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忙しない一日

今朝は運動療法士にしっかり揉んでもらいました。昨日の絵画実習で、屋根裏に置いてあったテーブルを下して使用した結果、何時ものような腰痛が無かったと報告しておきました。動き方は常に考えて修正するものだと思い直したモンペリエっ子です。

その後、用事を片付けながらさっさと帰宅して、普段よりずっと早い昼食を済ませて行った行き先は医院でした。社会保障関係であった問題について医師と一緒に考えるためでしたが、同時に最後のお別れの言葉を言い合う機会でした。

待合室に、診察が始まる1時間前に着いたのですが、それでも既に4人が待っていました!診察が始まる時刻には10数人が待っていて、早く来て良かったと思いましたが、それでも総計2時間ちょっと待ったことになります。

先生との間にあった誤解を解決し、本当に名残を惜しみながらお別れの挨拶をする機会でした。双方とも涙ぐむ感じだったことを記憶に刻みました。面会する時間を持つ決心をして良かったと心から思いました。

先生が到着するのを待っている間に、傍に座っていた婦人に声をかけられ、古くからの患者なら、是非寄せ書きに参加して欲しいと頼まれました。全く事情に通じていなかったのですが、医院の若手の同僚のイニシャティヴによって、密かに封筒が準備されていたのです。

立派な封筒と、思いを書き留めるための小型の紙をくれたので、ペンを持っている人に貸してもらってメッセージを書きました。人間味のある本当に良い先生でした。人気があって当然ですね。

その後は、感動を胸に保ちつつ、クリスマスの準備のために奔走しました。今朝、偶然、2人いる義理の孫たちと街で再会して、やはり家族って貴重だなと思う機会があったので、家族会のために、何か足りないものが無いか探し回る必要がありました。

買い物に誘ってくれた友人のおかげで、かなり遠くの店まで行けたので、ついでに鬼さんとの年越しパーティ用の食糧も買い始めました。人と会う機会がある内が華だと思うので、このような買い物も喜びの時間に含めたいと感じるモンペリエっ子です。

おかげで、楽器に触る時間の無い日になりましたが、クリスマス休暇に入った周囲を見習って、お休み気分を単純に味わうことにしました。年中サンデーの身である筈なのに、休み無しに働く我が身を省みて、せめて年末年始くらいはリラックスしたいと考えています!笑

完全に実現出来るとは思いませんが、肩の荷を重く感じないような身軽さを常に意識して、集中の加減をするべきだなと思うようになりました。無駄に年を取っていないと証明しなければなりません。汗

帰宅後、昨日始めたデッサンの欠点に気付いて、修正せずにいられなかったことを思い出すと、まだまだ修業不足だと認めざるを得ませんが、徐々に進歩しています。笑

友遠方より来たり!

先程急に連絡があって、現在南アメリカを旅行中の弟分ミシェルがご飯を食べに来てくれることになりました。

久し振りの対面なので楽しみにしていますが、即興でご飯を仕上げるために時間がかかるので、今晩は早めの更新をしておきます。

詳しいことは、時間があれば後ほど後書きしますね。

では、料理頑張ります。

引退する主治医さん

今日は主治医と最後の予約がありました。年末に潔く退職する決心がついたそうです。

と言うのも、ご自身と娘さんのために用意した医院が、今後の発展のためには手狭になり、若い医師4人が集って新しいローカルを購入したからです。現在の医院から150メートルくらい離れた所なので、患者は躊躇わずにフォローすると思います。

個人的には、現在の所在地が気に入っていましたが、確かに待合室の狭さは問題になっていました。医者の数が増えた結果、混んでいる時は、座れない人も出てくるほどでした。

住所が変わると、処方箋、その他、全部印刷し直して新たに始めることになります。我が先生は今こそ潮時と判断したようでした。

仕事に対する執着は否めません。患者との係わりも大事でした。

患者が寂しがるのと同じ程度に、先生も悲しがっていると感じましたが、そろそろ楽な生活を楽しんでも罰は当たりません。献身的に尽くして来た先生なので、本当にご隠居さんの身分になる権利があると思います。

誰もが名残を惜しむせいか、今日の予約は普段より遅れていました。皆さん先生とお喋りを楽しんだと言うことだと思います!笑

奥様がポルトガル生まれなので、相続した家もあるようです。今後の生活はポルトガルとモンペリエの間の行き来になるそうです。

大好きな国なので、羨ましい限りです。なにしろ料理が美味しいですよねー生活費もフランスより安いのが魅力です。

お喋りの後に、先生の後を継ぐ医師の名前を教えてもらいました。良い先生であることを祈っています。相性は大事ですよね。

楽しい週末開始!

先程ブラジル人の友人と再会を果たし、一旦別れて家に戻っています。

南仏の日差しに惹かれて、休む暇も取らずに外出したがった友人がホテルに戻って一休みする間、モンペリエっ子は家に走り戻り、イポリットにご飯をあげました。自分が外でご馳走を食べている間に彼が独りぼっちで寂しいと想像したからです。

主人も一人ですが、彼は明日の飲み会に参加出来るので良しとしてもらいます。苦笑

これからイリュミネーションを見て、その後食事ですが、彼女が来て直ぐにたっぷり駄弁れたので、食事をゆっくり呑み込む暇があるかなと期待しています。笑

本当によく話しましたー

早めの短い更新ですが、食事の内容などについては後日報告しますね。では、行って来ます!

寝不足にもメゲズ

昨日のことですが、非常にショックな知らせを見ました。大学時代から仲が良かった友人が亡くなったそうですが、その知らせがやっと届いたのです。

多分?ひょっとして?いろいろ悪いシナリオを想像して頭を痛めていましたが、最悪のニュースは死後1年半かけて届きました。ラプスの大きさに呆れるばかりで、一瞬失語状態でした。

それからいろいろ考えたせいか、真夜中にはっきり目が覚めてしまい、思い切って起き上がろうかと思ったほどでした。

自分から進んで亡くなった友人の近況を探る努力をすれば良かったのかも知れませんが、あまりに悪い直感が先走りしていたので、結論を急ぐ勇気は生まれませんでした。

とは言え、かなり前から、彼女が傍に居ないと感じることがありました。2009年に最後に日本滞在した際に、数人、大事に思う友人と会いましたが、何故か、今会っておかないと何時、何が起こるか分からないと言う気持ちに押されていました。

亡き友人との再会は、本当に大事なひとコマとして記憶に刻まれています。もう一人の大事な友は、その年の末に脳梗塞を起して、5年間寝たきりの生活後、肺炎で亡くなりました。

3人目の友は、のこのこ誕生日に出現したモンペリエっ子を歓待するために、家族との誕生祝をキャンセルして会いに来てくれましたが、彼も数年後他界しています。寛大で思い遣りのある人でした。モンペリエまで会いに来てくれた稀な友人の一人です。

明日は、1年半前に亡くなった友の誕生日なので、クラスメートとフェイスブック上で集合して追悼する予定です。

オンタイムで死去を知らなかったせいで、心の傷は奇妙な状態です。思いっ切り泣いて悲しみを吐き出したいけれど、同時に、最後の思い出は本当に楽しかった再会のシーンだったので、とても綺麗な彼女の笑みと優しい話し方しか記憶に残さないことにしました。

ふみよさん、友達でいてくれてありがとう。貴女のおかげで芯から心温まる日々を過ごせました。