わんこら式勉強法で、問題集形式の数学の勉強法は書いたけど今回は数学に限らず参考書やエッセイ、小説など問題集形式でない色々な本の読み方について書きます。
やっぱり専門書も普通問題形式違うしな。
何故か本や漫画が読めないって人も参考になるかもしれません。
オレもそのうちの一人でした。
○強制的に出来るだけ早く一回読み終える
参考書を読む時に、まずやって欲しいのが
出来るだけ早く一回読み終える
です。
これは何があっても読み終えなあかんねん。
意味のわからない場所や、理解が不十分なものがあってもとにかく読み終えます。
やってはいけないのは、最初のページから一つ一つ文章を理解していこうとすることです。
これもオレが一番よく失敗したからこんなこと書いてるわけやねんな。
まず最初の
「はじめに」
って言うところを読む。
意味がわからない文が出てきて、これどういう意味なんやろ?って考える。
それで何回も何回も同じ文を読み返して悩む。
それを繰り返して悩みまくってたら、もう最初の10ページぐらいで、うへ~!ってわけわからんことなって白目むきながら半笑いでつばだらだら流してる状態で家族に発見されます。
もう下手したら「はじめに」でもう一日が終わってしまってしまうねん。
それで机の上に放置されて二度と開かれなくなる危険性があります。
オレも読書感想文の小説とか意味がわからない文章が出てくると何日もそこだけ読み返して悩んでそのページから進まなくなって、ついには最初の10ページについて感想を書いて提出して鼻血出るほどしばかれました。
だからまずは、理解出来なくても何でもとりあえずは強制的に出来るだけ早く読み終える。
もうこの時点で意味を考えすぎて読み進めなくった人よりも勉強できています。
○二周目または次の本にいく
無理やり一回出来るだけ早く読み進めることで、二周目読んでると最初の方のページがわかってきたりします。
それは最初は理解できるだけの知識や経験が無かったりしていて、強制的に読み進めることで色々な文章を目にして何度か同じような概念が出てきたりするから、だんだん最初の方も理解できるようになってきたりします。
あまりに難解な本で例え一回読み終えても最初の方から読み返して全然わからない場合もありますが、別の本を読むと同じような話が出たり別の観点から書かれていたりして理解出来る作用もあります。
だから出来るだけ早く一回読み終えたってください。
何回も意味がわからへんからって同じとこ戻ってたらあかんねん。
もう悩んでても仕方ないからな。
ほんまその時に、その文章だけ何回も読み返して意味を考えたらところで仕方ないからな。
だから二周目読んだ時にたぶん理解出来るやろ、またどんどん次の本読めばたぶん理解できるようになるやろって思って進めてください。
○意味を考えるのではなく覚える
文章を読んでると、大切なところや意味のわからないところに出会ったりします。
そういうとこはどういう意味なんやろ?って意味を考えるんではなくて、とりあえずなんか知らんけど覚えるって感じで読みます。
意味を考えるんじゃなくて、
覚える、また覚える、また覚える…
ってやっていくことで、
あっそういうことか!そういうことやないか!
って机とか倒しまくって、関連性が見えてきます。
だから意味や本質を考えるんじゃなくて、たくさん覚えた結果意味や本質が見えてくる
ってことを意識したってください。
理解できない文章はその文章だけでどういう意味なんか考えても意味がないねん。
そうじゃなくて、どんどん色々な情報を入れていかないと、その意味はわからへんねん。
○覚えられなくても、気にしない
覚えるとは書きましたが、最初の方を忘れたかもしれんって何回も戻ってるといつまでも進まへんねんな。
全部最初から一つ一つ覚えなあかんってやると最初の方の簡単なところを何回も戻っては覚えたか確かめてたら、もうそれは横に座ってる全然関係ないおっさんに本を投げつけることになります。
だからこれも、覚えようとはするけど覚えたかどうかは気にせずに強制的に先に進めるようにしてください。
そうやってどんどん覚えられるところから覚えたってください。
また同じような概念か何回か出てきて、それで覚えられるようになったりもするしな。
○とにかく量をこなす
出来るだけ早く読み終えて、二周目をする、次の本にどんどん進めるって一度に手につける量を増やしてください。
もうスピード勝負です。
そうすることで、悩む時間をなくしやすいし、覚えられるところからどんどん覚えていけて、何度も同じような概念が出てきて覚えられたり、これは前どっかで見たぞ!とか関連性が見えてきたりしやすくなります。
悩んでる暇なんか無いし、悩んでても真実になんかたどり着かへんねん。
とにかく莫大な量を超スピードで読みまくってください。
頭じゃなくて身体で読んでください。
○何割かでオッケー
全部覚えようとしたり、理解しようとしたら負けです。
全部理解せなあかんとか、覚えなあかんって思うから読まれへんわけやしな。
よう考えたら別にわからないところとか全然覚えてない場所があっても、ええやろ。
一回読み終えて覚えられるところから覚えていけば、例え理解度が全体の2割ぐらいとしても勉強になってるわけやし、別の本とか読み進めることで同じような概念が出てきたりしてその2割が5割、7割ってなっていくねん。
それで色々な本を読んでもう一回その最初の方読んだ本に戻れば、あの時は理解出来なかったけど、今読めばわかったり当たり前のように感じたりするようになってたりするねん。
だから何割かでも吸収できていたら、それでオッケーです。
理解出来ないこと忘れること覚えられないことを怖がることはないねん。
○出来ないことはやらない
これは繰り返しになりますが、最初のページから一つ一つ理解していく、完璧に覚えていく、一冊を完璧にやる…
そんなことできるわけがない。
人はこういう不可能なことを何故かやろうとしてしまうし、やらないと不安になるねん。
それでこの本は難しいからって全く手を出さなかったり、最初の基礎のページから全然進まずに終わってしまったりもするわけや。
でも全然わからなくてもええし、とりあえず一回読み終わらせて覚えられるものだけ覚えていこうってする人は確実に成長していってます。
それで何冊も手をつけられて、いつの間にか難しかった本が簡単になっているようになってます。
だから最初から一つ一つ完璧に理解して覚えられな不安かもしれんけど、そんなこと出来るわけがないねんから、不安になる必要はないねん。
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