPは大変
- 利用されていないIPv4アドレスの回収
- アドレス共有技術
- CGN (LSN)
- CGN→LSN→CGNと名前が二転三転w
- 欠点
- ユーザーあたりのセッション数が制限される
- ニコ動で30~50セッション
- ログをおさえるとなるとログの量が大変
- NATトラバーサルが大変
- ユーザーあたりのセッション数が制限される
- アドレスの有効利用、共有技術、IPv6の3つの対策を組み合わせて使う必要
- コンシューマ向けIPv6サービスがあまりなかった
- 最近は出てきた
- コンテンツ系の対応
- Yahoo! Japan
- World IPv6 day
- 6/8
- Google、Facebook、Yahoo!等
- 日本の大型閉域編で問題がでる可能性も
- IPv4ネットワーク、CGN、IPv6ネットワークが同時に存在することに
- すべてを想定してサービスを構築しなくてはならない
- LSN
- UPnPが通らない
- P2Pアプリが動かない
- POP before SMTPができない
- UPnPが通らない
- OSやアプリでIPv6を止めるというTipsが流通している
- MS「IPv6を止めたときの動作は保証しません」
- IPv6に関するFAQを整備中
- IPv6用語集
- Q: アドレス移転。実現するか?
- A: 地域内ではやられている。Microsoft。
- JPNICではまだ制度化されていない
- アフリカやラテンアメリカはあまり進んでいない
- Q: 混在する期間
- A: 10年20年は混在するだろうと思う
- 半世紀ぐらいは、もしかして
Zabbix 1.8の機能説明と商用環境でどこまで使えるか(ZABBIX-JP 広瀬潔氏)
- ラトビアのZabbix社
- ZABBIX-JPコミュニティ
- 約10名のボランティアによる運営
- パッチも作成
- RPMパッケージ作成
- ドキュメント作成
- メーリングリスト
- Twitter #zabbix_jp
- システム構成
- Linuxサーバー(Solarisも)
- MySQLがデフォルト
- インターフェイスはPHP
- カスタマイズもブラウザから
- 「Nagiosよりとっつきやすいと思う」
- 監視対象
- SNMP機器とサーバー
- サーバーにはエージェント
- Windows用エージェントも
- エージェントレスの監視もできる
- sshでログインして測定するスクリプトなど
- イベントに連係してアクションを起動できる
- 本題:どこまで使えるか、商用ニーズに耐えられるか
- 企業が求めるシステム監視項目
- サーバインフラ監視
- 必要なことはたいていZabbixが対応
- アプリケーションプロセス監視
- DB監視
- Webシステムの監視
- Javaシステムの監視
- ネットワーク監視
- トポロジーマップによる監視(「HPのネットワークマネージャみたいな画面は…」)
- UPS
- など
- おまけ
- 多段階しきい値によるアラート通知
- インシデント管理システムとの連係
- など
- 実働サーバーなので、できるだけ変えたくない(エージェントを入れたくない)、という要望
- sshなどを使った監視
- サーバインフラ監視
- ほとんどの監視が実現できる
- カスタマイズは必要
- なぜZabbix
- 付属テンプレート
- 7~8割の要求は満たせる
- これをカスタマイズしてより細かい監視も
- カスタマイズ
- GUIによる容易なカスタマイズ
- 独自グラフ
- 一画面に表示するスクリーン機能
- マップ作成
- URL連係
- スクリーンやマップにURLを埋め込んで他システムと連係
- アラートからリンク、など
- エージェントなしでも
- IPMIも
- 付属テンプレート
- サーバー100台以上の事例
- グループごとにトポロジ
- 納入時にカスタマイズしてメニューを減らして混乱を避けた事例
- 弱点
- 大規模システム
- Agentの配布に手間がかかる
- Agent、config
- 人海戦術
- ホストの登録に手間がかかる
- GUI
- 一括登録は?
