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2020/06/12

0612:Photoshop Cameraで遊ぶ

flick!にPhotoshop Cameraの記事を書く。



さらに、ascii.jpに猫連載を書く。
猫連載のテーマは、sd Quattroのティール&オレンジ vs X-T4 + オールドレンズのクラシックネガ。




2020/04/10

0410:Lightroom Classicで古い写真を整理する

ascii.jpの猫連載。
今回は2001年に撮った猫。

古い写真はずっとApertureで管理していたのだけど
もうApertureもディスコンになってはや数年、
とうとうCatalinaでは動かないってことで
昨年から写真の整理をLightroom Classicに完全移行してるんだが、
古い写真はまだLightroomのカタログ化できてないのだよね。

で、この外出自粛期間を使って、ascii.jpの猫連載もからめつつ
古い写真をLightroomで整理しようと思ってるのである。

とりあえず、1年ずつカタログ化してる。
そのくらいの単位じゃないとおっつかん。

他にも撮影場所別カタログとか、仕事別カタログとかもあるので
Lightroomのカタログがめちゃいっぱいあるわけで
アドビさんには、カタログマネージャーでも出して欲しいと思うのである。
串刺し検索できるようなヤツ。

タモリ倶楽部に国交省の三橋さんが出るというので
(街歩き仲間なのです)
リアルタイムで視聴。
ああ、面白かったけどちょっともったいないなあ。
バンザイもいいけど、
三橋さんにはもっとマニアックなことを語って欲しかった。

それより、空耳アワーがしばらくお休み&次回はタモリ電車クラブ総集編
……が意味するのは何かというと、
新型コロナの影響で、収録ができてないのである。たぶんそうだ。
こうしてちょっとずつその影響がマスメディアでも顕在化してくると
それを見ている人も「これはただごとじゃない」となって
もうちょっとソーシャルディスタンスを気にするようになり、
もうちょっと外出しちゃいかんというのはそれだけシャレになってない状態にあるんだな
と実感してくれるんじゃないかなという気はする。



2019/12/02

パシフィコ横浜でAdobeの日

Adobeが年に1回行う一大イベント「Adobe MAX Japan」
場所はパシフィコ横浜。

その前日、パシフィコ横浜にてラッセル・ブラウンによるプリカンファレンス、
「360°写真 & SNS映え画像作成ワークショップへの招待!」なるワークショップが
開催されたわけだが、ちょいと誘われたので参加したのである。

THETA Z1とiPad Proを用い、
Z1のRAWで撮った全天球画像をiPad Proで読み込み、
Lightroomで現像して
ステッチアプリ(個人作成のベータ版でまだ非公開)を使って正距円筒図法の1枚絵に現像し、それをPhotoshopやTHETA+で加工してシェアするという
「Z1を使って全天球画像ならではの作品をモバイル環境で作成するワークフロー」の実践だ。



THETA Z1は1型センサーを搭載したおかげでかなり高画質だが、
全天球画像は全天を捉える分、ハイライト部とシャドウ部の極端な明暗差が発生する。
JPEGだとどうしてもハイライト部がトんだりシャドウ部が沈んだりが避けられないのだが
RAWデータを必要に応じて現像すれば、かなり高いクオリティを得られるのだ。
極端な輝度差がある箇所で発生しやすいパープルフリンジの除去
細かなノイズの調節やシャープネス、ハイライト部とシャドウ部のコントロール
そしてホワイトバランス。
RAWデータだと素晴らしい絵が得られる。

でも、RAWデータを現像するにはパソコンが必要だ。
わたしはLightroom経由で現像し、そこからステッチソフトを経由してステッチしている。

今はモバイル環境でのワークフロー完結が求められているが、モバイル環境ではJPEGしか扱えない。

で、今回は特別に、iOS用のTHETA専用ステッチアプリの開発をTHETA用アプリを作っている個人に依頼して、ベータ版ではあるがそれを搭載したiPad Proを用意。

