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2024-06-17

60歳以上の映画監督一覧

2024年6月17日時点。

※数年内になんらかの仕事をしている人。選出はてきとう。


アレハンドロ・ホドロフスキー 95歳

クリント・イーストウッド 94歳

山田洋次 92

ロマン・ポランスキー 90歳

ウディ・アレン 88歳

ケン・ローチ 87歳

リドリー・スコット 86

フランシス・フォード・コッポラ 85歳

宮崎駿 83歳

テリー・ギリアム 83歳

ダリオ・アルジェント 83歳

ビクトル・エリセ 83歳

マイケル・マン 81歳

マーティン・スコセッシ 81歳

ジョージ・ミラー 79歳

ジョン・ウー 78歳

ヴィム・ヴェンダース 78歳

デイヴィッド・リンチ 78歳

スティーヴン・スピルバーグ 77歳

北野武 77歳

チャン・イーモウ 74歳

押井守 72歳

ロバート・ゼメキス 72歳

キャスリン・ビグロー 72歳

ジェームズ・キャメロン 69歳

アン・リー 69歳

コーエン兄弟 69歳、66歳

黒沢清 68歳

滝田洋二郎 68歳

ローランド・エメリッヒ 68歳

ラース・フォン・トリアー 68歳

周防正行 67歳

ジョン・ラセター 67歳

スパイク・リー 67歳

アキ・カウリスマキ 67歳

クリス・バック 66歳

リュック・ベッソン 65歳

阪本順治 65歳

ティム・バートン 65歳

庵野秀明 64歳

原恵一 64歳

塚本晋也 64歳

中島哲也 64歳

サム・ライミ 64歳

三池崇史 63歳

片渕須直 63歳

是枝裕和 62歳

三谷幸喜 62歳

アルフォンソ・キュアロン 62歳

ピーター・ジャクソン 62歳

岩井俊二 61歳

クエンティン・タランティーノ 61歳

デヴィッド・フィンチャー 61歳

スティーヴン・ソダーバーグ 61歳

山崎貴 60歳

ギャスパー・ノエ 60歳

2024-06-16

師弟カップル

90年台は小室哲哉華原朋美keiko松浦あゆ等、プロデューサーとの師弟カップルが多かった。

歌謡曲の成長期にも似たようなことがあって、ジャンル成熟してくると、商品作品を作る“マニュアル”ができて来るのに対して、成長期は一個人の力が非常に大きいから、個人個人の結びつきでものを作っていくことが多かった。

山下達郎竹内まりやとか。

バラエティだとイモトアヤコディレクターギャル曽根ディレクターキンタローディレクター鈴木おさむ井森美幸

演劇だと

篠田正浩岩下志麻

周防正行草刈民代

大島渚小山明子

篠原涼子市村 正親

13歳年下の大澄賢也結婚した小柳ルミ子も忘れてはいけない師弟カップルで、ほぼ無名ダンサーだった大澄に光を当て、ダンサーとしてだけではなく、芸能界活躍できるタレントにまで押し上げた小柳の功績は、まさしく名伯楽と呼ぶにふさわしい。

13歳という年の差以上に、10から活躍している小柳ルミコは結婚時、すでに芸歴約20年のベテラン。対して、大澄とは芸歴0年に等しい。キャリアの差で考えると、親子ぐらいの差がある

キャリアに開きがあるからこそ師弟として成立しやすく、関係性も安定する。しかし、弟子が成長してしまうと、その関係は崩れてしまう。

結婚直後は、夫婦ともにテレビ出演やステージを行うなど、年の差おしどり夫婦として立ち振る舞っていたが、'00年に離婚11年の結婚生活だった。

大澄自身告白しているが、小柳から離婚の条件として高額の慰謝料を支払うか、それができないなら結婚以前の無名バックダンサーに戻るか」の二者択一を迫られたそうだ。結局、大澄は1億円ともいわれる慰謝料を支払う。

小柳ルミ子からすれば“誰のおかげでここまで稼げるようになったと思っているんだ”という思いがあったんだろう。そうじゃなければこんな二択を迫らない。彼女にとっては、破門に近い要求だったんだろう。

2023-12-18

anond:20231217064705

90年台は小室哲哉華原朋美keiko松浦あゆ等、プロデューサーとの師弟カップルが多かった。

歌謡曲の成長期にも似たようなことがあって、ジャンル成熟してくると、商品作品を作る“マニュアル”ができて来るのに対して、成長期は一個人の力が非常に大きいから、個人個人の結びつきでものを作っていくことが多かった。

山下達郎竹内まりやとか。

バラエティだとイモトアヤコディレクターギャル曽根ディレクターキンタローディレクター鈴木おさむ井森美幸

演劇だと

篠田正浩岩下志麻

周防正行草刈民代

大島渚小山明子

篠原涼子市村 正親


13歳年下の大澄賢也結婚した小柳ルミ子も忘れてはいけない師弟カップルで、ほぼ無名ダンサーだった大澄に光を当て、ダンサーとしてだけではなく、芸能界活躍できるタレントにまで押し上げた小柳の功績は、まさしく名伯楽と呼ぶにふさわしい。