- 1つ登録してXMLでエクスポートし、それを元に登録データを作成
- Auto Discoveryも。誤検知もある
- スイッチの機種ごとにifIndexの値が異なるため、それぞれテンプレート
- ユーザー定義マクロにする
- Agentの配布に手間がかかる
- 大規模システム
Firefox IV and THE AFTER(Mozilla Japan 浅井智也氏)
- Firefox 4使っている人 → 会場ほとんど
- about:Mozilla
- "Doing good is part of our code"
- ".com brains, .org heart"
- 社員:世界で300人
- 世界中からの貢献
- Firefox 4
- 軽く
- IE9よりダウンロード多い
- 今度は別次元
- 快適、高速、自由自在
- 「初心者にもやさしいWebブラウザ」
- Firefoxボタン
- メニューバーがなくなる
- アプリケーションタブ
- ピン留め。アイコの変化も検出
- タブのグループ化
- 人間の記憶特性。平面に並べたものは覚えやすい
- 現在の仕事にフォーカス
- データ同期
- フォント制御
- CSSのFont Variant
- HTML 5のその先
- 次世代JavaScript
- ECMA 5thほぼフルサポート
- ECMA Harmonyの実装
- Proxy、WeekMap
- 次世代JavaScript
- 安定性
- Flashのクラッシュに巻き込まれない
- ブラックリストに指定されたプラグインを別プロセスに
- Fx7をめどにコンテンツプロセス分離
- クラッシュレポート送ってね
- ドライバとかウイルスソフトの競合とか
- クラッシュレポート送ってね
- Flashのクラッシュに巻き込まれない
- Firefox for Android
- モバイルでもエンジンの機能を意図的に制約することはない
- ほかのブラウザはPC版と大きく違うことが多い
- WebGL
- 閉じたタブの復元
- PDF保存
- モバイルでもエンジンの機能を意図的に制約することはない
- 対ほかのブラウザ
- 速くなるベンチマークはどうにでも作れる
- IE
- SmartScreenフィルタ
- IEのプライバシーポリシー
- ユーザーのアクセスしたURLはすべてMSに送られる
- クエリ部分のデータなども
- Firefox等はハッシュ値を使用
- セキュリティ、プライバシー
- SmartScreenフィルタ
- Chrome
- 同期機能
- アカウントがひもづけされる
- ユーザー追跡拒否を非サポート
- 同期機能
- Firefox 5以降
- Rapid Release
- リリースプロセスを変更
- Aurora
- NightlyとBetaの間
- 機能ベースではなくスケジュールベースでリリース
- アドオン互換性
- マイナーバージョンアップ扱いにする
- Firefox 4以降は自動更新
- Rapid Release
- Firefox 5
- 6/21リリース
- 地味な変更
- パフォーマンス
- IEが「Firefoxは遅い」と言った箇所をチューン
- CSS Animations
- Firefox 6
- FX 5 + 6週間
- text-decoration系スタイル
- matchMedia()
- 画面サイズなどをJavaScriptから検出できる
- URLバーでドメインを強調表示
- Firefox 7、8、9…
- 未定
- アプリケーションプラットフォームに
- アカウントマネージャ
- コンテンツプロセス分離
- F1プロジェクト
- 見ているページを共有
- グラフィックスAPIをCairoから独自のAzureへ
- 新Javascriptエンジン
- 型推測JITなど
- Q: メジャーバージョンをあげることにした理由
- A: バージョン番号には意味がない
- どんどん新しいものを提供する
- Webの変化が速くなっている
Web技術の現状と将来(W3C 一色正男氏)
- Webは昔とはずっと違う使われかた
- 震災でもさまざまなサービス
- PDFやExcelではなくHTMLやCSVで、との呼びかけ
- オープンプラットフォーム
- プラットフォームにかわりつつある
- 標準
- デジュールからデファクトへ
- W3C
- ボランティアで標準を策定
- 世界の3つのホストの1つが日本(SFC)に
- デモ(W3C 中島氏)
- 電力メーター
- グラフィックスを解読してマッシュアップ
- ドラッグ&ドロップAPI
- SVG
- 拡大
- SVG少女
- Campus
- ワールドカップの優勝国を表示
- 日産Leaf。車を360度回す
- 動画を飛び散らせる
- Audio
- 音の波形をJSでデータ化
- ビジュアル化
- WebGLで3Dビジュアル化
- CSS 3D
- Googleの検索結果を3Dの箱に
- 電力メーター
- W3Cの標準化プロセス
- 電話会議+IRCで議事録
- 文書を残すこと
- MITで年二回総会
- 電話会議+IRCで議事録
- HTML 5
- 「ドキュメントの共通プラットフォーム」から「アプリケーションプラットフォーム」に
- ビジネスプラットフォームに
- モバイル、TV、車、家電、電力、書籍
- 日本は先行している
- すべてWeb Platformに?
