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2023/10/14

1014:サッカー観戦の日

妻に誘われて等々力陸上競技場へ「.WEリーグカップ決勝」を観に行く。

サンフレッチェ広島レジーナが決勝戦に出るからだ。

WEリーグになってから女子サッカー観戦ははじめてなのでちょっと楽しい。

武蔵中原駅から作例を撮りつつ歩き、スタジアムへ。


等々力陸上競技場へ行くときはいつも「アウェイ側」なので、

メインスタンドのホーム寄りから見るのははじめて。

観客席の向こうに武蔵小杉のタワマン群が見えるのが面白い。


入場時にもらったメンバー表に不思議な折り目がついてる。

応援するチームが見えるように折ると、

ハリセンのできあがり。叩くといい音がする。応援に使うのだ。




これはよくできてる。

で、広島の方がいいサッカーをしてて、特に8番と11番が良かったのだけど、

ゴール前までいくもののいい形でのシュートになかなか持ち込めず

なんと0-0で延長戦で決着付かずにPK戦。

写真は新潟の4人目がバーに当ててしまった広島の優勝が決定した瞬間の絵。


かくしてなんとか優勝したのだった。


観客は6,000人超え。良かった良かった。

無事、夜景作例も撮れたし。

なお、今回はiPhone 15 Pro Maxしか持っていかなかったので

ここにある写真も全部iPhone 15 Pro Maxで撮ったもの。

5xの望遠カメラは優秀だわ。

書きかけの原稿を仕上げたかったけど、明日は早朝から「まいまい東京」なので無理せず寝る。



2023/07/31

0731:ワールドカップの日

 


うちのiPhoneにXが3つあった。

まあもうEXILIM CONNECTは使ってないんだけど。


午後は女子ワールドカップ 日本vsスペイン。

いやあ、すごい試合でありました。

男子ワールドカップの日本vsスペインを、めっちゃ極端にしたような内容で。

スペインの選手はみなものすごく上手くて、ボールはすぐ奪われるし、スペースをうまく使ってパス回しされると全然取れないし、もうそれはわかってるのでとにかくサイドからいいセンタリングを上げさせない(それやられると身長が高いスペインの方が強い)、ゴール前では人数かけて守る(PA内での細かいパス回しはどこかで身体を張って止める)という体勢で

奪ってからの速い攻撃に賭ける、という戦いだったのだけど、

そのカウンターの精度がものすごく高くて、こんなにシュートが上手い日本代表って見たことないというレベルでシュート3本で3点。

速いシュートをいいコースにきっちり打てるってすごいわ。

スペインもそら焦る。

今年のJ1ってボールポゼッションするクラブ(マリノスやフロンターレ)か、

ポゼッションは無視して前線の強さでカウンターで点を取って失点を抑えて勝つ

クラブ(ヴィッセルとグランパス)か、って様相を呈してて

ヴィッセルが首位で、マリノスが2位で、ボールポゼッション率が一番低いグランパスが3位という面白いことになってるのだけど(ヴィッセル神戸には大迫が、名古屋グランパスにはユンカーがいるってのが強み)、それを極端にしたようなサッカーをワールドカップで、

しかも4-0という大差で勝っちゃうのだからわけわからんわ。

日本は先発を5人入れ替えてたのにスペインはほぼベストメンバーだったというし。

面白いもんである。そして日本代表だけがグループリーグ無失点なのだった。


2022/12/01

1201:日本vsスペイン!

日本vsスペイン戦をAbema TVで。

何しろ本田さん解説だから。

スタジオには影山優佳がいるし。

ワールドカップ前は、サッカークラスタとアイドルクラスタでメジャーなアイドルだったのだけど(わたしはアイドルには興味ないけど、サッカークラスタなので知ってたのだ)、

