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ベル

#6241


 今年に入って手に入れた僕の自転車。
 個人売買で手に入れたもので、出品者は都会の方だった。

 SURLYのフレームを使ってフルオーダーで制作された自転車で、きっと用途は通勤だったのだろう、この手の自転車には珍しいドロップハンドルではないアップハンドル、ダイナモハブを使ったヘッドライト、耐久性の良いタイヤを履いていた。ハンドルにはベルも(笑)
 僕は長距離を走ってもへこたれない頑丈さと装備を兼ね備えた、それでいて楽な自転車を探していたので、PC上でこの自転車の画像を見たときに「これだ!」と思い、何度か出品者とメールのやり取りをして手に入れた。

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昨日、京都の自転車乗りにはメジャーな花背峠、芦生峠、百井峠などをパスハントしてきた。鬱蒼とした峠道には人気はなく獣の気配すら感じる。それらを追い払うように時々ベルを鳴らして走る。

 「チリンチリン」と辺りの静寂をかき消すように、昔懐かしいベルの音が響き渡る。

 つい最近まで都会を走っていたこの自転車。まさかこんな京都の山奥で、人よけではなく獣払いの為にベルを鳴らされるなんて思っていなかったろうな(笑)

春のビワイチ

#6350


 先週、ビワイチをした。

 昨年の同じ時期にも一度していてその時は以外にすんなりできたものだから、「今回も大丈夫だろう。」とタカをくくっていた。結果から言うとゴールはできたものの、ゴールではへたり込んでしばらく動けないほどに疲れ切っていた。原因はその日は風が強く特に北の方では向かい風が吹き荒れていて思うように進めなかった事。想像以上に足を消耗したなというのが後になっての感想。

 あと一番苦しめられたのは黄砂。目も鼻もぐずぐずで、特に日が暮れてしまうとサングラスを外さなければならず、まともに目を開けていられないほどに痛くて辛かった。

 まぁそれでも、この時期ならではの桜や菜の花など路傍の花に彩られた景色の中を行く、気持ちの良いライドが楽しめた。満足。

バックパックを背負ってのロングライド

#6354
#6357
#6355
#6356


 先日ビワイチをした際に、たぶんキャンプ道具がたくさん詰まっていそうな大きなバックパックを背負ってクロスバイクに乗っている外国人カップルに出会った。大荷物なので勿論スピードが出るはずもなく、ゆっくり走っている彼らを僕は、適当な場所で追い越した。彼らはすれ違いざまに「ハロー。」と声を掛けてくれたので、挨拶を返しながら見返すと、まだ幼さが残る可愛い感じのカップルで、真っ赤な顔で息を切らしながらもまだ余裕はありそうだった。その姿を見て、去年の、自身のキャンプツーリングの事を思い出した。

 僕も昨年の今頃、バックパックにキャンプ道具を詰め込んでビワイチをした。大津から出発して反時計回りに一周。琵琶湖の西岸当たり(高島付近)でテントを張ろうと思っていたのだが、予定通りにいかなかった。
 なんせ、背中のバックパックが重くて思うようにスピードが上がらず、挙句の果てに北部では強い向かい風に悩まされたおかげで、木之本あたりでギブアップ。日が暮れる前にと、近くに見つけたキャンプ場に受付終了時間ぎりぎりに滑り込んだ。100km程の道のりだったが、肩は凝るしお尻は痛いしで本当に疲れた記憶がある。近場ならまだしも、ロングライドでは沢山の荷物を入れたんバックパックを背負うのは無理があるなと痛感した。(本当は何となくそんな気がしていたんだけど。)翌日も同じように肩こりと臀部痛に悩まされながら、帰路についた記憶がある。

 その反省を生かして、その後に行ったしまなみ&ゆめしま&とびしま海道サイクリングでは新たに購入したオルトリーブのパニアバッグを使用した。リアバッグなので上り坂ではやや後ろに引っ張られる感じはあるものの、自身で背負うよりは快適で、体力にも余裕が生まれた結果、とても楽しいツーリングに終わった。

 自転車の仕様や装備の快適さを求めながら、今年も色々なところに行けたらなと思っている。

My Bike

#6358


 今の自転車にアップハンドルをつけてサイクリングを楽しんでいたのだが、そのママチャリにような乗車姿勢ゆえに先日のビワイチでは、強い向かい風にかなり苦しめられた。やはりロングライドにはドロップハンドルだろうという事で、最近仲良くしてもらっている自転車屋さんに持ち込んでカスタムの相談をした。若いオーナーさんと店員さんはとても愛想よく、色々な提案をしてくれるので、話し込んでしまい、気が付けば半日店に滞在していた。とても楽しい時間を過ごすことができた。

 どう変わっていくのか、とても楽しみだ。