- 下(インフラ)と上(Web)の両方
まだSubversionですか? 分散バージョン管理システムBazaar・Mercurialのご紹介(Shibuya.trac 岩田氏、湯川氏、岡本氏)
- Shibuya.tracの紹介(岡本氏)
- #shibutra
- プロジェクト管理とツールに関する勉強会
- Tracのプラグイン開発
- 3年で19回のイベント
- VCSの普及率
- Subversion多い
- 分散VCSの基礎知識(岩田氏)
- しくみ
- Subversion
- ブランチはサーバーのみ、クライアントは作業コピー
- VCS
- ぜんぶクライアントに持ってきて作業
- Subversion
- 自分だけのブランチを作りほうだい
- いつでもどこでもコミットできる
- テスト前でもコミット
- 中央リポジトリにプッシュするときだけ気をつける
- マージが簡単・便利・安心
- subversionしんどい
- ローカルでコミットしてマージなので、失敗したらやりなおせる
- コンフリクトもおきにくい
- 歴史が変えられる
- コミットしたファイルにパスワードが、変なコメントが…
- hg strip、bzr uncommit
- しくみ
- Mercurialの紹介(湯川氏)
- 自分が導入した理由
- Windowsに優しいらしい
- TortoisHgがよさげだった
- Joel Spolskyもイチオシ
- Subversionとコマンドが似ている
- 短縮形もいっしょ
- コマンドが単機能でオプションが少ない
- 使いやすいが、混乱するポイント
- ブランチの切り替えはhg update
- multiple head(コミットするブランチを間違うこと?)
- DVCS = 歴史改変
- mq extension
- ほむほむ=DVCS w
- 自分が導入した理由
- Bazaar(岩田氏)
- Canonical
- 採用例
- Ubuntu
- MySQL
- Emacs
- 使いやすいGUI
- QBzr
- Bazaar Explorer
- プロジェクトに応じてメニューを決められる
- 日本語ファイル名
- git:使えない
- Mercurial:プラグインで
- Bazaar:本体で使える
- Subversionはいいツールだと思う人はBazaarに
- リポジトリとブランチの概念がSubversionとほぼ同じ
- コマンド名がだいたい一緒
- 集中型のサポート
- プロジェクトにあわせた柔軟な運用
- プログラマは分散型、デザイナは(バイナリはマージできないので)集中型、など
- bza-svnプラグイン
- SubversionのクライアントとしてBazaarを「普通」に使う
- 特別なコマンド体系は必要ない
- 読みは「バザー」
- まとめ(岡本氏)
- 運用が大変
- GitHub、BitBucket、LaunchPadなどで簡単に利用
- TrackLightning
オープンソースで作るプライベートクラウド環境(オープンクラウドキャンパス有志)
- オープンクラウドキャンパス
- Eucalyptusユーザ会をベースに、上位組織として
- OpenStack、CloudStack、RightScale
- Wakame Foundationも協力
- EucalyptusでHadoop(中井悦司氏)
- 「プロのためのLinuxシステム構築・運用技術」の人
- 「プロのためのLinuxシステム・ネットワーク管理技術」近日発売
- デモはYouTubeで
- 構築手順は「G-CLOUDマガジン」で
- なぜかEucalyptusは中国で人気があるらしい
- Eucalyptus
- 学生が開発、起業
- Amazon AWS互換環境をプライベートで
- 進化が早くて追いつけていないが
- Eucalyのクラスタ=AWSのリージョン
- 複数のクラスタをまとめて管理
- Warlus(S3相当)からマシンイメージを呼んで起動
- XenかKVM
- 管理ノード
- NCはプライベートIPで
- 外部接続は管理ノードがNAT(iptables)
- Hadoop
- マシンイメージを1つだけ作れば、好きなだけクローンして起動してクラスタを作れる
- Eucalyputsはけっこうdisられるw
- 機能的に足りない、バグがある
- でも遊べる
- OpenStack(Masanori Itoh氏)
- OpenStackとは
- Eucalyのyet another実装
- 最近の動き
- Design Summit
- 4/26-29にサンタクララで開催
- 450名以上
- 今後どのような機能を入れるか、どう開発するかを議論
- トピック
- Network as a Service
- リファクタリンング
- DB as a Service
- LB as a Service
- Amazon対抗
- Volume as a Service
- リリースサイクル
- Korean Telecomの導入事例
- Network as a Service
- OpenStackコミュニティからの東日本大震災への支援
- 寄付
- チャリティTシャツ
- 日本人参加者は登録料免除
- 津波てんでんこ
- オープンソースコミュニティも
- OpenStackとは
- CloudStack(荒井氏)