実験的にモバイルワークフロー環境を整えたのである。

iPad ProとTHETA Z1をUSB-CケーブルでつないでRAWデータを吸い上げ、
いったんJPEGで吐き出してステッチアプリで1枚絵に合成
という手順だ。

まずラッセル・ブラウンはアクアマンと自称するなぞのコスチュームで登場。
毎回妙な出で立ちででてくるのである。


通訳兼アシスタントはラッセル・ブラウンとのコンビが板についてる遠藤さんと、リコーのTKさん。


あらかじめ用意されたデータを使ってレクチャーを受けたあとは実践。



THETA(+自撮り棒)はふたりに1台だったので
たまたま隣に座ったデザイナーの方と一緒に撮影するのである。


ただ、外はあいにくの豪雨で、屋外での撮影実践は中止。






パシフィコ横浜内でこんなのを撮ってたのでありました。


次のは階段で撮影してLightroomでハイライトをトバしてちょっと近未来っぽくし、文字の案内をPhotoshopで消したもの。
先日参加したラッセルブラウンのワークショップで作成したシータ。rawで撮ってiPadのLightroomとPhotoshopで加工して共有というモバイル完結ワークフロー(beta)。露出オーバーにして壁の文字消してパシフィコ感消してみた。 #adobemaxjapan360 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
やっぱiPad Proでの作業はよいわ。iPhoneだと細かい修正するのに目が疲れる。

THETA Z1で撮ったDNG素材って
・そのまま360°をVR画像として見せる(下の例)
・全天球画像を素材として1枚絵に仕上げる(上の例)
・動画を撮影してVR動画として見せる
・動画を撮影してあとから矩形に切り出してHD映像にする(Insta360系はここに力を入れてる)
の4つの活用があるわけで、
それぞれ最適なモバイルワークフローが欲しいなと思うわけですよ。

できれば
Lightroomで直接ストレージに吸い上げ、そこから共有機能で直接ステッチャーアプリを経由して書き出し、THETA+(あるいはそれに相当するアプリ)を使って仕上げて共有するってフローがあるといろいろといいなあ
それがiPadでできるといろいろと捗りそうだし可能性も上がりそう。

まあリコーも協力してこういうワークショップを行ったということは
いずれリコー純正でモバイル機器上でRAWで撮影した全天球画像を処理するワークフローが用意されるって期待してよいのだよね。
やっぱRAWで撮るとZ1のクオリティをギリギリまで引き出せるから仕上がりが違うのだ。

そしてもうひとつの感想は
「やっぱ、最新のiPad Proが欲しいーーー!」
である。



2019/08/01

苛酷なミッションの日-2日目-引退したMBAを復活させて一仕事

今回、とあるイベントの撮影に借り出されたのである。
友人のカメラマンに、もうひとりいないと仕事が回らないので手伝わない?
とGWに誘われたのだ。

純粋にカメラマン仕事なのだが、
普通と違うのは、迅速性が求められること。
ぱぱっと撮影して控え室に戻って写真を吸い上げて
セレクトして簡単に処理をして
サーバーにアップして、
その場で別のスタッフが発信。
また次の現場へ行って撮影して控え室に戻って写真を処理して上げて
また次の……を、休憩を随時はさみつつこなしていくので、
「撮った写真を10〜20分で吸い上げてセレクトして渡す」という
流れが求められるので、
そういう作業ができる人じゃないとつとまらないわけで
わたしに話が来たわけである。

だがしかし、そういう現場で処理する仕事ってもう何年もやってないので、
うちのMacBook Airは2010年製のめちゃロートルでメモリは2GB!
(引退状態だったのだ)
そこでiPad Pro + Lightroomでこなそうかと思ったのだが、
うちにあるiPad用SDカードリーダーをなぜか認識してくれない!
(原因不明)
かといって、この仕事のために機材を買うと赤字。

で、こんなアクロバティックな芸当に出たのでした。
現地のWi-Fi回線が順調……という前提で
MacBook Airは不要なものは全部削除してLightroom専用機状態にしておき

