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倉敷街巡り1 鶴形山周辺など(岡山県倉敷市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

今回は倉敷の史跡を巡ります。

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倉敷駅からスタート。


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まず、観光のメインとなる場所とはずれた場所を回ります。
駅前の商店街をずっと歩いていくと、日本基督教団倉敷教会教会堂に着きます。
1923年の建築で登録有形文化財。
二階に上がっていくスロープあるの、面白いですね。


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さらに進むと倉敷中央病院の敷地内にレトロな建築が三棟あります。
もともとは倉敷の大実業家、大原孫三郎が建てた病院が前身です。
多分1923年の建築。


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二つ目の建物。こっちのほうがちょっと背が高いです。


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三つ目は明らかに雰囲気が違う。


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少し美観地区側へ近づく。大橋家住宅は江戸時代後期の建築で重要文化財。


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続いて寺社が建つ鶴形山へのぼっていきます。参道が工事中ですごいことになってた。


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雰囲気ある道ですね。


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八意永琳ののモチーフ、八意思兼神が祀られていました。


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お寺の横を歩く。


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観龍寺に来ました。倉敷の代官所が幕末に襲撃された時、襲撃した側がここを本陣にしました。


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右側の建物は鐘つき堂です。


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お堂はかなり並んでます。もともと鶴形山は妙見山と言われてたそうですが、ここの妙見堂が由来でしょうか。


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街を見下ろす。旧第一合同銀行倉敷支店が良く見えます。1922年の建築で登録有形文化財。


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阿智神社までやってきました。こちらが拝殿。


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本殿部分はなかなか古めかしいですね。


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門をくぐって、まっすぐ南に降りていきます。


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階段がかなり急。鶴形山と呼ばれるだけの高さ。


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このあと美観地区に行ったのですが、中途半端なところで切れるのが確実なんで先に倉敷天文台の写真を。
この建物は1952年の建築です。


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昼は倉敷発祥のぶっかけうどんを食す。
次回は倉敷のいかにも倉敷菜エリアを巡ります。

行き方
倉敷の主要エリアは駅から徒歩で行けるので行きやすい。

芸備線の東の区間と新見の町(岡山県新見市など)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。


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備後落合駅。屈指のローカル線である芸備線の東側エリアに向かいます。それと実質的な芸備線の終点である新見をぶらつきます(厳密な意味での終点は備中神代駅だけど、その地域の中心駅の新見まで列車は運行します)。


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逆側。


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小奴可(おぬか)駅。駅名がとんでもなく田舎という雰囲気を出している。


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野馳(のち)駅。


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矢神駅。


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新見に到着。


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新見は江戸時代は江戸中期から小さな城下町になりました。ぶらぶら巡ります。古い建築がわずかに残ってます。


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昔からの通り。


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古い建物。さっきの通りを歩いてると、このT字になってるところに出ます。


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このあたりが一番古い建物が残ってます。


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かなり年季入ってる建物。


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新見で一番立派な建物の一つ、太池邸。


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高台のほうが藩の陣屋があったエリアです。


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陣屋あった場所は学校になってました。


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門にかすかに江戸時代っぽさがある。


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周囲に古い石垣みたいなものが。

こんな感じの新見の町巡りでした! 次回からは何回に分けて倉敷の街並みをがっつり巡ります。

行き方
芸備線備後落合~新見間
一日三本しかないとんでもないローカル線。早朝と夜間の便は観光では実質使えないので、残りは14時台の一本のみ。新見自体には岡山のほうから伯備線で北上すれば簡単に行ける。特急も停車する。
新見市街地は駅から徒歩で散策できる範囲。

神護寺・甲弩神社・善福寺・興譲館跡(岡山県笠岡市・井原市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

今回も井原鉄道沿線の史跡を巡ります。

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まず小田駅からスタート。ここでレンタサイクルを利用します。