これで全国民にそのユニークな存在を知られましたな。

何しろ、ガチなマニアで、それも戦術系なのが面白い。

で、試合。

勝ちました。1位抜け。あおりをくったドイツは2大会連続のグループステージ敗退。

おそろしいわワールドカップ


今日の試合は最初から3バックで左サイドは谷口。これがいい。

遠藤が出られないのはヤバいなあと思いつつも、

スペインはドイツほど力で押してこないのと、

先制点を取って今日はこのままいけそうと思ったのか、

なんとか前半は守り切る。

で、勝ちに行かねばならない日本は後半早々でカードを切るわけである。

動きが速くていいよねえ。

で、だな、前半、前田が前線からGKにプレッシャーをかけたとき

スペインのGKはリスクを嫌って大きく蹴ったりせず、

前田を交わして味方のDFにつなぐ選択肢をとった。

このあたりで、何度も繰り返せばどっかで奪えるに違いないと思ったんじゃないかなあ。

スペインはもう勝った気になってたのか前半の終わりくらいからちょっと緩んでたので

で、堂安と三笘が入ってきて、一気にぐわっとしったところで堂安。

堂安すごいな。ああいう1回のチャンスにきっちり集中してベストなシュート蹴れるって

今までの日本にあまりいなかったタイプなんじゃないかと思う。メンタル強い。

「三笘の1mm」も、1mm間に合ったことよりも、ほぼゴールラインを割ってるとこからきっちり完璧にゴール前に折り返したのがすごい。

普通は当てるのがせいいっぱいでサイドネットかポストに当てちゃうとこじゃん。

いやあ面白かった。

逆転しちゃえばあとはもう守るだけ。

意思統一ができてればそうそう点は取られない。

にしても、

今まで決定力のなさを嘆いてきた国がわずかなチャンスを2回も決め、

今まで逆転勝ちすることなんてまず無かった国が2回も勝つって

すごいわ。

技術はある程度あるのであとは意思統一や戦術やメンタルの問題なんだろなあ。

普通に考えて、ドイツとスペインに勝ってコスタリカに負ける国とかあり得ないもの。

というわけで面白かったー。

次はクロアチア戦。

前回のベスト16では、リードしたあとの意思統一が甘くてやられた。

今回はクロアチア相手にどこまで食いつけるか。

めちゃ楽しみ。

今回のワールドカップは

・全試合Abemaで中継してくれたおかげで、観たい試合はリアルタイムで、観られなかった試合はあとからいつでも観られるという新しい視聴体験をもたらした

・ドイツとスペインに勝ってコスタリカに負けるという謎の島国があらわれ、

・今までアイドルクラスタとサッカークラスタにしか知られてなかった影山優佳という逸材を全国民に見つかった

という3点が今のところのミソですな


2022/11/23

1123:日本vsドイツの日

日本vsドイツ。

本田圭祐が解説するというのでABEMAを選択。

本田圭祐と槇野のコンビはなかなかいい。

で、前半はなんとかPKだけで頑張る。

あのPKのシーンの時だけは完全にフリーで入られたからねえ。

本田はスリーバックにすべきといってたのだが、

後半、ほんとにスリーバックにして選手を少しずつ入れ替えていき、

三笘をウイングバックで使うのはもったいない、といいつつ、

でもだからこそ、常時前の方で張るのではなく、

イケそうなときだけすすーっと顔を出して仕事をするという

結果良し。ドイツの右サイドのDFはイマイチだったし(と本田さんも何度もいってた)

2-1とリードしたあとの三笘の守備も飛び込まず離れすぎず、

相手が何をしてくるかじっと観察しながら対応してて三笘らしい守備だったなと。

ともあれ、良かった。

後半は特に、日本代表に今までみたことないような集中力を感じたもんな。

めでたい。


でもまあ

日本代表のことなので、コスタリカ戦では点を取れなくて0-0で引分け、

ドイツもスペイン相手にがんばって引き分けて

最終節、となりそうな気がする。

2022/10/22

1022:国立競技場でのサッカー観戦は予想以上でありました

ルヴァンカップ決勝はサンフレッチェ広島vsセレッソ大阪。

国立競技場は内覧時にはいったキリで観戦したことはなかったので

妻にくっついてサンフレッチェ広島の応援に。

バックスタンド3階席の上の方だったけど、

いい角度でフィールドを見渡せて良かったわ。


旧国立競技場ほどの開放感はないけど(あれはめちゃ開放されてたからな)、高くから見下ろせるし、日産スタジアムほど遠くて低くて凶悪でもないのだ。陸上競技場としてはかなり良い方だと思う。専用球技場が一番いいんだけど、そうなるという話はいつの間にか立ち消えたようでなにやってんだか。

3階席はけっこう傾斜もあったしな。3階席の一番前あたりはいいかも。


ただ、座席の奥行きが狭くて行き来しづらい(これはまいった)

客席への入口が細かく決められてて観客席へ行ってから左右の移動ができない

普通のスタジアムとしては普通にいいけど、ナショナルスタジアムならもうちょっと何か欲しいなとは思う(まあ、バックスタンド3階席というかなり辺鄙な場所なのであるが)

2年前に完成した最新のスタジアムです感がないのだ。

今更だけど、ザハのスタジアムが見たかったな。

男子トイレ大行列。

売店はやっぱ少なめでしかも「現金のみ」。SuicaもPayPayも使えません。なんと!


駅からの動線は旧国立競技場時より整理されてて普通によし(行きは外苑前から、帰りは千駄ヶ谷へと行き帰りで別の動線を使ってみた)。

で、肝心の試合なのだけど、実はVARが導入されてからの初観戦で。

テレビで見慣れてるので「あ、VARはいってるな」ってのはわかるのだけど、テレビと違ってリプレイながしまくってくれるわけじゃないので「VARだ……どうなるかな、わくわく」って感じがいい。


さて、ミスで生成されたサンフレッチェ広島であるが、

流れ的に終盤にサンフレッチェ広島が追いついて延長戦突入か?

と思う。流れは大事。

でもなかなか追いつけず、

アディショナルタイムにPK!←これ、VARがはいってオンスクリーンレビューになってめちゃどきどきしたわ。

そのあと、さらにCKから逆転!←この瞬間は見逃さなかった。遠かったけどうまく足を出したのがわかった。

よかったよかった。優勝おめでとう。

勝利の瞬間!


ってんで、誰もいない階段を降りて外へ出る。外階段はみんな使ってるけど内階段はほぼ無人だったのだ。おもしろいもんである。

内階段を使うと、他のフロアも覗けて楽しいのである。

内階段はなぜか誰もいない。

そして夕日を浴びたスタジアムを見つつ駅へ。


おめでとう、ってんで、

夜、ascii.jpに猫連載を書いてメールして寝る。



2022/06/07

0606:日本代表vsブラジル 雑感

そういえば今年は日韓ワールドカップ開催からちょうど20年なんだよなあ。

ワールドカップの年に生まれた人が今20歳。

もう大昔のことなのであるな。

6月4日の日本vsベルギー戦、埼玉スタジアムまで観に行ったものな。

ブルーインパルスが飛んでくるの知らなかったのでこれ1枚しか撮れてない。

当時のコンデジは連続撮影苦手だったのだ。

ブルーインパルスがきたー


そして試合開始。ぶっちゃけ、稲本の2点目は認められるべきだったんじゃないかと今でも思ってる。でもファールがあったってことで、2-2の引分け。
この頃のベルギーは今ほど強くなかったのだった。

さて、今日の日本vsブラジル。

ブラジルが強いのはまあ分かってたけど、中盤でボール持ったとき、
必ずふたりがサポートにいってて、常にトライアングルをちゃんと作ってたのがすごい。
だからボール保持者にプレスにいっても、誰かがフリーでいるのでかわされる。

逆に日本はボール保持者へのサポートが遅いのでひとりでもっていくかがんばってキープしなきゃいけなくなり、次の一手が遅れる。

ブラジルエラい。

長友の右サイドバックよかった。
本番は、左から伊藤洋輝・吉田・冨安・長友でいいんじゃないか。
伊藤の守備力(何しろ自チームではセンターバックだし)とキック力は捨てがたい。
あるいは
伊藤・吉田・板倉・冨安で冨安を右サイドバックにすれば
CBできる人材でDFラインを埋められるので相手のサイド攻撃を抑えるにもいいんじゃないかと思う。

日本の攻撃は上田のワントップ観たかった。
鎌田がサポートに入れば上田も生きるんじゃなかろうか。
で、左は三笘で右は伊藤純也。でもここは柔軟にあれこれ後退するのを前提で。

