好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
今回は平安神宮と三十三間堂を巡ります。
前回の銀閣寺からバスで南下。京都市博物館が平安神宮の近くにあります。もともと自分はこのへんに住んでました。帰ってきた感はある。
さて平安神宮へ。知ってる人も多いと思いますが、平安遷都1100年を記念して明治に作られた建物です。なので平安宮みたいな形状をしてます。この門も応天門という名前。国の重要文化財に数年前になりました。
なので、ここにご利益求めてお祈りに来てもあまり効果ないと思いますよ。そのあたりは下鴨神社とか伝統ある神社にしたほうがいい。
まあ、でもハコモノをそのまま観光地としてしっかり100年以上先まで保ってるわけだから、大成功と言えるでしょう。
確かにこの門は立派だ。応天門といえば放火されたことで有名ですが、こっちは燃えてません。
奥に見えるのが大極殿。これも重要文化財。まあ、神社の社殿エリアとして使われてます。
この楼閣は白虎楼という名前がついてます。平安京の朝堂院というものの様式を模したもの。これと名前が違う蒼龍楼というほぼ同じ形状のものが対になっていて、両方とも重要文化財。
これが蒼龍楼のほうです。同じ建物じゃないですよ。
いい天気でよかった。
さて、平安神宮は神苑という庭園があって、これが明治の庭ではかなりの完成度のものと言われてます。
すごくきれいに水面にうつる。しばらく庭園の写真続きます。
やっぱりいい景色。ここはそこまで知られてないスポットなのと600円かかるのであまり人が来なくてけっこう穴場です(寺だと拝観料憎みこまれてるけど、平安神宮は神社自体は無料なので入るのに抵抗がある)。
さて、平安神宮のすぐそば(ただし、出入口の関係でちょっと回りこんでいくしかないが)に旧武徳殿という建物があります。1899年の建築で、平安神宮と同じ時期のものですが重要文化財。なお、今もこの建物を使ってるかはわかりませんが、この建物がある施設で剣道とか弓術とかいった武道系の大会はしているはず。
続いて、バスで南下して三十三間堂へ。日が暮れるのが早い時期なので、拝観がけっこうぎりぎりだった。危ない、危ない……。
さて、仏像で大変有名な場所ですが、そちらは当然撮影できないので、建物の写真だけです。この建物も実は非常に古くて1266年のもので国宝。洛中で鎌倉時代のものは千本釈迦堂とこの三十三間堂の本堂だけです。建物多いと火事が多いし、ちょこちょこ戦乱に巻きこまれてるので実はとてつもなく古い建物はあまり京都中心部に残ってません。
平清盛が後白河法皇のために作ったのが元ですが、こっちは木曽義仲に焼かれたり、1249年に焼けたりしました。そのあとに後嵯峨上皇が復元したのが今の建物です。
正式名称は蓮華王院だったり、今はそばの妙法院が管理している寺院だったりしますが、非常に来歴が長くなるので、ひとまず省きます。
奥から撮影。
拝観料金払ったエリアの外側にある(普通の道路にある)南大門は1600年に秀頼が再建したもので重要文化財。とにかく巨大。しかし、豊臣秀吉・秀頼は京都復興になんとも貢献してますね。秀吉の人気が今でも京都でけっこう高いのもわかる。ちなみに全国規模だとけっこう大寺院を焼いたりしてますので、まあ、権力者は壊しもするし、作りもするなと。
築地塀は太閤塀とも言われてるもので、まあ、秀吉が復興したのでしょう。
いやあ、巨大な建築物だ……。
南大門が現役の門だとよくわかる写真。さすがにこんな巨大なの無視して道路作るわけにいかないので普通に道路を下に作ってます。
三十三間堂のすぐ横に淀殿が父親の浅井長政の菩提を弔う意味で建てた養源院があります。ここの紅葉が一番きれいだった。
こんな感じの京都巡りでした。
行き方
バスはいくつも行く系統があるので鉄道の分だけ表記。
平安神宮――庭園は拝観600円
京阪に神宮丸太町といういかにも最寄りっぽい名前の駅がありますが、意外と距離がある。地下鉄東西線の東山駅がいい。
三十三間堂――庭園は拝観600円
京阪の七条駅が最寄り。
京都編は一度これでおしまい。次回からまた違うエリアになります。
次回は近江八幡の観音霊場、長命寺を巡ります。
さて、この長命寺、『てらめぐりぶ?』でも出てきます。これを見てから読んでもらえるともっと楽しんでもらえるかも!?
その『てらめぐりぶ?』のサイン会が決まりました! 秋葉原でやります!
詳しくはこちらをクリック!
あと、16日頃に『伊達エルフ政宗』も出ますのでよろしくお願いします!
