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早起きしたのに...

今朝は思い切って早起きしました。友人から声がかかり、馴染みのスーパーへ連れて言ってくれるとのこと。利用しない理由無しでした。

ちょうど髪を洗う日だったので、それがちょっと気になりましたが、金曜日の朝でも良いかなと思ってオーケーしました。

ところが、髪は最近の暑さのせいでギリギリの状態でした。偶然早く目が覚めたので、これぞ天の思し召しと感じて頭を洗うことにしました。

本当にシャンプーして良かったなあと思いつつ、出かける準備を済ませたところで友人から連絡があり、なんと、今目覚めたばかりと聞いて、尚更良い判断をしたと思いました。

お出かけを早朝に設定したのは、勿論暑さを避けるためでしたが、友人の寝坊のおかげで、外に出たら、日陰で既に29度でしたー

買い物そのものはルーチンでしたが、帰り道で偶然、隣人が粗大塵を出したところに出くわしたので、手の形をした面白いドアノッカーと水彩画のパレットとして役に立ちそうなお皿を拾って来ました。

何処にも出かけず、ちょっと単調な生活を送っていると、そのようなハプニングだけで気分転換になります。笑

写真を撮り忘れたので、明日お見せいたしますね。お皿は今使っているものより便利そうです。より大量のミックスを準備出来るので、途中で足りなくなるなんて問題は無くなりそうです。

失敗しないと理解しない頑固な性格なので、失敗を重ねることにより、やっと良い方向に押しやられているようです。笑

早起きは三文の得と言えるようになったので、友人の朝寝坊は笑って許すことにしましたー

と言っても、友人を待ちながら、以下のエチュードを少々進歩させたので、時間は有効に使われていました。

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こうして見ると抽象画っぽく見えますよねー

思うように行かない日

滅多に無いことですが、今日はヘンなハプニングが重なって、落ち着いていられませんでした。何もかも思うように行かない日があると言う例です。

まぜ手始めに、40年前から身に付けているイヤリングを無くしました。それも、シャワーを浴びて髪を洗うためにイヤリングを取り外すと言う何千回も繰り返した動作をしながらでした。

髪を洗って戻って来たら、何時も入れて消毒している容器に入っていないのです。方耳分と、もう一方の留め金だけが容器に入っていました。

何処に行ったの?と慌てふためいて探しても後の祭りです。たった5ミリちょっとの軸にダイアが付いている小さいピアスなので、家の何処で落としたか分からない状態で見つかる訳がありません。

訳ありのイヤリングなので、どうしても見つけたくて、一日中探していましたが、まだ見つかっていません。ゴミ箱の中身さえ確認したのに、消えたままです。

同情した主人が、当然の推察として、モンペリエっ子が髪を洗う洗面台の排水装置を分解してくれると言うのですが、ちょっとヤバイと思っていたら、案の定、古過ぎた底蓋は一回りさせようとしただけで爆発してしまいました!涙

正に二重苦です。イヤリング探しに専念する代わりに、洗面台の修理も課題に加わってしまいました。修理に数時間費やしてウンザリしたところで主人に任せましたが、彼には無理な細かい仕事だと思います。

ご本人はこれでなんとかなると思っていた遣り方では無理だと、今やっと気付いていますが、本職に任せても修理出来るか疑問です。最悪の場合、洗面台そのものを変えることになり兼ねません。大泣き

家の中の何処かにある筈のイヤリングは出て来ません。それが一番気になるので、あちこち目を遣る落ち着かない時間を送っているモンペリエっ子です。

見つけるなら今と思うからそうなるのでしょうね。以前よく無くしていたネックレスが、とんでもない(予想外の)場所から出て来た前例もあるので、その記憶を頼って気を鎮める努力をしています。

普段は落ち着いてモノを考えられる性格ですが、すぐ傍にあるのに見えないモノに対すると、なかなかセルフコントロール出来ません!笑

ますますいい加減な世界

定年改革以外にもいろいろ課題のあるフランスです。地下水を汲み上げて農業用水に使用する計画にも多数の反対派が存在します。エコロジカルな面から見て、誰が正しいのか分かりませんが、もの凄い戦争並のバトルが繰り広げられる事件が起こったばかりです。

暴力のエスカレートが激しくて、市民戦争とはこんなものかも知れない、と呆気にとられて傍観する毎日です。

治水関係のバトルは今回が初めてではありません。既に、堰止湖に関して、死者が出るほどの揉め事がありました。もう既に何年も前に遡る話ですが、水不足が叫ばれる毎日なので、自然と耳を欹てます。

知識人の言うところを聴くと、地下水はある程度のレベルを超えると海に向かって流れてしまうそうですが、海に着く前に他の市町村で役に立つ筈です。とすると、上流の町にとって余計な分は下流の町にとって不可欠かも知れません。

この推測が正しいとすると、上流で農業用に汲み上げられた水は、下流の人の需要を無視したものになり得ます。真相を知りたいと思うモンペリエっ子ですが、このように肝心な疑問にはレディメイドの答えがありません。

我武者羅に権力に抵抗する人たちが本当に事情に精通しているのか真に疑問ですが、環境保護を唱える派には、脳味噌が乾燥した、相当の常識外れが多数いるのでちょっと心配になります。