まあ、あの微妙なPKがなければ……だけど、
長く0-0で引っ張れたおかげで、ブラジルも本気で点を取りに行かねばならず
(ブラジル的には前半のうちに2-0くらいにして後半は流したり試したりしたかったんだろうけどそれをさせなかった)
経験値を上げられてよかったと思う。

問題は攻撃時のオフザボールの動きだよなあ。ブラジルとの違いはそこかと思う。


2019/06/25

コパアメリカとACLの日

コパアメリカのために早起きしてしまう。
やばい。寝不足。

日本vsエクアドル。

うーーー。
久保が真ん中にはいったことで、
川島-富安-柴崎-久保とセンターラインが安定したので面白いことになったのだけど、
中島はきっと今までの相手なら抜けてたタイミングでも止められるって感じだったのかな、今大会は(何しろ、ブラジル相手にいつも戦ってる南米が相手だし)。
ただ、両サイドバックが守備に追われてて連動した飛び出しがあまり観られなくて、
その分両サイドハーフが自分で突破しなきゃ行けない感じになったのがきつかった。
最後の中島のシュートはいったと思ったけどなあ(久保が最終的に押し込んだけどオフサイドになったやつ)。
ともあれ、グループステージ突破できなくて残念。


そうだ、E-M1 IIのファームアップがきてたんだった。
そろそろアップデートしよう、
OM-Dってケーブル繋いでパソコンからアップデートしなきゃいけないんだよな
ケーブルさがさなきゃ、
がさごそがさごそ
ああ、みつからねー、最近使ってなかったからなあー
……ってとこで思い出した
E-M1 IIの端子って独自のヤツじゃなくてUSB-Cになってたんじゃん、
USB-Cなら手元に何本も転がってるじゃん、
というわけで無事ファームウェアがバージョン3.0へ。
新しいアートフィルターとか
AFまわりの改良とか
いくつかの機能追加とか
いろいろと良くなってるようなのでありがたい。

夜はACL。
広島vs鹿島
ああ、広島のGKがふたりやらかしたのはまあおいとくとして、
あの広島のゴールは認めるべきだと思うのだが、
Jリーグジャッジリプレイで取り上げてくれないかなあ←Jリーグの試合じゃないから無理か。。。

つい昼寝しちゃって夜起きちゃって
朝までかけて、
ITMediaにAQUOS R3のカメラレビューを書いてメールする。
これ、なかなか面白い。
誰かにカメラがきれいで簡単に使えるAndroid機が欲しいといわれたら勧めるかも。



2019/05/17

名古屋グランパスvs川崎フロンターレの名勝負

朝、土曜日(明日やないか)の取材の打合せ。
早朝からバスに拉致されて富士山へ行くのである。

ちょっと山王日枝神社で撮影して
いったん帰宅。

夕方から等々力……川崎市側の等々力へ。
古道散歩とかフィールドワークではなく
(といいつつ中原街道を楽しんだりしたのだが)



目的はサッカー観戦。
平日夜の開催なのにほぼ満員(24,000人以上はいってた)。
名古屋グランパスvs川崎フロンターレ

等々力陸上競技場へグランパスの応援にくるのは……もう何回目になるか。
実はここで観戦したとき、グランパスは全部負けてるのである。
最初は1995年のヴェルディ川崎戦。
ヴェンゲル監督の時代ですな。
その後はフロンターレ戦なんだけど、
なんというかここでフロンターレに勝てる気がしない。

だがしかし、
今年のグランパスは違うのであった。
1-0でリード!
しかも守備がしっかりしてて点取られる気がしない。
追加点とればなんとか……
だがしかし、
1点とられて引分け。
レベルの高い試合だったし、
負けはしなかったのでよしとするか。

というわけで。
恒例のスタジアムシータZ。

等々力陸上競技場でスタジアムシータZ! ここに観に来て勝ったことないんだよなあ。 今日こそは! #スタジアムシータ #等々力陸上競技場 #名古屋グランパス #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA





2019/04/28

Jリーグを楽しむ日

昨日の搬入で疲れたので
今日は自宅で、サンフレッチェvsグランパスなどを観戦しつつ休む。

この試合の前に、ヴィッセル神戸の試合を前半だけ観戦したのだけど、
サンフレッチェvsグランパスをみるたびに
神戸に足りないとこが見えてきて面白いわ。

何しろこの試合、レベルが高い。
どっちも攻撃と守備のメリハリが効いてるし、
たとえばグランパスの場合、
パスを出した人はちゃんと次のポジションへ動くし、
誰かが後ろから前に出れば他の人がサポートに入るし
誰かがボールを持てばひとりがそのフォローに行き、
周りの人間はボールを受け取れるポジションに動く。
時にはCBまでPA内に飛び出ていく。
(そのときはたいてい米本が下がってそこを埋めている)

選手がよく動くので、
唯一の得点となったシーンも、
右サイドの前田がボールを出し、そのあと、左サイドの和泉が真ん中に入っていくのを見て、前田が左サイドを埋めに走り、そこにこぼれたボールを埋めたという次第。

いやあいい試合でした。どっちもよく動くので点は入らないけど面白い。

で、ヴィッセル神戸の場合、
イニエスタがボールを持ったら、周りがイニエスタに頼ってしまって
近くへフォローへ行く人も、パスコースを作るために動く人もいない。
パスをもらってもイニエスタにパスを出したらそれをおいかけて
前に出てく人もいないし、自分のポジションを出て流動的に動く人もいない。
うーむ。あれではつらかろう。

なんてことを思いつつ、
サンフレッチェとグランパスがいい試合をして
グランパスが2位に浮上したので
ヴィッセルやサガンの心配をする余裕まであるのであった。


2018/07/15

ああクロアチア、残念であった

朝から池袋で人物作例撮り。
休み休み撮ったけど、暑くてやばい。
なんも集中できん。

午後は別のところにちょいと行きたかったのだが、
こりゃ、人が歩き回る気温ではないですな、ってことで
予定変更して、
ちょいと電車連写作例だけ撮って帰宅。

夜はもちろんワールドカップ決勝。
昨夜のベルギーはよかったしな。

今夜は満身創痍のクロアチアに期待、なるも、
あのPKはとっちゃいかんだろー。
確かに手には当たってるけど、
・故意に手に当てに行ったっぽくはないし、手が身体から大きく離れていたわけじゃない
・ゴールに向かって飛んでいたボールを止めたわけじゃない
・手に当たったことでクロアチアが有利になったかというとそこまででもない
感じだし。
VARはいい制度だと思う。ファールの見逃しは減らせるし、
ビデオ判定で結果が出れば選手も観客も納得するだろうし、
ただ、最終的な判断は主審の裁量に任されてるわけで、
「確かに厳密にいえばファールだけど、これはとらなくてもOk」って判断もしてほしいなあと思う次第。