13歳という年の差以上に、10から活躍している小柳ルミコは結婚時、すでに芸歴約20年のベテラン。対して、大澄とは芸歴0年に等しい。キャリアの差で考えると、親子ぐらいの差がある

キャリアに開きがあるからこそ師弟として成立しやすく、関係性も安定する。しかし、弟子が成長してしまうと、その関係は崩れてしまう。

結婚直後は、夫婦ともにテレビ出演やステージを行うなど、年の差おしどり夫婦として立ち振る舞っていたが、'00年に離婚11年の結婚生活だった。

大澄自身告白しているが、小柳から離婚の条件として高額の慰謝料を支払うか、それができないなら結婚以前の無名バックダンサーに戻るか」の二者択一を迫られたそうだ。結局、大澄は1億円ともいわれる慰謝料を支払う。

小柳ルミ子からすれば“誰のおかげでここまで稼げるようになったと思っているんだ”という思いがあったんだろう。そうじゃなければこんな二択を迫らない。彼女にとっては、破門に近い要求だったんだろう。

2021-03-04

anond:20210303190711

批判的なブコメが多いみたいだが、良く出来たリストであると思う。

いくつか思うところもあるけれど、これらの作品網羅できていれば、いわゆるマニアとの会話に困ることはあるまい。

もしも『こち亀』で中川や麗子が邦画キチの取引先と盛り上がるために一夜漬けするという回があったとして、そのとき両さんが作ってくれるリストとして出てきてもおかしくないものだ。

麗子「瀬々敬久は……えっと『すけべてんこもり』を……」

取引先「なんと、きみは『感染列島』でも『64-ロクヨン-』でもなくそんな作品を……面白いヤツだ!」

両津「……とこうなるわけだ。周防正行だとこうはいかん」

麗子「なるほど……」

もちろんリスト記憶した麗子の会食が両さんのせいで上手くいかないのがオチになるわけだが、それは今回全然違う話なので、リストの話に戻る。

ただ高校生に渡すリストとしてはいくつか問題がある。

そもそも100本は多すぎること。100本選ぶ流れなので仕方ないけど。

監督代表作が(おそらく意図的に)外されていること。

サイレントアニメドキュメンタリーなどは不得意そうなジャンルが見受けられる。

なので、高校生に最適なリストだとは思わないけれど、いいリストであることは間違いないと思う。

おそらく箸にも棒にも掛からない作品はないだろう(全作鑑賞済ではないので補償はしかねるが)。

年代順で丁寧なリストなのだが、重要度とかでのつまみ食いはしずらく、そういう点ではキネ旬とかのオールタイムベストの使い勝手の良さが逆に光ってしまう。

元増田はそれに思うところのある人のような気もするので、皮肉っちゃ皮肉

2020-01-05

anond:20200104141902

あれって若者自分が知らないだけで昔にはよくある光景だったりするんだろうか

オウフwww いわゆるストレート質問キタコレですねwww

よかろう、本コメント補足委員長立候補いたすwww 無事当選、九頭龍閃wwww コポォwwwwwwwww

まず、増田氏は「ロマンポルノ」という単語を使っておるが、それだと「日活ロマンポルノ」だけを指してしまう気がすなるwww

そこで、「ピンク映画」の使用を推奨したいwww

この定義なら、大手以外の映画製作会社によって作られたポルノ映画全体のことを言えるのでまほろ駅前多田便利軒www

はい、ここで増田シナプスに注目ゥwww 彼のシナプスは「大手映画」という単語キャッチしたことにより分子レベルで疑問が浮かんだでござるな?www な?www なあなあ?wwwwwww

ピンク映画流行る前の1960年頃、日本映画製作大手映画会社5社(松竹東宝大映新東宝東映)が牛耳っており、五社協定というものが結ばれていた。

ドプフォwww つい五社協定なんていうマニアック単語が出てしまったwww 五社協定というのは、専属監督俳優らに関する協定のことでござるなwww 他社所属監督俳優の引きぬきや貸出は禁止ですというモノwww ま、これぐらいのボキャブラリィ存じ上げておったかwww スマスマヌwww

なんでそんな協定ができたかwww 当時は多大な需要を満たすために、スター俳優を中心としたシステムを作り上げて大量の本数を作っていたのじゃwww

そうなると、客を呼べるスターを引き抜いちゃえばいいじゃんと泥沼の戦いになってしまうとwww



ところが、1960年代後半になると、日本における製作本数のうち半分近くがピンク映画になった。(ピンク映画自体製作本数も桁違いに増えた)

