八尾駐屯地創立59周年 中部方面航空隊創立51周年記念行事が開催されたので行ってきました。
中部方面ヘリコプター隊(MH)のUH-1H 41711。
訓練展示ではヘリボーンに加わり、前線に偵察用オートを投入。
総火演で最も見たかった演目なるも、天気が悪かったのでウヤになりましたが八尾でばっちり撮れました。
でも真横で撮るもんではないな。
第5対戦車ヘリコプター隊(VATH)のAH-1S 73417。
前週の徳島基地祭と同じ機体、同じパイロット。
第3飛行隊(Ⅲ)のUH-1J 41872。
この写真は失敗作。 成功例は、もっと地面を入れて写すこと。
教育支援飛行隊(SD)のCH-47JA 52951。
午後からは体験地上滑走のチヌーク祭り。 国際任務対応機を撮りたかったけれど、明野にはいないか。
飛行展示も訓練展示も思いの外、それぞれのヘリがキレのあるいい機動でした。
順光狙いで外周から撮るつもりだったけど駐屯地から撮ってよかった。
来年は観閲台の西側に陣地占領してみます。
ひとまず写真速報を。
徳島航空基地に隣接する北徳島分屯地に所在する第14飛行隊の2機のUH-1Jが、祝賀飛行に向けて離陸。
イロコイスの編隊が徳島で撮れるのは、非常に意義深いことですよ。
記念式典では小月の航空学生によるファンシードリルも実施。
今では徳島でもおなじみとなったファンシードリル、今年は例年以上のキレを感じられました。
中央の袖に一本線の入った衣装を着用しているのは、
第201教育航空隊で教育を受けている海上保安庁の依託学生。
海自の航空学生の衣装は傍から見た感じでは3佐・尉官用の制帽に、飾緒を取り付けた航空学生冬制服、専用のズボン。
(加えて白手袋と曹士用黒短靴)
対して海上保安庁の学生の衣装は、制帽に、第一種制服、海自と共通のズボンといったところか。
上衣の一本線は三等海上保安士を示す“そで章”でありましょう。
海保は海保の制服でドリルに臨むのは、今回初めて知りました。
以下に地上展示機を示します。
2013/9/28(土) 海上自衛隊 徳島航空基地 開隊55周年記念行事
地上展示機一覧
VP-1 P-3C 5034
71ARS US-2 9903
HS-24 SH-60J 8280
72FS UH-60J 8972
201ATS T-5 6351
202ATS TC-90
211ATS TH-135 8810
402SQ U-4 75-3251
VATH AH-1S 73417
XIV OH-6D 31254
XIV UH-1J
徳島県消防防災航空隊 BK-117C-1 JA109R
WPコンペティション・アエロバティック・チーム Extra EA-300L JA14WP
岩国のU-36A、厚木のYS-11Mと入間のU-125が来なかったのは逆にとても珍しい。
P-3Cも下総じゃない実施部隊から飛来したのはとても久しぶり。 もう10年は来ていないはず。
下総の記念行事も同日開催だったことから、別の部隊にオファー出したのかな。
以前は下総の第205教育航空隊と限らずに実施部隊のP-3Cが地上展示に飛来していましたが、
そのときはまだハイビジ塗装でした。
「ロービジの実施部隊の機体の地上展示」は、今回が初めて。
初めてと言えば、SIGMAの120-400mmで挑む初めての徳島基地祭でもありました。
(初投入は去年の小牧)
去年の徳島基地祭の終わりかけのときに、入荷したとキタムラから連絡のあった120-400mmですが
今まで不可能だった画角が次々に撮れる念願の400mmです。
午後からは飛行展示2発。
「うずしお」は今年も俊敏な機動飛行。
防災ヘリの飛行展示って全国的にハデなフライトの多い印象ですが、徳島もいい角度で突っ込んできます。
コブラは去年の徳島基地祭でも飛んだのですが、今年も去年と同じパイロットだそうです。
400mmいいですね。 今までは見上げるしかできなかった、おいしい構図でばしばし撮れます。
しかし困ったことも。
「さすがに400mmでもあれは撮れないだろう」と勝手に判断してカメラを構えないことです。
しかしそう思ってもファインダーを覗いてみると、これがいい画角で収まっているのです。
400mmテレ端、換算600mmは、自分の思っている以上に望遠が効いて