1-1まではよかったけど、あのPKでクロアチアは疲れを隠せなくなった感じ。

個人的には今回のワールドカップ
優勝:クロアチア 準優勝:ベルギー
ってことで終わりました←をい
モドリッチMVPは納得。

今回は論理的な守備に加えて
ハリルホジッチが言っていたような、デュエル+縦に速い攻撃
が「自分たちのサッカー」に拘泥したドイツやスペイン
「エースに頼らざるをえなかった」ポルトガルやアルゼンチンやウルグアイを
撃破した大会で
それに「プラスアルファ」を持っていたチームが見てて面白くて、
クロアチアにはモドリッチがいたのであった。

にしても思ってたより面白かったわ、今回のワールドカップ。
久々に世界のサッカーを楽しませていただきました。


2018/07/07

水害とオウムとワールドカップ

ここんとこ忙しくしてたので
天気も悪いのをいいことに
休息日。

でもトリセツにQi対応モバイルバッテリーの話は書く。

西日本大豪雨で大水害でびつくりする。
範囲が広くてしかも瀬戸内中心でひとつひとつの被害がでかい。
あの辺、山と海の間の平地が狭いので何かあると交通が分断されそうで。

地震や台風といって大ネタじゃなくても、
水害は起きるのだおそろしや。

みなさん無事でありますように。

そういえば地下鉄テロ事件(いわゆる地下鉄サリン事件)の首謀者と幹部数名の死刑が執行されたそうで。


90年代初頭だったか、美人信者が多いおもしろ新興宗教として
消費したメディアや、面白がって当時の資料(秋葉原でもらったり、郵便受けに放り込まれてた)をとっておいたあの時代、
サリンが撒かれたときは、テレビでニュースを見ながらその非現実感に呆然としてしまったのでした。


テレビ番組は見てないので知らなかったけど、今回の死刑報道もひどかったようで。
当時から何も変わってないのだなあ。

夜はワールドカップ。
イングランドvsスウェーデンはイングランド。
もうアレですよ。イングランドは速い!

続いて、もうロシアvsクロアチアが予想以上に壮絶で、
自力はクロアチアが上なんだけど
ロシアの「縦に速い走りまくるサッカー」がけっこう奏功してて
にしてもだな、
延長線で1点ずつ取り合うとか、びっくりだわ。

クロアチア、勝つには買ったけど満身創痍すぎで
大丈夫か準決勝。

個人的には
ベルギーvsクロアチア
のどっちが勝っても初優勝な決勝戦
をみたいんだが。

2018/07/06

新潮講座の日

延々と新潮講座用のプレゼン資料を作る。

構成はできあがって
あとは写真を選んではっつけるのみ、
ってとこまでいったものの、
写真セレクトにけっこう時間がかかってギリギリに。

いやはや。

なんとか遅れずに矢来町の新潮講座の教室に辿り着き、
現地でちょこちょこと微調整したものの、プレゼン完成。
ただ、
最後のページでミスったー(泣)。
予定通りに写真が出たり引っ込んだりしてくれなかったー(泣)。
今度からはちゃんとやります。

シメがあまくて申し訳ありませんでした>参加者の方々

ともあれ、
なんとか、
皆川さんとわたしの凹凹合戦、楽しく終了。

古墳と鎌倉街道や古代東海道の関係について好きなこと行ってきました。
皆川さんとふたりで
「古墳は目印になるし、道路を作るとき意識してますよねえ」ってことで。

例によって、
iMacを使ってKeynoteでプレゼン資料を作り、
iCloud経由でiPad Pro(9.7の方ですが)にもっていき
現地では
HDMI変換アダプタ経由でプロジェクターにつなぎ、
Apple Pencilを駆使してしゃべる、と。


終わったら軽く打ち上げ。

帰宅したらワールドカップ1試合目が終わりかけてて
フランスが勝利。
カバーニがいないのがつらかった。エースに頼る国はこれがきつい。
カバーニとスアレスのふたりがいたから相手のマークも分散して勝ててたのだ。

ブラジルvsベルギーは
モダンなサッカーのベルギーvs伝統的なブラジル
モダンなサッカーの勝ちってとこでしょか。
論理的な守備からの縦に速い攻撃。
それが今年のワールドカップ。

2018/07/03

【W杯】ああ守り切って欲しかった

ascii.jpに
RX100M6とTX2の比較検証記事頼まれてたので
なんとか書く。

さて、日本vsベルギー。
壮絶な、ベルギーはめちゃ強いってことを
実感させられた試合だったわ。


最初の数分で「ベルギーめちゃ強い」のを実感させられる。
いやあ、高くて速くて強いわ。

でも、デュアル&縦に速いサッカー(どっかで聞いたことあるフレーズ!)
ができてる日本は
原口のすごいシュートで先制するのであった。
さらに、
乾がまたいいミドルを決めて2-0となるのであった。

問題はそのあと。
点を取ったらすぐ取り返されてわたわたする悪い癖はでなかったようで
なんとか10分持ちこたえた。

運悪く、
あれがはいるかよ、ってヘディングで1点返された。
この時点で残り20分。

ここ、ワールドカップに慣れてる国だったら
何が何でも1点を守りに行く戦略に切り替えるべきで
そういう選手交代をさっとしてた気がする。
右サイドに本田をいれてできるだけキープさせるのも手だし。

確かにベルギーは高くて速くて強くて
とにかくめちゃ強い国だったが
相手がめちゃ強いからといって負けていいわけじゃないのが
「トーナメント戦」で
リードしたなら石にかじりついてでも守り切る、
残り時間が減ると相手にプレッシャーがかかり
いくら強いチームでも精度が落ちたり判断ミスをしたりするわけで
そこをついて逃げ切るのが鉄則でしょう。
ベルギーも途中までそんな感じだったし。