1)撮った写真はMacBook AirのLightroomで吸い上げる。
(必要な画像サイズは比較的小さいので、サイズをひとつ落としてJPEGで撮影しておく。デュアルスロット機なので、2つめのスロットには、念のためにRAWデータで記録しておく。これがあればなんかあったときに対応できる)
2)Lightroomに吸い上げた写真は、自動的にクラウドに同期される。
3)iPad ProのLightroomで写真のセレクトやレタッチを行う
(その方が早いし、ディスプレイも信用できるので)
4)Lightroomから直接サーバーに書き出す
(この作業はiOSの方が速い。AdobeCloudさんががんばってくれるので)

というワークフローに。
Wi-Fi回線が重いときは焦ったけど、
ロートルマシンでもなんとかなるもんですな。

で、無事2日間の苛酷なミッションも終了。
裏方カメラマン仕事で体力勝負なところもあって疲れましたわ。

iPad版Lightroomってこういう現場だと活躍してくれてよいですな。

あとは「Lightroomで行ったミッションが終わったらそのライブラリをLightroom Classic用に変換して、終了後はClassicのライブラリとして管理する」ことが簡単にできるよう、Adobeさんにがんばっていただきたいと思う次第。
現地ではLightroomでクラウドを駆使し、終わったらClassicでローカルのライブラリとして残しておく、というワークフローってニーズあると思うのだけどなあ。

ぜんぶLightroomで、と思うと、クラウドストレージがいくらあっても足りないもの。





2018/02/17

Lightroom Classic CCの新機能がうれしい

Lightroom Classic CCに待望の新機能がついた。
それは「フォルダ検索」。


Lightroom Classicってフォルダ単位でカタログに登録するわけですよ。
そうすると、どのボリュームに入ってるどのフォルダかってのが表示される。
この、「階層型フォルダ」構造をそのままひきずって写真を管理するってのが
気に入らない点ではあるのだけど、
まあそれもできるようにいつも「日付+トピックス(どこでなにを)」というフォルダ名にしてるので、
フォルダ名で検索できると写真を格段に探しやすくなるのだ。
これ、欲しかった。

いやあ、もうLightroom CCメインで、Classicの方はメンテナンスモードかと思ってたのだが
これをやってくれるならもうちょっと使える。

さらにいえば、カタログ串刺し検索機能とかカタログマネージャーも欲しいとこなんだが
どうなんでしょうねえ。

さらにいえば、UIを整理して欲しいのだがそれは難しいかねえ。


ITMediaにOPPOのR11sのカメラレビューを書く。



2017/10/19

Lightroom がClassic CCに、Lightroom mobileがCCに

ITMediaにhuawei P10のカメラの記事を書いてメール。
ascii.jpに猫連載を書いてメール。

Lightroom mobileがLightroom CCになり、
デスクトップ用のLightroomもLightroom CCになり
どちらもクラウドに写真を置いてそれを編集するアプリになり
今までのローカルベースのアプリは
Lightroom Classic CC
となり、
うちのMacにはLightroom CCとLightroom Classic CCの両方が鎮座することになって
ややこしいことこのうえない。

パソコンは使わず、iPhoneやiPadで現像+編集を行う人が増えてきたという
時代にともなっての進化なのはわかるし、
クラウドにデータを置いておけば
いつでもどこでもパソコンからでもモバイル機器からでも使える良さはわかるのだが、
クラウドとローカルにライブラリとアプリが分断されるのは甚だ管理上よくない。
全部クラウドに入れるには何TBも必要だし、そうすると月々の支払額がぐわんとでかくなる。
一番安いフォトグラフィプランだと20GBしかもらえないし。


5TBで約6,500円か。
まあ、iCloudとdropboxとevernoteに払ってる分を捨てればなんとかなるが
捨てる気はないし。


今回、2つのアプリにLightroomって名前をつけたってことは
最終的には統合させる予定があるんじゃないかと思うのである。
その割に、Lightroom Classicはレガシー扱いなんだけど


