fc2ブログ

楽しい遠足!

今日の遠足はお天気に恵まれていた上に、今まであまり行く機会の無かった町クレルモンレロウを歩いて訪問することが出来ました。

それほど面白味があると思っていなかったのですが、来て見ると、独特な風情もある街です。

目的にしていた市場そのものはイマイチでした。値段も高めであるし、商人の数も少なく、競争相手がいないとこうなると言う例だと思いました。

とても美味しいアジア料理の仕出屋を発見したので、また行く機会があれば、もう少し多目に買って来たいと思います。

観光面では、聖人ポール教会は見る甲斐があると思います。市場が周辺に立つので、典型的な田舎町らしい風景を撮りました。

30102024-1.jpg

大きなパイプオルガンが圧巻です。

30102024-2.jpg

祭壇脇にある小さなオルガンも結構立派な作りです。

30102024-3.jpg

お昼ご飯をノンビリ食べるために、近郊にある元王室衣服製作所であったヴィルヌヴェットと言う村に行きました。歴史記念物に指定されて保護されている場所なので、ピクニック用のスペースも整っていて、とても快適な時間を過ごせました。

30102024-4.jpg

これが正門です。

30102024-5.jpg

これほど太くて高いプラタナスの樹があるなんて、想像だにしていませんでしたが、本当に大木です。傍にワイン畑もあります。

30102024-8.jpg

邑の中はこじんまりしていて、落ち着けますが、真夏のヴァカンス中はもっと騒々しいかも知れませんねー

30102024-6.jpg

廃墟化しているのは、多分元製作所だった部分だと思いますが、修復工事の兆しが見えました。

30102024-7.jpg

友人に急用が出来たせいで、帰りはちょっと駆け足気味でしたが、日向ぼっこしながらゆっくり歩くのは気持ち良い限りでした。

モンペリエに戻ってから、何時も通らない道を歩いて、買い物しながら帰宅しましたが、今日は久し振りに一万歩を超えました。

酸素を一杯吸った脳も喜んでいるみたいです!笑

モンペリエの街並み

毎週、月、金は運動療法通いしています。直ぐに帰宅しても、音楽練習するには時間が中途半端になるので、その日は街を散策して買い物する日と決めてあります。

かくして、後悔すること無しにゆっくり散歩し、歩数稼ぎも出来ます。笑

今日気付いたことですが、結構新しい店舗が出現しています。長いこと、中国製の安物靴屋が増えたと嘆いていたモンペリエっ子ですが、フランスらしい店構えをいくつか見つけて嬉しくなりました。

23082024-1.jpg

以下の店は滅多に通らない裏通りにありますが、もっと歩き回る価値有るなと思わせてくれました。

23082024-2.jpg

火事で閉店していたお馴染みのレストランの近くを通ったら、照明が見えたので立ち止まり、近所で臨時開店したと知りました。トマトと言う名の古いレストランですが、これでは是非とも行かなければならないと思って、新住所まで行くことにしました。

途上、写真を撮り忘れて残念ですが、大昔からあるアートギャラリーに初めて入り、まだ若い画家の作品を見て、ご本人とお喋りしました。そこから20メートルくらいのところにあるアパートに4年間住んだことがあるのに、今回が初訪問とは、我ながらビックリ。

興味があるかないかによって完全に変わる行動範囲だと思いました。このギャラリーにはまた行くつもりです。

レストランの新店舗に一瞥を投げ、店の人と立ち話してからの行き先は楽譜屋でしたが、この店も写真撮る価値のある店構えだと思います。

次回からは、もっとリポーター精神を発揮しなければと後悔するモンペリエっ子ですが、それぞれの場所でいろいろ興味あるお喋りをしていたので、思い付きませんでした。

楽譜屋では、やっとヴァイオリンのセカンド・ポジション用の教科書を買いました。練習し始めてからもうじき4年になるので、ちょっと上級に向けて努力しても良いかなと、手綱を緩める独学者兼教師の買い物でした!笑

さて、こうして見ると、モンペリエの観光地としての発展は凄いなと思うに至りました。いくら背伸びしても、結局田舎町とずっと見縊っていたので、ある意味では良い驚きです。

上品で綺麗な街に成長して欲しいです。

気分転換のために小旅行

ここ数日嫌なことが連発しているので、今日は気持ちを新たにするためにちょっと動きました。鉄道模型マニアの友人が、またペルピニャンへ買い物に行くと言うので便乗させてもらいました。

往復360キロの移動に過ぎませんが、景色が変わり、日常のプログラムから離れると、不思議なほど気分が軽くなります。行って良かったと心から思います。

まず、友人の選択の助けをしなければなりません。欲しい物から何を選ぶか迷っている時は、全く無知なモンペリエっ子の意見さえ参考になるようです。

既にかなり巨大になっている路線に複線を加えたりするので、ご本人にしか分からない部分もありますが、この車両は綺麗とか言うだけで参考になるようです。

残念ながら、完全に写真を撮り忘れてしまいましたが、スペイン国境に近いペルピニャンらしい昼食も楽しみでした!笑

これを当てにして出かけたと言えなくも無いほどカタローニア風の料理が好きなモンペリエっ子です。

前回2度試したタパス専門店には行かず、新たに別の店を開発して見ました。と言うか、ペルピニャンの中心街を歩いていて、人だかりがしている場所に注目しただけでした。おまけに、日当たりの良いテラス席が空いていて、陽光をたっぷり浴びることが出来ました。