確かに今回の日本代表は今までよりデュエルしてたし
選手も慌てなくてよかったけど、

結局、
「相手の選手交代を機に25分で3点取られて負けた」ってのは
もうどうしようもない事実で(そこだけ見ると、今までの日本代表とかわらん)。

日本とベルギーの実力差を考えれば
2-0になった時点で3点目を取ることより
いかに相手に点を取らせないかに集中してもよかったかと思う次第。

試合を観てるときや見た直後は
めちゃ白熱した試合で楽しめたけど、
試合後にゆっくり反芻すると
そういう結論になるのであった。

本田の最後のCKも、あれは本田のCKが悪かったというより
(90分で決められるなら決めたかったろう)
CK後のリスクマネジメントが甘かった
(ベルギーはその前のCKでも高速カウンター狙ってたのに)
のがまずかったと思う。

このとき、欧州や中南米の「強豪じゃない国々」だったら
相手との実力差を考えて
最後のCKはまともに蹴らずに延長戦に持ち込んで
粘って粘ってPK戦までもっていく、
ん切り替えるんだろうけど、日本代表の疲れ具合などを見てると
最後のCKで点を取れるならとりたい、延長線までいくとヤバい
と考えてもむべなるかな。

なんて考えると、
あれは勝てた試合……というより
どんなに実力差があったとしても
90分で逃げ切らなきゃいけなかった試合
だったよなあと。
何しろ、実力が上の相手にワールドカップの決勝トーナメントで
2点先制するなんて行幸、滅多にないっすよ。
あれは生かさないと。

2ヶ月前のあの協会のグダグダっぷりからすれば
今回の結果はデキスギともいえるわけで、
そういう意味では、お疲れ様でした、よくやった、とねぎらいたい感じではあるんだが。

それはそれとして、
タラレバはいっぱいあるけれども
相手との実力差がどれだけあったとしても
いや、実力差があればあるほど
何が何でも先制したら勝ちきらなきゃいけないのが
ワールドカップの決勝トーナメントで、
その辺、予選で過酷な試合を繰り返して生き残ってきた
欧州や中南米の「強豪じゃない国々」はそういうのが身に染みついてるんだよな
と、ウルグアイやスウェーデンの戦いを観てると思うのである。

日本も今回はポーランド戦のアレといい
「生き残る戦い」、つまり「理想的なサッカーよりリアリズムのサッカー」を
なんとかできそうだったわけで、
それを考えるとよけい惜しい。

いい試合だったことは確かだし、日本代表の頑張りを否定する気はないけど、
「実力とは関係なく勝てそうなときは勝ちきるしたたかさ」
ポーランド戦でうまいこといわれた
「逃げ恥ジャパン」の本領発揮すべきときだったのに、と
思う次第。
ああくやしい。

日本にとってのリアリズムのサッカーって
アジアでは「強豪国としてボールをポゼッションしつつ戦い」、
ワールドカップでは「弱小国として戦略と逃げ恥とカウンターで生き延びる」
ことで、
「実力では負けても勝負では勝つ」
方が「判官贔屓」の日本人の特性にあってると思うのだよねえ。


2018/07/01

【W杯】やっぱ決勝トーナメント初戦は面白すぎる

家でのんびりと……というわけにもいかず、
X-T100のブツ撮りなどして発送して
レビューを書いてメールする。

ワールドカップも決勝トーナメントへ。
なんというか、
エースに頼るチームは
チームとしてどうやってエースを生かすかがすべてで、
そのエースは所属チームにいるからこそエースで
代表チームが同じように自分を生かせるとは限らず、
(メンバーの質も違うし)、
メッシの場合はやはりときどきバルサのような短いパス交換で
かわそうとついしちゃって、でもバルサのようにはいかず、
止められるってことが多くて、
その辺、メッシを生かすための戦略が足りなかったよなあと思う次第。

ポルトガルはロナウドを生かすための戦略ができてたのだけど、
何しろ、縦に速いカウンターのチームで、
相手のウルグアイも固い守備からのカウンターが真骨頂のチームで
そうなるとどっちもつらい。
ってときに、やはり伝統的に守備からのカウンターをずっとやってきてて
スアレス&カバーニのコンビを持ってるウルグアイは強いのであった。

でもさ、カバーニのゴールは2つとも超絶すぎるわ。


2018/06/28

【W杯】日本かろうじて生き残る

昨日撮った子猫をネタに
ascii.jpに猫連載を書いてメール。

さて日本戦さて日本戦。

事前に先発6人入れ替え、なんてニュースが流れてて
そのメンバーを見て「いやこれはないだろう」と思ってたら
ホントにその通りで、どうやらリーク情報だったみたいで
なにやってんだ日本のメディア、
そういえばセネガル戦の前も、スタメンをどうするか記者会見で尋ねられて
西野監督が「日本のメディアから聞かれるとは思いませんでした」
(つまり、秘密に決まってるだろ、しゃべったら相手に対策されるじゃないか、といってるわけえすな)
と苦笑するくだりがあり、いやはや。

で、メンバーを見る限り、勝てたら勝ちたいけど
最悪引き分けでもいいや、的な消極的な構成で、特に右サイドがそうで
だとしたらボランチもそうすべきだったと思うのだが
長谷部は休ませたいし、ってな感じか。

ここで負けたら決勝トーナメント進出があやしくなるわけで
ちとびっくり。

案の定勝てそうな気配はないのだが点を取られそうな気配もなく
レバンドフスキがいかにすごくても、レバンドフスキをサポートしたり
そこにいいボールを出せる選手がいなければ
レバンドフスキとボールの出どころをしっかりマークしてればよいわけで、
今回、絶対的エースに頼るとこはそこがつらいのだよなあ。
マスコミ的にはエースがいた方が見映えするので煽るけど。

