昨年2015年は、年間130日写真を撮りました。
130日の乗り物との出会いがありました。
更新が追いつくのはまだまだ先ですが順を追ってどんどん公開するので今年もお楽しみに。
2015年から2016年にかけての年末年始の徳島の乗り物の話題といえば、
やはりオーシャン東九の19年ぶりの新造船「フェリーびざん」に尽きるでしょう。
佐伯重工業で建造された13000総トン型鋼製旅客兼自動車航送船「フェリーびざん」は
12/25(金)午後、新門司港フェリーターミナルを試験航行のため出港。
翌12/26(土)朝、初めて徳島港に入港しました。
時刻は0708。この日の朝はとても綺麗なだるま朝日が姿を現しました。
「びざん」がもう10秒早く来ていればだるま朝日と並びましたw
この日我々は初めてだるま朝日を目にしました。
だるま朝日といえば、
アマチュアカメラおじちゃんが何日も何日も通ってやっと見られる難易度の高い被写体、という印象を持っていますが
いっぱしのフェリーマニヤがちょろっと行ってこんなに簡単に見えてもいいものなのかとも思いました。
これは絶対に撮りたかった「びざん」と眉山。と末広有料道路。
左は後進をかけて出港したばかりの「フェリーつるぎ」。
この構図は最近よくマリンピアに入港してくれる自衛艦で、自分のなかではおなじみの「徳島全開ショット」です。
それを本来の姿ではありますが、カーフェリーで撮ることができてとても幸せです。
それに加えて、今回の試運転は本来の時刻とは違う時刻で入港したため、この便での「つるぎ」の並びとトモの順光を撮ることができました。
新門司から九州運輸局の職員が同乗してチェックを重ねていました。
このベストの四国運輸局ver.ほしい!
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新年の計画通り、今年も順調にいい写真が撮れています。
さて先月3月は、徳島の自衛隊広報史に刻まれる月になりました。
3月の徳島で記念行事2本、艦艇広報1本とはとてつもないハイペース、大変撮り甲斐がありました。
まずは3/1(日)の北徳島分屯地創立5周年記念行事。
2010年3月の創立以来、記念行事が公開されるのは初めてでありました。
過去の記念行事も、地本を通せば一般であっても見学できたそうですが
一般に広く開放されたのは今回が初めてなので、初とします。
2012年9月の徳島航空基地開隊54周年記念行事は、
海自エプロンが工事中であったために北徳島のエプロンも借りて開催。
北徳島分屯地の区画が一般に開放されたのはこのときが初めて。
今回は記念行事の一般公開が初めてであったことを強調しておきます。
5周年を記念しての一般公開行事となり、「次は5年後の2020年に開催します!」との熱いお言葉をもらって安心しました。
飛行展示は豪華3機種。 明野からのお客さん、AH-1Sに続いて第14飛行隊のOH-6D、UH-1J。
イロコイスからは15普連レンジャーのラペリング降下を実施、徳島飛行場でラペリング降下見たのは10年以上ぶり・・。
なにせ雨降りなので写真を全然撮りませんでしたが(62枚)、
3機とも低いところを飛んでくれたため写真を撮っていた皆さんはいい写真を量産できたのではないでしょうか。
イロコイスのヘリ、フチにレンジャーが腰掛けた状態で離陸、こちらに迫ってくるシーンは撮りたかった!
駐屯地記念行事でもあの構図ではなかなか撮れません。
翌週、3/8(日)は徳島駐屯地開設3周年記念行事。
この写真が全てです。もうすごかったw
2012年の開設記念行事から皆勤賞ですが、ついに初めて朝一から晴れました。
そしてなにより!愛する資材運搬車が観閲行進に自走で参加したのは今回が初めて!!
我々は3年待ったのだ!!!
この撮影ポイント、今までは報道のみでしたが今年は一般にも開放。
「要望があった」とのことでの開放、誰や要望したのはw なんでも言ってみるもんですね。
来年から開放されるかどうかは大変不透明でありますが。
噂の訓練展示については、マニヤ各位のブログを参照されたし。
大変意欲的な、4年の集大成であったことは大きく評価できます。
戦車や特科のドンパチを希望するマニヤは徳島に来なくてもよろしい!
