昨日「ガン免疫霊感商法」について書きましたが、
霊感商法は、
むかし随分と話題になったような気がしますが、
ガンなんて、
何も知らなくても医師免許をもった人間が、
「ガンかも知れないな~」
「ガンに違いないな~」
と言えば法律の網に引っ掛かることもなく、
明らかに詐欺と思われる霊感商法が何の制限も受けずに、
抜け抜けと実行することが可能です。
恐ろしいことに、
医者の霊感商法は一度足を踏み込んでしまうと、
二度と抜け出すことができなくなります。
「止めたらガンが悪化しますよ」の一言で。
同時に、途中で騙されたと気付いたときには、
それまで費やした莫大なお金と時間が、
まったくの無駄であったという事実を、
すなわち自らの過ちを、
自ら認めなければならず、
それが大きな苦痛になり、
騙されたと気付いても、
続けることになります。
オレオレ詐欺に、
何回も引っかかるお年寄りは、
騙されたことにうすうす気付いてはいるも、
すでに支払った大金が、
まったくの無駄であった、
という事実を認めたくない、
という被害者心理から、
何回も自ら騙されます。
詐欺師もその心理を巧みに利用します。
一度入り込んだらお終いです。
抜け出すことができるのは、
まったく効果などなく、
順当に死に至ったときか、
吸い取られるだけ吸い取られて、
お金が無くなったときです。
ネット上でも、
その宣伝は華やかですが、
絶対に近付いてはいけません。
近付いたり、
興味を持っただけで、
ガンを患った患者さんや、
ガンかも知れない、
あるいは再発の疑いもある、
などと考えているかたでは、
自然と吸い寄せられるようです。
凄い引力を持っているようです。
夢のような治療を見たら、
直ちに無視してください。
夢のような治療など存在しませんし、
それが万一あれば、
世界中の医者、製薬会社が注目して、
1個人だけしか行わない治療になるはずがありません。
学会云々を謳っている施設もあるようですが、
学会など誰でも何時でも立ち上げられます。
このブログをご覧のかたも、
「大日本ブログ学界」を立ち上げることも可能です。
そんな気はありませんが、
私でも「減量抗癌剤治療学会」などと命名してそれを立ち上げて、
会長、理事長に就任することも可能です。
一般的に抗癌剤は高価です。
分子標的薬のアバスチンなどは、
100mgで5万円近くします。
肺がんなどでは、
体重60Kgの患者さんで1回量は、
15 X 60 = 900mgになります。
40万円以上です。
勿論、健康保険でしかも高額医療になりますから、
患者さんの負担はそれほど大きなものにはなりません。
先日、セカンドオピニオンを、
聞きに来られた患者さんから聞いた話だと、
訳の分からない免疫を上げるという内服薬??で、
一月50万円もかかるそうです。
勿論、保険は使えません。
抗癌剤の薬価が高いのは、
開発費に数百~数千億円という莫大な出費を必要とするために、
妥当な薬価だそうです。
しかし1個人が、
それだけの私財を投げうって開発したとは思えません。
「ガンが治る水」ア〇マ水もいまだに横行しているようです。
世の中他人の恐怖に付け込む、
悪質な詐欺商法が、
ガン治療の現場でも、
かなり浸透しているようです。
十分にご用心ください。
治らないガンと診断されても、
すぐに死ぬ患者さんはいません。
同時に、似非治療で根治をみた患者さんも存在していません。
万一引っかかってしまった場合には、
多額のお金が不当に動く場合が多いですから、
消費者庁などへ相談するのも一法です。
私が実行している治療でも、
ガンが治ることは期待していません。
治ったモドキ状態で何年も経過している患者さんは何人もいますが、
治ってはいません。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
霊感商法は、
むかし随分と話題になったような気がしますが、
ガンなんて、
何も知らなくても医師免許をもった人間が、
「ガンかも知れないな~」
「ガンに違いないな~」
と言えば法律の網に引っ掛かることもなく、
明らかに詐欺と思われる霊感商法が何の制限も受けずに、
抜け抜けと実行することが可能です。
恐ろしいことに、
医者の霊感商法は一度足を踏み込んでしまうと、
二度と抜け出すことができなくなります。
「止めたらガンが悪化しますよ」の一言で。
同時に、途中で騙されたと気付いたときには、
それまで費やした莫大なお金と時間が、
まったくの無駄であったという事実を、
すなわち自らの過ちを、
自ら認めなければならず、
それが大きな苦痛になり、
騙されたと気付いても、
続けることになります。
オレオレ詐欺に、
何回も引っかかるお年寄りは、
騙されたことにうすうす気付いてはいるも、
すでに支払った大金が、
まったくの無駄であった、
という事実を認めたくない、
という被害者心理から、
何回も自ら騙されます。
詐欺師もその心理を巧みに利用します。
一度入り込んだらお終いです。
抜け出すことができるのは、
まったく効果などなく、
順当に死に至ったときか、
吸い取られるだけ吸い取られて、
お金が無くなったときです。
ネット上でも、
その宣伝は華やかですが、
絶対に近付いてはいけません。
近付いたり、
興味を持っただけで、
ガンを患った患者さんや、
ガンかも知れない、
あるいは再発の疑いもある、
などと考えているかたでは、
自然と吸い寄せられるようです。
凄い引力を持っているようです。
夢のような治療を見たら、
直ちに無視してください。
夢のような治療など存在しませんし、
それが万一あれば、
世界中の医者、製薬会社が注目して、
1個人だけしか行わない治療になるはずがありません。
学会云々を謳っている施設もあるようですが、
学会など誰でも何時でも立ち上げられます。
このブログをご覧のかたも、
「大日本ブログ学界」を立ち上げることも可能です。
そんな気はありませんが、
私でも「減量抗癌剤治療学会」などと命名してそれを立ち上げて、
会長、理事長に就任することも可能です。
一般的に抗癌剤は高価です。
分子標的薬のアバスチンなどは、
100mgで5万円近くします。
肺がんなどでは、
体重60Kgの患者さんで1回量は、
15 X 60 = 900mgになります。
40万円以上です。
勿論、健康保険でしかも高額医療になりますから、
患者さんの負担はそれほど大きなものにはなりません。
先日、セカンドオピニオンを、
聞きに来られた患者さんから聞いた話だと、
訳の分からない免疫を上げるという内服薬??で、
一月50万円もかかるそうです。
勿論、保険は使えません。
抗癌剤の薬価が高いのは、
開発費に数百~数千億円という莫大な出費を必要とするために、
妥当な薬価だそうです。
しかし1個人が、
それだけの私財を投げうって開発したとは思えません。
「ガンが治る水」ア〇マ水もいまだに横行しているようです。
世の中他人の恐怖に付け込む、
悪質な詐欺商法が、
ガン治療の現場でも、
かなり浸透しているようです。
十分にご用心ください。
治らないガンと診断されても、
すぐに死ぬ患者さんはいません。
同時に、似非治療で根治をみた患者さんも存在していません。
万一引っかかってしまった場合には、
多額のお金が不当に動く場合が多いですから、
消費者庁などへ相談するのも一法です。
私が実行している治療でも、
ガンが治ることは期待していません。
治ったモドキ状態で何年も経過している患者さんは何人もいますが、
治ってはいません。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。