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あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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私の体調不良→新発見
 原因不明の体調不良
 つうか、背部痛と腹部痛、胸脇苦満など、もうほとんど10年来の持病なんですが(出たり消えたり)
 先ごろ東洋医学系で検索してたらこんなん見つけました。

「痃癖(肩癖)(けんぺき)は肩から背中にかけての痛みや筋肉のひきつり、肩の張り等を
伴う肩こり、五十肩などの症状をこう言います。
他に腹部、わき腹などの腹筋の張りやひきつりも痃癖の症状です」

 背中も脇もおなかも張って痛いのまんまです。
 原則、私の場合右半身にくるんですが、今月は珍しく左半身にきてます(そういうこともたまにあります)。まるで右半身の症状を左右反転させて左側に鏡像として持ってきたみたい。

 あんまりしんどいんで、いつもお世話になってる漢方の先生に相談したら、「芝胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)」を薦められました。
 とりあえず二回飲みましたが、かなり改善されたようです♪とりあえずこのまま飲み続けてみようかと。
 確かにこの薬の応用範囲に「痃癖」もあるんですよね。
 ネットで調べると同様の症状、とりわけ今回のように左半身にくる例には「延年半夏湯(えんねんはんげとう)」なども良いようですが、これは調べた限りでは既製品の薬剤がないので、どこか薬局で調合してもらうしかなさそうです。

 右半身にきてる時、どこか内臓が悪いんじゃないかと何度も病院で、血液検査、レントゲン、CT、はては胃カメラなども何度もやりましたが、胃、十二指腸、胆嚢、肝臓、すい臓、いつもノープロブレムなんですよね。
 だもんで、今回もすぐには行かないで様子を見ています。

 新作のイメージが固まらなくてプレッシャー感じてたのもあったように思いますが、ちょうど薬が届く前後に、ヒロインのイメージがすとんと腑に落ちて気が楽になったのもあって(もう一つはこの「痃癖(けんぺき)」という症状があることをネットで発見したこと---別に珍しくもない症状であることがわかって安心、と言うと変ですが、なんだか分からないのが一番不安ですから)体が少し上向くきっかけになったようです。

 とはいえ、けして早合点はせず、何か様子を見て問題があるようでしたら、それはそれで病院に行きますが。

 皆様もどうかご自愛ください~~♪



追記
 拍手コメントにメッセージを寄せてくださるお客様、ありがとうございます。ありがたく拝読しております♪
コメント
この記事へのコメント
嶮引きと言う治療法が
くまくまでございます。中国には太古より嶮引き(この字かどうか定かではありませんが?)と言う治療法がいまだに存在するそうです。脊椎にそって両脇をつまみあげる方法らしいのですが。現在の整体にも通じる治療法かと推測されます、腰椎の過前湾の際に摘まみ上げるのは現在でも使用されていらっしゃる先生方もいらっしゃるようです。(しかし、握力が要求されそうですね)
2007/07/20(金) 21:39:26 | URL | くまくま #eI0qnTzk[ 編集]
それは初耳
>くまくまさま
 それは初耳です。
 日本では漢方だけなく鍼灸の方でもこの「痃癖(けんぺき)」という用語を使うようですが。
 情報ありがとうございましたー!
2007/07/21(土) 05:49:26 | URL | 貴嗣 #pmWGJPUI[ 編集]
飲水法
バトマンゲリジ『病気を治す飲水法』(中央アート出版社 1,500円外税)
加齢に伴い人間は“水”摂取量が減少,それが西洋医学が定義するところの「病気」を生み出している,という論を展開しています。定期的に一定量の水を飲むだけで病気に罹らずに済むと。
某武友から教えて貰いました。藁をも掴む心境に陥ったのなら,目を通してみては?既にご存知でしたら失礼致しました。
2007/07/22(日) 00:52:26 | URL | 何若基 #tIfVGg2g[ 編集]
私も体調を崩しまして一昨日、40度近い高熱を発しました。処方は葛根湯に桂枝湯というごく基本的なものでつまらなかった(笑)のですが、今朝には平熱になりました。

漢方は風邪でも精神症状や肩こり、発汗の有無、腹部の緊張、「のぼせ」など、西洋と違った要素を考慮していまして、それが「当たっている」とやはり効くんですよね。

数年前に虫垂炎で入院し、初期だったため切らないで抗生剤で散らしました。退院時には、再発したら即手術だと言われました。その後再発し、漢方医にかかったところ、こんなものは切らなくてもいいと「ダイオウボタンピトウ」(変換が面倒なので)を処方されまして、数日でよくなりました。

その後もしばしば再発し、そのたびに同じ薬で治していたのですが、最近では事前に兆候がわかるようになってきたのと、長期的な治療効果があったのか、再発らしいものはなくなってきました。

先生におかれましても是非ご研究のうえ、良い対処が見つかりますようお祈り申し上げます。
2007/07/22(日) 06:02:22 | URL | tonglen #-[ 編集]
漢方or蘭方
私はもとより「蘭方」の徒ゆえ、漢方にはうといのですが、真の虫垂炎がダイオウ系の(主な効果は下剤)の薬剤で治療可能というのは、蘭方の常識とはずいぶんかけ離れているようです。