お客さんの入り、装備品展示もご覧の通り。
やはり記念行事は晴れでないといけません。
そして3/21(祝・土)。
掃海母艦「ぶんご」が、徳島港沖洲外地区耐震岸壁の完成式典に合わせて入港してくれました。
掃海母艦の徳島県内への入港は初めて。 午後からは一般公開も開かれたので、併せて初めての広報にもなりました。
「ぶんご」は建造された三井造船玉野事業所でいまも検査を受検しており、
試運転では小松島の沖で一泊する行程もあります。
完成式典では飯泉嘉門徳島県知事から「ぶんご」艦長眞田拓哉2等海佐へ徳島小松島港入港記念プレートが、
眞田艦長から飯泉知事へ「ぶんご」のプレートがそれぞれ進呈され、
式典の後にはデッキクレーンを用いた緊急物資搬入訓練を実施。
大変貴重な機会を写真に撮ることができて大満足でありました。
北徳島分屯地は初めて記念行事を公開、徳島駐屯地は初めて資材運搬車が自走行進、
「ぶんご」は徳島県に初めての入港/広報と、今までにない初物尽くしの3月の広報まつりでした。
例年になく3月に広報が相次いだためか、徳島地本は3/30に新年度のイベント予定を発表。
過去10年間で最も遅い発表となりました。 10年以上続いた行事予定のフォーマットも変わりました。
徳島地本ホームページのヘビーリスナーとしては残念な限りw
5/23(土)~5/24(日)には掃海艇の広報が予定されていますね。
この時期の広報は、2013年、2014年と第101掃海隊の掃海管制艇で実施されたため
今年も101掃にお願いしたいところです。
フネが撮れる撮れるぞ~フネが撮れるぞ~
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2014/12/27 宮崎22か795 P-MS725S 宮崎交通 都城自動車営業所
年末、バスマニヤツアーに誘ってもらって宮崎県に遊びに行ってました。
いつまでも遊びたいゆっくりした空気でした。
2014/12/28 11D KT-101+KT-102+KT-104 川村→肥後西村
くま川鉄道にも連れてってもらいました。
年明けに予定されていたKT-100形NDCのさよなら運転が急遽明日運転!!!と前夜に入電。
ということでたまたま、3両編成のKT-100形のさよなら運転に立ち会えました。
この顔のNDCは1両編成を見慣れているものでして、3両編成は大変迫力あるものでした。
このタイプのNDCもなかなか見られなくなりつつありますね。 日 本 で は 。
2015/1/3 9078D キハ18520+キハ18524
徳島に帰ってきてからは、正月らしいものも撮ってみました。
バスばっかり撮ってるのでたまにキシャを撮るとヘタになったのと痛感しますw
2015/1/4 平成27年徳島市消防出初め式
何年かぶりに徳島消防の出初め式も行けました。
11月の緊援隊でも撮ったし、徳島消防の支援車Ⅰ型は誰よりも撮っていると思います(笑)
3/1(日)には北徳島分屯地の初の一般公開も控えていますし、こんな感じで2015年もいろいろ遊び回ります。
各地でお会いする皆さん、今年もよろしくお願いします。
徳島に秋の訪れを告げる徳島基地祭が、例年であれば9月最終土曜日に開催されるのですが
今年はこの週末、10/4(土)に開催です。
徳島基地祭までに、この夏に行った艦艇広報の総括を上げておきます。
まずは7/11(金)に入港した潜水艦「まきしお」。
いきなりSSですw
徳島地本主催で、募集対象者向けの特別公開のため徳島小松島港赤石公共埠頭に入港しました。
徳島県内にSSが入港するのは7年ぶりということなので、2007年12月のこのとき以来か。
小松島港赤石公共バースに潜水艦「ふゆしお」入港!
