猫町7
RICOH GXR/Voigtländer NOKTON Classic35mmF1.4
今年の春に購入したLOGOSのパワーストックランタン2000。
1200ルーメンの超高照度ランタンで、スマホを同時に2台充電できるという優れもの。
充電式で最長で140時間点灯(弱にて)し、防滴防塵。コンパクトで真四角なフォルムなのでパッキングもしやすい。
元々は真暗なキャンプ場で子供たちが怖がらないようにと明るさを求めて買ったものなんだけど、ソロでも使える。
ただ、一人用テントで使うと普通に小説を読んだり、細かい探し物ができるくらいに明るいので、ムードが出ない。
あとはランタンにしては破格に値段が高い事がネックですね。
この歳になってようやく地に足の着いた生活を送り始めたのはいいけれど、極端に自由が無くなった気がするのであります。今の僕の状況では、休日をすべて自分の為に使うなんて言うのは絶対無理な話で、自由な時間は朝、次男を保育園に送り出した後から、夕方のお迎えまでの時間くらいなんですが、まあ、洗濯やら掃除やら、夕飯の買い物なんかで時間をとられてしまうので、実質はせいぜい2~3時間くらいです。
その自由な時間は殆どオートバイに乗っています。時には気怠かったり気力がなかったりする事もあるんですが、その日にオートバイに乗らないと、休日なんだという気がしないんですよ。で、次の休日まで、指折り数えて待つ事になるのが嫌で嫌で、やはりオートバイには乗りたくなってしまうんです。
だから休日は昼過ぎからぷらっと出かけて、近場を走って帰ってくる。そんなことの繰り返しです。
若い頃は、可能な限り目いっぱいの時間を使って、なるべく遠くへ、そんな贅沢なツーリングを当たり前のようにしていましたが、その頃より今の方が、オートバイとの時間が濃密な気がします。
どういう事かというと、だらだら走ることが無くなったんですよ。時間にシビアになったぶん、貴重な時間だという認識が生まれましたからね。いや、貧乏性だからかもしれません。
とにかく、より走ることに集中するようになりました。これは非常にいいことだと僕は思っています。
僕にはオートバイに乗る時の格好にはこだわりがあって、とは言ってもそんなややこしいものではないのですが、とにかく革のライダースを着るという事です。僕の中でオートバイに乗る=ライダースを着るという事なんです。オートバイに跨る前に、ライダースのファスナーを胸元まで締め上げた後、袖口のファスナーもしっかり締め上げる。この動作で「よし、オートバイを今から走らせるぞ。」というスイッチが入るんです。
ただ、寒いんですよね、ライダースって。防風性はあるけど防寒性はないので中に色々着込まないといけない。でもライダースはタイトなつくりになっているので、あまり着こむことが出来ないのです。だったらライダースを止めればいいだけの話なんですけど、それは出来ないのです。ライダースは当たり前だけどオートバイに乗る為に生まれたギアであって、僕はその機能美に惚れこんでしまっているのですから。
この日のツーリングは、日中の最高気温が8度。山間部はもう少し寒くて5度くらい。もう冬でした。
山を一つ越えて隣町にある、オートバイが縁で仲良くなった古着屋の店長さんのお店にいきました。この人もライダースが好きで、この時期にライダースは寒いという事は勿論知っています。だから、僕が寒さに震えながら来ると意地悪そうに笑うんですよ(笑)そんな店長さんと、「どうすれば暖かくライダースを着ることが出来るか。」について、あれこれ語り合いました。同じこだわりを持つ店長さんだから、話していてとても楽しいのです。バカバカしい内容ですが、今の僕にとってはとても大切な時間です。
ま、話の結論はいつも、「冬もライダース!冬のオートバイは気合と根性!」にいう事になるんですけどね。
晩秋のツーリング(了)
保育園児の次男を見ていると時々、長男の昔を思い出す。
というのも、顔がそっくりなのは勿論、服装も長男のお下がりを着ているからだ。
だけど性格は全然違う。
長男が小さい頃、自転車で遠乗りに誘うと喜んでついてきたので、同じ感覚で次男を誘ってみるのだけど、
「寒いから嫌だ。」
「家の坂道を登って帰ってくるのが嫌だ。」
といってのってこない。
結局二人でコタツに入ってごろごろしていると一日が終わってしまった。
クールで、アクティブな長男だけど、気が弱くて引っ込み思案。
あまえたさんで、母親にべったりの次男だけど、気はめっぽう強く、クラスメイトと喧嘩しても絶対に負けない。
同じ環境で同じように育てているつもりだけど、なんでこんなに違うかなぁ。
ああ、僕に似て二人とも根気がないのは同じかなぁ。
やれやれ。
11月の終盤からずっと怒涛の忙しさで、気が付くと12月も折り返し。
今年もあと2週間と1日かと思うと、時の流れの早さにはビックリしてしまう。
少し前に大阪モーターショーに行ってきた。
車好きの長男と僕は大興奮で、各ブースの展示車両にくぎづけになっていた。
長男は今の軽バンから乗り換えを切望しているし、僕もやぶさかでは無いのだけど、いかんせん長男とは趣味が合わなくて話が進まない。
彼が乗りたがっているのはエグイくらいのボディラインと吊り上がった目のようなヘッドランプ、これでもかの機能を搭載した最新機種ばかり。
残念ながら僕が欲しいのはこっち系なんだよねぇ・・・。
勿論家族で使うには不安があるので買う事はないだろうけど、今の車のデザインは正直好きになれなくて食指が動かない。
銅山からベンガラの原料となる硫化鉄鉱を採掘するのにつかわれたスコップ。