旅とカメラとオートバイと

何度来てもいいね、ここは。
うっとりしてしまう。

貴方の望むものは、必ずしも僕の欲しいものではない。

滋賀県北西部、マキノ町にある茅葺集落で県下有数の豪雪地帯。
僕が最後に訪れたのは2010年で、これはその時に撮った写真です。

2013.6に起きた火災で在原に存在する茅葺き家屋12件のうち、8件が焼失しました。


形あるものはいつか壊れると言うけれど、こんな風に日本の原風景がひとつ、またひとつ消えていくのはとても悲しい。

今そこにある幸せ。

久しぶりに遠出をしようかと考えている。
行先は瀬戸内海にある小さな島。

僕が抱く瀬戸内海のイメージに合うフィルムを5本ばかり調達した。

後は天候次第か。

最近の休日はずっと雨男ならぬ雪男（なんて迷惑な）だったんですが、
昨日、一昨日の休日は久しぶりに晴れましたので、ここぞとばかりに瀬戸内海に浮かぶ小さな島を旅してきました。

もう春かと勘違いしてしまいそうなぽかぽか陽気で、島のあちこちでもう梅も咲いていました。


今回はフィルムカメラとカラーネガのみを持っていきましたが、これが大正解。
カラーネガの持つやさしい風合いが、島に流れる穏やかな時間をうまく拾ってくれたように思います。

まだ、すべてを現像およびスキャンできていませんが、今から仕上がりが楽しみです。

ほら、春はもうそこまで。

鼻が痒い。