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八幡浜海域リサーチDIVE

昨年11月21日、海洋投棄された廃タイヤ37本の排除のボランティア活動を行った「シーロード八幡浜」の沿岸部「矢野崎」の生物多様性について調査ダイブ始動と、地元(八幡浜)ダイバーのNさんと行って参りました。

矢野崎

ゴロタ石が水深6~8mまで続き、その後は砂泥質な砂地が広がる海底の「矢野崎」

3月下旬の海中の景観は、サンゴイソギンチャクやホヤがゴロタ石沿いに散在、海藻:クロメやホンダワラが成長し、フクロノリが少しずつ増え始め、

シロガヤ

そんな海中をボラが30~40匹群れ泳ぎ、チャガラやニシキハゼ、スズメダイたちが元気に泳ぎ回っておりました (^^ゞ

昨年11月中旬、廃タイヤ排除活動に伴う事前調査ダイブの際に、驚くほどにウミウシが多く生息を確認しておりましので、「3月下旬のウミウシの生息は?」と、楽しみに探し回って参りましたがあまり目に付かず、約80分近くを潜り、二人で確認したウミウシは4種類!

サラサウミウシ

大きなサラサウミウシ、極小サイズのフジイロウミウシやヒイラギウミウシ、

フジイロウミウシ

ヒイラギウミウシ

そして超極小サイズのツノバネミノウミウシの生息を確認と、「矢野崎」の海の生物多様性について、第1回目の調査ダイブを終えて参りました。

ツノバネミノウミウシ

今年は、廃タイヤの排除を終えたこの矢野崎の海にて、「魚と蜜柑の町」に相応しく、「藻場の再生」「破損サンゴの修復固着」と、レジャーダイバーの誘客が行える海の再生に努め、「環境美化意識高き街作り」へ向けて活動も行っていく予定でおり、ブログ更新にて状況をお知らせさせて頂きますので、お楽しみにしていて下さい (^^)/


◆2020.03.21.sat/中潮 <愛媛県八幡浜市>

[1本目/Point:シーロード 矢野崎]
潜水時間78分、最大水深8.0m、平均水深4.1m、水温14度、透明度8~10m、EN.13:55
.

テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

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