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日田の豆田町の街並み(大分県日田市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

今回は日田の豆田町地区を巡ります。


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廣瀬資料館(これが正式表記)は広瀬淡窓の実家の実家だったところです。休館中でした。


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商家の街並みが続きます。


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草野本家は主屋などが1725年頃の建築で重要文化財。内部を拝観できます。


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敷地左に見える長い座敷蔵は1731年の建築で重要文化財。ほかの蔵も重要文化財のものがありますが、多分外部からは撮影できない場所にあります。


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草野家の向かい。


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豆田まちづくり歴史交流館は古賀医院の診療所棟。1932年の建築。


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こちらは古賀家の離れ座敷。昭和初期の建築。


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船津歯科診療所だったところは古い部分は大正、そのあと、昭和初期に歯科になったところです。


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旧日本丸製薬所の主屋と隣接する土蔵部分は、土蔵が明治、主屋が大正の建築で登録有形文化財。


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続いて、長福寺へ。山門は19世紀初期の建築。


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本堂は1669年の建築で重要文化財。


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もう一枚撮影。


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経蔵(左)と常燈明堂(右)。それぞれ1735年と1726年の建築。


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鐘楼は1777年の建築。


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本堂前の石灯籠は1700年の建築。


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進撃という単語が使われている。


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いい建物が並びます。


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この建物も立派。


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川にぶつかるまでこの景観が続きます。


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車の通行量が多いので、けっこう危ないです。


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何もない場所ですが、ここが日田の代官所跡です。自転車だと日田の豆田町地区を出て、すぐです。


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永山城跡も豆田町のちょっと北にあります。代官所のさらに北。こちらの城は江戸時代の前半に廃城になりました。


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豆田町に戻ってきました。クンチョウ酒造の建物も相当古い。


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隣接する蔵。


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こんな感じの日田の豆田町周辺巡りでした。
次回も重要伝統的建造物群保存地区に指定されている、福岡県八女市の黒木(くろぎ)の街並みを巡ります。

行き方
豆田町地区は日田駅の北側。徒歩だと少し遠い。レンタサイクルが駅で借りられるが、自転車を止められる場所が少ないので注意。

日田の隈町の景観・咸宜園・大原八幡宮(大分県日田市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

今回は天領とやたらと呼ばれる観光都市、日田を巡ります。

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『進撃の巨人』の諫山先生の故郷なので、やたらといろんなところにこういうものがあります。


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無事に悔いなき旅ができました。


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おそらく蔵の建物をイメージした日田駅。


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笑ってしまったので、こっちの負け。


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ゴミ箱のクセも強い。
さて、日田というと駅の北側の豆田町地区が江戸時代からの商家町として有名で重要伝統的建造物群保存地区に指定されていますが、今回はまず駅南西側の隈町エリアを巡ります。


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自転車で南西に移動。隈まちづくりセンター黎明館は元々大分銀行日田支店として建てられたもの。1916年の建築で登録有形文化財。隈町は日田温泉があるエリアです。歴史的に桃山時代にできた城下町から出発してる街なので豆田町とは成立経緯がおそらく違います。


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山田家住宅主屋は1816年の建築で登録有形文化財。


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さっきの山田家住宅の裏側はすぐ川が流れてます。土蔵も1921年の建築で登録有形文化財。


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石垣と煉瓦塀の部分をアップで。こちらも1921年のもので登録有形文化財。


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三隈川沿いの景観。この川が水運のキモだと思うので、日田の北側の街とは明らかに街として別のものだということがよくわかります。


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後藤家住宅主屋は1887年の建築で登録有形文化財。


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東土蔵及び西土蔵は1917年の建築で、こちらも登録有形文化財。通りに対して直行するものと平行するものが置かれてます。平行する側の蔵はほぼ通り側からは見えてませんが。


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裏側の川沿いの遊歩道はこうなっています。手前の蔵が登録有形文化財指定の片側のものと思われます。


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その蔵の隣の背の高い建物は座敷蔵。1929年の建築で登録有形文化財。


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そのさらに隣の背の低い建物は隠居座敷。明治の建築を後年改築したもので登録有形文化財。


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三隈川の景観。野菜洗ったり選択したりする汲場(くんば)という場所が残ってますね。


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駅の北側に移動。広瀬淡窓が建てた日本最大級の私塾だった咸宜園(かんぎえん)跡地へ。国の史跡です。


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遠思楼は1817年の建築。このあと、紹介する建物もそうですが、ずっと現地にあったわけではなく、移築などがされていた時期があります。


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秋風庵は1781年の建築。


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広瀬淡窓の墓も近くにあります。


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順序は前後しますが、豆田町ではない地区にある史跡を先に。大原八幡宮に来ました。


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楼門は1687年の建築で市指定文化財。


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拝殿・幣殿・本殿は1794年の建築で市指定文化財。社殿は拝殿部分です。


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幣殿と本殿も見える構図。
次回は日田の豆田町地区を重点的に巡ります。