で、点を取られて、これはフォーメーションを変えて同点狙いに行くかなと思ったら
なんとコロンビアが先制して、
監督は「コロンビアが守り切る」方に掛けたらしい。すごいギャンブル。
「このままの点差でいけば確実に決勝トーナメントに上がれる、後ろでボールを回せば相手も無理に取りに来ない」って状況でやるのは良く見るけど
他会場の結果によってはこのまま維持してもダメかもっていう状況で
ここまで徹底的にやるのははじめて見たわ。
ある意味すごい。
セネガルは同点になれば決勝トーナメントにいけるので総攻撃かけるだろうし、
何かの間違いでPKってのも今回はよくあるわけで、
リスクが高いギャンブルだったわけだが、
たぶん、セネガルvsコロンビア戦をチェックしてた担当者から
コロンビアは守り切れそうって報告でもあったんだろな。
で、コロンビアのなんだかんだいって守り切る力にかけた、と。

テレビで見てる方は心臓によくなかったですよ。いやもう。

ともあれなんとか終了。
ワールドカップのグループリーグ最終戦らしいといえばらしい最後。
中途半端なことやるより
「ここで自分たちのサッカーがどうのこうのは完全に捨てて
 決勝トーナメントを見据えた試合をするぞ」と
はっきり宣言したという意味ではすごいと思う次第。

しかも昨日、決勝トーナメントを見据えた戦いをして
敗れ去ってドイツを見ていながら。

というわけで、西野監督の2つのギャンブル
ひとつめの「決勝トーナメントを見据えてメンバーを変えて最悪でも引き分けに持っていく」は
失敗だったけど(そこまでの柔軟さはなかったか)
ふたつめの「コロンビアは守り切るので0-1の負けでもOk」というもっとリスクが高そうな方は成功した、と。

いやはや、アトランタ五輪では2勝1敗で3チーム並んで日本が落ちたんだよなあ
今回は1勝1敗1分だったけど、僅差中の僅差で生き延びた。
面白い。

でも、グランパスでの監督時代を見ている身からすると
ワールドカップ後も西野監督が得策とは思えない気はいたします。
ワールドカップ後も日本人監督で、というのなら
もっと若い人にゆだねるべきかと。


2018/06/24

【W杯】吉祥寺と吉祥寺と日本代表

昨日、レビュー用のX-T100が届いて
いつもモデルしてくれてる女子大生に連絡したら
日曜の昼なら空いてるということで、
急遽撮影に。

午前から午後にかけて吉祥寺と白山神社で撮影してランチ。

その後、RX100M6とTX2の別途望遠作例が欲しかったので吉祥寺へ行き、
井の頭自然文化園で連写+望遠作例なるも
休日は客が多くてリス園大変だったわ。
猿は暑くてやる気無いし。

でもカイツブリの巣を撮れたのでよしとしよう。

とりあえずある程度撮影して帰宅。

ちなみに、午前に行った吉祥寺と、午後に行った吉祥寺は別の吉祥寺です。
1日に吉祥寺という寺と吉祥寺という街の両方を訪れるとは思わなかったわ。

自然文化園はほんとは明日にしたかったのだけど……月曜休園だったのである。

夜は日本vsセネガル。
日本、
2度先に点を奪われたことを思えば
よくやったといえるよねえ。
日本の悪いところがあまり出なかった試合。

ワールドカップ前、いろんな人が日本代表について語ってたので、
どのサイトで読んだのか忘れたけど
(昨今、SNSやsmart newsで面白そうな記事があるとダイレクトに飛んじゃうので
 あとからそれを探そうと思ったとき困る。媒体名を覚えてれば話が早いのだけど、
 今は引用しようと思った記事はまめにpocketに突っ込むとかしなきゃならん)
ジーコとかザックとかのコメントをベースに
日本代表の一番の問題はメンタルだという看過していて
典型的なのが2006年や2016年の初戦。
1点リードしていながら追いつかれるとワタワタして逆転負けしちゃい
それを次の試合まで引きずっちゃうという日本代表の一番悪いところなのだが
それが見事に出てない。
今までならそうなったとき、微妙に選手互いの連携が悪くなって
簡単な横パスをかっさらわれたり意図がずれてつながらなかったり
したものだけど、
コロンビア戦で同点にされた直後に少し見られた以外は
見事に出てなくて、
西野監督になって良い点があったとすればそこなんだろなと思う次第。

ただ西野監督って一度メンバーを固定したら変えない監督ってイメージがあって
3戦目も同じできたらキツいかなと。

サッカーの世界では勝ってるときはメンバーをいじるな、と
昔から云われていたようだけど、それは昔の話。
今は相手のストロングポイントを封じ、相手のウィークポイントをつく
戦いができないと勝ち残れないわけで、
むしろ「メンバーをいじれないチーム」の方がヤバい。

2018/06/19

【W杯】日本がコロンビアに勝利!

X-T2を持って六本木の富士フイルムへ。

しばらく前からX-T2がご乱心してて
たぶんAFスティックの接触が悪いとかその辺だと思うけど、
AFスティックが常に右に入った状態になっちゃって
AF枠が右に動き続けるのだ。これはヤバい。
AFスティックの機能をオフにできるので、
それで土曜日の撮影はなんとか対応したけど、
とりあえず、今月はX-T2がないと困るような仕事はないだろうから
修理に出すことにしたのである。

サービスステーションは六本木と丸の内(こっちは最近オープンした)にあるのだが
六本木の方が行きやすいのでそちらへ。


再現したりしなかったりで、
富士フイルムサービスステーションへ持っていったときは
再現せず、あらかじめ撮っておいた動画で説明したんだけど
カメラをあずけたあと、富士フイルムの人がチェックしたら再現したそうで
無事入院。
修理は工場で行われるのでこのまま送られちゃうのである。

とりあえずX-T2は気に入っているので多少金がかかっても修理せねばですな。
どうしてもXが必要な時は、妻のX-E3でも借りればよいかという感じで。


富士フイルムのショウルームにX-T100が展示されていたので触らせてもらう。
この背面モニタ、おもしれー。
チルト式モニタでなおかつ自撮りにも対応させたいってことでこのヒンジになったんだろうけど、
意地でも「普通のバリアングル式」にはしないぞってところがたまらん。
バリアングル嫌いのわたしにはたまらん仕様だわ。


