クレーター
mapは拡大可。
インターネットでスミスの海を見ていた時
地球にもクレーターはあるからそこなら
宇宙旅行の気分が味わえるかと期待して
調べてみれば、県をまたいですぐの遠山郷に
クレータ跡があるとのことだった。
それさえ見れば引き返すつもりで
朝イチでガソリンと冷却オイルを補充してR152を北上、
シラビソ峠まわりでクレーターを目指した。
シラビソ峠で車を停めると
また冷却オイルが漏れ出した。
オーバーヒートの現象なのだろうが
エンジンを回していれば液漏れはないし
温度計もグリーンだ。
でもこれは一時的な問題じゃない。
そのことが心に影を落として旅の楽しさなんか
吹き飛んでしまっていた。
目的地到着。
案内板の絵が可愛い。
絵本「ぐるんぱのようちえん」を思い出した。
どこがクレーターと突っ込みたくなる気持ちは抑えて
あの稜線がクレーターの縁であると想像する。
ゆっくり歩いてみなきゃだめだ。
できればこの場所で星空を見てみたい。
そうすればクレーター気分になれるだろうが、
シロコ号の故障でとてもそんな気にはなれなかった。