ローカルにライブラリを持ちつつ、必要なモノだけクラウドにあげて
クラウドでいじった写真は自動的にローカルにあるのと同期する、的な。
あるいは逆。そういう風にならんもんかねえ。

ネックとなるのは、Lightroom Classic CCの方は複数のカタログファイルを使えることか。
うちはすでに目的別撮影時期別などで数10個のカタログがあるから。
どっかで、複数のカタログを串刺しできるカタログマネージャー的なものが必要になり、そこから「どのカタログのどの画像がクラウドにあるか」がきちんと継承され、
出先でクラウドに写真をあげるときもローカルのどのカタログにその画像が同期されるかがちゃんとわかりやすく指定できるようになれば。

Lightroomのキモは個々の編集機能よりも
カタログを使った写真の管理(特にどの写真を採用してどれをボツにしてって作業が大事)と、いったりきたりしながら恣意的に現像できる点にあるわけで、
たとえば、10枚使うとき、バランスを考えてこれはトリミングして被写体を大きくしよう、これは惹いたままにしよう、あるいはこの写真は大きく使うからこれでいいけど、これは小さいから被写体がはっきりわかるような編集にしよう、これは……ってな感じで全体を見ながらいじるので、
1枚1枚独立して仕上げるのに向いたPhotoshopとは用途がまったく違うのだ。
Lightroom CCでそれがどのくらい使えるのか、
何10万枚となったとき対応できるのか。
である。

Apertureはその辺が優れていたのだよなあ←終わったソフトのこといってもしょうがないが。

なんとも、新たな過渡期がやってきたって感じだ。

ローカルからクラウドへ、パソコンからiPhoneやiPadへという2つの流れが同時に来てて
それに対応するべくAdobeは第一歩を踏み出したんだけど、
ローカルで作業してた人たちの数10万枚に上る画像たちをうまく救ってくれるところに
着地してくれることを祈る次第である。
あと数年はバタバタしそうである。



2016/08/18

Aperture復活しないかねえ←まだいってる

ascii.jpに猫連載を書いてメール。
またもやsd Quattroで猫を撮る話。
この夏はデジカメの新製品が少なくてけっこう寂しいので
(熊本の大地震の影響ですな)
sd Quattro推しで。


で、だな、Lightroomうざい。

sd QuattroでのRAWデータって
LightroomもAperture(要するにMacOS)も対応してないので
純正の現像ソフトで現像するしかないのである。

でもシグマのRAW現像は重いので(元のRAWデータが複雑なのだろう)
RAW+JPEGで撮っておき、
JPEG画像をざっと見て、フォーカスやブレをチェックし、
使う写真をセレクトしてから、ピンポイントでちゃんと現像かけたい。

で、JPEGでのセレクト処理をLightroomでやろうと思い、
読み込んだフォルダごとLightroomに放り込んだのである。

そしたら、RAWが対応してないからといって、全部はねやがったのだ。

わたしとしては
・フォルダにはRAWとJPEGがはいってる
・LightroomはこのRAWには非対応
・RAWは非対応だからJPEGの方を読み込んでくれる
という動作を期待したのであるが、RAWが非対応だからとJPEGの方まで無視されたのである。
がーん。なんてこった。

ちなみにLightroomには「RAWとJPEGが並んでいたとき」、
それぞれを別の画像として読み込むか、RAWだけ読み込むかという設定がある。

これをオンにすると、「JPEGとRAW」を別の写真として読み込む。
それやると、同じサムネイルが2つずつ並ぶので
めちゃくちゃうっとうしい。



だからオフにしてたのだ。

この仕様、頭悪いよなと前から思ってるのである。
たとえば「RAW+JPEG」に設定したカメラで、
思い切りデジタルフィルタかけた写真を撮ったとしよう。
そうすると「RAWにはフィルタかかってない生のデータ」が、
JPEGには「フィルタかかった派手な画像」が記録されるのである。
これをLightroomで読み込んだら、
・RAWだけを読み込む設定→せっかくのJPEGが無視される
・RAWとJPEGを別物として扱う→JPEGとRAWが並ぶのでフィルタかかったJPEG画像は活きてるが、それ以外の全写真がずらずらと2つずつ並ぶことになってうざい
のである。

