今日は極秘ミッションで大阪行ってきた。
まさか予備校の採用試験を受けるなど、落ちる可能性が高いからそんなこと書けるわけがない。
経験者を求むやのに、オレみたいな黒板を使った集団授業経験の無い人が採用されるわけがないから誰にも知らずそっと静かに落とされたいねん。
でも三つの予備校に履歴書出したけど、まさか二つも書類選考で落とされるとは思わんかった。
受けさしてもくれへんのかい。
ただ一番落とされそうなところが何故か返信されてきたから試験受けに行かなあかんねん。
まあオレの母校とも言うべき予備校やから、ここが一番ええねんけどこんな家庭教師とか個人指導の経験じゃ絶対無理やからな。
それで大阪行った。
ああ、ここの予備校懐かしいなあ…。
それは高三の時やった。
まだママと手つないでお出かけしてた純粋なときや。
オレは神戸校に通ってたけど、高三の時に土曜だけこの大阪校に通っててん。
何故かと言うと東大模試や京大模試で数学の得点が特別に高い人だけに、招待状が送られてくる授業で特待生扱いやから無料やねんな。
それでオレにもその招待状が来て大阪まで行くことになってん。
灘を筆頭にわけわからん程ハイレベルな学校の集団やねん。
公立はオレだけやったんちゃうか。
しかも学区二位やったしな。
それで1回目のテストで点数が1桁やってめっちゃショックやってん。
オレほんま死ぬかと思ったもん。
ほんまあれは落ち込んだ。
オレは井の中の蛙やったんか？って思った。
だからオレは勉強に勉強を重ねたわけや。
いつか、オレも返されてくるテストの成績優秀者に名前載せる！絶対載せたるわ！
それで勉強に勉強を重ねた。
ず～…っとやり続けた。
いつか名前載せたるからなって、とにかくあらゆる問題集の問題の解き方を全部覚えた。
そのときはわんこら式数学の勉強法ももちろん思いついてなかったから、わからない問題は徹底的に考えると言うミスを犯してたから他の教科もおろそかになって学校にもあんま行かなくなった。
時には、大阪で電車乗ってたら、前のおっさんが立ち上がってズボン脱ぎだしてあそこ丸出しにしてグリングリン触ってたのを見せられ続けたこともあった。
その日のテストはおっさんのグリングリンがフラッシュバックした。
もうグリーン、グリーンや
ある日～ おじさんとふたりで～ 語りあったさ～ この世に生きる喜び～ それがズボンの中にあるってことを～
考え過ぎたら、こんなわけわからんことなるねん。
ただ、あらゆる問題の解き方を覚えるところは間違ってなかって、最後の最後のテストで名前が載って2位をとってん。
よっしゃ！
名前載せたったぞ！
とは思ってんけど、このオレの最後まで絶対にやり抜くって言う精神は別にええねんけど、やっぱりわからない問題は絶対わかるまで考え抜くってやり方が間違ってたからな。
他の教科がめちゃめちゃになってもたし、浪人したしな。
しかも数学の成績は全く勉強してなかった浪人時代の方が模試に名前載せまくっててはるかに良かったからな。
やっぱりわんこら式から言えば悩んだり考えたらあかんってことなんかもしれんな。
ちなみにその時の授業の先生は今、その予備校に通ってる受験生に聞いたところ神になってるらしい。
オレの時は上位層だけに受けが良くて、何あの先生！？って一般受けしてなかってんけどな。
まあ、とりあえず今回は恐らく採用無理やろなあ。
そこで働きたいのは山々やけど経験無いから採用してくれるとは思われんねんな。
それに、わんこら式をやろうとすると予備校講師じゃなくて家庭教師とかじゃないと無理なんかなあ。
まあ、まだまだ結論を出すのは早いけど。
どんどん、わんこら式で成績上がった報告が来るけど、また記述で50点上がったと言う人も出てきたわ。
ただ、真逆の勉強法を薦めてる教育者も多くて批判メールも来るねんけど、でもその考えるのが大切とか理解するのが重要って言われても、その前にどうやってその考える力と理解力を養うつもりなんやろ。
そんなん大学の数学の専門書なんか見ても、最初ほんまに全然わからへんで。
だから、わからなくても理解出来なくても、とりあえずは覚える。
覚えられなくても、とりあえず強制的に進める。
そうすることで背景知識とかが出来てきて最初の方が理解出来るようになってたりして、考えてわかる力がついてくるわけやねん。
それが、わんこら式やねん。
まあオレは教育者って言う柄ではないかもしれんけど。
それにオレはわんこら式は単にどうやって数学を勉強したか教えてくれ言われたから書いただけであって、別に薦める目的で書いたんじゃなくて、それを読んだ人が成績上がったと言う報告がたくさん来るようになったと言う感じやしな。
まあこれからも色々大変かもしれんけど、みんながわんこら式を広めてくれたりとか援護射撃してくれてるの凄い嬉しいし、成績上がったとか報告してくれることでオレがどんどん元気になって励みになってて、こっちが感謝せなあかんくらいやねんな。
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