ロケットストーブ改修

発根してもその後が続かなかったカラマツの挿し木、
今年はネットで調べた当年枝を挿す方法を試します。

気になっていた瓦のロケットストーブ、
背面のレンガがくずれているのを鉄板で塞いでいました。
舞い上がる灰を吸うと内部被曝になる恐れがあるので
水を撒いてから灰の掃除をしました。

割れていない瓦を取りにゆきました。
この瓦は雨漏りする実家の屋根を張り替えたときのものです。
両親の形見と思えばすこしセンチになる。

はじめて作ったときは、掲載サイトの写真のようにかっこよくできず、
情けなく思ったのですが、考えてみれば、瓦の形はまちまちだし、
キットになっている規格品ではありません、
逆に、原理さえわかればどんな積み方でも自由なんだ。
石を積むよりは若干形が作りやすい・・・くらいの軽い気持ちで組めばいいと思います。
背面もレンガをやめて重ねた瓦を立てて使いました。

滝口の幅も少し広めにしました。
背面の高さが足りない分、以前使っていたレンガを上に置きました。

着火テスト。
以前よりも火力は強そうです。
おつとめ品で買った次の日に会社でも頂いたとうもろこし、
たくさんあるので焼きとうもろこしをやってみました。
一本はそのまま、
一本はしょうゆ味。
醤油の焦げる香ばしい匂いがしてうまかった。
停電があったせいもあってこれを直す気になったのですが、
久しぶりに焚き火を楽しみました。
もともとは夏になると暑くて室内のストーブで調理ができず
このロケットストーブを作ったのですが、
いまは灰を吸い込むのが気になってたまにしか使いません。
でもどれくらいが許容範囲なんだろう・・・
自然界のいきものは、
カエルもイモリもシカ、イノシシも
それから草木だって、放射性物質が降ったからといって
住処を替えられるわけはありません、みんな運命を受け入れて
暮らしています。そして自分もここを離れなかった。
ただ、木を燃やして灰にすると放射性物質が濃縮されてしまう。
うちの山の薪を使うことは、いまや原発同様にクリーンじゃないってことです。
それが悲しい。