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沼津経営塾

お互いに切磋琢磨して、人生をより良いものにしていきたい。コツコツ学ぶ仲間の集いです。月1回沼津三島にて勉強会を開いています。

「木灰新年会」

おはようございます木村です。
3日目ブログよろしくお願いします。

「木灰新年会」

土曜日の夜に毎年恒例になっています、「木灰を送る会」の新年会が天城湯ヶ島の「三吉」という温泉旅館でありました。この場所は会の主催者の小川さんという沼津の方の知り合いの旅館で、アットホームなとてもよい旅館です。是非機会がありましたらご利用下さい。温泉は気持ちがいいですね。
木灰を送る会とは、沼津の水産加工品、さば節を作る過程ででる木の灰を、徳島の藍染をはじめ、各地にある染織をする工房に無償で送っています。今までは捨てていた灰が藍染にはとても貴重なものであることがわかり、20年ぐらい前から送っています。魚をいぶして出る油が灰に混じり、いいアルカリ質の
ものになり肥料にもいいようです。2ヶ月に1回のペースですが、仲間が集まり米袋にたまった灰を詰めていきます。若いのは私と小川さんの息子さんぐらいで、あとは60代から80代の方までいます。
皆さん楽しみながら作業してそのあとのお酒も楽しそうです。
この活動も水産加工屋さんのご協力もありますが、作業に行くたびに廃業する会社が増えているのも事実でさびしい限りです。
元気で居る限り出来る限りのお手伝いをしていきたいと思います。
その中のお一人Mさん(84・5歳?)と
今回泊まりの部屋が一緒になりました。もと建設業の方ですがまあ元気です。灰の作業のときも進んで灰を詰めていますし、お話したらボランティア活動が大すきだそうです。日曜の朝も、町内のお寺の用事があるといって
朝5時には起きて帰っていかれました。お寺の行事も自分が行かないと始まらないし、頼られていることがとても嬉しそうでした。大工さんの腕もいまだに活きているようで重宝がられているようです。小川さんの奥様からも、Mさんはボランティアや人のお役に立つことが生きがいのようであり、声が掛かると喜んで出掛けていくそうです。元気の源、明るさ、喜んでの姿勢、
まだまだ諸先輩方から教わることが多々あります。
私も頼られる人を目指して、がんばっていきます。