fc2ブログ

柳生ツーリング(1)

柳生ツーリング(1)

今日から四月です。
新社会人に交じって、社会人生活16年目のおっさんも新しい職場で緊張しながら働いている、はず。
しばらくバイクには乗れないのかなぁ・・・(汗)

そんな感じでしばらく忙しそうなので、予約投稿でお茶を濁します。

#2040

昨年3月、冬の寒さが和らいだ休日。
ぽかぽか陽気に誘われて、ぶらり散歩ツーリング。

写真は京都府は木津川市にかかる潜水橋(沈下橋)です。
周囲には梅林で有名な月ヶ瀬や、巨大な磨崖仏で有名な笠置山など観光スポットもあります。

#2041

この日はこの川辺で、ラーメンを作りました。
職場のオートバイ海苔に教えていただいた、ツーリング先でラーメンを作る「ラーツー」というやつです。

実際やってみると、手軽に野宿気分が味わえてよかったです。
青空の下で食べるインスタントラーメンは、なんだかごちそうに思えるし(笑)。

#2042

現在のオートバイとは3年半の付き合いになります。
30年以上前に作られたオートバイですので、購入当初は色々故障も多く悩まされましたが、その度に部品交換や修理を行い、今は結構調子がいいです。

このオートバイの良さを上げると色々ありますが、やっぱり一番良かったなと思うのは、パニアケースですね。
コッフェルやバーナー、水や食料を持ち運ぶ際、今まではリアキャリアに紐などで括り付ける手間がわずらわしかったのですが、パニアケースを手に入れてからは、ポイポイと放り込むだけで済みます。

パニアケースがついているオートバイなら、今時いくらでもありますが、このオートバイのように、パニアケースがついていないと不自然なオートバイってなかなかないと思うんです。最初からパニアケースを取り付けることを含めてデザインされているからなのでしょうね。

だからこのパニアケースは付属品ではなく、このオートバイの一部だと僕は思っています。


RICOH GXR+GR LENS A12 28mmF2.5
京都・木津川市 2013.3

柳生ツーリング(2)

柳生ツーリング(2)

#2043

ラーメンを食べて一服した後は、木津川から柳生の里を目指しました。
柳生の里は、奈良県の東北部にある柳生新陰流で知られる剣豪の里です。

見どころは、旧柳生藩家老屋敷や十兵衛杉、芳徳寺などがありますが、中でも僕が注目しているのは、

天乃石立神社です。

#2044

天乃石立神社へは、細くうねった峠道を越えて行きます。鳥居前でオートバイを置き、そこからは参道を歩くことになりますが・・・。

昼間でも山道は薄暗く、人気もない為、訪れるには少々勇気がいるかもしれません。

#2045

御神体は巨大な花崗岩で、本殿はありません。
手水場で、身を清め、御神体に手を合わせた後は、さらに山道を少しだけ奥へと歩きます。

#2046

その先にあるのが、この巨大な岩、「一刀石」です。
大きな一枚岩が中心から真っ二つに割れています。これは剣豪、柳生石舟斎宗厳が天狗と間違えて切った後だとの言い伝えがありますが、定かではありません。

いずれにせよ、こんな大きな石がきれいに真っ二つに切れている不思議さは、一見の価値ありだと思います。

#2047

この日は時間があまり取れず、3時間ほどのショートツーリングでした。が、近場であるがゆえに今まで立ち寄ったことのない場所だったので、とても新鮮な気持ちを味わえました。

柳生ツーリング(了)



RICOH GXR+GR LENS A1250mmF2.5Macro/28mmF2.5
奈良・柳生の里 2013.3

サクラサク

#2048

#2049

#2050

#2051

#2052

朝、通勤途中にある桜の木が、少しづつ花開き、それが帰宅時には、ほぼ満開に近い状態。
「週末に計画している花見まで持ってくれよ。」と願うばかり。



OLYMPUS PEN-FT+F.ZUIKO AUTO-S38mmF1.8
Nikon F2+Ai-S Nikkor24mmF2   Kodak EBX
兵庫・龍野 2013.4

晴れの日も雨の日も

#2053

新しい職場での一週間はあっという間に過ぎていった。
毎日のように営業車を走らせ、晴れの日も風の強い雨の日も、毎日車窓から桜を見て過ごした。

今年の春はそんな風に過ぎていった。



RICOH GXR+GR LENS A12 50mmF2.5Macro
2014.4.5

島根に行ってきました。(1)

