遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
世間では日に日にオミクロン株が猛威を振るい、幸先不安な一年の幕明けとなりましたが感染予防及び健康管理を心掛け、良い一年としていきたいと思います。
皆様にとっても幸多き一年でありますように・・・。
OLYMPUS OM-D EM-1/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mmF2.8 PRO
晴れ間を見つけてオートバイ、ちょくちょく乗ってるんだけど寒いんだよね。
天国にいるかのような暖かい布団から這い出て、「よし、今日は乗るぞ!」って決めるのに結構な覚悟がいるし、オートバイが待つ駐輪場までたどり着くのにやたらと時間がかかる。なんでかっていうと、乗ると決めたものの決心が鈍って行動が遅くなったりするのもあるけど、やっぱり冬は色々厚着をするから用意に時間がかかる。
化繊のアンダーウェアでしょ、ウールのセーターでしょ、オイルコットンのベストでしょ、革ジャンでしょ、とどめにM-51フィールドパーカーでしょ。下はタイツ2枚履きの厚手のモールスキンパンツ。何枚着るんだって感じなんだけどこれでも寒い。ダウンやナイロンジャケット着ればもっと暖かいし薄着になれるんだろうけど、そこは面倒な男のこだわりで、絶対に着ない。オートバイはカッコよく乗らなくちゃいけない、カッコよくなければ乗らないほうがましだ。だけどルイスレザーの革ジャンの上にM-51って、オマハはロッカーなのかモッズなのかどっちなんだっていうカッコになっててまぁ、こだわれてるのかもよくわかんない。
これだけ着込んでて、ふいにトイレに行きたくなるともう大変。ちびりそうでタイムリミットが迫る中、あたふた脱いでって、縮こまって隠れてるそれを探り当てなくちゃーならない。
寒さで体は固くなってオートバイから降りて歩くと動きがロボットみたいにぎこちないし、震えは止まらないし、人前でヘルメット脱ぐときには鼻水垂れてないか注意しとかないといけないし、相当カッコ悪い(笑)
そうそう、ニット帽被って、その上からヘルメット被ると結構暖かいので、XLサイズのヘルメット、買いました。
頭でっかち-♪
RICOH GXR×Ai Nikkor35mmF1.4S
RICOH GXR×Ai Nikkor35mmF1.4S
RICOH GXR×Ai Nikkor35mmF1.4S
RICOH GXR×Ai Nikkor35mmF1.4S
写真は2016年の12月に、GXRにマニュアルニッコール35mmを付けて滋賀県の八幡堀をぶらついた時のもの。その日は良く晴れて気持ちの良い一日だったし、平日の午前中だったためかほとんど観光客の姿はなく、何となく得した気分で撮り歩いた。
GXRは設計が古く、92万ドットのビューファインダーではピントがつかみづらい時があるし、今時1200万画素しかない。ニッコールだって、F2を主力で使っていた時の名残で、何となくGXRで使っているだったけど、この組み合わせが一番ピンとくる。GXRの操作性は簡潔だし、ニッコールは金属の鏡胴なので、確かな質感を手の中に感じるのだ。
映りだって良い。開放では柔らかく(光源の入り方や距離によっては使い物にならないけど)、絞ると固くならない程度に線の細い、きりっとした映りになる。レンズの特性もあるだろうしGXRの撮像素子の良さもあるんだろう。詳しくないので知らんけど(関西特有のあいまいさで濁しました。)
カメラに凝っていた時はいろんなメーカーを物色したけど、今は殆どこの2つで撮影しているし、十分満足している。
ここのところアップしていた写真はすべて過去にも投稿していたが、現像ソフトが変わると雰囲気も変わり、これもまたいい雰囲気たっだので再投稿した。
RICOH GXR×Ai Nikkor35mmF1.4S
ようやくF2に入れていたフィルムを撮り終えた。いつ詰めたフィルムなのかも覚えていなくて、現像から上がってくるのが楽しみだったんだけど、確認してびっくり。ファーストカットは3年前の次男の小学校入学式・・・。桜咲く校庭で嫁さんと次男を撮った1枚から始まり、梅雨時期の紫陽花、夏のメタセコイアの並木道、冬の琵琶湖と春夏秋冬を記録した1本になっていた。
フィルム写真のデジタル化をスキャナーからデジタルデュープに変えて以降、色の調整が難しくて困っている。色かぶりを上手く直せない事がほとんど。たまにイレギュラーでいい感じに仕上がる場合もあるんだけど・・・。
Nikon F2 PhotomicA×Ai Nikkor35mmF1.4S FUJIFILM SUPERIA PREMIUM400
休日の朝。
遅めに起きて、家族が出かけた後の静かなリビングの南向きの部屋の窓を開けると,景色がかすむくらいに雪が降っていた。今住んでいる場所では滅多に雪が降らないので、雪景色を見る事は大変珍しい事だった。TVをつけるとちょうど天気予報が流れていて、キャスター曰くどうやら雪がよく降るのはラニーニャ現象によるものだとか話していた。
家屋の屋根も道路も木々にも雪が降り積もった真っ白な雪景色に浮足立った僕は、朝食もそこそこにカメラを持って外に出かけた。風は殆ど吹いておらず、ちらちらと雪は舞い落ちる。思ったほど寒くなく、厚手のセーターの上にM51フィールドパーカーを着込こむと、少し汗ばむ程だった。
余談ではあるが、M-51は撮り歩きにとても重宝する。首からカメラをぶら下げて、その上からM-51を羽織おりスナップボタンのみ締めておけば、撮らない時の雨風よけにもなる。必要な時は前のスナップボタンを外して手を入れれば、すぐにカメラを構える事が出来る。左右のハンドポケットの開口部は非常に大きく、深い。露出計やバッテリー、フィルムなども放り込んでおけるので鞄要らずだ。
とにかく歩いた。神社、商店街、路地裏、公園、自然遊歩道。何度も歩いた道も、雪が降っているだけで全く違う景色に見えて、とにかくシャッターを切った。スマホの歩数計が20000歩を超えたあたりで、雪は止み時間は正午を回る。前に何度か行ったことのある喫茶店前で野良猫がずっと店の中を伺っている。普段から餌付けされているのか、食事にありつけるのを待っているようだった。それを見て空腹を覚えた僕は自宅に戻ることにした。(本当は喫茶店で一休みしたかったが、このご時世なのでやめておいた。)
帰る途中、図書館によって雑誌数冊と文庫本を借りたんだけど、鞄を持ってこなかった事に気づく。どうしようかなと思いながら、試しにM-51のポケットにA4サイズの雑誌を入れ込んでみると・・・入るじゃないか。思わず笑ってしまった。
結局、左右のポケットに本を沢山詰め込んでパンパンに膨らんだおかしな格好で、帰宅の途についた。
OLYMPUS PEN-F×Ai Nikkor35mmF1.4S Kodak ProFotoXL100
Nikon F2 PhotomicA×Ai Nikkor35mmF1.4S FUJIFILM SUPERIA400 PREMIUM