あほかと思うわけである。
理屈としては「物理的に別のファイルだから別に扱う」ってのはわかるが、
ユーザーとしては「ファイルは違っても同じ写真の別バージョン」なのだ。
そういう感覚が足りないのだよなあ。
Lightroomは、以前よりはよくなってるけど、まだ理に勝ちすぎている。

Apertureだと「RAWとJPEGが並んでるとちゃんと同じ写真として解釈され、スタックしてくれる」のだ。で、どっちが優先されているか、バッヂでわかるのである。
どっちをオリジナルとして処理対象にするか、あとから選べるのである。
こっちがあるべき姿じゃないか?


これなら、sd Quattroのデータをフォルダごとツッコンデも、
JPEGの方だけ読み込んでくれる。

で、Apertureで写真をセレクトして、
RAW現像し直したい写真だけ、現像ソフトで現像するという処理を行った。
特に感度を上げてとったときの絵はRAWから現像しないとちょっとアレなのだ。

Apertureはもう「今は亡きソフト」なので今更どうこういってもしょうがないのであるし、現像処理についてはいまやLightroomが圧勝なのであるが、
こういうところの差は縮まってない。
Aperture復活しないかねえ。
「写真」アプリは、写真管理という面でまだまだダメダメだしなあ。



2015/08/04

LRに5万枚ほど登録してみた

今週金曜日は新宿で新潮講座「真夏の凹凸合戦」である。
まあわたしとスリバチ学会会長の皆川さんとゲストひとりが
決まったエリアについてそれぞれの視点から
あれこれプレゼンして楽しむという企画なのだが、
資料を作るにあたって、該当する場所の写真が欲しい。

大森・大井・池上あたりは何度も訪れているので写真はある。
HDDのどっかにある。いちいち探してたら日が暮れる。
ふだんはApertureにつっこんで探しやすくしてるのだが、
Apertureとはいえ全写真をいれる余裕はなく、
複数ライブラリに分散してるので長期にわたると探しづらい。

よし、それ用のLightroomカタログを作り、
フィールドワーク系の写真が入ったフォルダ(これはもうフォルダ名で推測する)だけを
ぐわっとまとめて突っ込んじゃえ、
と思ったのである。

でいろんなボリュームに分散した写真から該当しそうなものを
片っ端からLightroomのカタログに登録していったら
ぜんぶで5万枚ほどに。
わははは。

で、Lightroomは左のフォルダーパネルに登録したフォルダがずらっと昇順でソートして並ぶ。
わたしは写真はすべて「8桁」の撮影年月日を先頭にいれたフォルダ名にしてるので
ここを見れば撮影日順に並ぶから探しやすい……と思いきや、
甘かった。
このフォルダーパネル、ボリュームごとにリストアップされるのだ。
複数のボリュームにまたがってると、
分断されちゃうのである。
なんてこった。

まあいいや、フォルダ名は「撮影年月日+撮影場所」となってるので
撮影場所で検索すればリストアップは簡単にできるはず……
え、フォルダ名で絞り込む機能はないの?

