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マーモットの晩餐

小さなプラピックの村には2軒オーベルジュ(旅館を兼ねたレストラン)があります。そのうちの1軒はキャンプ場も経営しているので、我が家のキャンピング・カーはそこに停留しましたが、食事はもう一軒のほうが美味しそうなのでそちらで取りました。

キャンプ場も経営しているオーベルジュは、小さいながら博物館も開いています。人寄せにマーモットさえ飼っています。これはどうやらそこに住み着いていたマーモットの巣の周りに囲いを作って逃げられないようにしただけですが、行動範囲が狭くなったマーモットは今年少々ご機嫌斜めだったようです。あまり姿を見せないとオーナーらしい女性が溜息をついていました。

それでも辛抱強く、日が暮れてから覗き見していたら、マーモットが姿を現してくれました。オーベルジュが供給した野菜の山の傍に陣取り、ゆっくり賞味する姿を撮りました。ゆっくりと言っても、よく動く動物ですので、明かりが乏しくなるとともに画像が少しずつ精細を欠く傾向がありますが、一応お見せしたいと思います。


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見られていると意識しているのか疑問ですが、望遠レンズのおかげでそれほど邪魔にならなかったと思います。

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手を器用に使って食べます。

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もうお腹一杯!と言いたげな顔付ですが、レールの滝のマーモットよりちょっと太目かなと思いました。場所によってはマーモットに合わない食べ物を与えるツーリストもいるので、時には中性脂肪やコレステロールが増えてしまうのもいるそうです。パンを与えると湿疹が出来るとオーベルジュの女性が教えてくれました。

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