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Landscapes by the roadside

路傍学会


神社のLandscape 219

松戸市上本郷 明治神社
  明治①
 松戸市上本郷の路傍、明治神社の鳥居が見える。この一の鳥居は平成18年の建立である。
  明治②
 参道入口脇にある電話ボックスの傍に転がっている石は、力石か。
  明治③
 参道を進むと、防災用だろうか、新しい手押しポンプ井戸がある。
  明治④
 文化年間に奉納された手水鉢の向こうに庚申塔が祀られている。
  明治⑤
 青面金剛が3基並んでいる。
  明治⑥
 右端の青面金剛である。途中で折れてしまったが、補修されている。ショケラ持ち六臂の三眼像である。
  明治⑦
 邪鬼と二鶏である。鶏は大型で立体感がある浮彫となっている。宝暦年間の作。
  明治⑧
 中央の青面金剛である。六臂の合掌像である。こちらも三眼である。元文年間の作。
  明治⑨
 左端の青面金剛である。六臂の合掌像。険しい表情をしている。造立年が刻まれた左縁が欠けてしまっている。寛永だろうか。
  明治⑩
 これは寛政年間に造立された青面金剛文字碑の三猿である。それぞれ自由なポーズである。
  明治⑪
 こちらは天保年間の文字碑の三猿である。右端の不見猿は目を隠す指先だけを彫っている。このような表現の仕方もあるのだ。
  明治⑫
 二の鳥居の扁額である。二の鳥居は両部鳥居であった。
  明治⑬
 社殿の左側には、雷神宮や南無大神宮などの石祠が並んでいる。その奥には大変大きな切り株があった。樹種が気になるところである。
  明治⑭
 切り株近くの地面を見ると、無数の貝殻がある。貝塚の上に神社が作られたのかなどと思いながら歩いていたら、このような看板があった。
  明治⑮
 縄文前期から晩期の遺跡であるという。上の写真の貝殻はやはり貝塚の一部であったのだ。古代の人々が長く生活していた場所は、神社が建つに相応しい場所だったのだろう。
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