うーむ。
まあとりあえず2000年から2015年までの
フィールドワーク系(古道とか神社仏閣とか自転車であれこれ散策したときとか)の
写真をまとめることができた。
いやあ、はからずも定点観測的になってる写真もあって面白い。

LRって写真をカタログに登録していくだけなので
こういうとき便利ではあるのだよな。

でもこれで1日つぶれてしもた(泣)。

Apertureに未来がないことがわかった現在、
LRをどう賢く自分のワークフローに組み込んでいくか、
実はまだまだ試行錯誤中であります。


2015/07/13

PSとLRの新機能「かすみの除去」は逆光対策に

先月だったか、Adobe CCが2015年版にメジャーアップデートかかりまして、
フォトグラフィプランにはいってるわたしもさっさとアップデートしたわけですよ。


まあいろいろと新機能がついたわけだけど、
おもしろいのが「de-haze」(Photoshopの方はこの表記のママ)、
あるいは「かすみの除去」(lightroomは日本語になってた)。

遠景がもやっとして霞んでたり、ガラス越しに撮ってもやってるときに
それをクッキリさせてくれる技。

たとえば、富士山。5月に富士吉田市で撮った富士山。
空に薄く雲がかかってたんだけど、この機能をかけてやるとこんな。


嘘くさいほど効果大。富士山がクッキリであります。
遠すぎて遠景がかすんでるときにいい。
使い方は簡単。たとえば逆光でコントラストが低下して白っぽくなっちゃった写真でも


「かすみの除去」をぐっとかけてやるだけ。

これ、「かすみの除去」というけど、
「逆光下でのコントラスト低下」対策にすごくいいのだ。
遠景でかすむのはしょうがないけど、
逆光下でのコントラスト低下は避けたい。
そんなときこれをかけてやると、コントラストがいい感じに復活するのだ。
それが上の例。
もうひとつ。

上の狐も下の光景もDMC-CM1の写真なんだけど、これ、レンズフードがついてないこともあって、
逆光に弱い。
でもこのフィルタをかけてやればキリッとしてくれるのだ。

上が元の写真。下が「かすみの除去」(+α)した写真。

思ったより使えそうだぞこれ、という感じで、
ああ、いつどうやってApertureからLightroomに本格移行しようか
未だに悩みつつ、
徐々に併用しております。

Apertureって大量に写真を突っ込んで整理するのにいいんだけど、
Lightroomってあまり大量に入れると管理がめんどくさそうなんだよな。
基本的に元写真の場所(フォルダ)を意識しなきゃな設計だから。

とりあえず、Adobeさん、
「Lightroom Catalog Manager」出してくれないかな。
複数のカタログをうまく管理して使い分けられるように
してもらえるとすごくうれしい。

とLightroomであれこれ遊んだあと、
家電批評の仕事をちょっとしてメールして
明日の準備して寝る。


2015/04/23

Lightroom CCでHDRしてみた

いやあ、すごいタイミングですな。
MacOS Xが10.10.3になり、
ストアからiPhotoとApertureがなくなったタイミングで
AdobeのLightroomがアップデートされてLightroom CCになったんである。

・CCが起動しない!

で、CCにアップデートして立ち上げようとしたら、起動しない!
焦りましたよあれは。対応策はこちらに。
【解決方法】Lightroom CCが起動しない!!! | Adobe Community
いったんログアウトして、ログインしなおして認証し直せばOkでした。
いやあまいった。

・ApertureからLightroomへ?

さてLightroomは
Apertureの人はさっさとこちらへいらっしゃいと手招きしております。
何しろ、デフォルトでプラグインがはいってるのだ。
ApertureやiPhotoからのライブラリインポートプラグイン!

おそろしや。
これを実行すると現在アクティブになったライブラリをチェックして(これに時間がかかる)、
その後
移行画面が出るけれども、そこで他のライブラリも指定できる。
「写真」アプリ移行とか「AppleWatch」とかいろいろやることあるので
こちらはもそっと落ち着いてからいずれ。

・個人的にはHDR機能が大きなトピックですよ

LR単体の機能では、GPUを利用したパフォーマンス向上とか、
やっと顔認識がついた、のもあるけど
個人的には、LR内でHDRやパノラマ合成が可能になったってのがでかい。
Photoshop起動しなくていいのだ。
しかも、RAW同士での合成もできるし、合成結果は自動的に「元画像があるフォルダにDNGで別途保存してくれる」ので、いちいちファイル名をつけて保存する手間もない。
これはLRの使い勝手をたもったまま使えて実に便利。
やってみた。思い切り露出をずらしつつ(実は設定間違えて露出をずらしすぎた)手持ちで撮った5枚の写真を合成してみるのである。
こんな感じで該当する写真を選んで「写真を統合」する。