行き方
日田を観光する場合は日田駅前でレンタサイクルを利用するのが効率的。ただし、豆田町地区は代表的な観光地である一方で交通量もかなり多く、自転車移動はけっこう大変。

海地獄・白池地獄・龍巻地獄・血の池地獄・竃門一族の墓と別府駅前(大分県別府市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

今回は別府を巡ります。
さて別府というと地獄めぐりですが、地獄の数が多すぎて全部を見てたらきりがないので、国の名勝に指定されている海地獄、血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄の4つを巡ります。まあ、文化財ばかり見てるこのサイトとしては正しい選択でしょう。

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まず鉄輪(かんなわ)地区にある海地獄から。別府駅からバスに乗ってやってきました。


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入ると巨大な池がありますが、これは海地獄ではありません。


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海地獄に着きました。当然ながら青い。


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よくも、こんなに真っ青になったなという色。


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色がゲーム的というか、いい意味でリアリティがない。


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海地獄の中に赤い池もありました。ある意味、これで赤い血の池地獄に行かなくてもいいのではという気もしたんですが、現地に行かないと名勝を見たことにならないのでちゃんと行きます。


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続いて、近くの白池地獄に来ました。


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白池という名前なのに、色はグリーン系。高級な抹茶の色だ……。


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敷地内にある向原石幢(むこうばるせきどう)は1568年のもの。県指定文化財。本来は笠の上に宝珠部分がついてるはずですが、それは消滅してます。


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また、国東塔は南北朝時代の末頃のもので県指定文化財。


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また、この地獄ではピラルクなど熱帯の魚中心のミニ水族館もあります。


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続いて、バスに数分乗車して、龍巻地獄と血の池地獄のエリアに来ました。まず龍巻地獄へ。


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しばらく待つと、105度の間欠泉が噴出! これはこれですごいことだけど、なんで龍巻という名前のかはサイトにも書いてませんでした。


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ジェラートの店が併設していたので、食べてから退出。


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すぐ隣の血の池地獄へ。


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見事に赤い! トマトジュースの色ですね。


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トマトジュース飲みたくなってきました。


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バスで鉄輪(かんなわ)地区に戻る途中のバス停で降りて少し歩くと、羽室御霊神社に着きます。鎮西八郎為朝を祀ります。


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こちらの境内に、竃門(かまど)氏墓地五輪塔があります。


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だいたい鎌倉時代の石造物群で県指定文化財。なお、とあるアニメ作品の聖地みたいな扱いをされているようです。この地域の地頭だった竃門一族の墓と思われます。


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鉄輪地区の高台、いかにもな温泉地の雰囲気。


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別府駅のほうに戻ってきました。いい雰囲気を出してる駅前高等温泉。


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竹瓦温泉は1938年の建築で登録有形文化財。立派な見た目でまだまだ現役でやっています。



DSC02253 - コピー離れて撮影。豪壮な建築です。

こんな感じの別府巡りでした。夜は大分県の名物のニラ豚を食べました。
次回は天領日田を巡ります。

行き方
別府駅から別府温泉の中心エリアの鉄輪まではバスの本数が相当多いので、あまり地獄を細かく気にする必要はない(ただし、経由地によって時間がけっこう変わるので、早く行きたいなら系統は確認したほうがいい)。
龍巻地獄・血の池地獄は鉄輪から4キロほど離れてるのでバスに乗車する必要アリ。バスセンター兼観光案内所があるので、そこで時刻表を教えてもらうとよい。
別府駅周辺……駅から徒歩圏内。

大友氏館跡庭園・豊後一宮の柞原八幡宮(大分県大分市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

今回は豊後一宮の柞原(ゆすはら)八幡宮などを巡ります。
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柞原八幡宮に行くバスが無茶苦茶少ないため、帰りのバスの時間に合わせてタクシーで向かうことに。ということで時間調整まで食事やほかの場所の見学にあてます。大分名物のだんご汁を食べる。実質、白味噌味のほうとうだ、これ。


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大友氏館跡に建つ南蛮BVNGO交流館へ。建物自体は小さなガイダンス設備ですが、横に整備されたとあるものがあります。


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大友氏の庭園遺構が復元されました。


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戦国大名の館らしいスケールのデカい庭園です。


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館の遺跡もまだまだ発掘中です。


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タクシーで柞原八幡宮へ。かなりの高台にあるので駅などから徒歩で向かうのは現実的ではないです。まだ下りなら行けそうですが、地元の人でないかぎり時間のロスがもったいないですね……。


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境内にある国の天然記念物のクス。樹齢3000年と言われてるとか。


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南大門は重要文化財。無茶苦茶立派で、古くも見えますが、今の建物は1870年の再建。


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明治といっても最初期なので、江戸時代の彫刻の雰囲気ですね。


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長い参道を進んでいく。


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さて、巨大な楼門があるんですが、構造的に側面の西門からしか入れません。幕末の建築で重要文化財。入れない理由はあとで説明します。
 

