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“八幡浜の海”調査DIVE

四国の自然100選や四国20景にも選ばれるほどの自然を構えながらも、

長年の間、そんな豊かな海洋自然を多くの人々に紹介し、楽しんでもらうこと無く、

レジャーダイバーへの解放もされることがなかった八幡浜の海。

そうした地元(八幡浜)の海を、これから多くの人に楽しんでもらえるような方向性を築き、解放してもらい、少しでも地域の活性化へと繋がればとの思いの元、

9月7日に、第1回目の調査DIVEをして来ました。

八幡浜地図01

港よりクルーザーで出港後、ダイビングポイントとしての情報が一切ない為、海図や魚群探知機を頼りに、ポイントとして好ましい場所を探し出す為、ひたすら海中を止まること無く泳ぎ回る調査DIVE

気がつけば、昼食も摂らず、5時間と言う短時間で4ダイブ (^^;;

ポイントは港より10~20分の島周り

1本目/大島

大島

地元の海へ、初エントリー。

いきなり目の前に飛び込んできたのが、グレ(メジナ)200匹ぐらいの群れ (@@;;

海況群れ

グレ(メジナ)の群れやキビナゴの群れに囲まれながら、泳いでいると、時折、10数匹のカンパチや大きなコブダイが回遊してくると言った魚影の濃い海に驚き

2本目/佐島

佐島

台風12号の接近を免れた状況でしたが、台風の余波により若干、風が吹き、海況が荒れていた海だった為、島影の入り組んだ穏やかな浅瀬に入り、エントリー

海況マクロ

コケギンポ、カザリイソギンチャクエビ、シララシロウミウシ、コイボウミウシなどのマクロ系の生物と一緒にニシキハゼが泳いで居たり、ネンブツダイの群れやカンパチ数匹も回遊する海

3本目/黒島

黒島

点在する沈み根(岩礁)に、大きな伊勢エビやホウセキハタが根付いており、コロダイが何匹も優雅に泳ぎ、探索すると面白そうな水中地形が現れそうな海の様相を見せ、楽しませてくれそうな海

海況生物

4本目/向灘ビーチ

陸路で行ける地元の海は?

と、クルーザーで近づき入ったのですが、養殖場に挟まれた環境と言う事もあり、視界6~8mと濁りも強く、スズメダイ等は群れては居たものの、あまりお勧めの出来ない海であり、次回、新たな陸路で行けそうなポイント探しが必要と思い知らされた結果に (>_<)

それ以前に、車のタイヤが海中に十数本沈んでおり、タイヤが不法投棄されている海って、どう言う事?

地元の僅かな人達だと思うが、『海を守ろう』と言うスローガンとは真逆で、環境保全意識が欠落している悲しい現状に、フツフツと怒りまで!

今回の調査DIVEで判った地元(八幡浜)の海は、車で1時間ほど走った四国西南のサンゴが群生する海とは、まったく別の顔を持ち、サンゴ礁と言った感じでは無く、大きなゴロタ石や沈み根が幾つも点在し、群れを成す魚影は濃そうである。

しかし透明度の問題は、佐田岬半島に囲まれた宇和海と言う事で、夏場は少し濁り、冬場に透明度の良さが期待できる海と言う話し(ちなみに今回の透明度は12m前後)

今後、八幡浜のダイビングサービスとして、皆さんに紹介できる地元(八幡浜)ポイントをと、調査DIVEは続きますので、楽しみにしていて下さい。


[1本目/大島]
潜水時間46分、最大水深21.3m、平均水深12.8m、水温22度、透明度10~12m、EN.10:26

[2本目/佐島]
潜水時間55分、最大水深17m、平均水深5.7m、水温23度、透明度10~12m、EN.12:06

[3本目/黒島]
潜水時間32分、最大水深13.1m、平均水深9.4m、水温22度、透明度10~12m、EN.13:49

[4本目/向灘]
潜水時間17分、最大水深20.4m、平均水深10.0m、水温25度、透明6~8m、EN.15:00
.

テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

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