- IaaS型クラウド環境構築用ソフトウェア
- Cloud.com社(旧社名VMops)
- 特徴
- GUIがリッチ
- LBとFWもついている
- VNCコンソール
- アーキテクチャ
- 仮想ルーター
- 商用版とコミュニティ版
- KVM / Xen Server
- ゲストはLinuxとWindows
- API 2種類
- 独自とAWS互換(cloud bridge)
- 採用事例
- Tata Telecomなど
- デモ
- てっとり早くプライベートクラウド環境を作るには最適
オープンソースで作る分散処理基盤 Hadoop(Hadoopユーザ会 山下真一氏)
- Hadoopを構成する要素
- HDFS 分散ファイルシステム
- MapReduce 分散処理フレームワーク
- バッチ処理で威力を発揮
- 大量のデータを処理
- スケーラビリティ
- 特殊なサーバーを必要とするわけではない
- IAサーバー
- スモールスタート可能
- 実行中でもサーバーを追加できる
- 注意点
- HadoopはRDBMSではない
- オンライン処理には不向き
- 少量データの扱いに不向き
- 使い道
- 集計:ランキングなど
- 抽出:特定の時間の訪問者
- 分析:レコメンドなど
- Mahaut(機械学習ライブラリ)も
- 構成要素
- HDFS
- 1台のマスター(ネームノード)と、複数のデータノード
- ネームノードはメタデータ格納やデータノード監視
- データノードはチャンクを格納
- デフォルトで3つのレプリケーション
- MapReduce
- keyとvalue
- Map、Shuffle、Reduce
- マスターとしてJobTracker、スレーブとしてTaskTracker
- JobTrackerがMap処理やReduce処理を分割
- TaskTrackerが実行
- 特定のデータがある場所でTaskTrackerを実行
- データのローカリティを意識
- 投機的処理
- HDFS
- 使い方
- 必要なもの
- Hadoop
- Cloudera版も
- Java
- OpenJDKは未サポート
- OS
- Hadoop
- Amazon Erastic MapReduceもある
- 必要なもの
- Hadoopは仮想環境で構築しないのがポイント
- オーバーヘッドが大きい
- 実験ならいいが
- 実行
- Hadoop Streaming
- いろいろな言語で実装
- Pig、Hive、Asakusa
- Hadoop Streaming
- Java API
- ジョブクラス
- Mapクラス
- Reduceクラス
- デモ
サーバ仮想化環境のためのストレージシステム入門(自宅SAN友の会 島崎聡史氏)
- SD誌6月号でVDIの記事を書いている
- 自宅SAN友の会
- twitterの悪のりから
- InfinibandやFCoEなどを自宅で検証
- ほかに「ストレージ友の会」もある
- 自宅SAN友の会はギークな感じ
- ディスクアレイ
- SAN、NAS
- FC-SAN、IP-SAN
- 自宅SAN友の会はもともとFC-SAN w
- iSCSIやNASはPCで簡単に作れる
- 業務環境ではオススメしないが
- 障害時のための
- 冗長化
- 自動エラー検出
- データ暗号化
- 予兆検知
- 仮想化環境でSANを使う意味
- 共有ストレージ
- VMデータ、テンプレート、ISOイメージ
- ライブマイグレーション、HA、DR
- バックアップの選択肢が増える
- 仮想化ソフトと連係できるディスクアレイも
- VMのサーバーレスコピー
- 管理インターフェイスの統合
- 共有ストレージ
- 考えておくこと
- ストレージのタイプによる機能制限と仮想化ソフト
- アクセスパスの速度
- 動向
- FCoE
- 仮想ストレージアプライアンス
- 勉強方法
- 家でやろうw
- FC
- オークションでけっこうある
- ディスクアレイは自分で作る
- 自宅SAN友の会のサイトで解説
- FC-HBAもケーブルもスイッチも数千円ぐらいから
- 自宅ラック
- スチールラックより楽
- 床が抜けないようにw
- 家族の理解(嫁hack)
- 研修はうまくいくようにできているので、できちゃう
- 自宅で苦労すると身に付く
LT:省エネIT勉強会(佐伯健介氏)
- Twitter上での会話から
- 4/9に最初の勉強会
- DELLと
- 情報を集約して公開したい
- Google Group
- 省エネ情報を教えてください
LT:東日本大震災とFOSS4G(OSGIO日本財団 嘉山陽一氏)
- 地理情報のコミュニティ
- OSGeo.JP
- 世界的 OSGeo財団
- 災害
- さまざまな地理情報
- 計測や調査の結果はデジタルで
- 阪神大震災のときは紙が多かった
- 今回はネットが活躍
- OSGeoLive DVD
- UsahidiとSahanaも
- ネットで地図を使ったさまざまな動き
- 国土地理院情報の幾何補正
- 被災地にデジタルツールを
- 詳しくはOSC.sendaiで
LT:FAX OCRシステム(国立保健医療科学院 奥村貴史氏)
- WIDE Medical Crisisワーキンググループ
- インターネットコミュニティではいろいろな試みがなされている
- 行政は?
