わんこら日記誰や！よしろうが寒イボだらけになるまで外に放り出したやつは

誰や！よしろうが寒イボだらけになるまで外に放り出したやつは

今日は昼ぐらいに新劇場エヴァンゲリオン破を一人で見に行こうと、急に狂ったみたいに出かけようとしたら

おかん「あんたどこ行くの？」

かずゆき「いやちょっと、もっかいエヴァンゲリオンを…」

おかん「ちょっと、あんた…！！！」

ってそんなことする子やなかったやないのって微妙な空気になったとこを、

うへ～

って振り払って行った。

だってオレそんなん映画とかあんま見にいかんから、パンフレットが売っててみんな買ったりするのとか知らんかったし、2回見たとか聞くからオレも2回ぐらい見にいきたくなるやん。

映画館に40分ぐらい前に着いたのに、チケット買ったら整理番号が32番くらいやった…

まあええか。

それでパンフレットを早速買った。

こんなん買うなんてオレ…変わったな…。

このアスカのキャラクターグッズも買おかな。

それ悪い方向に変わってるやろ。

それで10分前に整理番号順に入っていった。

なんとか一番真ん中に座れた。

始まるまで後7分くらいやなって思って待ってたら、前に座ってる太めのボサボサ頭のマニアック過ぎるわけわからんおっさんが立ち上がって回れ右をして観客席側に向かって

「今日はありがとうございました」

って集まった観客に挨拶しだした。

おまえ誰やねん！

それにしてもこのエヴァンゲリオンの新劇場の破は、製作者はどう思って作ったんか知らんけど、基本的にアスカのシーンで衝撃覚えて後半の凄い凝った戦闘シーンとか感動的にレイを助けるシーンとか頭に入らんことになってると思うねんけど。

だって今回も終わったら周りの人の反応は

「オレには重過ぎた」

とかそんなんやからな。

もうアスカのシーンで思考が止まって、それだけが思い出に残るねん。

あのストーリー構成絶対おかしいやろ。

でも基本的にアスカはそういう悲惨な扱いのキャラやからな。
ストーリー上重要なキャラ違うのに、アスカはまた新しい伝説を作ったか。

まあでもアスカは旧作の劇場版では、一応最後にシンジになら殺されてもいいって言う重過ぎる愛でシンジを自分だけのものにやっと出来たからな。

その旧作の劇場版の
THE END OF EVANGELION Air / まごころを、君に
は、最初トラウマになってウツになっただけやったけど、あの最後のシンジがアスカの首絞めるシーンは製作者の意図では

あれはシンジはまだみんな死ねばいいのに思ってて首絞めて、アスカはあんたバカぁ？ばっかり言うてるからわかりにくいけど実は病気的にシンジを愛してるから、シンジになら殺されてもいいよって意味で顔をなぜてて、シンジが手を離して泣き崩れたとこで、そこで初めて親父のゲンドウに捨てられて人間不信に陥っててみんな自分のことが嫌いやと思ってたのが、殺そうとしたのに顔をなぜられて初めて自己肯定が出来た瞬間やったらしいな。

そうわかって改めて見返すと、なんか感動するようになってきたわ。

オレ、エヴァンゲリオン見てたら、あの親父のゲンドウと息子のシンジの関係が自分とかぶるねんな。

シンジの言うことやることが、わかるわかる思ってまうもん。

オレも数学と物理を勉強し始めたのは、冷たくて本当にオレのこと嫌いなんかなあって思ってしまう親父に勝つために勉強しまくって、結局親父に見て欲しい褒められたいって思ってたり、それでいてまた親父に何を考えてるかわからん行動とられて裏切られた気分になったりとか、ほんまあれ共感してまうねんな。
あの電話するときの気まずさとか、親父と仲良いレイを自分の方に気持ちを持っていかそうとしたりとか。
一応死んだことになってる母の写真とか全部捨てて母親の顔もわからないとか。
オレも親父が全部写真を捨ててしまったから、自分のお爺ちゃんとかお婆ちゃんの顔を全く知らんねん。

だからあの全然ヒーローっぽくないシンジの行動パターンが自分とよく似てしまってて、シンジが周りから

そうやって周りの人の顔色ばかり伺って！
人のことばっかりで自分のしたいことは何？

とか色々言われてるのが自分に言われてるみたいやねんな。

でもエヴァンゲリオンを研究してみると、エヴァエンゲリオンって言うのはただのオタク向けのアニメじゃなくてオレにとって、自分のことが少し肯定できて、人のことが少し好きになれそうな、そういうものやったりするねん。

なんでもっと早く見て研究せんかったんやろうなあ。

心のどこかで所詮オタクアニメみたいなバカにしてたところがあったんかなあ。

こうやって親父に嫌われてるって感じると、コミュニケーション能力にかけてて人間不信な人に育ってしまうもんなんかな。
他の人がどうなってるのかわからんけど。
でもそれは親父が悪いんじゃなくて、自分で乗り切らなあかん問題やねんけどな。

でも最初、エヴァンゲリオン見てたらレイ寄りやったのに、何回も見てたら、めちゃめちゃアスカ派になってしまってたわ。

こんなアニメのキャラに思い入れ沸くもんやねんな。

もう毎日、どうやったらアスカみたいな女と付き合えるかってメールで真剣に話しあってたり、あほなことばっかやってしまってるわ。

なんでこんな好きなんやろ。
萌えではないねん。

と言うよりアスカってぐちゃぐちゃにされたり病んだり鬼の形相で戦ってたりしてて萌えにくいわ。

なんか人のことをあんたバカぁ？って言ってギャーギャー騒いでたりするけど、本当は健気にシンジが好きやったりとかそういうとこが泣けるねんな。

言わゆる最近で言うツンデレみたいな感じで、一回アニメ見ただけではシンジが好きなことがわからんからな。

何回もDVDを見返さな、好きなことがわからんように出来てるねん。

あの集合写真のアスカの手がピースじゃなくて実はI love youって手話やってシンジの方に向けてたと言う映画30回ぐらい見返しても気づくわけがないネタが最強やな。

最後はついに狂いだして

「あんたが全部あたしの物にならないなら、あたし何もいらない」

とか言いだすけど。

でもその重すぎる愛で、最後はシンジが自己肯定出来たから感動するねんな。

だからまあアスカが好きって言うマニアックな話は置いておいてエヴァンゲリオンで学んだことは、自分がみんなから嫌われてるなんか、それは自分の思い込みってことやってことやな。

そういうことがわからないままでは、いつまでたっても同じような失敗を繰り返しまいそうや。

新劇場の映画はエンターテイメント路線やから、そんなメッセージ性はあんまないかもしれんけど、まあオタクアニメとバカにせずにこれを機会にエヴァンゲリオン見てみるのもお勧めやな。
難解でグロテスクでエロいとこもあって意味わからんことたくさんあって最初は、これ考えた人頭おかしんちゃうって思うかもしれんけど。

数学の更新…同値変形による式や条件の処理の仕方(東大対策)

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【2009/07/23 00:59】 | 日記 | TRACKBACK(0)

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