蔵王・磐梯山に行ってきました。その2
日本海東北自動車道を聖籠新発田で降りて、国道290号線より胎内市に向かって走りました。
胎内市から国道113号線に入れば後は宮城県の蔵王まで一直線に進むことが可能です。
地図に明るい人なら「荒川胎内で降りればそのまま国道113号線なのに。」と思うでしょうが、地図でみた国道290号線がいかにもローカルな感じで面白そうな気がしたので、早めに降りてみました。
写真は国道290号線での一コマです。予感は的中しましたね。
道路気温計は36度。
富山までは涼しかったのですが、新潟に入ってからはやたら暑かった気がします。
この日は高温注意報が出ていました。
国道113号線はあまり面白くなかったので、写真は撮っていません。
あまりの暑さでフラフラ。
コンビニで休憩を何度かいれましたが、このあたりの記憶は曖昧です。
南陽市からバイパスに入っていよいよ蔵王エコーラインへ。
御釜に向かってどんどん標高を上げていくので、気温も下がり、走りやすかったです。
対向からやってくるオートバイ海苔も気持ちよさそうに走り抜けていきました。
刈田岳の御釜です。
ここで北海道ツーリング帰りの若い男の子に出会いました。
幼さの残る顔立ちでしたが、彼は既婚者で、奥さんに一か月の猶予を貰って日本各地をツーリングしているのだそう。
一度奥さんに顔を見せに帰った後、今度は九州に旅立つと言っていました。
二人並んで御釜をバックに記念撮影。
この時に彼のズボンの股が裂けてパンツが丸見えだったことに気づき、二人で大笑いしました。
蔵王エコーラインを降りたところにある遠刈田温泉のキャンプ場にて。
ここはキャンプ場とは書かれていませんが、トイレも水道も完備されていて無料。
歩いて少しのところにコンビニも温泉もあって抜群のロケーションです。
テントを張っていると、黒い雲が頭上を覆い始めました。その上雷の音も・・・。
「急いだ方がいいな。」とテントを張ってすぐにコンビニへ買い出し。
本当は自炊するつもりでしたが、気持ちに余裕がなかったので、弁当を買ってそのまま店内でお召し上がり。
コンビニを出た時点で大雨。
雨に濡れながらキャンプ場に戻りテントに入った途端、雷鳴が響き、雨脚は更に強くなりました。
キャンプ場には、人気はおろか街灯もなく真っ暗な状態。
断続的に鳴り響く雷と、激しくテントを叩く雨音に、びくびくしながら不安な一夜を過ごしました。
OLYMPUS OM-D EM-1/ズイコーデジタル12-40ミリ
2015.7