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ウミウシの楽園へⅡ

[副題]婚姻色に輝くサカナ

だんだんと春の近づきが見え始めてきた昨日

絶景の地形とウミウシ図鑑の著者が研究にも訪れるほどのウミウシの楽園とも呼ばれる樫西へ再潜入

そして再潜入に集い集まった隊員たちは、広島より来訪のシマ隊員、松山よりC隊員、そして我が地元の八幡浜より、K隊員、R隊員

冬場の海が荒天する季節風に強い潜入Pointとして、先月の終わりに初潜入を果たした樫西

今回は、どんな生物と出会えるかと心を高ぶらせつつ、エントリー(海中)へ

なんと海中の水温も春めいて来たのか水温19度 (^^)/

潜る前にウミウシの種類も春先のウミウシに変わり始めていると言う話しを聞いていたが、水温が安定はしてはいないが、こんなに上がっているとは (^^

ドライスーツにて快適な水温と抜けた透明度の中、まずは海中に大きく口を開けた海底トンネルへと向かい、暗いトンネル内の壁面を水中ライトで照らし、ウミウシ探しスタート

すると、赤く綺麗なヒロウミウシから始まり、ゾウゲイロウミウシ、ヒュブセロドーリス・クラカトアと現れ、探せば未だ様々な種類が棲息しているのやろうけど、

ちょっと海底トンネル内を飛び出し、周辺の根(岩礁)へと移動し、ウミウシ以外の生物の観察もと探していると、

カラフルな婚姻色にと身体色を変化させ、「嫁探し」に挑む“ヒメギンポ♂”が岩肌を、ちょこまかと動き回り、自己アピール中

ヒメギンポ♂(婚姻色)

「早く嫁を見つけろよ」と願い、そんな愛くるしい姿を写真に撮らえ、更に周囲を捜索していると、

透き通る身体に一本の赤いラインが映えるアカスジウミタケハゼが、あちき(隊長)に「私の美体も撮ってぇ~」と言わんばかりに見つめられていたので、

アカスジウミタケハゼ

こちら一枚パチリと記念撮影をし、エキジット(ボートへ)

その後、1時間の休憩を経て“Point:海中公園2号”へと。

ちょっとウミウシ探しに疲れてきたので趣向を変えて、フラァ~と流し泳ぎ、ソラスズメダイの幼魚の写真やらニセカンランハギの写真をと撮り遊んでいると、

何やら、カメラを片手に岩肌に尋常ではない張り付きを見せるシマ隊員の姿を発見

何を見つけて撮っているんやろ~と覗き見てみると・・・、

なんと、極小2~3mmなゴミとしか見えないようなウミウシ

よぅ~、見つけるわと感心し、とりあえず写真にとカメラを構えるが、撮影限界に近い極小サイズ、いや、単に“あちき(隊長)”の修行不足 (^^;;

上手く撮影出来んかったけど、なんとかミリmmな奴の正体が解る程度に撮らえることが出き、

スイートジェリーミドリガイ01

確認すると“スイートジェリーミドリガイ(稀種)”と食べてしまいたくなるような可愛らしい名前を持つミドリガイの仲間

安定はしてはいなさそうだが水温も高くなりつつある樫西、今回も様々なウミウシを始めとし、婚姻色に姿を変え“恋の季節”に突入したサカナ達やニシキフウライウオの観察と楽しんだダイブやったわ (^^)v

まだまだ探せば奥が深そうな樫西、皆さんからのリクエストをお待ちしていま~す。


[1本目/沖のアーチ]
潜水時間50分、最大水深21.3m、平均水深15.8m、水温18~19度、透明度20~23m、EN.09:21
[2本目/海中公園2号]
潜水時間63分、最大水深16.1m、平均水深10.9m、水温16~18度、透明度20~23m、EN.11:42


写真は
4分割01
ヒロウミウシ(左上)、ゾウゲイロウミウシ(左下)、ニシキウミウシ(右上)、ヒュブセロドーリス・クラカトア(右下)
4分割02
ミナミゴンベ(左上)、ニセカンランハギyg(左下)、ソラスズメダイyg(右上)、抜けた海中公園2号(右下)
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テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

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