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ホームシアターの結末

やっぱり一人では無理だったようで、手伝うことになりました。使用説明書を読んでもチンプンカンプンな部分があるのは確かです。全てのスピーカーから音が出ないと言って、主人が気を腐らせていたのですが、私の直感から見ると当然です。ドルビーかDTSの5.1ないし7.1ポイントで発信するソースが無ければステレオでしか聴けなくて当然のはず。古いDVDプレーヤーを接続したけれど、アナログ端子をどの接続に入れるのかはっきりしないので、音は出るけれど画像無しでした。それで昨日決心して新しいブルーレイ・プレーヤーを買うことにしました。

いろいろ悩んだ末に選んだのはサムスンのBD-P1580というモデルです。ちょっと古くなり始めたので値段がガクッと下がり手頃でした。最新ではないけれど必要な機能と性能は完璧なようです。余計なコンテンツがないので、複雑な処理も必要ない感じで主人向きです。You Tubeなどのネット上のビデオにアクセスする必要などないですよね。

まずBDプレーヤーを購入して家に運び、次のステップは7.1ポイントで録音されたディスクを買うことだと気付きました。翌日出直すことにしてFNACにまた行ってみたら、7.1など一枚も見つかりませんでした。大体店員たちが「それ何?」というような顔付で見返してきます。これは参ったなと思い、とりあえず自宅でどの映画に7.1ディスク版があるか検索することにしました。7.1が無いなら、ブルーレイを買うのも意味無いです。普通のDVDでも5.1のは一杯あります。

私以外にも同じ問題で頭を痛めた人がいるようで、いくつかのフォーラムの話題に上っていました。検索で出てきたタイトルは”Hellboy II"とディズニーの「眠れる森の美女」でした。多分バットマンの"The Dark Knight"も英語版は7.1らしいけれど,どうも今一という感じでした。どれも興味ないので、買うのは止めて、テストには既に所有しているコレクションから選ぶことにしました。

結論から始めると、DVDに含まれる宣伝とか予告編はただのステレオの場合が多いですが、映画になるとマルチ・インという表示がディスプレイに現われ、5.1のスピーカーに音が届きます。やった!と躍り上がったのは言うまでもありません。リスケーリングという機能があるので、古いDVDでも、ハイ・ヴィジョンに変換されて綺麗に表示されるのが確認できました。BDプレーヤーを買う価値あったと思います。古いプレーヤーは私のテレビ用になりました。パナソニックのヴィエラには古いタイプの接続端子が残っているのでまだまだ使えます。

私の出来る範囲内での任務終了ですが、テレビ番組だとサブワーファーから音が出ないことと、Audysseyのマイクを使っての音響調節はFNACの設置サービスに任せました。今朝若者2人が来て、メニュをいじっているうちになんとか目的にたどり着き、テレビを見る時もサブワーファーが動くように設定を変えてくれました。彼ら曰く、説明書を読んでもやはりチンプンカンプンらしいです。ただし、経験があるので、適当に直感的にメニュをいじるうちに偶然見つけたそうです。そこが若い人の図々しさと言うか胆の太いところだなと思いました。