はいクエスションwww その原因は何でしょうか?www




正解はテレビでしたーwwwwwwwwwwww ブフォオッwwwwwwwwww

テレビの浸透によって映画館への客足は鈍り大手五社製作本数も激減www 五社協定新東宝倒産し、日活が加入)は1971年をもって消滅www

まりですなあwww 映画文化自体は残りつつも、製作予算の安いピンク映画に流れたというわけでござるwww

から増田の言った「昔にはよくある光景」っていうのは正解かもしれないwww 

正直、拙者は資料しかからないけどwww フォヌカポゥwwwwwwwwwwwwwwww

ちなみに、ピンク映画は「低予算かつ女の裸が映っていれば何でもいい」という思想があるwww そのため、敷居が低いことから作家性が強い作品も多いwww

浜野佐知のように一般映画では稀有だった女性監督ですら存在したwww

現在商業映画で有名な監督にもピンク出身の人は多いwww

最近の若者も知ってそうな人だったら、「愛のむきだし」の園子温や「カツベン」の周防正行などなどwww

そんな感じで由緒あるピンク映画界隈だけれども、最近は廃れつつあるらしい。

ちょっとググってみたのですが、かつて200本以上の製作本数を誇ったピンク映画ですが、2010年には50本近くになってしまったとか。

ことなく漂う昭和の残り香は消えゆく文化残滓。跡をたどって、DVDなどで新しい世界を覗いてみるのもオツなものかもしれません。(「成人映画館」自体はかなり敷居が高い印象・・・

以上、いっちょかみですが大変失礼致しました・・・・・・

2019-03-27

anond:20190313073007

でもさ、実際にエロ市場を狭めるんだよ。事実としてね。

深夜アニメ好きなディープな層(つまり今のお客さん)にだけ観てもらいたいならエロ要素入れるの正しいだろうけど。

もう20年くらい前のことだけど、ジブリアニメを買い付けようとしていたイギリス映画プロデューサーが、どこの配給会社にも「エロが無い日本アニメなんて売れない」と断られたと話していた。当時、特にイギリスでは日本アニメは(くりいむレモン代表されるように)ポルノしか思われてなくて、一部のマニアだけのものだった。日本アニメがすごい、ってなったのはエロ要素が無いDBジブリ市場に出て、より多くの子供が目にできるようになってから

アニメだけじゃなく、日活ロマンポルノ出身周防正行森田芳光等、世界的に有名な監督が世に出たのもポルノじゃ無い映画取り始めてからでしょ。それまでは一部マニアの間でだけ有名だった。

エロ要素あっても引かない一部のマニアの間だけでいつまでも独占したいというならそれもいいけどさ。

でも当のクリエイターたちは一体どっちを望んでるんだろうね。

エロ要素がっつり入れて作りたい、ってクリエイターも勿論いると思うけど、より多くの人に観てもらえるならエロ要素無くしてもいいってクリエイターもいるんじゃない?

作ってる方が実際どう受け止めるかは本人たち次第だろうけど、エロ要素ない方がいいっていうのも一つの感想で、作り手としては貴重な意見の一部だよ。

2016-08-20

amazonプライム無料で観れるおすすめ邦画

教えてくれとブクマで頼まれたので。http://anond.hatelabo.jp/20160818164555

しかamazonのそういうやつというと、電子書籍レンタルもそうだけどシリーズの1巻目とか…ああいう風にあんまり充実してなさそうだな…。

と思い検索してみたら映画色々あるんだね。まぁなんでも見れるわけじゃ無いか勉強になった。

ざっとリストを見て、面白いと思っているやつをオススメしていきます

これ書いたな。探偵はBARにいるシリーズ面白いです。

1はわりと引くほどボコボコになる大泉洋が。2はオッパイに戯れる大泉洋が出てくるんで、親とは見ないでください。

あっちゃんファンだけに見せといたら勿体ない。

最近邦画フリークが見ることをノルマ化している山下敦弘監督映画です。

これも書いたな。ただただ素晴らしいのでぜひ。

これも書いた。邦画苦手って人にも薦められる映画ですね。

これも書いたぞ。あいきゃんふらーいに隠れがちだけど、評価されたのはこっち。名作です。

ホラー嫌いだけど、日本人として見ておくべきでしょう…。

山田洋次が何故山田洋次なのか、を知りたければ見ると良いと思います

これも書いた

原作小説で、アニメよりもっと先に作られたのがこの映画

原田知世とか尾美としのりとか若すぎて、タイムスリップした気分になれますよ。

この時代角川映画は外せませんよね。

松尾スズキ作品。この人は舞台も上手いけど映画も上手い。

比較精神が落ち着いてるときに見ると良い、狂ったやつが集まった場所の話。

余談だけど松尾スズキ演出してるときだけ、クドカン役者センスが最大に光るのはなんなんだろう。流石師弟

蒼井優可愛い(それだけで済ましてはいけない)

