好きなテレビ番組はアド街ック天国とブラタモリです、森田、森田です。
今回は関ヶ原、といっても古戦場メインではなくて中山道の宿場としての関ヶ原宿のほうに着目しつつ、次の京都側の宿場、今須宿のほうに歩きます(関ヶ原の表記はケのほうの時もありますが、とりあえず中山道宿場のウィキ表記のほうを採用します)。
駅からスタート。
脇本陣跡に残る門。
本陣跡に立つスダジイ。県の天然記念物。
街道を歩いていく。このへんはわずかに街道っぽい雰囲気が残ってます。車の通行量が多くて危ない。
街道近くにも古戦場の跡地はあります。藤堂高虎・京極高知陣跡。
月見宮大杉があるあたりが福島正則の陣跡です。この杉は樹齢800年と言われていて、合戦時にすでに大木だったはずで関ヶ原の屏風などにも描かれてます。
律令制下の三関の一つ、不破関跡。県の史跡。まあ、さすがにこんな様式の建物があった時代ではないですが。この先、川があって一気に下り坂になり、また一気に坂を上がっていくので、このあたりに関があるのは防御を考えると合理的です。
少しだけ先に進んだところ。こっちのほうが関所感がありますね。右側は資料館などがある平坦地。左の道が一気に下る坂なの、わかりますかね。
分かりやすい写真があった。
藤古川を渡ります。
このまま進むと、右手の高台に大谷吉継の陣があった場所に出ます。
この神社の上の高台に布陣したそうです。
陣跡を発見。
このあたりが中山道間(あい)の宿(しゅく)。宿場の間にある休憩地点です。
下のほうに鶯の滝があります。江戸時代、旅人がこれを見てたそうです。
かなり街道の雰囲気が出てきた。
今須峠のあたり。低い峠でこの先は今須宿です。
今須宿手前の一里塚。
今須宿に入りました!
宿場にある大寺院、妙応寺。
今須宿を歩く。
問屋場跡。ここはけっこうな古民家です。
巨大な芭蕉句碑。
この先に寝物語の里というスポットが。ここで美濃・近江が分かれます。今も岐阜県・滋賀県の県境です。両側に宿があって、両側の宿の室内で寝ころびながらしゃべれるので寝物語と言われた――みたいな話だったはず。
見事な県境。
この先は柏原宿に入ります。柏原宿は以前に紹介したのですが、その時に拝観中止期間で見られなかった寺院などもありますので、そちらやまだ行っていない中山道武佐宿などを次回巡ります。
中山道柏原宿はこちらをご覧ください。
http://moritarail.blog108.fc2.com/blog-entry-1611.html
行き方
関ヶ原駅から徒歩。今須宿まではそこそこ歩くが高低差はそこまでないのでだらだら歩けばどうにかなる。ただ、今須宿は交通機関がほぼないので、結局そのまま柏原宿にある柏原駅まで歩く必要はある。