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サイモン&ガーファンクル

昨日はS&Gのセントラル・パーク再会コンサートのビデオをTVのオンデマンド・ビデオで観ました。DVDを持っているはずですが、久し振りなので楽しみながら聴けました。

楽しみながらと言っても、この息が合っているように見える二人組みが仲違いしてそれぞれの道を歩んだと言う現実が脳裏を離れません。大体、録画されたコンサート中も、一緒に歌えて嬉しいと感じられるようなメッセージは伝わって来ません。

この二人の声は、これ以上無いと思えるほどマッチしているのですね。ハーモニーにうっとりします。でも、エゴが行き違うと、別れしかありません。因みに、一緒に活動していた間も、録音は別々に行ってミックスするのが習慣だったようです。

アート・ガーファンクルの透き通った声が響くと、ポールの存在が薄れても不思議ではありません。ブリッジ・オーヴァ・ザ・トラブルウォーターとボクサーが大好きです。勿論、サウンド・オヴ・サイレンス!

昨日観たビデオの最中も、ポール・サイモンが妬ましそうな顔をしているように見えました。引き立て役になっていると感じるのはつまらないと思いますが、この2人の別れは本当に残念でした。ポールの作曲家としての能力にガーファンクルの歌唱力が加わると怖いもの無しです。

勿論、何度か再会してコンサートしていますが、もっと一体になったものを聴かせてもらいたかったなと思います。

間違った解釈があるかも知れませんが、自分が理解した範囲で悔やむモンペリエっ子でございます。