「承久の乱 日本史のターニングポイント」
2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の予習として読んだ。武士政権を決定づけた承久の乱をテーマに、朝廷と鎌倉幕府の対立について解説している本。
朝廷と東国武士の支配構造や価値観がいかに違って、それがいかに承久の乱につながったかというところを中心に説明していて、わかりやすい。
よく言われることであるけど、やはり鎌倉武士って「仁義なき戦い」か「アウトレイジ」の世界だわー。あと文字の読み書きできる鎌倉武士が当時は少なかったとか。
「諸星大二郎 デビュー50周年記念 トリビュート」
超豪華メンバーがマンガを描いた諸星大二郎ファンブック。どなたも真面目に遊んでらっしゃる。皆さん掘り下げが細かいこと細かいこと。偉そうな言い方かもしれないけど、一冊まるごとニヤニヤしながら読んだ。これが、ちょっと昔のネットスラングでいう「プロの犯行」というやつか。
諸星先生もちょっと言及している10年前の特集が1〜2pぐらいずつの寄稿も掲載された論考本だったのに対して、今回はトリビュート作品だけで1冊で、各先生の思い入れコメントあり。前の本ではヒルコねたが多かったけど、今回はカオカオ様が多かったと思う。あと「暗黒神話」。
「富江」は「妖怪ハンター」の「赤い唇」の影響というのは、なるほどなあ。「暗黒神話」の予告編カッコイイ。「貞操号」をそうアレンジしたのかというのは驚いた。亞魔美絵神 vs. 王冠獣はベタで笑った。
「新仮面ライダーSPIRITS」29巻
牢獄から竜の道を通って、ZXとJUDOが地球へ向かう。
最短だ
一方、ISSではスーパー1+スカイライダーが銀河王と戦う。
扉絵は、石森版(模写)と村枝版の本郷猛かな。