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自転車で7分ぐらい乗っていくと、神護寺に到着します。近くの甲弩(こうぬ)神社の別当寺でした。


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本堂は1568年の建築で県指定文化財。


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もう一枚撮影。


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続いてすぐ近くの甲弩(こうの。あるいは、こうぬ。資料によって表記が違う)神社へ。
鳥居のところに丑寅(うしとら)宮と書いてます。前近代はそう呼ばれてました。
甲弩というのはこのへんの地名です。


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拝殿は1710年の建築で市指定文化財。


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こちらは本殿。


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狛犬が楽しそう。


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インディーズバス停留所。


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小田駅のほうに戻ってきました。西国街道の雰囲気がほんわかと残る。


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また西に移動。奥に見える山は高越(たかこし)城があったところ。伊勢宗瑞がここで生まれたかもしれないところ。室町時代は備中伊勢氏の所領でした。


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井原駅に到着!


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ここでも自転車を借ります。善福寺に来ました。


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この土地は足利尊氏が立ち寄ったとされ、義満の代にその旧館を寺にしたもの。そのため義満供養のために作られた石塔婆が残ってます。※銘文からわかる
お地蔵さんの奥の変な形のやつが石塔婆の残ってる部分です。


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釈迦堂は1666年の建築で県指定文化財。


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このあたりは江戸時代、一橋氏の領地もありました。そこにあった郷校(藩校みたいなもの)が興譲館(こうじょうかん)です。県指定史跡。


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今は学校敷地ですが、古い建物がちょっと残ってます。


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これも古い建物か?


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井原駅に戻りました。デニムで著名な街なので、デニム専門店が。オシャレだけど、いいお値段なのでさすがに手が出ず。


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こんな感じの井原鉄道沿線巡りでした。穴子弁当を食べる。
次回は以前行けなかった広島県北部の中心地、三次の三次もののけミュージアムに行きます。

行き方
神護寺・甲弩神社
小田駅から2キロほど離れているので、駅で受付をしているレンタサイクルを利用。
善福寺・興譲館
井原駅からレンタサイクル利用。善福寺だけならギリギリ徒歩でも往復可能。

西国街道矢掛宿・吉備真備関連史跡・洞松寺(岡山県小田郡矢掛町)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

今回は西国街道の宿場町、岡山県の内陸部の街、矢掛(やかげ)などを巡ります。

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岡山県の伯備線の清音駅から井原鉄道に乗り換え。


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途中、過去に洪水の被害を受けた真備町エリアを移動します。このあたりに吉備真備(きびのまきび)駅もあります。


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矢掛駅に到着。ここからレンタサイクルで移動します。


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駅から数分自転車に乗るともう西国街道の宿場エリアに到着します。


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旧矢掛本陣石井家は重要文化財。江戸時代から現存している本陣です。建物はたくさんあるので個別の年代はスルーしますが、だいたい江戸時代後期の建築。


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正面逆側からも撮影。


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敷地内に神社があります。けっこう大きい。


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少し離れたところからも撮影。


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宿場町の景色が続いてます。


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矢掛は2020年10月に重要伝統的建造物群保存地区になりました。まさに登録の前後に行っていたことになります。


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旧矢掛脇本陣髙草家住宅も重要文化財。こちらも現存しています。このあたりの大庄屋もつとめた家です。江戸時代後期から明治初期の建築です。


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もう一枚撮影。


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ここから自転車で郊外に移動。圀勝寺(こくしょうじ)は吉備真備の創建と言われてます。江戸時代は備中松山藩主板倉家の祈願所でした。


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下道(しもつみち)氏墓(国史跡)がこの近くにあります。1699年に骨蔵器が発見されました。下道氏は吉備真備の一族です。


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小田川を渡って、南の対岸のほうへ移動します。


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続いて福頼(ふくより)神社へ。


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こちらが拝殿。


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明治時代の回り舞台が残ってます。


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この近くに江戸時代の国衆庄氏の屋敷跡だったという場所があります。多分、竹やぶのあたり。私有地っぽくて入れる場所がわからず。