名作ですよね。

松尾スズキ監督作品庵野夫妻が登場。

映画なんてこれっきりだと思ったのか、やりたい放題しまくったコミケ舞台カオス映画

まさかジヌよさらばで同じキャスト映画とるなんて思ってなかったでしょう。あ、ジヌよさらばもプライムあった。面白かった。

タイトル惹かれるでしょう?そのまま見てください。

桐島~の吉田大八監督です。

沖田修一監督映画。良い映画だと思います

いまいち知名度低い方になってるけど、同監督作品見てて気になった人はぜひ。

タイトルに惹かれていかがわしい気持ちで見ると、一気に心洗われてしま映画

  • 野獣死すべし

お、松田優作だ!これは見ておこうぜ!彼を知らない人が見たら「龍平…?」ってなること間違いなし。

周防正行監督作品おっさんの成長映画として傑作だと思います

「顔ぶたないで!私、女優なんだから!」

サブカル好き名乗るなら見とくべきかと。名台詞オンパレード

なんか時代が分からなくなってくる。

この時代薬師丸ひろ子最強ですよね。

賛否分かれる話だけどそれこそが目的

この映画の凄いところは、子供たちがほとんどをアドリブでこなしているところです。

実際に子供たちが考え、なにを発するのか。役者なんていらねー、とさえ思わせるリアルさが見どころ。

プライム0円はこれくらいかな?

