鞆の浦(11)
OLYMPUS OM-D EM-1/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mmF2.8 PRO
随分と長い間、訪れていなかった鞆の浦。ずっと再訪したいと思ってようやくその機会に恵まれたのが今年の1月終盤。仕事を終えて家に帰ると、ウキウキしながらOM-Dとレンズ3本、フィルムカメラのライカ、ニコンにそれぞれ50mm、35mmをつけて鞄に放り込んだ。
京都市内から福山市まで夜を徹して車を走らせ、早朝に鞆の浦着。「さあ、撮り歩くぞ。」と意気込んでみたものの、不眠不休がたたってその日の僕はとても疲れていた。いつも高台にある医王寺まで歩いて登って鞆の浦の全景を楽しむのだけど、今回はその気力もなかった。カメラもOM-Dとズームレンズ1本しか使わなかった。常夜灯のある湾内で備え付けのベンチに座ってぼんやり海を眺めていると、地元のおばちゃんたちがぞろぞろやってきて、井戸端会議を始めたので早々に退散。
それにしても、駐車場がとても綺麗に整備されていたのにはびっくりした。後、たたずまいが好きだった雑貨屋は改装されてよくある嘘くさい古民家になってしまっていた事、年季の入ったユニークな顔をしたちょんまげ侍の立て看板が無くなっていたのは残念だったな。
鞆の浦(了)
今日は3/3、桃の節句という事で先日、近江八幡で撮ってきたひな人形の写真をアップしようかと思ったけれど、うまく撮れなかったのでやめた。 男ばかりの我が家ではあまり関係ないしね。
ホントだったらお雛様でも飾るんだろう筈の和室にある板の間には、次男が保育園で作った正体不明の作品が所狭しと並んでいる・・・。
昨年春から中学生になって、めっきり大人らしくなってきた長男。思春期の男らしく口数も減って、時々何考えてるのか読みにくくなってきた。「春休みになったらキャンプに出かけようぜ。」と誘ったのに「部活が休みだったらね。」なんて、超クールなお返事で、まるで相手にしてもらえない。
これも成長過程の一環だとは分かっているけど、お父さんはとても寂しい。
花粉症のある人にとって、悩ましい季節がやってきました。僕はもう目がたまらなく痒いし涙が出てくるし、鼻孔がピリピリするし鼻水が止まらないしで、予想以上の苦痛を味わっています。
またこの季節と言えば、別れの季節。3月いっぱいで定年を迎える上司の送別会に参加してきました。僕が社会人1年目の頃から20年以上付き合いのある上司で、感謝してもしきれなきくらいお世話になりました。親分肌でとても頼りになる人柄で、部下思いの優しい上司でもありました。そんな上司を慕っている社員は多く、送別会にはたくさんの人が集まりました。そしてそれぞれが上司への労いと感謝の気持ちを伝えました。身長180cm、体重100キロ近い大柄な上司なのに、背中を丸めてうつむき加減でとても小さくなりながら恥ずかしそうにそれを聞いてました。
僕は特に上司と深く付き合いがありました。仕事以外に、オートバイ、キャンプと言う共通の趣味があり、数えきれないくらいあちこちいったりしましたし、僕が独身の頃は上司の自宅に何度も呼んでもらってご飯もごちそうになったりしました。所帯を持つようになってからも色々教えてもらう事もたくさんあったし。僕はいつも勝手に子分気取りでしたからね。(笑)
そんなことを思い出しながら、上司への感謝の言葉を話していたら、なんだか急に花粉症の症状が強くなってしまって、目がうるんでくるし鼻水が出てくるしで上手く話せませんでした。ビックリしたのは上司も花粉症だった様で、目元を何度もこすりながら、鼻をよくすすっていらっしゃっいました。「なんですか、上司も花粉症だったんですか~。」なんて突っ込んだらこちらも症状がどんどんきつくなる一方でホント参りました。周りにいた花粉症もちの社員までぐずぐず鼻をすすりだすし。
この季節は本当にやっかいですね。
充電済みのバッテリーを組み込む時間もなく、タイヤ交換もまだ終わっていない。そんなこんなで今年はまだ一度も大型バイクでのツーリングをしていない。
まぁ、花粉症がきついから走れるかどうかも微妙だけど・・・。ストレスがたまります。
滅多に雑誌は買わないのだけど、ミーハーにもタイトルにやられて即購入してしまった雑誌、「pen」2019年3月1日号。写真家たちが所有する、使い込まれたライカがとてもカッコよくて憧れてしまう。