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すぐ近くで高札場が現存しています。


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高札場のすぐ向かいにこのあたりの村の大庄屋である福武家が現存しています。長屋門と主屋は江戸時代末に建てられたもので県指定文化財。


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福武家の裏側。溝がやけに広いので実質的な堀だったのかもしれない。


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続いて、洞松寺(とうしょうじ)へ。この土地の国衆、庄氏の菩提寺でした。二ノ門は江戸時代のもので登録有形文化財。以下、とくに断らないかぎり登録有形文化財です。


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山門は1843年の建立で矢掛町の文化財。


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本堂は江戸時代の建築。


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鐘楼。江戸時代の建築です。


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こちらは禅堂。


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書院の月泉院(と思われる建物)。


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方丈および書院。


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これも方丈だろうか?


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おそらく月泉院あたりをアップで。


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水路石垣及び石橋は明治のもの。


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最後に吉備真備のスポットに行きます。


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吉備大臣宮。もちろん吉備真備を祀ってます。


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吉備真備公園が併設されてます! 写真は吉備真備像。
こんな感じの矢掛巡りでした。
次回は井原鉄道沿線をさらに西に向かいます。

行き方
矢掛には倉敷から伯備線で2駅北の清音駅から乗り換え。矢掛までの乗車時間はそんなに長くない。
井原鉄道はレンタサイクルをしている駅が多いので便利。また違う駅への乗り捨てもできるので、たとえば今回は矢掛で自転車に乗って、一つ手前の三谷駅で返却している。

城下町足守(岡山市北区)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

今回は岡山の城下町の一つ、足守を巡ります。
足守藩は秀吉の正室ねねの兄貴の木下家定から始まる藩です。石高はしょぼいですが、結局幕末まで木下氏が治める形になりました。木下氏は公式に豊臣姓を名乗ったので、大坂の陣で豊臣氏が滅亡したというのは厳密には間違いです(存在を許されてる豊臣がいるから。同じように日出藩木下氏も豊臣を名乗ってます)。

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前回の葦守八幡宮からちょっと歩くと、こういう街並みが突如現れます。


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これは旧足守商家藤田千年治邸。醤油を作っていました。


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違う角度からもう一枚撮影。


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この建物も立派。


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緒方洪庵の先祖の墓がある乗典寺が城下町の中にあります。


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明治の米蔵を改装した文化施設、足守プラザ。


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家が一個一個デカい。


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昔は栄えていただろうなというサイズの家。


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メインストリート。


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このあたりが町の中心のようです。


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緒方洪庵誕生の地。


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旧足守藩の侍屋敷が残ってます。家老の杉原氏の家。江戸時代中期の建築で県文化財。


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土蔵もあります。


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こちらが母屋。


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旧木下権之助屋敷表門は1846年の門で岡山市の文化財。小学校の建物として使われてました。


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藩の陣屋跡に来ました。


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城下町からちょっと離れたところに大光寺という藩主菩提寺があります。ぶっちゃけけっこう荒れていた。


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かなりわかりづらいですが、多分これが霊廟で県指定文化財。おそらく1699年頃の建築。


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藩主一族の墓所。岡山市の史跡。


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再び陣屋に来ました。


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今は公園になっています。


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白樺派歌人の木下利玄の家が残ってます。この人は藩主の一族でした。県指定史跡。


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すぐ近くに近水園(おみずえん)という大名庭園も残っています。岡山県の名勝。


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露骨に亀。
こんな感じの足守の城下町巡りでした。
次回は奈良県の城下町高取を巡ります。

行き方
足守の城下町は公共交通機関がないので、無茶苦茶不便。今回は足守駅から何キロも歩いた。たしか一時間以上かかった。車で行くほうが無難。

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