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アーバン・ラットの脅威

動物好きなモンペリエっ子ですが、蚊その他の昆虫とドブネズミ類はいただけません。苦手を超えて、退治したくなります!苦笑

今日はそれに関する手柄話です。笑

庭がある家に住み始めた友人が、小鳥とかハリネズミ用と思って、穀類とか残り物などを庭の片隅に残すようになってから、理想郷の夢は長く続いていました。

実際にハリネズミを目撃したこともあるので、有り得ることとして、時々餌を残していましたが、ガツガツ食べる何かが居ると感じて、餌付けはしばらく中断していました。

今回は樹の中、地上から2メートルくらいの所に吊り下げた小さい鳥小屋が舞台でした。真夏の暑い時期に鳥を助けるつもりで始めたそうです。

日中は実際に鳥が飛んで来て、順番待ちしている風情が可愛らしくて、友人は張り切って餌を入れ替えていましたが、ある日、餌の減り方があまりに激しい上に、小さい家の中に入れた容器が二つ重ねられているのを見て、???となりました。

これはひょっとして侵入者の仕業?と疑わずにいられません。暗闇の中で撮影出来るカメラで観察するしかありません。

貸してもらったカメラの使い方が分からず、友人が苦労していたので、万障繰り合わせて手助けしに行ったモンペリエっ子です。

とてもよく出来たトレイル・カメラだと思います。暗闇の中で動きを察知し、定期的に写真とビデオを撮り、精細な画像を提供してくれます。

昨日カメラを備え付け、今日の午後パソコンで画像を眺めましたが、そこにはっきり現れたのは、紛いなき街の溝ネズミでした!尻尾の端まで測ると、楽々40センチくらいあります。

それも1匹だけではありません。同時に2匹見える写真もありますが、違ったチームが逐次訪問していた可能性があります。人間の世界では、人相は無理として、服装が目印になるかも知れませんが、ネズミたちは衣類無しで全部同じに見えます!

敢えて言えば、健全そうな小太りの若者の集りでした...

楽園に住んでいると思い込んでいた友人の落胆ぶりは想像がつくと思いますが、ネズミ算と言う言葉が示唆するように、繁殖速度が目茶苦茶速いネズミには絶対にしてやられると感じる機会になりましたー

とんでもない発見で盛り上がった午後でしたが、ついでに遠方に買い物に行くことになり、久し振りに音楽練習をサボってヴァカンス気分に浸ったモンペリエっ子でした。

燕の恩恵

長い翼を持った黒ツバメだかイワツバメだか、名称はよく分かりませんが、モンペリエに毎年やってくるツバメがいます。

雛を拾って育てた経験があるので、余計に親しみを感じる種類ですが、4月中旬に飛来し、7月22日頃に揃って飛び立ちます。

子供を産んで育てる場所として我が家の前の空が選ばれているのは幸いだと思います。と言うのは、彼らが滞在する間は、不愉快な昆虫はほぼゼロになるからです。

蝿も蚊も全部食べてくれるので、彼らが居る間は本当に安心していられます。

そんなことを、今晩久し振りに見た蝿を追い駆けながら思いました!笑

蝿はまだしも、一番の苦手は蚊ですよねー近所には蝙蝠も時々姿を現すので、ツバメが出発した後は、少々当てにしていますが、ツバメほどの効き目はありません。数も少ないし、活動時間の長さも全然違います。

幸いにも乾き切った気候のせいか、最近は蚊も、以前と比べて少なくなっているような気がします。砂漠化のせいなら、気になることですが、恐竜同様に絶滅してくれるなら嬉しい限りです!笑

大の動物好きですが、蚊や蜂や蜘蛛はいただけませーん。

鳥篭の大掃除!

辞書を見ると、衣魚とか衣蛾と言う訳が載っていますが、要するに小型の蛾の一種です。穀類とか衣類が戸棚の中で攻撃されるので注意していますが、我が家には愛鳥イポリット君がいるので、粟が原因で余計に増えます。

冬場はまだしも、夏になると急増するので慌てます。

最近毎晩、小型掃除機を手にして蛾を追いかけていましたが、檻の大掃除をする時が来たと判断し、今日の午後やっと実行しました。

全て追い払えたような気がします。タマゴ(?)が徐々に孵化するので、成長した蛾を追いかけるだけだと、何時も手遅れな感じです。

昨日などは、夕方に現れる蛾の数が10匹(羽?)近くなっていましたーこうなると決心するしかありませんねー

見た目も良くなるので、やって良かったと思いますが、ここまで遅らせたのも、暑さのせいかなと自己弁護しておきます。

表面的な掃除だけだと、蛾の隠れ家一杯です!汗

大きなオウムを飼えるほどの大きな籠なので、イポリット1羽だけだと、それほど汚れた感じがしないので、つい掃除の間隔を長引かせてしまいますが、夏場は本当に油断禁物だと納得する機会になりました。

さて、今ネットで検索して見たところ、なんと、問題の蛾は一度に300個のタマゴを産むとか!これでは絶滅は難しそうですねー

オカメインコの縁

何時も写真を利用させてもらうサイトに、ちょっと気になる投稿がありました。イポリットと同じオカメインコの雌で、クッキーと言う呼び名の女の子が癌で手術を受けたと知りました。

鳥も癌になるなんて予想していなかったので、かなりショックでしたが、何より悲しく思えたのは、飼い主さんの悲嘆でした。

他人事ながら、こっちまで悲しくなります。おまけに、イポリットも何時かそのような病に侵される可能性があると感じて、余計に反応してしまいます。

飼い主さんが絵にして欲しいと言って投稿した写真を眺めながら、絵を描かずにいられなくなったので、お粗末な貢献をするつもりのモンペリエっ子です。

有能な画家もメンバーにいるので、我が拙い絵などお茶濁しにすぎないと思いますが、同じ鳥を愛している縁があるので、自分なりのヴィジョンを伝えたいなーと思っています。

早速鉛筆画を作成して準備に入りました。いろいろ途上のモノがあるので、何時完成するか分かりませんが、線画が気に入ってから色を塗る予定です。

飼い主とペットの間にある緊密な親しさを絵に出来たら至福です。

飛べるようになったイポリット!

ご心配おかけしましたが、イポリットは元気を取り戻しています。2,3日前から飛び方が少ししっかりして来たなと思っていたら、今晩はほとんど以前のように長距離を飛べるようになっています。

そこに行き着くまで長い忍耐の時期でした。飛びたくて跳ね上がるのですが、無残な墜落を繰り返していました。でも、その度に少しずつ改良していたので、後は時間の問題と思っていました。

その間に思ったことですが、以前のように天井の扇風機の上に止まる代わりに、ママさんの傍にある止まり木を愛用するようになりました。おかげで、より密接な交換があります。災いは不幸な面ばかりではないなと思うモンペリエっ子です。

鳥と見つめ合うなんてヘンだと思う方もいらっしゃると思いますが、たかが鳥では無くイポリットなのですね。一生懸命話して存在感を高める彼には、相当の注意を払う必要があります。笑

今晩はオランジュ古代劇場で公演されたカルメンを一緒に観ています。もっと賑やかな歌謡番組の方が楽しいかも知れませんが、オペラ歌手も好きなイポリットです。

おまけにカルメンなら、聴き慣れた歌も多いので、多分退屈させないと思います。笑

少なくともママさんは楽しんでおります!詳しいことは後日報告いたしますが、カルメンを演じる女性はなかなかのパーソナリティであるような感じです。イポリットの意見もお知らせしますね。笑