しかし7/10(木)午後に、台風8号が徳島最接近という最悪のコンディション。
入港中止も危惧されましたが予定通り入港しました。
台風の直後なので台風一過を期待したのですが視程はこの通り最悪。
天気は晴れですがモヤが全てを奪い去りました。
翌7/12(土)に特別公開。 この質感こそ鉄の鯨。
「“裏”小松島港まつり」とも言えた「まきしお」特別公開は7/13(日)にも続き、その日の夕方に出港しました。
言うまでもなく出港もモヤモヤ。終了。
7/19(土)は小松島港まつり。 今年は10何年ぶり?に、新港での開催。
今年は護衛艦「あぶくま」。 「あぶくま」は12EDのなかでも特に広報イヤーになったのではないでしょうか。
新港にDE来航って「ちくご」「のしろ」とかの代以来です。
電灯艦飾の準備もされており、これもまた港まつりでは久々なのですがそれを撮らずに・・
岡山市に転戦してままかりナイトを楽しんでました。 このあと、ぼっけゑラーメンも行って満腹。
翌朝、7/20(日)0300起床で向かった先は・・
鳥取市の鳥取港千代1号岸壁で開かれた護衛艦「しらね」一般公開でした!
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艦艇広報の夏がやって来ました。
今夏は大がかりな訓練が続くことからか情報のリリースが少し遅く、例年にも増して情報戦の様相を呈しておりますが
そろそろ固まりつつあるでしょうか。
今年は夏に向けての前哨戦とも言える5月と6月も、イベントに恵まれておりました。
まずは5/24(土)~5/25(日)に徳島港マリンピア沖洲で実施された掃海管制艇「まえじま」の体験航海。
5/25(日)撮影。
手前左、かつての高速船乗り場である沖洲マリンターミナルを背景に午前の体験航海へ出港する「まえじま」。
右の工事は、オーシャン東九フェリーの岸壁移設工事。
オーシャンフェリーがこちらに移ってくれば、このマリンピアの艦艇広報も厳しくなるかも知れません。
こういう写真が、徳島の乗り物シーンを後に語り継ぎます。
「うわじま」型から改修された掃海管制艇が徳島で見られるのも、限られた期間のみです。
昨年の「いえしま」に引き続いての第101掃海隊の広報。
仕事につき日曜日のみの参加でしたが、昨年とは違った構図でいろいろ撮れて大満足でした。
続いて翌週6/1(日)のサンポート高松。
毎年恒例、掃海殉職者追悼式にあわせての掃海隊群。
今年は佐世保の第2掃海隊が来航。「ひらしま」「やくしま」がサンポート地区へ、
「たかしま」と阪基第42掃海隊「つのしま」が朝日地区へ入港しました。
写真は午後の体験航海から帰港してくる「ひらしま」。
艦橋の前にお客さんが多数居座っておられますが、これで艦橋から前方を視認できるんだろうか(笑)
「ひらしま」型は今回が四国初の広報となりました。
しかし視程はこの通り。 この行事で、高松港でこのモヤモヤは珍しいくらいです。
モヤも夜になるとごまかせます。
高松港に「うらが」の巡検らっぱが響きましたが、それはそれは幻想的でした。
続いては6/21(土)に岡山県岡山市東区瀬戸町の吉井川河川敷で開かれた第305施設隊吉井川渡河訓練です。
軽徒橋を架橋。
とあるホームページでのこの吉井川渡河訓練のレポートで「軽徒橋」の存在を知り、
この度、初めて軽徒橋を見ることが出来ました。
これは・・自衛隊が架けるこんにゃく橋ではないか(^^;
今年は81式自走架柱橋は展開せず。
軽門橋も航走。
ここの訓練は、写真の背景が自然たっぷりのとてものどかな風景なので、そこがポイント高いです。
とても素晴らしい機敏な訓練もさることながら、
訓練後の牛窓~西大寺~岡南~浦安の探険も岡山らしい十分な成果を得ることができました。
岡山万歳。
さて7月です。
今年の小松島港まつりは10年ぶり?くらいの新港開催。
来航するのは護衛艦「あぶくま」だそうですが、新港で「あぶくま」型の広報は初めてかもしれませんね。
赤石と違って写真を撮れる角度は限られていますが、今年もいろいろ撮ってみます。
ほか、舞鶴の展示訓練、須崎「げんかい」など各地への展開を計画していますので
またどこかの港でお会いしましょう。
今回は徳島駐屯地3回目の記念行事。
2012年の創隊のときは大嵐、2013年の1周年は雨のち曇り。
今年も雨予報だったものの、観閲式が始まる1000には雲も薄くなり、観閲行進のときは晴れました。
ようやく天気に恵まれた徳島駐屯地の記念行事です。
観閲台は真南を向いているため、晴れたら観閲行進はダメかなと思っていましたが
この通り、そこまで気になりませんでした。
「観閲行進で形式写真を撮りたいマニヤ」にとっては満足のできない徳島駐屯地かもしれませんが、
この画角は徳島駐屯地っぽさを出せるので好きです。
3回目にしてようやく晴れました。
観閲行進に参加した07式機動支援橋の構成車輛は、上の写真に写っている架設車1台のみ。
このあと訓練展示の支援部隊である第14偵察隊の87式偵察警戒車や第14戦車中隊の74式戦車2輛なども行進。
今年の特筆すべきはやはり、訓練展示の参加部隊の拡充でしょうか。
第14特科隊からFH-70が1門参加。
徳島県内でFH-70が射撃したのって、今回が初めてなのではないでしょうか。
この写真はその一発目。
70式地雷原爆破装置は今年も登場!