島根に行ってきました(1)

昨年、60年に一度の式年遷宮でにぎわった出雲大社。
参拝客も爆発的に増え、特に良縁祈願で遠方から参拝する女子が多かったそうで「出雲ガール」なんて言葉も生まれるくらいでした。

・・・実は僕も行ってました。出雲ボーイとして(良縁祈願が目的ではないですよ・笑)

その時に撮った一枚の写真を最後に、前回の「旅とカメラとオートバイ」を終了していましたので、今回はその続きをアップしていこうと思っています。

#2057

2013年5月のある休日に、オートバイに乗って出雲大社に行ってきました。
深夜帯のETC割引を利用するつもりでしたが、名神高速道路の集中工事にバッティングしてしまい、延々と下道を行く羽目になってしまったのです。
予定外でしたが、明け方少し前の空も地面も紫に染まる、美しい情景に遭遇した事は、とてもうれしかったです。

国道9号線、京丹波町付近にて。

#2058

田畑の畦道にたくさん咲いていたシロバナムシヨケギクです。

#2059

#2060

薄暗い峠道をいくつもいくつも越え西へ西へと走りました。関西方面から島根へ行くには国道9号線を鳥取にでて海沿いを行くのが最短ではありますが、ツーリングはどれだけ無駄な時間を作り楽しむことができるか、つまり「旅を演出できるか。」に尽きると思うので、あえて9号線は通りませんでした。

薄暗い峠道に僕のオートバイの音だけが響きます。やがて太陽が木々の隙間から顔を出しました。
おはようございます、今日も一日僕らを照らしてください。

丹波市と朝来市を結ぶ国道429号線で

#2061

途中で見かけたお地蔵様。この旅の安全祈願をしました。
穏やかな顔のお地蔵さんに見送られてその場を後にしました。



RICOH GXR+GR LENS A12 50mmF2.5 Macro/28mmF2.8
2013.5

2013.5.島根に行ってきました。(2)

島根に行ってきました(2)

#2062

国道427号線から朝来市。
そこから内陸部を国道、県道を交えて、どんどん西へ西へと向かいます。いくつもの峠と集落を抜けていきます。

ある集落で見つけた雰囲気のいい酒屋さん前で休憩がてらに一枚。

#2063

主幹道路を選ばず、あえてマイナーなルートを選択するメリットは、交通量が少ない事がひとつ。
信号やペースの遅い車に、ペースを崩されることなく走り続けることができます。

それともう一つ。

#2064

#2065

#2066

こんな風に、のんびりと景色を愛でながら走ることができることです。(もちろん後続車や地元民の車の動向には常に注意が必要ですが。)
道路わきには様々な花が咲き乱れ、新緑の季節を感じることができました。

たぶん国道429号線(兵庫県千種町付近)にて


RICOH GXR+GR LENS A12 50mmF2.5Macro/28mmF2.5

2013.5.島根に行ってきました。(3)

島根に行ってきました(3)

#2067

岡山県から津山市を抜け、勝山。
美作街道こと国道313号線は真庭市付近で旭川と並走することになりますが、その旭川を挟んで向かい側に勝山はあります。

#2068

#2069

勝山は古くからの土蔵や町屋、格子窓など古い景観が多く残ることから岡山県初の街並み保存地区に選定された町です。
保存地区にありがちなのですが、景観保存と言うよりは観光客を意識しすぎるきらいがあり、この勝山も例にもれず,
案内表示や店の幟が目立ちました。
僕は二度目の訪問になりますが、ちょっと気合が入りすぎと言うか、やりすぎ感が否めない・・・気がします。

#2070

ただ、この勝山で、僕は感動して唸ってしまったものもあります。それは・・・。

#2071

この造り酒屋辻本店の土蔵にある鏝絵です。鏝絵は豪商の富の象徴として作られるものですが、左官職人の職人芸と気合が伺える一品です。

これが見たいが為に、ちょっと寄り道、でした。



RICOH GXR+GR LENS A12 50mmF2.5Macro/28mmF2.5
RICOH GRDⅢ
岡山・勝山 2013.5