好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
昨日、「スライム倒して300年」のアニメ最終話が放送されました! ご視聴ありがとうございました!
今回は中世の若狭の中心地を巡ります。
※2009年の写真です。
東小浜駅からスタート。今は小浜の郊外ですが、かつてはこの近くが若狭国の中心でした。
まず、若狭姫神社(下社)から。若狭の一宮は若狭彦神社(上社)で若狭姫神社は二宮の扱いです。とはいえ、割と一体で信仰されてます。
随神門は1743年の建築で県指定文化財。
見えづらいですが、奥の本殿は1802年の建築で県指定文化財。その手前の神門は本殿翌年の建築でこちらも県指定文化財。
離れて撮影。雰囲気ある社叢も県の文化財指定を受けています。
大昔からほぼ景観変わってないのがわかる景色。
このあと、若狭彦神社のほうへ谷筋をのぼっていきます。
萬徳寺へ立ち寄りました。ここの庭園は斜面を利用した見事なもので、国の名勝に指定されています。
境内。
こちらが本堂。
若桜一宮の若狭彦神社に到着しました。
随神門は江戸後期の建築で県指定文化財。
本殿は1813年の建築。その手前の神門は1830年の建築。どちらも県指定文化財。構造的に若狭姫神社とほぼ同じですね。
続いて東大寺お水取りの水の出発点ということになっている寺である神宮寺へ。お水送りの寺として知られてます。
また、ここは若狭彦神社の「神宮寺」でもあり、長らく一体のものとして信仰されてきました。
仁王門は鎌倉時代末の建築で重要文化財です。
中の金剛力士は1385年のもの。
門の両側はだだっぴろくなってます。本堂はもっと奥。
本堂は1553年に朝倉義景が建てたもので重要文化財。神社の信仰ともつながりが深いのか、今でも本堂にしめ縄が張られてます。
お水送り関係の祭りが毎年行われます。
お水送りの水源の井戸。
最後に若狭国分寺へ。
今は再興されたお寺があります。
釈迦堂は1705年ごろの建築で県指定文化財。
こんな感じの小浜の山麓部の文化財巡りでした。
次回は樽見鉄道を巡ります。
行き方
最寄り駅は小浜線の東小浜駅。ほぼまっすぐ南側の山のほうに史跡が続く。若狭彦神社まで駅から南に約3キロ、神宮寺は駅から南に約4キロ。