昨年は施設科隊員がそのまま抱えて前線に走ってきたのですが、今年は背景の96式装輪装甲車で展開しました。
じゃあ来年はWAPCのルーフに載せて登場ですね!w
今年もこのあと投射しました。
70式地雷原爆破装置が出てくる訓練展示は徳島くらいだと思っていたのですが、ほかの駐屯地にも出ていますね。
身近なところでは2013年の信太山に出ていました。
youtubeで動画を見たのですが、発射の仕組みが徳島と違いました。
今年は観閲行進も訓練展示も、ピントに相当気を遣ったのでどれもばっちりバリピン。
戦車は2輛とも自衛隊側として参加。 うち1輛は、機動支援橋を渡って敵陣地に攻め込みました。
重量約38tの戦車が橋を渡って状況終了。 状況終了は生らっぱで吹奏されました。
今年は戦車の試乗もありました。 徳島で戦車に乗って走れるのも、これが初めて、と思う。
内容は年を追うごとにどんどん充実していっています。
今年はマニヤは少なかったですが、地元住民の方々は昨年より多く来場されていました。
地元紙(徳島新聞)と地元放送局(四国放送/NHK徳島)の反応は冷ややかで、まだまだ扱いは小さいですが
これから振り向いてくれて、徳島駐屯地の活動がより徳島全県に根付くことを願います。
さて、徳島地本は3/13(木)現在で、まだ新年度のイベント予定を発表していませんね。
香川地本や呉監らもリリースを見合わせていて、
現場はなかなかイベントまで気が回らない大変な状況が続いているのかな、とも察しますが気長にリリースを待ちますか。
今年も各地の港、基地、駐屯地に駆けつけて、いい写真をどんどん撮っていきます。
2010年にサンメッセで第1回かがわバスまつりが開催されて
そのときは行けなかったものの、大川バスのRVが展示されてびっくり。
「第1回」と名乗るからには第2回以降もあるだろうとアンテナを張っていたところ引っ掛かりました。
今回は会場が屋外。前回に引き続きRVと小豆島のBXDも参加するとなると、もう楽しみ。
高松駅0653着のキシャで高松に降り立った我々は会場へ歩きましたが、まだ1台も参加車両は来ていません。
となると、入場するバスを撮ろうと考えつくのですがここで気付きます。
BXDの拠点は小豆島だけれども、まさかこのあとフェリーで上陸するのか・・・? と。
もしそうだと大事です。
前もって上陸していて、高松市内のどこかに宿泊している公算が高いか?
一応、もし、万が一の事案に対応すべく、ちょうど入港してきた小豆島航路のフェリーを迎えに行きました。
接岸する四国フェリー土庄航路の第一しょうどしま丸。
祝日(この日は春分の日)のためか、前と後ろのマストと船尾の旗竿に国旗が掲揚されています。
やがて接岸してランプが開くと・・
じぇじぇ!