いずれにせよ、苦にしても、個人レベルでは解決出来ない問題ばかりなので、仙人生活を続けるしかないと居直るモンペリエっ子でございます!笑

明日もデモなので、下界には降りないことにしますねー

気が散らないように悪戦苦闘する日

今日は静かな一日にするつもりでいたモンペリエっ子ですが、現実に追いつかれます。

何度か話題にしている穴倉の天井の修理に関する保険屋との交渉は、順風満帆と言えなくもない状態に達していますが、まだまだ油断禁物です。サインしてOKと言えば、ある程度の金額が支払われますが、この工事の見積もりが疑わしい内容だと思っています。

保険屋のために働くエキスパートが、出来る限り安い費用にするために、裏でいろいろ工作しているような気がしてなりません。それによって彼の懐が豊かになる訳ではなく、大きな保険会社に対して、「良い評判を保ちたい」と言う気持ちが先立っています。

確かに、不手際が重なると、保険屋も別のエージェントに目を向けるようになる恐れがありますが、今回のエキスパートは中立的な態度がほぼ皆無です。初回から、モンペリエっ子が保険会社に示す評価ばかり気にしていました!ひょっとして既にペナルティがあるのかも知れませんねー

真っ直ぐな人が好きなモンペリエっ子の気に入る筈がありませんよねー 報告を書く前から、最高点をつけてくれと願うメールが来ると面食らいます。

そのような訳で相性の悪さを感じずにいられないエキスパートですが、適度に煽ててあげて、良い関係を保つ努力をしています。

とは言え、今日は保険屋さんが直接電話して来たので、何故直ぐに同意書を送らないか説明する時間が持てました。正直言って、見積もりが安過ぎると思うのです。いい加減な工事をされて、「はーい、これでオシマイ」と突き放されるのが見え見えです。

工事の現場を監督し、その執行責任を果たす人も不在で、モンペリエっ子の肩に全責任が圧し掛かります。このような専門的な分野では、素人が責任を負うのは無理であるとともに無謀です。

そんな気持ちを保険屋さんの方が分かってくれているので、ある意味では安心です。頭がそのような思考に乗っ取られてしまった結果、暗譜で弾くピアノ曲ではドジばかりしていました。でも、理由が分かっていると、不安にはなりません!笑

同時に、絵のための卓上イーゼルをでっち上げる時間も設けたので、相変らず、貧乏暇無しの一日となりました。久し振りにノコギリと螺旋回しを握って、有益な品をゴミ箱行きになる筈の木片から造り上げて満足しています!笑

波乱万丈の一日!

びっくらたまげる!と心底から思う出来事が多い昨日でした。

出足は歯医者との予約でした。トラムに乗れば直ぐに行ける距離にあるので安心していたら、直前になって、トラムのレールメンテナンスのために大工事が始まっているので、目的地に直接行けないと判明しました。情報無視の結果です。恥

滅多に乗らないので当然の見落としでしたが、一応シャトルバスがあると言うので乗って行ったら、終点に直接行くタイプで、途中の駅は全く無視されていました!フランスらしいことのなので驚きに値せず、速足で引き返し、遅れる寸前に医院に駆け込んだモンペリエっ子でした。

帰りはシャトルバスを無視して、街に一番近いトラム駅まで歩くことにし、以下のように綺麗な景色に癒されました。

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モンペリエを横切るレーズ河はまだ水量があります。街の旧市街の水道は、この河の源から汲み取られているので、豊かな流れを見るとホッとします。

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県議会前にはかけ流しの大きな溜池があり、水鳥も沢山居ます。ここまでは気分が寛ぐ時間でした!

最悪は午後5時半頃に起こりました。丁度その時トイレに入っていた主人が大きな物音に驚いて窓から外を眺めたそうです。

大きな音に続いて通行人の叫び声が響き、しばらくして救急車のサイレンも轟きました。通りと反対側の書斎で音楽練習中だったモンペリエっ子のところに主人が報告しに来て外を眺めることになりましたが、かなり重大な事故が起こったばかりでした。

初めは投身自殺だと思ったほど劇的なシーンが目に入りました。救急隊員が大勢取り囲み、怪我人の世話をしていました。モンペリエっ子の目に映ったのは、通りの中央にある下水に導く溝が血だらけになっていたことでした。怪我人の体を覆っていたらしい毛布も生々しかったです。

何が起こったのか知る由も無く今朝になりましたが、工事に来たらしい職人さんのバンが2台駐車しているのに気付きました。後で見に行ったら、どうやら5軒ほど離れた建物のバルコニーが壊れて墜落の原因になったようでした。いい加減な職人が壊れたバルコニーの鉄格子をその場に放置したので分かったことです。

自殺でなかったと分かるだけでホッとしましたが、それにしても、管理の悪い建物が同じ通りにあると思うと不安になります。

5階建ての我が家と比べてずっと低い3階建てですが、それでも落ちたら相当の重傷を負うと思います。電線が剥がれているのは、多分しがみついて落ちないようにした抵抗の後なのか?

被害者が一命を取り留めたと願わずにいられません。

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壁に見える穴が不気味です。手入れが悪い建物は本当に危険だと思う機会になりました。