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冒険者

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これも、土曜日の晴れ間に、
いつもの堰堤の上に行きました。
この前、キャタピラでならした跡のあった賽の河原は
先週の大雨で増水したようで
しっかり川の底にになっていました。
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前置きが長くてスイマセン、
これは冬の間インコシェルターで養生していた
アナカリスに似た水草。
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白熱球の光でも光合成の小さな泡を吐いていましたが、
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マンホールの防水対策も良さそうなので
タライに入れて家の裏に置きました。
暖かくなったのでこちらの方が日差しもあり
もっと増えてくれるんじゃないかと思い・・・。
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それで一晩おいて、
日曜の午後の土砂降りのさなか、
タライの中に、入れた覚えのないタニシが二匹居るのです。

このタライ、マンホール周辺の防水作業の邪魔になるので
空っぽにしておいたはずだし、スギの苗が来たときには
根を乾かさないよう水を張って苗を入れたし、
苗を運んだ後はまた空っぽにしたはず。

まずは、冬場姿を見せなかったタニシが生きていたのはめでたいことです。
そのタニシが、最初にはなったプラのトロ箱から外に出て地表を歩いて
こちらのタライに移ってきたとしか思えません。

雨が降って地表のテーブルクロスにできた水たまりを伝って
別のタライにたどり着いた。

そういえば時々水槽やトロ船の外に中身の亡くなったタニシの殻が
落ちているのを見たことがありました。
余程トロ船が気に食わなかったのか、まさか鳥が来て食べられたのか?
と思いましたが、

タニシはどうやら大雨のときは冒険をすることもあるようです。
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