“第2回かがわバスまつり K-RVとBXD30の協奏”の続きを読む>>
八尾駐屯地創立59周年 中部方面航空隊創立51周年記念行事が開催されたので行ってきました。
中部方面ヘリコプター隊(MH)のUH-1H 41711。
訓練展示ではヘリボーンに加わり、前線に偵察用オートを投入。
総火演で最も見たかった演目なるも、天気が悪かったのでウヤになりましたが八尾でばっちり撮れました。
でも真横で撮るもんではないな。
第5対戦車ヘリコプター隊(VATH)のAH-1S 73417。
前週の徳島基地祭と同じ機体、同じパイロット。
第3飛行隊(Ⅲ)のUH-1J 41872。
この写真は失敗作。 成功例は、もっと地面を入れて写すこと。
教育支援飛行隊(SD)のCH-47JA 52951。
午後からは体験地上滑走のチヌーク祭り。 国際任務対応機を撮りたかったけれど、明野にはいないか。
飛行展示も訓練展示も思いの外、それぞれのヘリがキレのあるいい機動でした。
順光狙いで外周から撮るつもりだったけど駐屯地から撮ってよかった。
来年は観閲台の西側に陣地占領してみます。
ひとまず写真速報を。
徳島航空基地に隣接する北徳島分屯地に所在する第14飛行隊の2機のUH-1Jが、祝賀飛行に向けて離陸。
イロコイスの編隊が徳島で撮れるのは、非常に意義深いことですよ。
記念式典では小月の航空学生によるファンシードリルも実施。
今では徳島でもおなじみとなったファンシードリル、今年は例年以上のキレを感じられました。
中央の袖に一本線の入った衣装を着用しているのは、
第201教育航空隊で教育を受けている海上保安庁の依託学生。
海自の航空学生の衣装は傍から見た感じでは3佐・尉官用の制帽に、飾緒を取り付けた航空学生冬制服、専用のズボン。
(加えて白手袋と曹士用黒短靴)
対して海上保安庁の学生の衣装は、制帽に、第一種制服、海自と共通のズボンといったところか。
上衣の一本線は三等海上保安士を示す“そで章”でありましょう。
海保は海保の制服でドリルに臨むのは、今回初めて知りました。
以下に地上展示機を示します。
2013/9/28(土) 海上自衛隊 徳島航空基地 開隊55周年記念行事
地上展示機一覧
VP-1 P-3C 5034
71ARS US-2 9903
HS-24 SH-60J 8280
72FS UH-60J 8972
201ATS T-5 6351
202ATS TC-90
211ATS TH-135 8810
402SQ U-4 75-3251
VATH AH-1S 73417
XIV OH-6D 31254
XIV UH-1J
徳島県消防防災航空隊 BK-117C-1 JA109R
WPコンペティション・アエロバティック・チーム Extra EA-300L JA14WP
岩国のU-36A、厚木のYS-11Mと入間のU-125が来なかったのは逆にとても珍しい。
P-3Cも下総じゃない実施部隊から飛来したのはとても久しぶり。 もう10年は来ていないはず。
下総の記念行事も同日開催だったことから、別の部隊にオファー出したのかな。
以前は下総の第205教育航空隊と限らずに実施部隊のP-3Cが地上展示に飛来していましたが、
そのときはまだハイビジ塗装でした。
「ロービジの実施部隊の機体の地上展示」は、今回が初めて。
初めてと言えば、SIGMAの120-400mmで挑む初めての徳島基地祭でもありました。
(初投入は去年の小牧)
去年の徳島基地祭の終わりかけのときに、入荷したとキタムラから連絡のあった120-400mmですが
今まで不可能だった画角が次々に撮れる念願の400mmです。
午後からは飛行展示2発。
「うずしお」は今年も俊敏な機動飛行。
防災ヘリの飛行展示って全国的にハデなフライトの多い印象ですが、徳島もいい角度で突っ込んできます。
コブラは去年の徳島基地祭でも飛んだのですが、今年も去年と同じパイロットだそうです。
400mmいいですね。 今までは見上げるしかできなかった、おいしい構図でばしばし撮れます。
しかし困ったことも。
「さすがに400mmでもあれは撮れないだろう」と勝手に判断してカメラを構えないことです。
しかしそう思ってもファインダーを覗いてみると、これがいい画角で収まっているのです。
400mmテレ端、換算600mmは、自分の思っている以上に望遠が効いて