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ここは楼門がそのまま拝殿と接続されていて、楼門自体は閉まっています。なので、側面の西門から入り、楼門の両側に伸びている回廊で靴を脱いで昇殿してお参りするという流れになります。特殊! ちなみに本殿側は工事中でした。


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写真右が拝殿で左の一段高い建物が申殿(もうしでん)。拝殿は1759年頃の建築、申殿は1752年頃の建築で重要文化財。


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楼門と回廊部分とつながってるのがわかるでしょうか。楼門は1759年の建築、回廊は1798年頃の建築らしく重要文化財。


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逆側からも撮影。


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回廊の逆側。


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工事前の上空写真。本殿と左右の宝殿、宝蔵と八王子社も重要文化財です。左右の宝殿は1757年の建築。本殿は1850年の建築。宝蔵と八王子社は附指定という扱いで、セットで重文にしたろという形です。文化庁のページとかも見ましたが、年代が書いてるものが見つかりませんでした。


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工事で見れなかった建物の古い写真。


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本殿も古い写真がありました。後殿と前殿からなる八幡造形式の社殿ということがわかります。まあ、まさにここが八幡宮だから自然なチョイスか。


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閉門している楼門を横から撮影。八幡宮は寺院との習合がとくに強い神社ですが、山岳寺院の空気を感じます。


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楼門を見上げる。閉まってるのがわかりますね。


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バスで下山しました。レアなバス停名。なお、ひらがななのは、漢字が難しすぎるからだと思います。


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西大分駅前あたりに柞原八幡宮仮宮(お旅所)があります。


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こっちは由原表記か。
こんな感じの大友氏庭園と柞原八幡宮巡りでした。
次回は別府を巡ります。

行き方
大友氏庭園など……大分駅から徒歩で行けるが意外と遠く20分ぐらいかかる。
柞原八幡宮……大分駅から西大分駅の近くを経由するバスが出ているが、本数が相当少なく、さらに参拝時間を考えると往復に使用することはかなり難しい。距離としてはそこまでではないので、タクシーを使って一気に上がってしまうのもアリ。

福澤諭吉旧居・中津城など中津の城下町の史跡(大分県中津市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

まず、本の宣伝を!
「スライム倒して300年」21巻、発売しました!
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よろしくお願いいたします!


今回は中津の史跡を巡ります。

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駅前の福沢諭吉。まあ、中津と言えばこの人です。


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中津はから揚げの聖地で、専門店が市内に大量にあります。テイクアウトできるので、食べ歩きも可能。ただし、できたてはマジで熱いので、ちゃんと冷ましたほうが無難ではあります。


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大江医家史料館。中津藩の御典医だった一族の家です。


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この日、から揚げを三箇所もハシゴしました。


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福澤諭吉旧居・福澤記念館が狭い道路に面したところに突如あります。まあ、生家だったところに建ててるから、それはそうか。



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このあと、寺をいくつか見ていきます。西蓮寺。黒田官兵衛の末弟の僧侶が建てた寺です。ただ、案内板にはそう書いてるんですが、その人の事績についての情報がウェブレベルでは全然見つからないので、その由緒が事実かちょっとよくわかりません……。


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こちらは本堂。


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浄安寺本堂は1811年の建築。こっちの寺は藩主小笠原氏時代の建立といわれています。


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圓龍寺は藩主が小笠原氏の時代にできた寺だそうです。


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このお寺は閻魔堂で有名。


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続いて、円応寺。


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河童の墓があります!


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ちゃんと一族の菩提を弔っている。


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こちらは大法寺。


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やたらと赤い合元寺。黒田官兵衛が宇都宮鎮房を暗殺した時に、この寺にいた家臣も討ったのですが、そのせいで壁が血で赤くなり、何度白く塗っても赤くなるので、赤色に塗った――という伝説があります。


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こちらは宝蓮坊。



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多分料亭の筑紫亭。塀は大正のもので登録有形文化財。主屋は1914年の建築で登録有形文化財。


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違う角度から撮影。


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旧小幡記念図書館は1938年の建築で登録有形文化財。



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こちらは村上医家史料館。ここも代々医者をつとめた家です。


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むろや醤油の建物も古い。


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旧宇野屋住宅は1815年の建築で市指定文化財。今はまちなみ交流館になっています。


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自性寺は池大雅の書画がたくさん残っています。



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中津城のほうへ向かいます。西門あたりは石垣が残っていました。


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中津市歴史博物館へ。暑かったので、ここで少し回復しました。


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博物館の向かい側に古い石垣が見えます。


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城の中心部へ向かいます。


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中津城。戦後の模擬天守です。なお、こういう外観の天守が存在したわけではないです。歴史的に江戸時代はほぼ天守がなかったはず。


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少し離れて城を撮影。


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小学校の生田(しょうだ)門は元々家老の屋敷の門です。


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中津駅に戻ってきました。

こんな感じの中津巡りでした!
次回は瀬戸内海の家島を巡ります。

行き方
中津駅から徒歩で回ることが可能。

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Author:森田季節