ここにあがったのってgyaoとかでも無料になってたりするんで、是非どっかで映画みたいなって思ったとき、参考にしてみてください。

2016-08-18

好きな邦画を並べる。見ろ。ただそれだけだ。

邦画を見ない人が邦画批判してる現状が最悪だ。

邦画好きは好きな映画を書きまくればいいと思う、こんな風に。オススメするからにはTSUTAYA辺りで手に入るものが好ましい。

自分の好きな邦画を並べることで、わりと趣向が見えてくる気もしないでもない。

先に感想を述べると、批評家受けするのもかなり好きだけど、批評家受けしないのも結構好きなのが分かった。。

ホラー見たらトイレいけなくなるのが苦手なので、好きな人ホラー映画も薦めてほしいところ。黒沢さんとか。

ちなみに最近見て好きになった洋画は、「セッション」と「マッドマックス」と「きっと、うまくいく」(ボリウッド見ようぜ)です。



漫画原作夏帆岡田将生中学3年生を演じる。

京アニ好きは必ず見ること。のんのんびよりファンも見ること。可愛くて悶え死ねる。山下敦弘の絵作りが最高。山下監督好きだ。

他にも山下監督で言うとリンダリンダリンダとか味園とか、音楽と混じったときの爆発具合が好きだな。

伊坂幸太郎原作原作未読者はネタバレを見ずにそのまま再生

小規模で公開され話題を呼んで、ロングランになってましたね。最近そういうの少ないな。ミニシアター系の消滅が大きいのか。

アクションだらけの野望篇。そんなのありかの革命篇。革命編も好きだ。

ドラマからの流れもあるけれど、日本映画らしくないアクション映画としてとても好きだ。ドラマ見なくても行けるだろう多分。あとでドラマ見ればいい。

脚本宮藤官九郎。とは言うけどSPと一緒で金城一紀作品だ。正直クドカン映画脚本はこれがピークだ。

今やったらいろんなところから苦情の嵐だろうけど、邦画は今でも結構攻めているのが好きだ。政治社会情勢にメスを入れる作品は毎年ある。見てない人が多いだけで。

まぁそんなこと抜きにして勢いがあって好きだ。

柴咲コウバトルロワイアルGO世間に見つかった。超可愛い

ここで紹介する?って感じだし、まぁ見てる人多いと思うけど好きな邦画を並べてるだけなので。

映画1作目が最高で傑作。あとは見るな。

ドラマのが好きだったとか言わないで。映画もポップで細部までこだわっているのが良い。

邦画好きが薦めてくれ無さそうな映画なのは理解しているが、出演女優リアルで恋できる映画。ある種のAV

こう見るとドラマ映画も悪くは無いよね。

なのでもう一本だけドラマ映画を置いておく。2作目は見るな。

一作目は傑作で、二作目はエンタメに振った。一作目が評価されがちだが、二作目も結構好きだ。

最近まり見なくなってしまったハードボイルドをしっかり描いてるアクション映画大人の男の嗜みとしてどうぞ。腐女子も可。

井浦新ARATAだった時代か。脚本GOより劣るけどそれでも原作出演者と意気込みみたいなのが凄かった。

これも評判がよく拡大上映された作品。あ、監督お久しぶりですハガレン頑張ってください。

今気付いたんだけど、窪塚好きみたいだ。最近脇役で時々見るけど、主演を食う感じがたまらんすよ。

松本大洋つながりということで。ピンポンより好きだ。

これも評判がよくロングラン。噂に聞くところによると、この映画を見て役者を目指した今人気の若手男性俳優たちが、結構居るらしい。

83分の中で止まることなく加速しまくるけど、どこか静かな感じ。もう10回は見た。

ていうか松田龍平も好きみたいだ。彼の映画見てたら間違いないとこ、結構あるよね。

なので松田龍平映画を。この映画はなんというか、完璧。隙が無い。長いのに静かなのにThe邦画なのにぐいぐい見てしまう。

テレビ放送版は大幅カットが加えられてて黒木華の出番がほぼ無くなっていた。残念なのでCMカットじゃないの見て。

中島作品ではこれが一番好き。深キョン可愛い

田舎風景に浮かぶ毒舌ロリータ時代錯誤ヤンキーが繰り広げる百合…じゃなく友情劇。

なんかいろいろあるけど、まあいいじゃん!ってすっ飛ばしていく演出が、結構好きです。カラッとしててね。

10アニメかと言いたくなる畳みかけてくる小ネタが延々続く。堺雅人に胃薬をあげたくなる映画

見終わった後に何も残らない感じがたまらない。南極行ったって、日常とはそんなもんである

沖田監督好きだ。モヒカンは5分ごとに小ネタが来て、かなり良かったです。

周防監督忘れてた。慌てて入れた。和製ミュージカルっす。色彩がとてもきれいなコメディ映画

普段アニメしか見ない人に特におすすめ

YEN TOWN BAND」復活に懐かしい~~となるなら映画を見なさいな!

監督花とアリスおすすめ世界観確立されている監督だよなぁ。

こう…急に薬師丸ひろ子をぶっこみたくなった。Wの悲劇とかも見とくべきではないだろうか。

手嶌葵が歌いだすのでジブリ映画かと思うけど、もちろん違う。

なんか良い映画みたいな~って時におすすめ

ぱっと思いついたのはこのあたり。あくまで「好きな映画」であり「良い映画」を羅列したわけではなく、良い邦画もっといっぱいある。

最新作とかは、一旦自分の中で寝かせて整理して、好きかどうか判断したい派。

あと松尾スズキカオス映画とか、三池カオス映画も好きですけど、それ言うとこの記事信頼度が一気に下がりそうなので書きません。

好きな邦画あったら広めて、ついでにあなたが好きな邦画を言っておくれ。

2016-07-10

[]映画Shall we ダンス?

BS放送されてたのを録画して超久しぶりに見た

やっぱおもしれえ

映画の尺できれいに起承転結がまとまっててユーモアもあるし、見てて楽しい

でも今見ると、役所広司の設定が28でケッコン、40でマイホームとかで当時の普通サラリーマンを想定してるのを見ると、今30で恋人もいない自分がとてももやもやして思えてしまって素直に楽しめなかった部分もある

あと自分が女だったら、冴えないリーマンゲスい夢をなかば実現させるような結末は、生理的嫌悪感を抱いたかもしれない

うどんとそれでも僕は~とシコふんじゃった。は見てないんだよなあ

どうでもいいけど周防正行本広克行がたまにごっちゃになる

2016-02-18

映画を年に二百本観る人はそれだけで信用できるか

年間200本の映画を観るぼくがオススメする7つの映画と7人の映画監督 - 私を構成する映画監督 - - Hikikomotrip

信頼できる映画評を各人間を見分けるにはコツがいる。見ればわかる程度のアレもいるが。

一番わかり易い見分け方は、まずライムスター宇多丸ラジオ映画番組(正しくは番組内の一コーナー)「ムービーウォッチメン」を聞くことだ。

信頼出来ないやつはそこで述べられた評言をまんまパクる咀嚼せずにパクる宇多丸ラッパーだけあってキャッチークリティカルフレーズを次々と考案してくれるので、使い勝手が良い。

そういうのをアホは何も考えずに右から左で流すだけだから、「それってどういう意味なんですか?」と聞かれたときにうまく対応できない。

感想評論のパクりが悪ってわけじゃない。むしろ、それが有用だと思えばどんどんパクるべきだ。

しかし、それにはあくま自分感性や理性というフィルターを通して自分なりに噛み砕いたうえで、自分言葉として精製する過程必要だ。

それがアホにはできない。

たとえば、コレ。

この人がぼくに与えてくれたのは「ヒップホップ」。彼の映画の作り方はとってもヒップホップ思想に近いと思うんですね。サンプリングオマージュを多用するパッチワーク方法論はまさにヒップホップのもの。ぼくがラップが好きなのは彼の映画が好きだからなのかもしれません。


 手法思想が似ているからどちらも好き??? 

 じゃあお前、ウンコとオシッコは似たようなプロセスを経て製造されるけど、オシッコほど喜んでウンコまるのみできる自信あん???

 こういうのは圧倒的リファレンスを有し、かつ日本ヒップホップ界のレジェンドである宇多丸が言うから重みがある(別にタランティーノ形容してヒップホップ的と評したのは彼が初めてではないし最後でもない)のであって、そのへんのやつが言うと「え? 具体的にどういうこと?」と疑問が湧いてしまう。タランティーノ映画観てて「あ、このBGM、『アラモ』だな」とか「あ、このシーン、『修羅雪姫』だな」とか思うか?本当にタランティーノヒップホップ魂を感じているのか?ちなみにタランティーノ映画で流れるヒップホップってせいぜいウータン・クランくらい(っていうかRZA)だぞ。

 いやいやタランティーノは我々の知らない引用ネタをさも知っているものかのように見せるのが巧くて……と言うのだったら、手法として最もヒップホップ(=引用パッチワーク)的な『ジャッキー・ブラウン』が肌にあわないってどういうわけ? 

