今日はよく晴れて気持ちの良い一日でした。
桜も青空によく映えて綺麗でした。風が吹くと花びらがはらはらと舞って、僕の肩にとまりました。
海も綺麗でした。波も穏やかで夕暮れ時になると水面がきらきら輝いて、宝石がちりばめられている様でした。
キミは今日、どんな風に過ごしていましたか?
笑って過ごしていましたか、何かを思っていましたか、春を感じていましたか。
なんだっていい。
今日、キミが幸せだったなら。
RICOH GXR×Ai Nikkor35mmF1.4S
RICOH GXR×Leitz summar5cmF2
京都 2022.3
このレンズを使っていると、レンズの映りに正解など無い様に思えてしまう。
「ああ、ズマール。」そう思わないか。
RICOH GXR×Leitz summar5cmF2
京都 2022.3
OLYMPUS OM-D EM-1/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mmF2.8 PRO
RICOH GXR×Ai Nikkor35mmF1.4S
RICOH GXR×Ai Nikkor35mmF1.4S
上司の勘違いと、同僚の意味不明な報告のあおりを食らって、僕まで信用を失いかねない状況に陥るなど散々だった。当の本人たちは自分の間違いが理解できない痛い方々だったおかげで、常にイライラし通しだった先週1週間。
その間に、気温は上がって気が付けば桜は散っていた。
今年は花見どころじゃなかったな。
頑張れなんてとても言えない。
それがどんなにつらい事か、僕も知っているから。
せめて、僕は君が心から安心できる場所を提供できる存在でありたい。
桜があちこちで咲き始めたころ、職場の元同僚からお誘いを受けました。花見ツーリングが、登山か、同僚の話を聞いて迷うことなく僕は登山を選びました。雪山登山に必要な防寒具やアイゼンなどの道具を持っていない僕は、気温の上昇で雪解けが進むことを心待ちにしていましたから。
この日登った山は、滋賀県の鈴鹿山脈の西北の麓に位置する霊仙山。標高1094mほどの低山で、片道3時間ほどで山頂まで歩けます。低山とはいえ山頂の石灰岩地帯特有のカレンフェルトの丘から眺める雄大な展望は圧巻で別世界に着たような印象を受けます。四方に眺望がひらけ、東に位置する岐阜の山々から西に位置する琵琶湖まで、大パノラマを展開しています。
また山頂付近では季節により珍しい高山植物が楽しめます。この時期は福寿草がごつごつとした岩の隙間から顔を出していました。
空は青く晴れ渡り、足元には可愛い福寿草がちらほら。平日にもかかわらず沢山の登山客が訪れており、皆、肩で息をしながらも表情は気持ちよさそうで、互いに笑顔であいさつを交わしながら登っていきます。
山頂から滋賀県最高峰の伊吹山や昨年末に登った御池岳などが見渡せました。同僚と地面から突き出た大きな岩に腰かけて、お互いの今年の山行予定について色々話しながら弁当を食べました。廃村集落手前にあった登山道入り口は日がささずひんやりと肌寒かったのですが、山頂では日差しを遮るものもなく、風も穏やか。背中がぽかぽか暖かくてとても気持ち良かったです。
待ちわびた春を満喫できて、とても幸せな一日でした。
OLYMPUS OM-D EM-1/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mmF2.8 PRO