「仮面ライダーSPIRITS」10巻
「生身でもがくのが筋ってもんだ!!」
滝と結城(ライダーマン)という、2人の生身の仮面ライダーが活躍する巻。滝さん、すげーよ、かっこいいぜ!
そしてバイク乗りとしては、結城の四国突入編に燃えた。フロントがまくれて着地したらフォークシールからオイル漏れ、なんてリアリティもゾクゾク。
生身といえば、オヤっさん、シブいなぁ。
滝と結城(ライダーマン)という、2人の生身の仮面ライダーが活躍する巻。滝さん、すげーよ、かっこいいぜ!
そしてバイク乗りとしては、結城の四国突入編に燃えた。フロントがまくれて着地したらフォークシールからオイル漏れ、なんてリアリティもゾクゾク。
生身といえば、オヤっさん、シブいなぁ。
仮面ライダーSPIRITS 10 (10)
posted with amazlet on 06.09.24
石ノ森 章太郎 村枝 賢一
講談社 (2006/08/23)
講談社 (2006/08/23)
「統計学を拓いた異才たち」
数理統計学を築いた人物の列伝。実験計画法に始まり、ピアソン vs. フィッシャーを経て、さまざまな人物の業績を語り、統計の値の意味をどう考えるかという話に終わる、著者が医薬系の人だけに、疾患や治療の統計的解釈の視点が散見される。
とても面白いけど、私のような素人には、それぞれの理論や論点がわかりづらいのが弱点といえば弱点か。
とても面白いけど、私のような素人には、それぞれの理論や論点がわかりづらいのが弱点といえば弱点か。
統計学を拓いた異才たち―経験則から科学へ進展した一世紀
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デイヴィッド サルツブルグ David S. Salsburg 竹内 惠行 熊谷 悦生
日本経済新聞社 (2006/03)
日本経済新聞社 (2006/03)
「トゥルーデおばさん」
諸星大二郎が描く「グリムのような物語」のマンガ。
「グリムの裏話」という手垢のついた題材も、この人にかかると、まったく見たことのない話になるのがすごい。普通にヒネった話とみせかけて、最後で違う方向にヒネってみせたり。
見たこともない話を楽しませてもらった。
「グリムの裏話」という手垢のついた題材も、この人にかかると、まったく見たことのない話になるのがすごい。普通にヒネった話とみせかけて、最後で違う方向にヒネってみせたり。
見たこともない話を楽しませてもらった。
「俺と悪魔のブルーズ」1~2巻
平本アキラが、ロバジョンとクライドをモチーフに書いているマンガ。
噂に聞いていたけど、すげーや、これ。圧倒的な描写に、時空と因果を越えたストーリー、ヤバい空気。どれをとっても文句なし。
噂に聞いていたけど、すげーや、これ。圧倒的な描写に、時空と因果を越えたストーリー、ヤバい空気。どれをとっても文句なし。
俺と悪魔のブルーズ 2 (2)
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平本 アキラ
講談社 (2005/08/23)
売り上げランキング: 6,454
講談社 (2005/08/23)
売り上げランキング: 6,454
「ウルトラ・ダラー」
北朝鮮の拉致やら贋札やら核武装やらをテーマにしたエスピオナージュ小説。
といっても小説としては凡庸。意外な展開がないというか、怪しい人物たちがやっぱり怪しいというある意味意外な展開。モデルのある人からそうでない人まで。
オビでは「これを小説だと言っているのは著者だけだ!」とアオってるけど、ようするに著者が小説の形で日本の外交についての意見を書いた本。そういう意味でも意外な内容はないけど。
といっても小説としては凡庸。意外な展開がないというか、怪しい人物たちがやっぱり怪しいというある意味意外な展開。モデルのある人からそうでない人まで。
オビでは「これを小説だと言っているのは著者だけだ!」とアオってるけど、ようするに著者が小説の形で日本の外交についての意見を書いた本。そういう意味でも意外な内容はないけど。
「アディダスVSプーマ もうひとつの代理戦争」
アディダスという会社の設立から現在までの紆余曲折までを綴ったノンフィクション。ダスラー兄弟の争いにより生まれたアディダスとプーマの反目。職人肌の初代と、野心家の二代目。利権と現金が飛び交うあやしいスポーツビジネス。二代目のあとに残された膨大な夫妻。再建に次々と乗り出すビジネスンやうさんくさい人物。保守的な同族会社。そんなこんなを読みものとして見せてくれる本だ。
アディダスVSプーマ もうひとつの代理戦争
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バーバラ・スミット 宮本 俊夫
ランダムハウス講談社 (2006/05/25)
ランダムハウス講談社 (2006/05/25)
「ポンコツタイムマシン騒動記」
1970年代に書かれた少年向けドタバタSF小説。当時読んだ本だけど、なつかしくなって再読。意外に面白かった。
ポンコツタイムマシン騒動記
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石川 英輔 あさり よしとお
講談社 (2003/09)
売り上げランキング: 151,073
講談社 (2003/09)
売り上げランキング: 151,073
「人類進化の700万年」
人類進化の歴史を、最近の研究成果をふまえつつ、一般向けにわかりやすく解説した本。わかりやすくまとまっていて、面白い。
このテーマで一般的に書くと、どうしても石器捏造事件が気になってしまう。そこで本書でも、そのテーマにも触れつつ、後半を放射性物質や遺伝情報による年代特定法にあてて解説しつつ、「それでもこれから覆されるかもしれない」という前提で解説しているのが潔いと思う。
このテーマで一般的に書くと、どうしても石器捏造事件が気になってしまう。そこで本書でも、そのテーマにも触れつつ、後半を放射性物質や遺伝情報による年代特定法にあてて解説しつつ、「それでもこれから覆されるかもしれない」という前提で解説しているのが潔いと思う。
「太陽の黙示録」12巻
南北にわかれた日本を描く近未来マンガ。
この巻では南北開戦間際の危機をテーマにしている。さて、この広げた風呂敷を次巻以降でどうたたんでみせるか。
この巻では南北開戦間際の危機をテーマにしている。さて、この広げた風呂敷を次巻以降でどうたたんでみせるか。