でもって、HDRしたのをあれこれレタッチしてトリミングやら何やらの補正もかけて仕上げたのがこちら。


これはいい。
実はこれ、マスク機能も駆使して、曇天でもやっとしてた富士山を浮かび上がらせてみてる。
そもそも、現像関連の機能はずいぶんいいとこにいってたんだよな。
というわけで、Flickrにあげてみた。

ちなみにわたしはCCのフォトグラフィプランにはいっております。
今回のLRはパッケージ売りも残すらしいのでCCしたくない人はそちらを。

てなことをしつつ、
ascii.jpに猫連載を書いてメール。
日本カメラに依頼された作業をあれこれしてたら
AppleWatch出荷完了が来た!
明日はAppleWatch祭ですな。


2014/06/23

[発表会]AdobeがLINEを!←ちょっとちがう

フェルナンド・トレースの笑顔なきゴールと
クリスティアーノ・ロナウドの笑顔なきアシストを見て
ちょっと寝て起きて、
眠かったけど、
大崎にてアドビの報道向け新製品説明会に出席。

AdobeのCCシリーズは、今後、今までどおり随時アップデートしていくけど、
年に1回レベルで大きなアップデートを行って、
Photoshop CC(2014)のような表記になっていく予定なんだそうな。

ちなみにうちは、写真業界向けプログラム(名前が変わってフォトグラフィプランになったけど)に入っているので
Photoshop CCとPhotoshop CC(2014)の両方がはいってる。

全体は5部構成で、
概要→フォトグラフィワークフロー→モバイル&新ハードウエア→デザインワークフロー→Web制作ワードフロー
なんだが、必要なのは写真系だけなので
フォトグラフィものと新ハードだけを聞いて退出。

注目は新ハードウエアである、アドビインク(って書くと、Adobe Inc.みたいだけど、違います、Adobe Inkです)とアドビスライド(まあ、定規です)。
発売がちょっと遅いのが残念だけど、これがなかなかいい。
早く使ってみたいぞ(米国ではもう売ってるようだし)。




実は今回、Photoshop MIXやAdobe LineなどiPad用の新アプリがけっこう出てて、
Adobeはけっこう本気で、モバイルデバイスとデスクトップの連携に乗り出してる感じ。

特にLineに注目。
画面に定規を当てて正確な図をさっと描けるアプリで
個人的には、ラフな図版を作るのに便利そうなのだ。
カメラの仕組みについてラフを描くときとか、
ああ、あのときこれがあればもっと楽だったのに、と。
左手で定規を表示させて右手で描くというスタイル。
定規のライン(直線の他、図形や雲形定規などがある)に自動的に合わせてくれる。
で、画面上の定規は左手の二本指でコントロールするんだけど、
赤い2つの三重丸とその上下のグレーのラインが定規。
Adobe Slide(裏に2つの接点があって、そこが2本指の役割をする)を使えば、それが物理的な定規になるわけだ。

AdobeのiPad用アプリには要注目であります。

ちなみにペン(Adobe Ink)はJot touchシリーズで有名なAdonit社と共同開発もの。
Adonitの最新作、Jot Touch with PixelPointはAdobe CC対応で中味はほぼ同じなので、
筆圧感知のペンをすぐ味わいたいならこちらを。

帰途、渋谷で乗り換えるのイヤなので原宿に出て、そこから千代田線、と思ったのだが、晴れ間が見えたので、小田急の代々木八幡駅まで、代々木公園をつっきって歩くことにする。

代々木公園って何度もいってるけど、そういえば日本航空発始之地碑を見るのははじめてだったりする。ああ、ここにあったのかと。


帰宅後、先週末に上げた原稿の書き直しがはいったのでそっちに従事。