ますますよい写真を量産できることが再発見されました。
徳島飛行場の風景に目が馴染みすぎて、祝賀飛行のローパスは「あれは遠い」と決めつけたのが甘かった。
思っているところよりも遠いところでもある程度は撮れたため、いい写真の撮れるタイミングを逸脱。
これを教訓に来年は、今まであまり撮れなかった「祝賀飛行のいい構図」を狙います。
400mm関係ないけど、RTBに際して「第1エンジンスタート」を伝えるP-3Cの正操縦士と、それを受ける列線員。
今まで狙ってこなかったこういう写真を意識して撮ってみると、案外とカッコよく決まりました。
離陸はR/W11だったのでエプロン地区からは全く撮れずw
離陸後のローパスも、タワーの指示でNG。
ウィスキー・パパが離陸の後にR/W上でクルクル回ったりして占有しすぎたためではなかろうか。
少なくとも俺と俺の仲間達は自衛隊機を見に来ているのだ。
去年もクルクル回って「時間なくなった」というのでローパス禁止。 岡南飛行場で飛んでくれ。
ここ何年か徳島基地祭でVな写真をあまり撮れていなかったので、今年はどうなるかと思ったものですが
終わってみると、いい写真量産で一安心しました。
天気もよかったし。
言っても始まらないことではあるが、来年は地上展示がもう少し厚めになることを期待します。
MH-53Eが来ないことには締まらない。 あとC-1とかもいいね。
また来年の基地祭に期待です。
今週末の10/20(日)に小月に行くつもりで計画を進めていましたが、
年末にミャンマーを控えているときに徳島市から往復1000km自走はちょっとあれなので今年はトケにしました。
けどT-5撮りたいし、なにより、徳島や小松島と同じ雰囲気のする小月航空基地に行ってみたい。
10月まで待てないので7月のちびヤンに行けるように仕組んでみます。
今年も軽い気持ちでネットから応募してみるとまたも当選してしまったので、今年こそはと本当に行ってきました。
とは言え、徳島市から御殿場市ってどうやって行けばいいのかさえもわからないので、
時間に任せて18きっぷで東海道本線を上りましたw
大阪に住んでいた頃に習志野へ展開するため、
大阪から東京まで、ひたすら普通列車で向かう旅を2回したことあったのでそれの経験が活かされました。
徳島から本州へのアプローチも瀬戸大橋周りで上陸すべきところでしょうが、それだと非常に大回りです。
かと言って高速バスも気が進まないので、南海フェリーで上陸しました。
徳島港0540出港。
新今宮駅から加茂駅への関西本線を221系で移動し、そこから亀山駅までキハ120で加太越え。
234D
加茂1142→亀山1305
自分が乗ったキハ120の写真くらい撮っておけという感じですが、
このND552を撮るまで一眼もコンデジも出しませんでしたw
名古屋高速臨海鉄道の南荒子駅から、名古屋貨物ターミナル駅に佇む名古屋臨海鉄道のDD552-16を撮影。
ウェザリングっぷりがたまらないDD13タイプ。
ND552の1号機~10号機(4号機欠番)は自社発注。
11号機、12号機、15号機(14号機欠番)は国鉄から譲り受けたDD13。
13号機と、この撮った16号機は苫小牧港開発株式会社線から移籍。
これは是非とも本線で長いコキをけん引しているのを撮りたいですね。
写真を検索してみると、産業道路の端で、とても臨海鉄道っぽく撮れるところがいくつもあるようです。
南荒子駅から野跡駅へ移動し、そこから南へ歩くこと1kmちょっとで見えてきたのは
ガス工場の自衛消防の3点セット。 2013年にこの3並びは凄い。 凄いなんてもんじゃない。
古いトラックマニヤ×古い消防車マニヤ狂喜乱舞。
工場が廃業していて、同時に消防車も廃車されたんかナンバープレートが外されていますが、
形が残っているだけでもとても値打ちのある3台。
高所放水車のFT?のヘッドライトが欠品しているけど、それ以外はオリジナルか。
是非とも屋外で形式写真祭りといきたいところである。
しかしこの広い中京工業地帯のことです。
「今なお現役」で1970年代の消防車が、数多く活躍していることと類推されます。
少し歩いたところからばっちり撮れた太平洋フェリーの「きそ」。
総トン数15795トンのでかいフェリーが、
バウバイザーをがばっと開けてこちらに向いているのがとてもカッコいい。
