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生命の秘密

親しい友人が、別荘として、本居から徒歩15分のところに庭付きの小さなフラットを借りて一年ほど経ちました。植物が好きなモンペリエっ子のことなので、お節介を焼いています。

庭が欲しいけれど植物の世話はあまり得意でない友人の頼みを受け容れて、頻繁に様子を見に行くようにしていますが、自分のバルコニーと比べると、全く勝手が違うと気付かざるを得ません。

庭の環境に馴染んでいる多年草は勝手に生えて来て庭を賑わしていますが、折角植えた植物、巻いた種は、一向に反応してくれません。多分、土の質が、こちらが選んだ植物のお気に召さないのだと思いますが、考えさせられます。

日射の量も、毎日その場で暮らしていないとはっきり掴めません。結果は、真に絶望的です(ショボン!)。

そこで思うのですが、自然の環境で生き残るとは、大変なことなのですね。我が家の鉢植えたちは盆栽扱いです。例え、みすぼらしい半野草の花たちでも、外敵との戦いの無いバルコニーでは綺麗です。そして毎年開花してくれます!

Lys de cette annee

同じような百合を庭に植えて、春先に芽が出て、ああ、今回こそは!と思ったら、その後来る度に、百合は意気消沈していく感じでした。理由のひとつは多分カタツムリ。そして多分水不足かも知れません。

そう考えて見ると、我がバルコニーの生産性は大したもの(一人でウットリ!)ですよねー

何故、自然はこれほど厳しい淘汰を繰り返し続けるのか?ちょっと悩んだモンペリエっ子の独断診断ですが、広い庭に挑戦するより、まず自分の、猫の額ほどの領地でやれることをやれ!です。笑

大きいことは良いことだ!と言っていられない庭仕事です。バルコニーの半平米のスペースに密集する我が植物たちを見ると、健気と言う言葉しか浮かんで来ません。
コメント

No title

あらら!他人様のべレンダの花の手入れもですか~
お人好しで面倒見がいいんですね。
植物を育てるのも難しいんですね。
うまくいくといいですね。

Re: No title

Carlosさま こんにちは。コメントありがとうございます。

我が家はバルコニーで、友人宅はかなり広い庭があります。だから比較しながら勉強しています。

でも、蚊が大嫌いなので、ちょっと足が遠のいています!笑
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