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あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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「彼らが彼らであることに何の過ちもない」
ニサルガダッタ・マハラジ模写
 当ブログで毎度おなじみインドの覚者、タバコ屋の聖者ニサルガダッタ・マハラジが、質問者から

<もし西洋であなたがこのように話したら、人びとはあなたを狂人だと思うでしょう>

 と聞かれて、応えて曰く。

<もちろん、彼らはそう思うだろう!無知なる人びとにとって、彼らに理解できないことはすべて狂気なのだ。それが何だというのだろう?>

彼らは彼らのままでいい。
 私が私であることに何の益もなく、
 彼らが彼らであることに何の過ちもない


 聖人とか覚者とかいうと、すぐ人を裁いて善悪を決め付ける独善的な人を想像しがちですが、マハラジさんはそんなことどうでもいい。誰がエライでも優れているでもない。
<あなたが愛するものを愛しなさい>
 という人で(笑
 それが結局、上記の言葉になっています。
 座右の銘に私はしてます♪
 誰かと意見の食い違いでトラブルになりそうなときは(って、最近そういうことでのトラブルはほとんどありませんが)思い出すことにしています(トラブった相手が「無知なる人々」という意味ではありません。相手には相手の立場と理由があって、自分が絶対正しいとか上だとか思わないということです)。

私が私であることに何の益もなく、
 彼らが彼らであることに何の過ちもない


 参考文献
『アイ・アム・ザット 私は在る』
 (モーリス・フリードマン/スダカール・S・ディクシット/翻訳・福間巌/ナチュラルスピリット・刊)
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