勿論、タパスを専門にしている店ですが、その日のお勧めメニュもあるので、幾皿か注文すると満腹します。前回ちょっと失望したパン・コン・トマトを注文しましたが、オーナーが気さくな人で、パンは焼き過ぎないでと頼んだモンペリエっ子の嗜好を尊重してくれました。

アンチョビーのミモザ卵和えも美味。お勧めの詰め物入りのイカも上出来でした。量はちょっとイマイチでしたが、その後、ポールの売店でお菓子を買ったので、友人も満腹するに至ったようでした。

早く食べたくて、写真を撮ることさえ念頭に無かったモンペリエっ子でございます。恥

たった一日の短い移動でしたが、時が経つのを忘れるには、最高の選択だったと思います。準備無しで行ける近辺移動ほど手軽で即効な薬は無いですね。

2ヶ月ほど前から腰痛で苦労していた友人は、久し振りの遠距離移動でちょっと疲れたようでした。ぶり返さないように祈っていますが、欲しかったモノが手に入って嬉しそうでした。

ペルピニャン観光

昨日は相乗りの話で終わってしまいましたが、この移動共有は政府の支援を受けています。ブラブラ・カーで乗客を受け容れると、政府からの補助金も出るようになっています。

1人で行っても4人で行っても、基本料金は同じですが、4人が利用したとなると、1人当たりの燃費、炭酸ガス発生量全てにおいて得になります。政府が奨励金を出す理由は明白ですね。空で動く車を減らすことにより、環境悪化を防ぐ努力をしています。

さて、観光面では、街の見てない部分に行きました。友人が鉄道模型の店で買い物を済ませてから、まずマヨルカ王の宮殿に行ったら、なんと1年に1度ある休みの最中でした!1月に2週間閉まるそうです。ペルピニャンにもう一度来る理由が出来ました。笑

19012024-1.jpg

ブラブラしながら訪問した聖人マテオ教会です。

19012024-2.jpg

天井から降り注ぐ光が眩しいほどでした。

19012024-3.jpg

マリア信仰が強いのは言うまでもありませんが、この教会にはキリストの父である聖ヨゼフのチャペルがありました。父権回復のシンボルみたいだと思い、記念撮影しておきました。

19012024-5.jpg

クレッシュがまだ残っています。クリスマスの直ぐ後に片付ける人もいますが、2月2日まで保存するのが習慣らしいです。

19012024-4.jpg

ペルピニャンで多分一番古い軍事建築であるル・カスティエです。町を守る門であったり、監獄であったりしてから、現在はカタロニア伝統美術館になっています。

19012024-6.jpg

セバスティアン・ヴォーバンの名前が付いている運河です。軍事的理由で建設されたものだと思いますが、街にとても優雅な雰囲気を作り出しているから不思議です。


19012024-7.jpg

お昼ご飯は、前回行ったスペインのタパスを提供する飲み屋風レストランで済ませましたが、もし、もう一度行く機会があるなら、違った店も開発したいと思っています。とは言え、写真を撮り忘れるほど食べるのに熱中していたので、リピするかも知れません。笑

自動車共有の初経験

12月13日の記事「久し振りの遠出」から15日の「地味ながら重要な遺産」まで、3日に亘ってペルピニャンに行った話をしていますが、今日再び行く機会が出来ました。

写真も何枚か撮ってあるので、後日披露するつもりですが、今日は初めての経験であるCo-voiturage自動車移動のシェアについてお話しますね。

車の所有者である友人は既に何度も実行していますが、モンペリエっ子が参加するのは、今回が初めてでした。

ネット上でBla bla carと言うサイトに登録し、自分の行き先に向かう車があるかどうか検索して利用するシステムです。スーパー・ドライバーと言う太鼓判付きの友人は、何時も車が一杯になるようです。

一緒に移動する人の生活に対して興味を抱く友人は、気軽に会話を始めるので、いろいろ学ぶ機会にもなります。因みに、サイト名であるbla bla car(ブラブラ車)は喋り捲くる様子を形容する擬音語です。日本語ならペチャクチャ車になりそうです。

二度と会うことの無い人も居れば、常連になる可能性もあり得ますが、今と出会いをキーワードとすることに置いては、一期一会の世界観と言え無くもないと思います。

見ず知らずの人が、如何にして、どのような動機を持って貴方の車の中に転げ込んで来たのか?好奇心を擽られる時間を過ごしました。

折角一緒に旅行するのだから、どんな人と一緒なのか知りたくなりますよね。今日の旅連れはオリジナルでした。

カリブ海の勤務先から仕事で帰国中で、駆け足で両親宅への里帰りを果たしていた女性の憲兵さん。

ちょっと冒険家っぽい若者は、キャンピング・カーに改造した古いトラックに乗って、季節労働者の生活を送って来たそうですが、そろそろ身を落ち着けたくなって、定職探しをしているそうです。明日からモンペリエで仕事があるので、前日に現地入りすることにしたと言っていました。

やる気のある人々に出会う、面白い相乗り移動でした。