 結局、ヤクザ狂人が出てきて人が無残に殺される映画が好きなだけってなら最初からそう言えば?

 そもそも宇多丸リスペクトしてんなら『ハート・ロッカー』以外の気に入った映画劇場複数回観ろや!

 こういう何も考えずに宇多丸フリーライドして周囲の評判を稼ごうとする人を業界では「紫の服の人」と言います

 用例:

 映画会社社員A「このまえ公開された◯◯なんですけど〜ネットにひどいこと書かれてて〜見て下さいよこのブログ〜」

 広告会社社員B「ん〜???ああ、このブログね。これは「紫の服の人」だから気にしなくていいよ」

  

 というところで、本日増田、お開きです。最後増田おすすめする本当にキモチいい七人の監督の七作を紹介してお別れです。

周防正行:『舞妓はレディ』と『終の信託』以外全部。入門編は「シコふんじゃった。」。シコったあとで『Shall We Dance?』を見ればこの監督独特のリズムに慣らされる。

キャスリン・ビグロー:『ハートブルー』と『ゼロ・ダーク・サーティ』。最初に観るなら『ハートブルー』。それを最後にしてもいい。

北野武ヤクザ映画全部観た後でまだ北野武を知りたいと思う余力が残っていれば『みんな〜やってるか?』あたりも。『アウトレイジ』は単発として間口は広くても北野映画入り口にはならないと思うので『BROTHER』あたりで覚悟をきめておこう。

タランティーノ:一通り全作観終わった最後に『デス・プルーフ』。この監督フィルモグラフィー順に観るのが良い。よって入門編は「レザボアドッグス」

ポン・ジュノ:全部。入り口としてなら『グエムル』。度胸と覚悟と自らのゲスさに自信があるなら『殺人の追憶から入ってもいい。

園子温:ない。七人のなかで一番優先順位が低い。強いて挙げるなら『地獄でなぜ悪い』(スラップスティック好きなら)と『冷たい熱帯魚』(とにかくエグい救いのない話が好きなら)。

クリント・イーストウッド:全部。ただ順番があって、西部劇諸作飛ばしていきなり『許されざる者』を、『許されざる者』や『ダーティ・ハリー飛ばしていきなり『グラン・トリノ』観ても感動はしてもよく飲み込めないと思う。気軽に楽しみたいなら『インビクタス』や『ジャージー・ボーイズ』あたり。

2010-03-11

Hなのは悪いことですか?

最近の「非実在青少年」がらみの話。3次の児童ポルノについてはまたちょっと話違うので、冒頭にお断りしておきます。

例えばの話ですけど、「アイドルうんこしない」「あの子は処女」って言い張ってる人っているじゃないですか。どんなに必死に否定したって、実際のところアイドルうんこするし、大好きなあの子は彼氏セックスしてるんだけど、「そんなことない!」ってかたくなに信じてる人。本当のところが分かってないのはその人だけで、周りのひとは全部知ってる。「そんなマヌケいるわけねー」ってそれはそうなんだけど。じゃあちょっと言い換えて「アイドルうんこするべきではない」「あの子は処女であるべきだ」って言い張る人。これは結構いると思う。

何が言いたいかっていうと、基本的に今も昔も、日本ポルノの国だってこと。

世界最古の長編小説」なんて言われたりする源氏物語セックスばっかりしてるし、印象派画家に大きな影響を与えた浮世絵春画です。めぐりめぐってutamaroって言葉は今「すげえデケエちんぽ」って意味スラングになってるじゃないですか。そもそも日本語そのままで海外に通じる言葉って、エロいことばめちゃくちゃ多い。bukkake。hentai。geisyaもきっとエロいニュアンスで理解されてると思います。

日本で一番のベストセラー作家海外文学賞ももらってる村上春樹先生だって、基本的にはエロい話です。『1973年のピンボール』の設定なんか、美人双子同棲してやりまくってる主人公ってどこのボンクラアメリカ人妄想なんだよ!って感じじゃないですか。芥川賞選考委員も、龍にしろ都知事にしろみんなデビュー作がエロい話の人すげー多い。同世代で高校生ぐらいのころ山田詠美の『僕は勉強ができない』薦められて読んで、「この人すげー文章うまいなー」って感動したことある人多いと思うんだけど、あの人だってデビュー作は黒人とやりまくってる話ですよ。

おくりびと』みました?いい映画でしたね。みんな演技上手だったし。ちらっとみえた広末お腹エロかったですよね。あの映画アカデミー外国語映画賞とった滝田洋二郎監督は、日活ロマンポルノ出身で、監督デビュー作のタイトルは「痴漢女教師」。他にも日本アカデミー賞に輝いた監督のうち、かなりの数のひとが日活ロマンポルノ出身ですよ。崔洋一周防正行森田芳光井筒和幸も、エロい話からスタートしてるんですよ。