ケータイ末期にはアクロバティックなヒンジを搭載してモニタがあらゆる角度に回転するような面白い端末がいくつもあったけど、それを思い出す。

さて、
いくらか晴れたってんで作例撮影用のスマホやら何やらを持って行ったので
ちょっと乃木坂あたりを散歩。

六本木ミッドタウンの芝生の上でブツ撮りしようかと思ったら
芝生養生中で入れず。テンションが落ちる。

○日本vsコロンビア

ハリルホジッチ解任のゴタゴタぐだぐだでテンションが上がらずに迎えたワールドカップであるが、いやあおそろしい。
コロンビア相手に勝つには「これしかない」という奇跡が起きたのである。
・11人vs11人ではまず勝てない
・ハメス・ロドリゲスとファルカオが揃ってたらまず勝てない
のでなんとか引き分けてくれれば、ってな感じだったのだが、

すごいわ大迫。

・コロンビアは試合の入りがのんびりしてる
  →でも日本も同じ

なのだが、ボールをもらった大迫がいきなりエンジン全開でターンして相手GKに向かっていったのである。
大迫すごい。そのシュートは入らなかったけど、つめてた香川がきれいなボレー。

ここで奇跡が起きる。
相手の手に当たったのである。
単なるハンドならイエローカード+PKで済むわけで
コロンビアの攻撃力と日本の守備力を考えたら、
コロンビアは慌てなくていい。

でも、シュートしたボールがゴールに向かってるとこをハンドで止めたら……
一発退場である。

・11人vs11人ではまず勝てない
のだが、
・11人vs10人&ハメス・ロドリゲスが本調子でないなら勝てるかも
なのだ。

それでもコロンビアの攻撃は怖ろしいのだが、
10人に減った上にエンジンがまだかかってなかったことで、無理な攻撃をしてこなかった。
徐々にコロンビアがエンジンをかけていって
FKで同点にされたのだが、
(長谷部がファールを取られたのはなんとも納得できないのだが、
 先に落下地点にいたのはファルカオで、そこに長谷部があとからいって両者倒れたので、心証的には長谷部のファールになってもしょうがないかなという気はする)
ここで逆転されないのがでかかった。
日本代表ってこうなったとき弱いのだが、
なんとか1-1で前半を追えたことで
ハーフタイムに落ち着くことができたのだ。

あとは1-1で終わっても御の字なのだが、
香川を下げて本田を入れたのが効く。
香川、途中から目立たなくなってたから。

そして本田のCKで大迫がゴール。
練習していた通りだそうで、やっぱいろんなシチュエーションを想定した練習って大事だわ。

コロンビアは負けているのだが、10人で戦ってて体力を消耗したのか
それほど前には出てこず、
10人で点を取るにはFKやCKをうまく使いたいのだが
そういうシーンにもなかなかならず。
今回のワールドカップで目立っていた「システマチックで固い守備」の構築が日本もできていて、
無事逃げ切ったのであった。

ワールドカップおそろしー。
これ、FIFAランキング的にはめちゃジャイアントキリングですよ。

とりあえず今までの日本代表のパターンからいくと
・初戦で負ける→その負けをひきずったずるずると未勝利でさようなら
・初戦で勝つ→気持ちよく次戦に望んでグループリーグ突破
なので、イケるかもしれない。

ただセネガルもポーランド(実はグループHの中で一番FIFAランキングが上の国)に
勝っちゃったしなあ。
セネガルも守備が組織的で固くて奪ってからの攻撃が速いという
モダンなチームでなおかつ、身体能力高い上に
初戦に勝って自信もってやってくるので
とにかく中盤の守備と先制点次第ですな。
日本の守備は相変わらずときどきフリーにしちゃいけない相手をフリーにしたりしてたのと、川島があんななので不安ではあるが。

GKは中村にして、香川の代わりに本田をいれ、右サイドはスピードがある武藤
がいいと思うのだがさてどうなるか。

個人的には決勝トーナメントへ行けたとしても
ワールドカップが終わったら、監督とJFA会長は交代して欲しいけどね。
それはそれ、これはこれ。

夜は土曜日に撮影した写真を整理して
使えそうなものを200枚ほどピックアップして
クライアントへ送る。











2018/06/18

【W杯】ロシア時間で生活してます

今日のワールドカップ。

スウェーデンvs韓国。
いやあ、ワールドカップのグループリーグらしい試合を久しぶりにみたー
あのグダグダした感じ。
スウェーデンなんか1点取ったらもう
「2点目を取りに行くのは禁止」といわれてるようなのらりくらりモードにはいって
その守備網を韓国もうまく崩せず、
消化不良だったろうなあ、韓国。

チュニジアvsイングランド。
これびっくり。
最近、海外のサッカー観てなかったから、イングランドがこうなってるなんて知らなかったわー。
みんな若くて、速くて、サッカーもダイナミックで動きを止めなくて、
でこんなイングランドはじめてみたわー。フィニッシュが甘くてなかなか点がとれないとこなんか、若さが出たようだけど、
なんとか勝ちました。
今回のイングランドはもうちょっと見たい。


ITMediaにP20 Proのレビューを書いてメール。
3眼の役割別の解説とか
そんな内容をメインに。

さらに、トリセツにX-H1のレビューを書いてメール。


2018/06/17

【W杯】ワールドカップ2018がはじまった!

そうこうしてるうちにワールドカップはじまりまして、
バタバタしてたので
初戦は流し見、
昨夜はヘロヘロになりながらちょっとだけ見ただけだけど
もしかしたら今回のワールドカップはめちゃ面白いんじゃないかと思いはじめたのである。

録画してあったポルトガルvsスペイン見たんだけど、
ポルトガルがいいわー。

今までのワールドカップのクリスチャーノ・ロナウドは全然点取れてなくて
自分を生かしてくれない味方に苛立ちつつ
少ないチャンスを自分が決めないとダメだって感じで力が入りすぎてて
見ててつらいところもあったわけだけど、
今回は顔がおだやか。
そんなイライラもない感じだし、
ポルトガルのサッカーもロナウドを生かすシステムになってて
ボールを奪ってからの中距離のカウンターのパスが
速くて正確できれいで
ロナウドのスピードを生かしてなおかつ相手DFにロナウドが囲まれる前にシュートまでいけるようなサッカーになってる。

まあポゼッションを中心とするスペイン相手だからそれがハマるわけで
相手が守備を固めてショートカウンターって国だとどうなるかわからないけれども、
なるほどポルトガルは面白いかもなあと思う次第。