にわかに大型カーフェリー(南港~別府航路とかたまらない)も好きなので
明石海峡行ってV撮りたいな~と思っていた矢先の太平洋フェリーでした。
左に写っている73式小型トラックは、姫路駐屯地の第3高射特科大隊の車両。
3高特の車列がフェリーの方へ向かっていましたが仙台か苫小牧へ遠征だったのでしょうか。
なおこの写真が今回の総火演行で唯一、120-400mmで撮った写真となりました。
総火演本番は雨と冷えがすごくて400mmは出さずじまい。 重いだけでした。
1週間前からずっと雨予報だった総火演ですが、「富士山の天気は変わりやすい」というのをプラスに受け止めて、
もし晴れたときのことを警戒して400mmを持って行きました。
来年以降は雨予報だと迷わず置いていくことにします。
名古屋で遊んで、1830過ぎの特別快速に乗って東海道本線を更に東へ進みます。
御殿場線の終電に乗り換えて、御殿場駅に着いたのが2341。
徳島市を出てから18時間でいよいよ東富士演習場のお膝元、御殿場に到着しました。
駅前の雰囲気に、まず顔がニヤけます。
0時を過ぎても御殿場駅前は賑やかなまま。それも顔ぶれは、自衛隊マニヤや、総火演にいざ行かんとする若者ばっかり。
「駐屯地記念行事の開門前」と似た顔ぶれが、夜中の地方の駅前にたむろしている様子は、
それだけで「総火演に来たぞ」と気持ちが高ぶりました。
直近のコンビニである「セブンイレブン 御殿場駅前店」の盛況ぶりも特筆もの。
夜中0時のコンビニとは思えません。
大量にこれでもかと溢れんばかりに陳列されたパン、おにぎり、水、板の氷。
それらが飛ぶように売れていってレジも大慌て。
耳栓とピットロードの10式戦車のプラモも置いてました。
耳栓なら駐屯地のPXにも売ってそうですが、ちゃんとしたプラモデル置いてるコンビニは初めて見ました。
時間にして0030くらいでしょうか。
ファンはコンビニで買い物を終えると、次々にタクシーに乗り込みます。
もう畑岡地区へ向かっているのありましょう。
後ろに並んでいた方に声を掛けさせていただき、一緒に畑岡地区まで行くことを快く了承してくださいました。
ありがとうございました。
もうお一人と合計3人で御殿場駅前から畑岡地区まで乗ったところ、3310円でした。
インターネット上ではもう少し上の値段が多く紹介されていたのでどれほどまで上がるのだろうと思いましたが
3人ということもあり、とても楽に畑岡地区に足を踏み入れることができました。
より大きな地図で 2013/8/25 富士総合火力演習 を表示
御殿場駅-畑岡地区間のタクシーのGPSログ。
北が往路。 南が復路。
さぁ着きました畑岡地区。
街灯なんて皆無、月明かりのみで真っ暗なのがまた「特別なイベント」を助長しわくわくします。
着いたのが0100過ぎだったでしょうか。
本隊と合流予定の0400くらいまで仮眠しなければいけません。
そういう話も事前にいろいろ教えてもらっていたので、座布団と枕に横になりました。
開門前に寝れるイベント初めてじゃwと一つ一つが楽しい。
以下簡単な見たまままとめ。
Eスタンド最前列のグループは1人用テントでゆっくりしてた。
シート上で簡易ガスコンロを組んでキャンプの様相を呈していたグループもちらほら。
物販のテントの下で寝るのが慣れている人か。
前述のように月明かりのみの真っ暗な畑岡地区、
その真っ暗な中で「Eスタンドどっちですか?」「道は続いていますか?」「おたくどちらから?」と交わされる会話。
みな「総火演」の目的の下に全国から集った猛者達です。
真っ暗で、顔も見えないなかで生まれる「絆」であったり「マニヤの友情」が感じられて、ほっこりした気分になった。
途中で雨が二度三度強まったのに、テントに隠れることなく大の字張って寝続けていた人たち。
たぶん毎年のことなので慣れっこ。
などなど、行って体感しなければ全くわからない「総火演前夜」のドキュメントが、深夜2時に繰り広げられています。
この体験は今後お会いする方々にしつこく語りますので、関係各位はお楽しみに。
そして、太陽が出ずに雨音とともに夜が明けました。
2013年の、富士総合火力演習が始まります。
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