産業界を見まわしたって、例えばベータVHSの規格争いとかも決め手は「AVはどっちでみれるか」みたいなところで決着ついちゃったりするわけじゃないですか。「じゃあDVDVHSよりDVDの法がセルビデオ安いからみたいな理由で広まったんじゃないかなー」って邪推しちゃいますよね。

日本の文化エロいんですよ。そんで、日本人エロいんですよ。世界中の人も「日本人エロいやつらだ」って思ってる。最近フォーカスが行った調査だって、日本色欲部門で世界2位なんですよ。印象を基にしたアンケートとかじゃなくて、1年間にポルノに消費するお金の金額を基にしたランキングで2位ですよ。認めたくない人もいるだろうけど、現実そうなんだから仕方ない。アイドルうんこするし、大好きなあの子はセックスしてる。日本人エロい

じゃあ「アイドルうんこするべきではない」ように、「あの子は処女であるべきだ」ように、「日本人エロくないべき」?

日本にある文化の中に、倫理的に褒められたもんじゃない、おおっぴらにできない後ろめたい部分がかなりあるのは事実です。でも、それってそんなに悪いことなんでしょうか。実際、そうじゃないと思うんですよ。例にあげた映画文学はどれも素晴らしいものばかりだけど、たぶん海外じゃ商業として成立しなかったものが多数あると思います。イスラムとかキリストとか、宗教のからみで性に対するタブー感が半端ない。女性は肌みせらんなかったり、膣外射精したオナンさんは「セックスは楽しむもんじゃない」「神に対する反逆だッ」つってぶっ殺されたりしてる。

おれは日本の性に関するおおらかさを、文字通り日本の文化の土台だと思っています。今問題になってる漫画アニメだけじゃなくて、全ての土台。これを良くないものだと言って規制するのは「アイドルうんこしちゃいけない」って言ってるひととおんなじぐらい滑稽だと思う。


現状をありのままに肯定したっていいじゃないですか。いっそみんなで開き直りましょうよ。男子は「世界のみんな!おれたちこんなニッチポルノオナニーできるんだぜ!いいだろー」って自慢して、女子は「ほんと男子って馬鹿よねー」って言いながら実際興味しんしんみたいな。おれ、そんな日本がいいな。

最後に、大好きな漫画台詞引用します。

「Hなのは悪いことですか? Hだと怒られたり、笑われたり、イジメられたりするのは何故ですか?! 何故ですか… どうしてですか!!」

「皆バレるのが怖いんです 本当は 何より大事なことですっ Hなことはっ」



ブクマの指摘等を受け、蛇足(言い訳)を書きました。

http://anond.hatelabo.jp/20100312081208

2009-12-31

ゲームは「作品」か「商品」か

タイトルのような議論は、『ゲームは「作品」でも「商品」でもある』という結論に落ち着く。大抵は。

なんか違うよな、と思ってたのだが、少し前に下のようなスレを見つけてから、さらにモヤモヤが増してきたので、少し書きたいと思う。

まず、件のスレ(すでにDAT落ち)。

宮本「俺が作ってるのはゲームじゃなく商品」

http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1260455702/

>約1時間の講演の中で、個人的に印象に残ったのは、宮本氏の

>「僕らは作品ではなく商品を作っている」という発言だった。

ゲーム開発者にとって、主役はあくまでお客さんであり、

ゲームそのものではない。宮本氏は普段から、スタッフにも自分たちが作っているものを

>「作品」ではなく「商品」と呼ぶよう指示しているという。

ttp://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/0910/27/news082.html

金儲けしか頭にないんだな、この老害は・・・



自分過去ログが見れない状態なので、記憶で書くしかないが、私が見た時には、いつも通りに荒れていたし、例の如くコテハン叩きもやっていたりと、まさにゲハだった。ただ、あまり決定打的意見はなかった印象もあった。宮本氏を守銭奴扱いする人間もいれば、「当たり前じゃないか!」という人間もいて、色々意見が分かれていた。

じゃあ、お前が決定打的意見を出せるのか?と言ったら、まあ、怪しいものだが、自分なりの落ち着き所が欲しいし、モヤモヤも何とかしたいので、書きながら考えを整理してきたい考えだ。


……と、能書きはこの辺までとして、本論に入ろう。

まず、『ゲームは「作品」でも「商品」でもある』というのは、正確じゃないよね?というのが私の立場だ。単なるとんちに聞こえるかも知れないが、『ゲームは全て作品であるが、中には商品として売っているものもある』がより正確だと思う。(フリーで遊べるのもある訳だから)