ますますよい写真を量産できることが再発見されました。
徳島飛行場の風景に目が馴染みすぎて、祝賀飛行のローパスは「あれは遠い」と決めつけたのが甘かった。
思っているところよりも遠いところでもある程度は撮れたため、いい写真の撮れるタイミングを逸脱。
これを教訓に来年は、今まであまり撮れなかった「祝賀飛行のいい構図」を狙います。
400mm関係ないけど、RTBに際して「第1エンジンスタート」を伝えるP-3Cの正操縦士と、それを受ける列線員。
今まで狙ってこなかったこういう写真を意識して撮ってみると、案外とカッコよく決まりました。
離陸はR/W11だったのでエプロン地区からは全く撮れずw
離陸後のローパスも、タワーの指示でNG。
ウィスキー・パパが離陸の後にR/W上でクルクル回ったりして占有しすぎたためではなかろうか。
少なくとも俺と俺の仲間達は自衛隊機を見に来ているのだ。
去年もクルクル回って「時間なくなった」というのでローパス禁止。 岡南飛行場で飛んでくれ。
ここ何年か徳島基地祭でVな写真をあまり撮れていなかったので、今年はどうなるかと思ったものですが
終わってみると、いい写真量産で一安心しました。
天気もよかったし。
言っても始まらないことではあるが、来年は地上展示がもう少し厚めになることを期待します。
MH-53Eが来ないことには締まらない。 あとC-1とかもいいね。
また来年の基地祭に期待です。
今週末の10/20(日)に小月に行くつもりで計画を進めていましたが、
年末にミャンマーを控えているときに徳島市から往復1000km自走はちょっとあれなので今年はトケにしました。
けどT-5撮りたいし、なにより、徳島や小松島と同じ雰囲気のする小月航空基地に行ってみたい。
10月まで待てないので7月のちびヤンに行けるように仕組んでみます。
今年も軽い気持ちでネットから応募してみるとまたも当選してしまったので、今年こそはと本当に行ってきました。
とは言え、徳島市から御殿場市ってどうやって行けばいいのかさえもわからないので、
時間に任せて18きっぷで東海道本線を上りましたw
大阪に住んでいた頃に習志野へ展開するため、
大阪から東京まで、ひたすら普通列車で向かう旅を2回したことあったのでそれの経験が活かされました。
徳島から本州へのアプローチも瀬戸大橋周りで上陸すべきところでしょうが、それだと非常に大回りです。
かと言って高速バスも気が進まないので、南海フェリーで上陸しました。
徳島港0540出港。
新今宮駅から加茂駅への関西本線を221系で移動し、そこから亀山駅までキハ120で加太越え。
234D
加茂1142→亀山1305
自分が乗ったキハ120の写真くらい撮っておけという感じですが、
このND552を撮るまで一眼もコンデジも出しませんでしたw
名古屋高速臨海鉄道の南荒子駅から、名古屋貨物ターミナル駅に佇む名古屋臨海鉄道のDD552-16を撮影。
ウェザリングっぷりがたまらないDD13タイプ。
ND552の1号機~10号機(4号機欠番)は自社発注。
11号機、12号機、15号機(14号機欠番)は国鉄から譲り受けたDD13。
13号機と、この撮った16号機は苫小牧港開発株式会社線から移籍。
これは是非とも本線で長いコキをけん引しているのを撮りたいですね。
写真を検索してみると、産業道路の端で、とても臨海鉄道っぽく撮れるところがいくつもあるようです。
南荒子駅から野跡駅へ移動し、そこから南へ歩くこと1kmちょっとで見えてきたのは
ガス工場の自衛消防の3点セット。 2013年にこの3並びは凄い。 凄いなんてもんじゃない。
古いトラックマニヤ×古い消防車マニヤ狂喜乱舞。
工場が廃業していて、同時に消防車も廃車されたんかナンバープレートが外されていますが、
形が残っているだけでもとても値打ちのある3台。
高所放水車のFT?のヘッドライトが欠品しているけど、それ以外はオリジナルか。
是非とも屋外で形式写真祭りといきたいところである。
しかしこの広い中京工業地帯のことです。
「今なお現役」で1970年代の消防車が、数多く活躍していることと類推されます。
少し歩いたところからばっちり撮れた太平洋フェリーの「きそ」。
総トン数15795トンのでかいフェリーが、
バウバイザーをがばっと開けてこちらに向いているのがとてもカッコいい。