習慣として水を飲むのは腎臓や心臓に問題のない人にはやはりお勧めします。
日本のお年寄(特に女性)は脱水で体調を崩していることを自覚できていない場合が多いのです。
2007/07/22(日) 07:09:56 | URL | 国際ネジ規格/SMG #-[ 編集]
ありがとうございます。
>何若基さま
>tonglenさま
>国際ネジ規格/SMGさま 
 情報ありがとうございます。
 最近少し水分摂取が減っていたところはありますね。実は歳のせいか嚥下の際にむせることが増えまして、でもこれは姿勢を正して飲むことで治ったようです。気をつけます。
 虫垂炎につきましては、1999年に私は入院手術で切除しました。担当医に
「こんな腫れ上がった虫垂は初めて見ましたよー」
 と言われました。少し破れて汁が出てる感じで、たぶん切除後内臓を洗浄したんじゃなかったかしら。しばらく骨盤の奥にドレーンを入れてました。
 最初虫垂炎の基本である右側の腹部の痛みがなくてお医者さんも首をひねっておいででしたが、CTで見たらへその左側までずれてきていたせいでした(CT担当の方がマジックでへその左脇に私の虫垂の「現在位置」を描いてくださいました)。
 10日入院で生まれて初めて締切日の原稿納入できず休載しましたねー;
2007/07/22(日) 08:04:30 | URL | 貴嗣 #pmWGJPUI[ 編集]
肩癖の状態です。
肩癖、まさにそれだという体調不良でもうすぐ一年です。いろいろ検査しても病気は見つかりません。サイコケイシカンキョウトウはツムラのを2週間飲んでみましたが効きません。その後、星火逍遥丸、小柴胡湯も試しましたがこれといって効きません。本当に辛いです。漢方薬局でサイコケイシカンキョウトウ出してもらおうか考え中です。
2007/12/03(月) 21:41:31 | URL | こまった #-[ 編集]
なんと!
>こまったさま
 同じ症状でお困りですか!大変ですね!
 心中お察し申し上げます;
 この辛さはかかった人でないとわからないですよね。
 昔「うつ」を患ったときには、この症状と同時に「希死念慮」が来たりもしました。
 お仕事や学業、その他日々のお暮らしでストレスが強くていらっしゃいますか?

 私はこの7月の痃癖はホノミのキョウキョでほどなく改善したのですが、この秋に色々とストレスありまして、再発。今度はキョウキョも効果がなく
 あまり辛いので「延年半夏湯」を扱ってる漢方のお店をみつけて連絡とったんですが、なかなか返事がなく、もう半月になりますが一度返答あったきりでらちがあきません。しかし諦めずに連絡中です。

 ちなみに、今回の痃癖の症状は、あることで仕事のストレスが一時的に軽減、発散できたとたん、かなり無自覚なまでに解消し、やはり原因はストレスが強いのかと思いました。
 しかし、またいつ再発しないとも限らず(日々ストレスいっぱいですから)「延年半夏湯」の入手は前向きに考えております。
 後日続報あらば掲載いたします。

 こまったさまも、くれぐれもご自愛ください。コメントありがとうございました。
2007/12/04(火) 04:29:22 | URL | 貴嗣 #pmWGJPUI[ 編集]
早々のお返事ありがとうございます
肩癖らしき、20代主婦です。子育ての疲れが出たかなとも思っていますが、首・肩・背中・腰・脇腹の痛みに日々耐えています。今年は占いでも大殺界みたいで・・・。(普段は気にしていませんが)あまりにも今年は辛くて病院も沢山行きました。今は整骨院でマッサージを受けるのみです。お目当ての漢方お早く試したいですね。今後も情報お願いいたします!
2007/12/05(水) 18:01:42 | URL | こまった #-[ 編集]
こちらこそよろしくお願いします
>こまったさま 
 なんとお若い方だったのですね!
 私はもう少しで49歳のおっさんですが
 こまったさまのお痛み張りは左半身でいらっしゃいますか?
 私はブログのとおり、おもに右半身でしたが今年は左です。
 目が覚めたとたん左の肋骨の下のあたりが張って不快な日もありました。
 「真綿で首をしめるような」と言うたとえが昔からありますが、なんだかわけのわからない圧迫感が背中やおなかにあるというのも本当に嫌なものですね。
 こまったさまは「うつ」は患ってはおられないのですね。
 私は数年前から3年くらい「うつ」で通院していたときがあります。そのときは右半身に上記のような症状が何度も発生していました。それほど重症ではなかったので、自殺を考えたりはしませんでしたが、精神面より肉体に症状が出る「仮面うつ」というタイプだったのではないかと思います。
 とにかく、自分だけではなくて世の中には同様の症状で苦しんでいる人がいるとわかるだけでも少し助かります;
 子育て<お疲れ様です。命削りますよねー(うちは子どもはいませんけども)。
 また情報をお教えいただけますと幸いです。ささいなことでもかまいません。
 お体くれぐれも大切に。ではでは。
2007/12/05(水) 18:58:13 | URL | 貴嗣 #pmWGJPUI[ 編集]
痛いですー。
左右両方で、肋骨の下、みぞおち、背中までぐるっと一周圧迫感があります。筋肉痛のような痛みにも似ています。もむと痛いです。朝から寝るまでずっとです。夏ごろ、心療内科にも行ってみましたが精神安定の薬も試してみて効かなかったのでうつとかではなさそうです。この痛みでうつになりそうですが・・・心気症とかは少し感じています。完璧に治らなくてもいいからもう少し楽な日がほしいです。ペインクリニックにもたまにいっていますが解決はしません。内蔵の病気じゃないのが信じられないです。
2007/12/06(木) 18:35:07 | URL | こまった #-[ 編集]
トワイライトな痛み
>こまったさま
 内臓の病気じゃないのが信じられないです<すっごーくわかります!
 この項ちょっと別途記事にしますね。
2007/12/06(木) 20:16:27 | URL | 貴嗣 #pmWGJPUI[ 編集]
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