- ExcelとFAX
- FAXで質問を送って人手で足し算
- リアルタイム対応ができない
- FAXからOCR
- 三隅にマーカー
- 相対位置が定まる
- OCRで読める
- 問題
- プロトタイプをいいものにするには人手が必要
- 行政の改善が必要
- http://sites.google.com/site/faxocr2010/home
SyncServerを使ってみよう(btm氏)
- 元組長、略して組長w
- 昔GISプログラマ
- sinsai.info初期。Amazon EC2移行など
- Sync Server
- Firefox Syncのサーバー
- ローカルで動かせる
- 簡単なバックアップツールとしても
- nginxでも動作確認
- mercurial python26 virtualenv sqlite3
- Firefoxで同期サーバーを設定
- 続きは執筆中の本でw
- 残り時間で別のデモ
- 加速度センサー+Audio APIで、PCを振ると音
チャリティオークション
- Debian.JP提供
- でびあんぶれら
- DELL T105(電源リレースイッチ増設)
- Bluetoothキーボード
- Mozilla Japan提供
- Tシャツ
- ポロシャツ
- フォクすけぬいぐるみ
懇親会LT:擬人化(宮原氏)
- 1999年、Ruby
- 早すぎた
- みまも
- 三姉妹
懇親会LT:Sahanaデモ
- 病院情報
- ベッドの個数や空き数なども
懇親会LT:ejectコマンドユーザー会(Akkiesoft氏)
- 遠隔地からejectコマンドでなにかする
- メンバー数名(2名)
- ハムスターのリモート給餌w
- エアコンのリモート操作w
- ejectしているときだけ通電w
- OSPN SNS
- 公式サイト
懇親会LT:日本から英語での技術情報発信(中井悦司氏)
- Hadoop on Eucalyの解説を海外から求められた
- 英語での情報発信重要
- 勉強大変
- 特にモチベーション
- ITエンジニアのための英語の勉強会を開催しませんか
- 「おまいら女子会に弱いだろ」w
- 冗談はさておき
- IT系技術情報を使った英語の勉強会っていいと思う
懇親会LT:日本JasperServerユーザ会の近況報告(佐伯健介氏)
- フルオープンソースのBIサーバー
- JJSUG
- 2008年10月発足
- 6名
- 2009年11月~ OSC参加
- 現在の参加者54名
- 2008年10月発足
- 来週、九州(福岡)で勉強会
- 6月Adempiereとの連係勉強会
- 課題
- 帳票サンプル
- ドキュメント日本語化
- 入門書
- イメージキャラクタ
- 技術面のみならず、ユーザー視点にもフォーカスしたい
懇親会LT:宴会に最適な高可用性サーバー(唐氏)
- 冷却性能
- 簡単操作
- 増設簡単
- 以上、ビールサーバーw
懇親会LT:(hasegaw氏)
- Galaxy-Sでxen-develを読破する毎日
- GSoC
- XenにQEMUの本家版のサポートが入る?
- Xenでvirtio
- カーネルパラメータでpci=nomsi
- Xenのデバイス定義でmodel=virtio
- Xenはeventchannel
- KVMはmsi
- virtio-netが使えた
- フルのスピードはでない
- msi必要
- フルのスピードはでない
- GSoCでvirtioをXenでサポートというプロジェクト
- virtio-pci
- QEMUのソース中のコメントに、ここはXenから持って来た、と