にわかに大型カーフェリー(南港~別府航路とかたまらない)も好きなので
明石海峡行ってV撮りたいな~と思っていた矢先の太平洋フェリーでした。
左に写っている73式小型トラックは、姫路駐屯地の第3高射特科大隊の車両。
3高特の車列がフェリーの方へ向かっていましたが仙台か苫小牧へ遠征だったのでしょうか。
なおこの写真が今回の総火演行で唯一、120-400mmで撮った写真となりました。
総火演本番は雨と冷えがすごくて400mmは出さずじまい。 重いだけでした。
1週間前からずっと雨予報だった総火演ですが、「富士山の天気は変わりやすい」というのをプラスに受け止めて、
もし晴れたときのことを警戒して400mmを持って行きました。
来年以降は雨予報だと迷わず置いていくことにします。
名古屋で遊んで、1830過ぎの特別快速に乗って東海道本線を更に東へ進みます。
御殿場線の終電に乗り換えて、御殿場駅に着いたのが2341。
徳島市を出てから18時間でいよいよ東富士演習場のお膝元、御殿場に到着しました。
駅前の雰囲気に、まず顔がニヤけます。
0時を過ぎても御殿場駅前は賑やかなまま。それも顔ぶれは、自衛隊マニヤや、総火演にいざ行かんとする若者ばっかり。
「駐屯地記念行事の開門前」と似た顔ぶれが、夜中の地方の駅前にたむろしている様子は、
それだけで「総火演に来たぞ」と気持ちが高ぶりました。
直近のコンビニである「セブンイレブン 御殿場駅前店」の盛況ぶりも特筆もの。
夜中0時のコンビニとは思えません。
大量にこれでもかと溢れんばかりに陳列されたパン、おにぎり、水、板の氷。
それらが飛ぶように売れていってレジも大慌て。
耳栓とピットロードの10式戦車のプラモも置いてました。
耳栓なら駐屯地のPXにも売ってそうですが、ちゃんとしたプラモデル置いてるコンビニは初めて見ました。
時間にして0030くらいでしょうか。
ファンはコンビニで買い物を終えると、次々にタクシーに乗り込みます。
もう畑岡地区へ向かっているのありましょう。
後ろに並んでいた方に声を掛けさせていただき、一緒に畑岡地区まで行くことを快く了承してくださいました。
ありがとうございました。
もうお一人と合計3人で御殿場駅前から畑岡地区まで乗ったところ、3310円でした。
インターネット上ではもう少し上の値段が多く紹介されていたのでどれほどまで上がるのだろうと思いましたが
3人ということもあり、とても楽に畑岡地区に足を踏み入れることができました。
より大きな地図で 2013/8/25 富士総合火力演習 を表示
御殿場駅-畑岡地区間のタクシーのGPSログ。
北が往路。 南が復路。
さぁ着きました畑岡地区。
街灯なんて皆無、月明かりのみで真っ暗なのがまた「特別なイベント」を助長しわくわくします。
着いたのが0100過ぎだったでしょうか。
本隊と合流予定の0400くらいまで仮眠しなければいけません。
そういう話も事前にいろいろ教えてもらっていたので、座布団と枕に横になりました。
開門前に寝れるイベント初めてじゃwと一つ一つが楽しい。
以下簡単な見たまままとめ。
Eスタンド最前列のグループは1人用テントでゆっくりしてた。
シート上で簡易ガスコンロを組んでキャンプの様相を呈していたグループもちらほら。
物販のテントの下で寝るのが慣れている人か。
前述のように月明かりのみの真っ暗な畑岡地区、
その真っ暗な中で「Eスタンドどっちですか?」「道は続いていますか?」「おたくどちらから?」と交わされる会話。
みな「総火演」の目的の下に全国から集った猛者達です。
真っ暗で、顔も見えないなかで生まれる「絆」であったり「マニヤの友情」が感じられて、ほっこりした気分になった。
途中で雨が二度三度強まったのに、テントに隠れることなく大の字張って寝続けていた人たち。
たぶん毎年のことなので慣れっこ。
などなど、行って体感しなければ全くわからない「総火演前夜」のドキュメントが、深夜2時に繰り広げられています。
この体験は今後お会いする方々にしつこく語りますので、関係各位はお楽しみに。
そして、太陽が出ずに雨音とともに夜が明けました。
2013年の、富士総合火力演習が始まります。
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