好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
今回は弘前の郊外の寺社などを巡ります。
弘前駅から枯木平行きのバスに乗車して、岩木山神社前で下車。
岩木山神社を目指します。なんか、歩いていくと戻ってこれなそうな参道。
今は純然たる神社ですが、長らく神仏習合していました。典型的な山岳信仰の霊場だったと思われます。
小雨続く日でしたが、なかなか気持ちいい参道。
重厚な社務所は県重宝(県指定文化財にあたるもの。くどいけど毎回書きます)。
かなり雰囲気ある境内。
楼門は1628年のもので重要文化財。なお、もともとここにあった百沢寺(ひゃくたくじ)の持ち物でした。神仏分離で廃されました。
アグレッシブすぎる狛犬。
お前ら、本来の仕事を忘れてるやろ。神社守る気ないやろ。
さて、入っていきます。
こちらが拝殿。1640年のもので重要文化財。
中門も一括で文化財指定。
本殿は1694年のものでほかよりは新しいです。重要文化財。
奥に白蛇の池と言われてる幻想的な池があります。卵を社にお供えするそうです。
山のふもとなので水がこんこんと湧き出てきます。
続いて隣にある真言宗寺院、求聞寺(ぐもんじ)へ。場所的に岩木山神社の別当みたいに見えますが、それとは違います。
一度、ここも廃仏毀釈でつぶされてそのあと再興されました。
続いてちょっと一キロ手前ぐらいにある高照神社へ。
ここはいかにも歴史古そうですが、江戸時代中期にできた藩主を祀る神社です。ただ、江戸時代中期にできた神社のものがほぼそのまますべて残っていて、多くが重要文化財になっています。
随神門から入っていきます。伽藍は江戸時代中期のもので重要文化財。
手水舎は建築年代は不明で文化財指定されてませんが、おそらく拝殿などと同じ時期のものと言われてます。
こちらが拝殿。色的にさっきの岩木山神社と似てる気がします。これも重要文化財
中門と本殿のほうを撮影。こちらも重要文化財。
本殿あたりをアップで。
四代藩主の津軽信政の廟所が神社の奥にあります。
こちらが廟所。だいたい300年、ここで眠ってらっしゃいます。
ここからの帰りは経由地によってバス停が変わるのでご注意ください。乗り遅れると悲惨なことになります。
行き方
岩木山神社は市街地から歩いたりして行ける距離ではないので、バスで。
弘前駅~岩木山神社まで バス710円
高照神社あたりから弘前駅まで バス690円