今回は平安神宮と三十三間堂を巡ります。
前回の銀閣寺からバスで南下。京都市博物館が平安神宮の近くにあります。もともと自分はこのへんに住んでました。帰ってきた感はある。
さて平安神宮へ。知ってる人も多いと思いますが、平安遷都1100年を記念して明治に作られた建物です。なので平安宮みたいな形状をしてます。この門も応天門という名前。国の重要文化財に数年前になりました。
なので、ここにご利益求めてお祈りに来てもあまり効果ないと思いますよ。そのあたりは下鴨神社とか伝統ある神社にしたほうがいい。
まあ、でもハコモノをそのまま観光地としてしっかり100年以上先まで保ってるわけだから、大成功と言えるでしょう。
確かにこの門は立派だ。応天門といえば放火されたことで有名ですが、こっちは燃えてません。
奥に見えるのが大極殿。これも重要文化財。まあ、神社の社殿エリアとして使われてます。
この楼閣は白虎楼という名前がついてます。平安京の朝堂院というものの様式を模したもの。これと名前が違う蒼龍楼というほぼ同じ形状のものが対になっていて、両方とも重要文化財。
これが蒼龍楼のほうです。同じ建物じゃないですよ。
いい天気でよかった。
さて、平安神宮は神苑という庭園があって、これが明治の庭ではかなりの完成度のものと言われてます。
すごくきれいに水面にうつる。しばらく庭園の写真続きます。
やっぱりいい景色。ここはそこまで知られてないスポットなのと600円かかるのであまり人が来なくてけっこう穴場です(寺だと拝観料憎みこまれてるけど、平安神宮は神社自体は無料なので入るのに抵抗がある)。
さて、平安神宮のすぐそば(ただし、出入口の関係でちょっと回りこんでいくしかないが)に旧武徳殿という建物があります。1899年の建築で、平安神宮と同じ時期のものですが重要文化財。なお、今もこの建物を使ってるかはわかりませんが、この建物がある施設で剣道とか弓術とかいった武道系の大会はしているはず。
続いて、バスで南下して三十三間堂へ。日が暮れるのが早い時期なので、拝観がけっこうぎりぎりだった。危ない、危ない……。
さて、仏像で大変有名な場所ですが、そちらは当然撮影できないので、建物の写真だけです。この建物も実は非常に古くて1266年のもので国宝。洛中で鎌倉時代のものは千本釈迦堂とこの三十三間堂の本堂だけです。建物多いと火事が多いし、ちょこちょこ戦乱に巻きこまれてるので実はとてつもなく古い建物はあまり京都中心部に残ってません。
平清盛が後白河法皇のために作ったのが元ですが、こっちは木曽義仲に焼かれたり、1249年に焼けたりしました。そのあとに後嵯峨上皇が復元したのが今の建物です。
正式名称は蓮華王院だったり、今はそばの妙法院が管理している寺院だったりしますが、非常に来歴が長くなるので、ひとまず省きます。
奥から撮影。
拝観料金払ったエリアの外側にある(普通の道路にある)南大門は1600年に秀頼が再建したもので重要文化財。とにかく巨大。しかし、豊臣秀吉・秀頼は京都復興になんとも貢献してますね。秀吉の人気が今でも京都でけっこう高いのもわかる。ちなみに全国規模だとけっこう大寺院を焼いたりしてますので、まあ、権力者は壊しもするし、作りもするなと。
築地塀は太閤塀とも言われてるもので、まあ、秀吉が復興したのでしょう。
いやあ、巨大な建築物だ……。
南大門が現役の門だとよくわかる写真。さすがにこんな巨大なの無視して道路作るわけにいかないので普通に道路を下に作ってます。
三十三間堂のすぐ横に淀殿が父親の浅井長政の菩提を弔う意味で建てた養源院があります。ここの紅葉が一番きれいだった。
こんな感じの京都巡りでした。
行き方
バスはいくつも行く系統があるので鉄道の分だけ表記。
平安神宮――庭園は拝観600円
京阪に神宮丸太町といういかにも最寄りっぽい名前の駅がありますが、意外と距離がある。地下鉄東西線の東山駅がいい。
三十三間堂――庭園は拝観600円
京阪の七条駅が最寄り。
京都編は一度これでおしまい。次回からまた違うエリアになります。
次回は近江八幡の観音霊場、長命寺を巡ります。
さて、この長命寺、『てらめぐりぶ?』でも出てきます。これを見てから読んでもらえるともっと楽しんでもらえるかも!?
その『てらめぐりぶ?』のサイン会が決まりました! 秋葉原でやります!
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あと、16日頃に『伊達エルフ政宗』も出ますのでよろしくお願いします!