要するに、「商品」と「作品」は一つの対立軸にはなり得るけれど、「商品」と「作品」は対照的な存在という訳でもない。

無料」と「有料」は「0か、0でないかだから」、TrueとFalseの条件式に使えるけれどもだ。

販売者の側から見ると、「作品」は、単なる「商材」である。

「商材」を消費者から見て「商品」に仕立て上げるのが「商人」である。

アップルは良い見本で、安く「商材」を仕入れて、手を入れ、磨き上げ、組み上げて、大勢の人間が良いと思わせる「商品」に仕立て上げている。

その結果、スティーブ・ジョブズは、オープンソース教徒には守銭奴に見えるだろうし、アップルファンには神の使いに見える。

(この図のように→http://i.imgur.com/YRoqC.jpg)

例えば、記憶で書くので間違っている部分もあるかも知れないが、ハリウッド映画にもなった映画Shall we ダンス?」は、本家日本版も米国で公開されていて、(米国では)200万人を動員したそうだ(Wikipediaより)。

米国で公開する際、米国インディペンデント系が買い取ったらしいのだが、そのバイヤー曰く、「私が発見した」という言葉を使ったらしい。監督周防正行氏曰く、「私はすでに商業作品を作って成功している(から、発見したという表現はおかしい)」。

周防正行氏は、バイヤーから見れば「(今まで現地で紹介されてこなかった新しい)商材」に見えるのだろうし、氏自身から見れば自身を「(立派に成功した)商業作品」の監督であると思うのは当然だ。その視点(立場)の違いによって意見の相違が生まれているということなのだと思う(私の記憶の違いもあるかも知れないので、詳しくは「『Shall we ダンス?アメリカを行く (文春文庫)」を見て下さい)。


話がさらに脱線するかも知れないが、アニメーター労働条件が酷い件についても、似た様な違和感を感じる。

具体的には、あまり電通がどう、中間搾取がどう、とかという時代でもないだろう、みたいな気が非常にする。

ゲームもそうなのだが、無料でも見ないような「作品」、遊ばないような「作品」がネットレンタル廉価版ワゴン中古にいくらでも転がっている。今の時代、それこそ、インディーズ映像全体まで枠を広げると、YouTubeだって一人の人間で見きれない状態だ。

しかしだ。それでも、売れているものは売れている。

例えば、任天堂ゲームなんてあまり値下がりしないし、それなりの値段がするが、売れている(おお、ゲームの話に戻ってきた)。

つまり、「作品」があふれる時代に、「作品」で金を稼ぐにはどうすればいいのか?という問題に戻ってくる。

「作品」をどう「商品」に仕立て上げるか?ということが問題になってくる。

編集者のいない漫画雑誌であるコミックギアは三号で潰れたそうだが、金を取るなら「作品」である前に「商品」であることを求められるという訳だ(例え、作者が不本意に連載を続けていても)。

当たり前だが、人は、欲しい時に欲しいものが欲しい。

果たして、みんなが持っていたオモチャを買ってもらえなかった時の気分はどうだったろうか。

要するに「商機」をつかめばものは売れる。

つまり、たった一杯の水でも、砂漠では高く売れる。

何でもないものが希少価値になる。

そして、需要がある所に商品を適正価格供給してやれば、感謝される。

満足感があれば、リピーターになってくれる。

それがまっとうな商売だ。皆の幸せに繋がるのだ。

そういった「商機」を見抜く目があり、実際行動する人が尊敬される商人なのだと思う。

果たして、廃人育成MMOマルチ商法ソーシャルアプリがまっとうな商売か?と聞かれた場合、ハイ、と答えられればそういうゲームの営業をやればいいと思うし(別に非難している訳ではない。悪意はあるが)。

もちろん、「商品のまっとうさ」というのは実に微妙なものだ。特にエンタテイメント業界においては。

例えば、任天堂の「脳トレ」も疑似科学批判があった訳だし。

だが、売っている人間が自身の商品のまっとうさを信じられるかというのは実に大きなファクターだと思う。より悪意のある書き方をすれば、詐欺的商売でも、自身の商品のまっとうさを営業が信じていれば、ものすごい力になるから。


もう一つ気になるのは、クリエイティブ性の問題だ。

クリエイティブの敷居がこれだけ低くなると、もう、プロクリエーターは好きなものを作れなくなるのではないか。

当たり前と言えば当たり前だが、仕事というのは、いやな作業をする代償としてお金をもらうようなものだから、クリエイティブアマのものになるのかも知れない、的な雰囲気がなんだか漂っている気がする。

例えば、米国では、10年くらい前までは業界を引っ張っていた制作者が半分趣味で作っているようなPC大作がほとんど出なくなっている代わりに、クリエイティブインディーズゲーム活性化しているようだ。

……すると、ものすごい安い賃金本業と儲けの高い同人活動をこなすアニメーターみたいな訳の分からないものがこれからの本道なんだろうか?

とすれば、プロ活動とアマ活動を両輪にして生き残る、というのも一つの考え方という訳だ。

もちろん、いやいや、プロは今のハリウッドの様に空虚になるのではないか?とか、CGMはどうよ?とか、まだまだ言及が足り無いこともあるが、疲れたので寝ることにしよう……。

 
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