なんというか
各国とも守備がすごい。
ブロック作ってすごく組織的に守ってて
しかもどこも相手をちゃんと分析してストロングポイントをつぶしてっていう
リアリズムのサッカーをしてて
しかも攻撃は素早い。
今年のトレンドはそこなんだな、と。
ま、ハリルホジッチが日本代表に求めていたのはたぶんそれだ。

夜はドイツvsメキシコ。
これがその典型で、
ブロック作って相手を計画的に追い込んで
がっちり固めていい形でのシュートをうたせず
ショートカウンターで決めにかかるという
すごい試合だったのであった。

日本って守備が不得手でどうやってもどっかに穴作っちゃうので
いろいろ不安ではあるけど、面白い大会だわー。

今まで強豪国って決勝トーナメントにピークが来るよう調整するといわれてきたけど
初戦にピークを持ってくる弱小国がこれだけ守備をしっかり固めて研究してくるとなると
強豪国も悠長なこといってられないのだよなと。

そんな感じなのだった。おもしろい。

アルゼンチンはそういうメッシを生かすシステムを作れてるか。
だよなあ。

にしても、アメリカ・オランダ・イタリアと常連が出られなかったってのも
サッカーの進化が関係あるんだろうなあ。



2018/05/12

オランダ坂登って降りて大浦天主堂を訪れて諫早でサッカー観て戻る

 最近、ちょっとした地方都市を訪れると、ああ寂れはじめてるなあと感じることが多いのだが、長崎市は元気。観光客がそれなりにいることもあるけど、学生・老人を含め(つまり地元の人々が)「歩いてる」のだ。
 多くの地方都市は駅前が空洞化し、クルマでショッピングモールへ出かけるのが当たり前になって寂れ感が増えていくわけだが、長崎市はそうなってない。
 えらいもんだなと思う。
 おかげで路面電車はひっきりなしに走ってるし、バスも走ってる。路面電車は平地しか走らないので、坂道は徒歩になるわけだけど、それは地形的宿命ではあるよな。

 昨夜夜景も見ずにさっと寝たので早起きする。
 朝飯を食い、スタジアムへ出発する前にちょっと散歩しようってことでカメラを持って、江戸時代の海岸線という道沿いに南下。
 この道の左手はすぐ台地。右はフラットで、少し先に江戸時代に埋め立てられた「新地」がある。


そのまま崖下に沿って歩く。斜面というより崖。めちゃ崖。その下に立ってるビルとかこわいわ。

まもなくオランダ坂。通称オランダ坂はいくつもあるらしいが、これが一番有名。
さだまさしの「絵はがき坂」の坂もたぶんここ。
「活水あたりはまだ〜」の活水は活水女子大学を示しており、
この写真の左手がそうなのである。

坂を登って台地の端を歩くと、横浜の元町を思い出す。
あそこも外国人がこぞって台地の上に家を建てたので、今でも洋館が残っている。ここもそう。台地の上の洋館から港を眺める。
最初に開港した港のうち、崖が近い横浜も長崎も函館もそんな洋館が残ってるのだ。

台地上をつらつら歩くと、今度は下り坂で谷地へ降りる。
これもオランダ坂。20%。坂の途中に「オランダ坂」の標が立っている。

坂を下りて谷地を走る路面電車の線路を越え、裏側から大浦天主堂へ。
途中、神社と寺と教会の3つが隣接する「祈りの三角ゾーン」。

さらに坂を登って下ると、大浦天主堂前に出る。
1,000円払って中を見学。建物内は撮影禁止だが、キリシタンの歴史を垣間見る。
江戸時代の間ずっと隠れていたキリシタンが神父のところへやってきた話。

えっと、江戸時代末期、開港して居留地の範囲内は外国人も行き来できるようになり、
神父も教会を作ることができたが、
日本人の信仰の自由が認められたのはそれよりしばらく後になるわけで、
まだ日本人のキリシタンが許されてなかった時期の話と思うと感慨深い。

キリスト教というならやっぱクリスチャンじゃなくてキリシタンだよな、と思いつつ、
大浦天主堂を離れ、ANAクラウンプラザホテル前を通り過ぎようとすると、グランパスのバスが入っていくのが見えた。

そうだ。このあとサッカーを観に行くのだった。

ホテルへ戻って荷物をまとめて路面電車で長崎駅へ。

ひとつ前の駅で降りて、「bread a espresso」という店でパンを買って(めちゃ旨かった)、長崎駅から佐世保行きのローカル線で諫早へ。

Vファーレン長崎のスタジアムは長崎市ではなく諫早市にあるのだ。
諫早駅からバスが出てるが、歩くことにする。
Vファーレンロードと名づけられた道は迷わないようペイントされているのだが、
我々は裏道好きなので、裏の古そうな道へ。これはよい道であった。
途中、線路の下をくぐるし。


無事到着。

せっかくQRコードで発券されたチケットなのに
いったん、紙のチケットに交換しないと入場できないという
罠にはまるも(ちなみに平塚はQRコードだけで行けた)
なんとか入場。

高田社長も観戦に来ておりました。

長崎・諫早と歩いて思ったのは、Vファーレンの露出の多さと上手さ。
ジャパネットのおかげでなんじゃないかと思う。
あれはみなの目に付くし、サポーターも増えるわ。

試合については省略。ひどい試合だったので(泣)。

帰りも裏道を歩きつつ、途中で島原鉄道を愛でたりしつつバスターミナルへ。
あとで気づいたんだが、川向こうにある森は諫早城址らしい。おお。

バスターミナルは昭和のまま時が止まっててある意味たまらん。

そして無事飛行機で東京へ戻る。
いやあ予想以上に歩いて疲れたわ。

下の画像はANA機内のWi-Fiサービスから。こんな風に着陸したのであった。


長崎市は予想以上にほどよい規模で活気があって
猫もいて史跡もあって食べ物もおいしくて面白かったので、
サッカー抜きで再訪したい。浦上も行ってないし。

下記のログ、
青が1日目、緑が2日目。徒歩と路面電車移動分。
「FieldAccess2」で取ったログを、iPadの「スーパー地形」に貼り付けて
「Annotate」で注釈つけたもの。